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核武装は必要か 7


ところで、今まで書いたのは、核を持つことで他の核保有国の核使用を抑止できることだったが、それ以外の危険性も一応考えておく必要がある。それは、万が一核が例えばISのようなテロリストの手に渡ったら、ということだ。現実にその可能性は非常に低いもののゼロでは無い。幸い、今のところそれが現実にあったことは今のところ無いが、起きるかも知れないとの考察は必要だろう。異常な国家が核を持つ危険性は当然だが、テロリストの場合は自らの安全を最初から考えない可能性があることで更に危険と言える。彼らは時として自爆テロを行う。つまり、相互確証破壊により抑止が効かない可能性がある。

ただし、テロリストとは言っても実際はそれを実行するのは洗脳された末端であり、幹部は安全を確保していることもあるので、そこが対策の方法につながるかも知れない。テロリストが核を手にする可能性はあるのだろうか。テロリストが核を作ることは考えなくても良いだろうが、彼らが核を盗み出す、あるいは買う可能性だ。ゼロでは無いと思うが、限りなくゼロに近いだろう。ありとあらゆる可能性ということで書いてみる。

24)テロリストが核を手にする日 ロシアから北へ核技術の移転、ロケットエンジンはウクライナ製

最初に米国が核を作ってから数年でソ連も中国も核を手にした。むろん技術を盗んだからだし、盗んだ技術で核を作る能力があったからだが,テロ集団がこの能力を持つ可能性は無いだろう。だから彼らが核を手にするとすれば、買うか、盗むかだが、それも限りなくゼロに近い可能性だ。核を自力で作ることの出来る国なら、少なくともテロリストに核が渡るような体制は取らないだろう。その危険性は、彼ら自身がよく知っている。

25)核の国連管理 無意味であり、国連自体が大国の私物化している 国連軍は作ってはならない。軍とは国家に属する物である。正邪は軍が判断してはならない

さて、世界中の核を国連の管理にすれば問題は無いとおっしゃるお方もいらっしゃる。何を根拠にしているのかは分からないが、訊いてみると国連は中立なので、世界秩序に反する国を罰する機関である。だから、国連軍を作り国連軍が核を管理すれば、核がむやみに使われることは無いし、狂気や暴発で核が使われることは無いそうだ。

国連が一握りの国の代弁機関になっているのは周知の事実であり、国連軍を作っても結局はその一握りの国の軍になるだけのこと。国連、国連軍が管理する核など、今の核保有国の立場を強化するだけの物であり、そもそも国連が公明正大公平中立などと信じているお花畑は、国際連合だからとの字面だけでそう思い込んでいる。

つまり、

26)国連は決して公正中立の場ではない。多数決も金で動いている

多くの途上国は、どんなに腐敗していても小国でも国連において一票を持っているのであり、金で票を売るなど当たり前にある。公平中立とは何かとの定義も国連においては全くない。この国連の在り方については以前も書いたことがあるし、今後も書くかもしれないが、戦前の国際連盟と何ら変わらない。

人種差別反対を訴えた日本に対し、米国がそれをひっくり返したのは有名な事実だが、内情としては今の国際連合も全く変わらない。金と力があれば発言力があり、そして票も買えるのだ。


27)世論の変化、意識の変化

ところで、日本が核を持つにしても最大の障害は言うまでも無く日本世論だ。試しにググってみると日本国民の80-90%が核武装反対だそうだ。ただし、この数字が今そうなのかといえばかなり疑問がある。賛成すると色々うるさいからとりあえず反対しておくような反対がかなりあるようで、これは選挙などでも予想では野党健闘の筈が蓋を開けてみると野党惨敗などが過去に何度も繰り返されてきた。

以前は核武装の必要性を説く者が議席を得るなどあり得なかったが、今では核武装論者である議員は珍しくない。かなり前の話だが、核武装は検討すべしと考えている新任国会議員が多いので、社団法人東友会が抗議したことがある。因みに東友会とは、被爆者支援団体だとのこと。被爆者支援は大切だし是非本来の業務に集中して貰いたいものだが、国会議員は核武装を全く無視するよりも検討すべきであり、それをやめろというのは言論思想の弾圧ではないか。検討の結果、核武装はすべきではないと言うならそれも結論の一つだろうし、自分たちは反対だと東友会が言う分には全く問題は無いはずだが。我々が東友会に、核武装反対意見はやめろなどと言う権利も理由も無いのと同じではないのか。

とはいえ、様々な状況から以前とは違い日本が核武装をする必要があるとの認識も確実に増えてきているし、特に中国や北朝鮮の核の在り方などを知るにつけ日本がただ核絶対非保持と言い続けることが正しいのかという疑問は出てきたようだ。

28)他国、特に米国の姿勢は

米国では近年日本に積極的に核武装をさせるべき、米国は支援すべきという意見が確実に出てきている。

試しに opinion in USA Japan nuke armament などでググってみると、結構日本が核武装をすべきである等との意見が出てくるし軍事専門家などが言っているようだ。

これについては以前にも書いたが、仮に日中戦争が起きた場合、中国は最終的には核をちらつかせるだろうが、それに対し日本の同盟国である米国は米国の核で対抗しようとするか、と言えばそれはおそらく無い。これに至る交渉は公表されることは無くあくまで水面下の交渉になるのだろうが、米国人が数百万人質に取られれば、米国は手を引かざるを得ないだろうし、米国大統領も当然そのように決断するはずだ。

それなら日本に核を持たせ、自力で中国に対抗させる方がよほど理にかなっており、更に、日本が中国に屈し隷属するようになれば、それは米国にとって脅威になりかねない。それなら、日本が自力で持ちこたえるようにし米国が支援するならば、中国の脅威を排除し、日本に力を米国のために使える。また日本にとってもその方が全てにおいて望ましいのだ。

以前は、日本が核を持てばかつての原爆に対する報復を米国にするという意見が米国内に事実あった。が、今ではそのような見方はほとんど無い。日本にとって、それは自滅の道でしか無いし、米国と共存共栄を選ぶには、自前の核はあくまで日米の脅威である中国牽制のために使われるはずだとの認識が出来てきたからだ。

29)核は破滅の象徴である

今までも書いたように、核は実際には恐怖の対象であり破滅の象徴なのであって、戦後実際に核が使われたことが無かったのは一度使われてしまえば歯止めがきかなくなりそれこそ世界が破滅しかねないからだと言える。つまり、核は実際には使えず、単に象徴なのだから、日本が核を持ってもどの国に対しても脅威になどならないはずだ。ただし、日本を核で威嚇する国を除いてだが。もし日本が核を使うとすれば日本が消滅する意味を持っているからだ。


30)コストの問題

コストだが、全く問題では無い。核は製造も管理も金がかかるから日本が少ない軍事予算で持てば防衛力すら持てなくなるとおっしゃる方々がいる。そんなことは無いし、むしろその予算を減らすことが出来る。まず、今の自衛隊は25万人弱程度だが、今後ますます人数は減らざるを得ない。なにしろ、日本の労働力自体が足りなくなっているのであって、隊員を確保するには報酬を上げざるを得ないだろう。また、今の最先端の武器は、例えば戦闘機や潜水艦、艦船などますます金額がかさむようになっている。だが、最初に書いたように仮に核ミサイルを海中から発射するシステムを構築すれば、全てが無人化できるのだし、そもそも日本本土に攻め込まれて戦争になるようではもう勝ち目は無い。と言うことは、人員や装備を大量に用いなければならない戦闘はないとなる。

今の自衛隊は最初の小競り合いに勝つ事を前提としている。だが、本格的な戦争になった場合、中国にもロシアにも勝てないのはすでに書いたとおりであり、それをしないためには核が要る、核があれば装備も人員も大幅に減らせるから,結果として日本の防衛費は大幅に減らせることになる.それで無くとも自衛隊の装備は実際には使わないことを前提として象徴の意味が大きい。自衛隊が実際に戦争を始めれば、当初はともかく持ちこたえることは不可能なのだ。

だから核を持つことでその消耗戦を防ぐことが出来るなら、結果として防衛費を減らせると言うことになる。もっとも、最初に必要な装備を調えるために、複数年にわたってかなり増額しなければならないのかも知れない。実際にはここでコスト計算をしても仕方が無い。その方針が決まって専門家がそろばんをはじくのだろう。

このシリーズは、とりあえずこれで筆を置く



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核武装は必要か 6


前回同様、いくつかの項目をまとめてみる。つまり、これらの項目もすでに今までの5回の記事で書いてあるのだが、それを確認するということだ。

16)国土面積の違いによる違い。日本は圧倒的に不利であり条件は変えられない。

中国は日本の25倍の国土面積を持っている。単純計算だが、中国はその広い国土のどこからでもミサイルを発射でき、狭い日本に集中して浴びせれば良い。日本はその狭い国土から、広大な中国全土にまんべんなくミサイルを撃たなければならない。色々な計算があるだろうが、単純計算では、中国のミサイルの25の二乗、625倍の数を撃たなければならないのだが、狭い日本では集中したミサイル発射場を破壊されればそれで反撃が出来なくなる。事実上、日本が中国のミサイルを迎撃することは絶対に不可能といえる。むろん、これは飽和攻撃の場合でありそうなる以前に日本は対抗手段が無いことになる。

したがって、繰り返しになるが日本は広大な管理海域を使って潜水艦なりむしろ無人のミサイル発射プラットホームを海中に設けることしか中国の飽和攻撃を防ぐことは出来ない。念のためだが、海中から迎撃ミサイルを発射するという意味では無く、中国が絶対に破壊できない海中から日本が弾道ミサイルを発射できるなら十分に確証破壊が出来ると言うことだ。この事実で、中国の攻撃を抑制できる。日本の広大な管理水域と広大な中国の本土では、圧倒的に日本が有利とさえ言える。


17)ミサイル戦時代、兵器の性能による優劣は余り意味がない

人を一人殺すならナイフでもバットでも有効だろうし、それは人間が人間に進化する前から今に至るまで変わらない。が、大砲の前には、これらは役に立たないし、大砲も爆弾に対しては無力だ。結局、武器は相手の武器を圧倒するために改良されてきた。いま、地球の裏側からでも敵を攻撃できるミサイルが開発されてしまったので、本来従来の武器はミサイルに対しては無意味と言って良い。いくら優れたイージス艦があろうと潜水艦があろうとステルス戦闘機があろうと、これらは戦場に行かなくては使い物にならない。ミサイルはその必要が無いのだ。

無論、現代の戦争が核で行われることは今はあまり想定しないで良いだろうが、核を積んだミサイルに対してはほぼそれを防ぐ手段は無い。今のところ、弾道ミサイル、特に核ミサイルを使った戦争は行われたことは無いが、最終的には、ミサイルを多く持っている国が戦争で有利になる。核ミサイルなら絶対だろう。中国は通常兵器では米国にかなわないし、限定戦争なら日本にもかなわない、となれば核ミサイルを持ち出してくる。実際に使うか単なる恫喝に使うかの違いはあるにしろ、核ミサイルの前に日本のどのような最先端兵器も意味を失う。米国なら核で対応できるだろうが,日本は消滅するか降伏するしか無い。

18)なぜNPTは無駄であり、なぜ日本は批准しないか

これは言うまでも無い。NPTは新たな核保有国の出現を禁止するだけのことであって、現有国はその支配力を永久化するだけのことだからだ。

19)被爆国と言う事。被爆者の感情と、核武装

被爆国だから核を持ってはならないのではなく、被爆国だからむしろ核を持つべきと言うことは、何度か書いている。

20)見なければ無い事に出来るわけではない

現実に中ロ北が核を持っているのに、それが使われることは絶対に無いと言い張る連中。その根拠は何かと訊くと、あのような非人道兵器を使うわけが無いそうだ。

中ロ北が自国の人民達に何をしてきたかさえ、このようなお花畑には無関係なことらしい。これらの国と同様の国はいくらでもある。反日が国家建設の理由になっているような連中が、核を使わないと信じられるなら、むろん、今の韓国の屁理屈もお花畑は信ずるのだろう。そういえば、日本の野党の皆さん、日頃都合の悪いことを書かないメディア、ネットなどで日本は駄目だアベガーと繰り返す皆さん、北朝鮮の核のことも韓国の無法も言わないのは、見えないからか、見えていても何も感じないからかなと思う次第だ。もともとお花畑には思考力が無いから判断しろというのが無理だろうとは知っているが。

21)北朝鮮問題が示す物

さて、かつて米国はイラクが核開発をした、リビアが核開発をしたと言うことで徹底的にこれらをたたき、フセインもカダフィも殺された。北朝鮮が核開発を始めたと明らかだったのに、米国はその後ろ盾になっている中国の恫喝におびえて手出しをせず、結局北朝鮮の核保有を完成させてしまった。北朝鮮の核保有は、中国の核という米国にとって逆らいがたい存在があったからだ。それは今でも続いているのだが、我々の目の前で存在しているこれらの事実を、お花畑も核武装反対論者も一切触れようとしない。


22)核技術の拡散、漏洩、金で買われる核技術者
23)核管理のずさんさ

米国が核を持ったすぐ後にソ連は核を持った。当時スパイとされていたローゼンバーグ夫妻は米国に疑われ殺されたとずいぶん米国はたたかれたが、後にこの夫妻が実際にソ連のスパイであったと証明されたのだとか。彼らだけでは無く多くのスパイがいたろうし、また積極的に金で機密を売った米国人もいたのが事実だ。

とにかく米国のすぐ後にソ連が核を持ち、そして中国が持った。つまり、米国が核を独占するなどは不可能だった。全開の記事でも書いたが、日本でも開発していたのだし、別に米国が機密にしなくとも他国で独自に開発するなどは当然あったろう。

核は厳格に管理しなければならない。実際、核の起爆は何重にも鍵がかけられその全てをクリアしなければ爆発しない。仮に核弾頭が爆破されても核爆発には至らない。が、それは米国などでは明らかだし、おそらくロシアや中国でも程度の差はあれそのような管理はされているだろう。が、北朝鮮の核は一説には金正恩が個人の意思で核を起爆できるとされている。実際はどうか分からないが、あの国ではさもありなんと思うし、彼が追い詰められた場合核ミサイルが発射されないとはこれも言い切れない。そのような状況であると外部に知らせることで、単に金正恩に手を出すなとの警告になる。自分一人が死ぬくらいなら他国に核ミサイルを撃ち込むと言うわけだ。

核が北朝鮮、そしてその独裁者を守っている、それを理解するだけで、日本が核を持つ理由が分かるのではないか。

ー 続く

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核武装は必要か 5

以前書いた様々な項目を一つ一つ書こうと思っていたが、今日までの4回でかなりの部分を書いてしまっているので、下記の項目は改めて書かなくても良いだろう。言い換えれば「核武装は必要か」の1~4のまとめが下記のような事になる。日本が核武装をしなければならないのは、それが完全な破壊の象徴であり、最悪狂気で核を日本に使おうと考える国があったとしても、考えるまでも無く自分たちがその見返りとして完全に消滅させられ得るその恐怖が最後の一線を越えさせないだろうという理屈だ。むろんそこに至るくらいだからまともな精神状態ではなく、自分たちがいなくなっても世界を道連れに出来ればと考える事もあるかも知れないから、核を持てば絶対安全というのでは無い。ただ、危険性が最小になると言うことだ。

いずれにせよ,少し補足もしてみる。

3)直接の破壊以外に電磁気破壊

核爆発による熱、爆風、放射線による破壊とは別に、遙か上空で核を爆発させると、大規模な破壊は起きないが飛び散る素粒子により各種の半導体、つまりコンピューターの中枢であるCPUや各種ICなどが破壊されるとされている。そうなれば、現代では全てのインフラがコンピュータによって制御されているので、結果として発電送電が完全にとまり、それによって当然通信、運輸、交通、水道、燃料などなど全てが破壊される。去年の9月、北海道で地震により全道が全て停電するという、いわゆるブラックアウトが起きた。ただ、あの場合は、交通や流通などは停まらなかったが大幅に機能が低下した。

核によりこれが起きると、交通流通通信全てが停まり、その復旧はほぼ絶望的と言って良い。一週間もこれが続き、待避する場所が無いのだから、おそらく住民の大半がこれで死ぬだろう。これにより、抵抗手段を無くした相手をその後侵略しても電力網さえ再構築できれば社会インフラがほぼ無傷で手に入ることになる。

4)核技術は拡散を免れない

最初に核爆弾を作ったのは米国だが、その技術はすぐにソ連に盗まれ、それはすぐにまた中国に流出し、インドやパキスタンも核保有になった。北朝鮮も核を保有し、韓国等も一時核開発をしていた。

当初、米国は核を他国に持たせるなど考えてもいなかったろうが、実際はそうはならなかったし、第一、完成はしなかったが日本も核爆弾を製造しようとしていた。ただし原料が無く必要な電力が無かったために実現はしなかったろうと言われているが、戦後米国が日本の核技術に驚いてその設備を完全破壊したとされる。つまり原料と電力があれば日本も核爆弾を作っていたかも知れないのだ。それはドイツも同じであり、彼らもまた原爆開発をしていたという。

当時の米国が出来たことが現代のどの国でも出来るのは当然と考える方が良い。核拡散は防ぐことは出来ないのだ。

5)理想を持っても人類は現実的な選択をする

理想は理想、しかし、現実に生きて行くために人間は様々な妥協を強いられる。世界の全ての国が日本と同様のレベルにあれば話も出来るし通じるかも知れないが、それはあり得ないのであって、最終的には力が話し合いの決着をつける。

6)人間という生物が変わらない限り、今の状況で行くしかない。その人間性を捨てれば、人類は進化出来ず滅びる

つまり、戦争を無くしよう、争いを避けよう、話し合いで解決しようと努力するのは当然必要であり、実際にその結果今の世界が過去の世界よりも穏やかになったのは事実だ。が、その話し合い平和も結局力による物であることを無視は出来ない。

7)相互確証破壊での安定

日本がその能力を持てることはすでに書いた。その力を持てないなら、下手に核を持つのは自殺行為になりかねない。イラクがどうなったか,リビアがどうなったかを観れば説明の必要は無い。インドが核を持ち北朝鮮が核を持ち得たのは、この能力を持ったからであり、そうさせたのは主として腰抜けの米国大統領のせいであった。つまり、クリントンやオバマ大統領がそうさせたということだ。かつて、キューバ危機の折、ケネディは真剣にソ連との全面戦争をも覚悟したと言われている。それは米国自体の消滅の危機があったからだ。結果、ソ連は手を引き、その責任を取らされてフルシチョフは失脚した。あの時の米国大統領がオバマだったら今の世界は無かったのではないか。しかし、オバマは北朝鮮の核を結果として育てた。人権派がどのような物かよく分かる例だ。

8)一方的な核による破壊

むろん、核保有国が非核保有国に対して出来るのであって、その反対も、そして核保有国同士でも起きないのは説明の必要も無い。

9)核は発言力の裏付け

これは説明済みだ。

10)事故や狂気による核の暴発

事故はゼロにはならない。ただ、核管理はどこでも細心の注意を払っているはずだが、北朝鮮などを観ていると、この事故や狂気による核使用がゼロとは言えない。まあ、巨大隕石が地球にぶつかって生物が絶滅する可能性もゼロでは無いのだ。

11)世界は正義によって動くのではなく、力によって動く
12)絶対公平中立な政治政策主張など存在しない

これは別項で何度も書いているが、基本的な価値観は文化や歴史、教育、宗教などによって大きく変わる。日本と同じ価値観を持つ国は無い。が、成熟した国同士であれば妥協できるし、不干渉も出来る。が、それが出来ない国、民族が存在するのは、隣の半島を観ればよく分かるだろう。この日本国内にさえ居るのだ。

13)神の教えを説く宗教の役割。支配の裏付けに使われただけ。核による支配と何ら変わらない

これは別項で書くが、一神教では人間は神の奴隷であり、人間は神の言葉に全て従う限り幸福に過ごせるが、神の言葉に逆らえば罰せられる。神の言葉に逆らうのは勿論、疑問を呈することも許されない。そんなことをすれば地獄に突き落とされる。つまり彼らの宗教では彼ら自身が神の奴隷であることを受け入れなければ生きてゆけない。

むろん、一神教の国でも宗教を持たない人間はいるが、彼らは彼らの文化価値観の中で育ってきており、他の価値観を持ち得ない。西欧がアジアアフリカを一方的に侵略し奪い奴隷化したのはむろん、彼らの神が自分たちに行っていることを自分たちがアジアアフリカにしたに過ぎない。

14)核の無効化は現時点では不可能であり、将来も不可能。

核そのものを無効化する技術は存在しない。迎撃兵器として核ミサイルを発射直後に落とすなり爆発させるなどは理論として考えられるが現時点では実用化のめどは立たない。結局核を使わせない以外に無く、それは恐怖を与えて使わせない、すなわち相互確証破壊の手段を持つ以外、現時点では、そして見通せる将来にわたって存在しない。



ー 続く

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核武装は必要か 4

私が日本の核武装の必要性を述べるのは、一度核を手にした人類がその核を捨てる事など出来ず、結局最終的には核所有の有無がそのまま上下関係を固定するからだ。

2)なぜ核廃絶は出来ないか 相互不信、人間としての本能

何度も書いているが、世界から核が廃絶できるなら、むろん日本が核を持つ必要など無い。日本だけが核を持てば世界を支配できるなどの馬鹿な事を考える理由も無い。が、現実には核が世界から無くなることは無いし、そして今の核保有国はそれを力の背景にしているのが事実だ。むろん、それを表だって示すか示さないかの違いはあるが、現実に核を持っていることは周知なので、結局国家の意思を通すその裏付けに核があると言っても過言ではない。そうでなければ、彼らが核を所有し続ける理由が無い。

さて、世界から核が無くならない事をこれだけ書いたのは、核廃絶が理想であってその訴えを捨てる事はしてはならないと思うが、現実にはそれが不可能である事も認識しなければならないからだ。理想は理想、現実は現実、それを理解しなければならない。核廃絶は理想だが現実には無理だということだ。ただ、核廃絶は不可能だから核廃絶を主張するはやめるべきと言うのではない。

たとえとして言えば、プロのサッカー選手になりたい、野球選手になりたいと言う子供は多い。ほとんどの子供がそうなのでないか。私も子供の頃、偉大な科学者になってノーベル賞を貰うのが目標だった。現実には、私は科学者にもならなかったしノーベル賞も受けていないがそんな物だろうと思っているし現在それを悔いてもいない。

多くの子供が、実際にはサッカー選手にも野球選手にもならないが、それが当たり前だろう。だが、一部の子供達は現実にプロのサッカー選手、野球選手になっている。もし、彼らがどうせなれるわけが無いと諦めていたら、今のこれら選手達は存在しない。

核廃絶を望み続ければ、あるいは遠い将来もしかしたら世界から核が無くなる日が来るのかも知れない。が、来るか来ないか分からない、あるいはまず来ないであろう核のない未来にかけるより、現在の世界がどうなるか、その世界で生き残るためにはどうすべきかを考える方がより重要だろうと言っているのだ。

そうでなければ、才能もないのにプロ選手を目指して一生を台無しにする子供と同じ事が世界に起きる。核廃絶を叫んでいる内に強大な核戦力を持つ国に世界が牛耳られ、他の可能性を全て奪われてしまうという悪夢が現実になる。実際に、北朝鮮やその後ろ盾になっている中国、それに対抗するインドなど現実の世界は理想とは全く違う方向に進んでいる。かつてあれだけ戦争をしていたインドと中国は、インドが核を持った途端に全く戦争をしなくなった。あれだけ戦争を日常的に繰り返していたインドパキスタンは、両国がほぼ同時に核を持った途端、ピタリと戦争をやめた。そして、核保有国道氏の戦争は、核が開発されて以来無い(中ソが唯一例外と言えるが、これについてはすでに書いてあるので省略する)この事実を認めることがまず基本ではないのか。

なぜか。核は恐怖の象徴であり、恐怖は生物の基本的生存に関わる要素だからだ。思考能力があると思えない下等生物でも恐怖から逃れるのが本能のようだ。人間が今の精神世界を築き物質文明を築き生物の頂点に立ったのは、恐怖から逃れる為だとは先にも書いた。

今の人類からその要素が無くなったと考えられる理由は全くない。ただ、日本に居ればその感覚が麻痺してしまっているとは言えるだろう。

日本は世界でも希有な安全国家だ。普通に生活していれば、他人からの暴力や恫喝を経験することは無い。隣人から家族や自分の命を守るために銃を持たなければならないなどは、日本では想像も出来ない。それは日本がそれだけ成熟した社会だから、暴力や恫喝が不必要なのであって、世界では暴力が日常的に当たり前の国が普通にある。おそらく、そのような国が大半と言って良い。

主権国家で軍事力を持たない国は、本当に小さく他国の保護の元に存在している本来独立国とは言えない国ばかりで、普通の国は軍事力を持つ。むろん、その軍事力の規模は様々であり、同規模くらいの国々の争いには有効だろうが、巨大軍事力を持つ国には全く意味が無いのは、湾岸戦争などでも、クリミア戦争などでも実証済みだ。国連がどんなに戦争をやめとと言っても、自称平和主義者がいくら戦争反対を叫んでも、全く何の意味も無い。戦争は繰り返されている。

その世界で、日本の基準など全く通用しない。日本は安全で理性的な社会だから話し合いで問題は解決できる。そして多くの先進国とされている国々、欧米などもそうなのだろう。が、現実にはフランスのデモが暴徒化したり、他の国々でもテロが横行し、特に階級社会であるこれらの欧米先進国で今階層間の軋轢が急速に問題になっている。まして、中国ロシア、南北朝鮮に話し合いで問題解決が図れると思うのはあまりに現実を無視している。

追い詰められれば、いや追い詰められなくとも話し合いなどが全く意味の無い国が隣にある。今日本が当事者だから目につくのだが、欧米では同じような問題が普通に起きている。しかし、その世界で曲がりなりにも大きな戦争にならないのはほとんどが軍事大国の制御が効いているからだ。その意味で、米国が世界の警察官というのは正しい。ただし、警察官だから公明正大などと言うつもりは無い。日本の警察とは全く異なる警察官だ。ただし、その米国は警察官の力は残したまま世界の治安を守るという役目からは降りようとしている。

いずれにせよ、その米国警察官が核を手にしている、そして核を手にした犯罪者に対しては従来のような力を行使しない。これほどわかりやすい例は無いのではないか。

警察官ならまだ良い。隣にある、とにかく反日が全てという国は、そのためには全てを捨ててもかまわないとしているようだ。なぜ、と訊いても仕方が無い。反日以外の存在意義など無いのだ。反日のためには国家が消滅しかねない危機に陥っているのに、そんなことはどうでも良く、とにかく日本を憎む、それだけのために生まれ死ぬ、そんな民族が現実にいるのだ。

余談かもしれないが、個人の韓国人は親日だ、日本が好きなのだ、話せば分かる人が多いという日本人が結構居る。私も個人としての韓国人に別に反感も持たないし、それは個々に判断すれば良いと思っているが、ただ韓国という国、漢民族を作り上げたのは韓国人であると言う事実を理解しなければなるまい。

つまり、人間の理性、話せば分かる、というのはそのような相手なら通じることであって、そのような相手はむしろ世界では少ない。話し合いで解決できない連中はますます力による解決を目指す。韓国が今形振り構わず北と統一することを最優先しそのためにはどのような国際的な関係も無視しているかに見えるのは、早い話が日本を潰すために北と合流すれば日本を超える国力が手に入る、核が手に入ると思い込んでいるからだとしか思えない。その過程で自分たちが存在し続けられるかどうかなど考えているはずが無い。理論的に自分たちの損得を考える能力は彼らには無い。

北の核に対しては、世界の正義を守ると自負してきた(最近はその看板を引っ込めているが)米国は従来のような力を行使しない。よく分かる構図ではないのか。

世界では普通にある構図なのだ。このような世界で、力を持たないことが何を意味するかは考えなくとも分かるはずだし、その力の象徴が唯一相互確証破壊をもたらす核だとは、これも自動的に理解できるはずだ。核を廃絶すべしと叫ぶのは結構だが、それは実現しないスローガンであって、他国は核を持つな、自分たちは持つべしと叫ぶべきなのだ。まあ、そうは叫べないだろうから、表だってどう言おうが、現実には核を持つ、恐怖に駆られた既存の核保有国が核を使うのを押さえなければならず,その為には核が必要不可欠だということになる。

- 続く

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核武装は必要か 3


要するに、今の日本で核武装反対を叫ぶ人々のその理由に、理論的なものは何も無く、一から十まで感情論でしかないということだ。それでは、核保有反対も、知らない間に核無用などとんでもない、核が無ければ日本は自立できないとの風潮になっても全く不思議では無い。感情論である世論の大半はお花畑による物であり、お花畑は風向きが変わればそちらに揺れるのだ。

いつも不思議に思うのだが、反核団体及び被爆自治体の声明には、北朝鮮の核兵器開発を非難する文言が見当たらない。今の核保有国に対する核放棄の呼びかけも無い。日本が核を持つのは間違っているとの声しか聞こえないのだが、私がひねくれているのか。

被爆者の二度と核は使われてはならないとの思いはその通りだし、それを理解するからこそ、二度とその被害を受けないためには、核を使わせない手段を採る以外の手段が今のところ存在しない、との理屈も、被害者感情には通じない。そして、それを明らかに利用している者が居る。不思議な被爆国の姿としか言えないのではないか。

被爆者の心情は理解するが、それを朝鮮の被害者ビジネス同様に利用する者達が居ると言う事。朝鮮の慰安婦被害、植民地被害、徴用工被害等々全て彼らの妄想であり事実ではない。一方日本が被爆国であり、凄惨な被害を受けた事はありとあらゆる証拠や史実から事実であり、朝鮮の嘘つき共とは全く違う。しかし、それを無視し、被害者感情を利用する卑怯な者達が居ると言う事を言っている。

また、被爆者達にしてみれば、日本の核武装に国家間の思惑を隠して反対する者達でも自分達の苦痛を理解してくれる優しい人達と考えるのは仕方があるまい。嘘つきは実に巧妙に近づくから。

繰り返すが、世界から核が完全に無くなる方法が実際にあるなら、無論私はその方法を訴える。出来るだけの事をする。

が、そのような方法はない。なぜなら、人間とはそのようなものだから。自分達が核の標的になるかも知れないととの恐怖心が核を持たせ他国の核保有を認めないのであり、その恐怖心や猜疑心が人類を生物の頂点にまで進化させた。

人間のみが持つ精神世界とは、善意だけで成り立つのではない。もし精神世界から悪意が無くなれば精神世界など雲散霧消し、人類は唯の二本足の獣に戻るだけだ。

猜疑心、恐怖心が敵を退ける方法を人間に考えさせた。人間は、力も無く牙も爪もなく裸で、走るのも遅く力も弱く、反射神経は鈍く、空も飛べず、他の動物と戦って今の地位になっていなければとうの昔に滅びている。すなわち、恐怖心、猜疑心などが人類を此処まで押し上げた。そもそも、正義とか悪などの基準は人間が都合上作り上げたもので、あくまで力を基準としている。そうでなければ、人間は毎日他の動物を残虐に殺して食べている事実も悪であろうし、直ちに止めなければならない。植物を食べるのも同じ事、空気を吸えば多くの微生物を殺す。人間が生きている事で他の生物が被る被害は計り知れず、地球の環境汚染もとどまるところがない。人間の存在が悪である・・・と言う理屈が成り立つ。

このご都合主義とは、例えば自分たちも捕鯨国でありながら日本の捕鯨を非難する米国やカナダなどはご都合主義、自分たちが何をしているかも知らない無知蒙昧でしかない。聖書に鯨が神の使いだから尊い、豚はイエスが悪魔を封じ込めて崖から落とすくらいだから卑しい。同じ事だろう。自分たちが核保有国でありながら日本の核保有を認めようとしない核保有国のイメージだ。

人間の善悪、正邪などその基準で決まっているのであって、それが他の生物ではなく他の人種、他の国家になっているのが国際社会だ。

核保有はそれに沿って為されているので、人類が人類である限り核廃絶は有りえない。

基本的に核保有禁止は理論では無く感情に基づいている。有る面、差別にも基づいている。

次に、核を持ってもそれは使えない、それなら持っても意味が無いとの理論があるが、これに関しては相互確証破壊と言う概念を知る必要がある。すなわち、一度核を使われたら自らも滅びることを前提として報復をすることを言う。すでに米ロとも世界を何度も破壊し尽くすだけの核を持っている。今の両国の核軍縮条約は、5回世界を全滅させる数を、経費節減のためにせいぜい2,3回の絶滅に減らそうと言うだけのこと。さらに、今この条約は事実上破綻している。何を意味するのか、核武装反対論者はまともに考えてはいないのだろうし、自分で考えているつもりのお花畑にはそもそもそれが何のことかさえ理解は無理だ。

現実に日本を核で恫喝しているのは中国であり、ロシアであり、北朝鮮だ。これも現実に日本が考えなければならない事実として、しかし現実に直ぐ起きる事ではないが可能性があるという前提で中国を例に書く。

1)中国が体制を固めるため、内部の不満を外に敵を作る事でかわすやり方は、別に中国だけではなく世界中に普通にある事と言っていい。むしろ、日本などは例外だろう。

2)すると、中国は史実をねじ曲げ捏造し、日本の罪を責め立て続け、国民を洗脳し本来政府に向かうべき敵意や反感を日本に向けさせている。その裏付けは、今までも何度か書いているが、此処では本題ではないので詳細は避ける。

3)それを単に言葉だけではなく、行動に移さなければ中共としても人民に示しがつかないので、尖閣問題などを創り出し日本領海を頻繁に侵犯するなどの挑発行為をしている。

4)日本が中国に屈しなければ、当然その行動はエスカレートしてくる。解放軍は反日教育で洗脳された世代が中枢に出てきており、解放軍の中には跳ね返りも出てくる。実際に彼らの跳ね返り行動が日本との摩擦を起こし、最初関知していなかったはずの中共が正式に日本の挑発行動に対して行動を起こしたとの声明を発表するのが常。すなわち、中共が解放軍を抑えるのではなく解放軍の政治部としての中共がそれら跳ね返り行動を追認する事が常である。

5)一方、中国は経済発展の時期が終わり、今後経済規模は縮小する一方だが、それは人件費の高騰、急速な高齢化、政治的に世界から孤立しつつある自覚などが、さらなる中国の過激な対日挑発行動に出る可能性はある。

6)偶発にしろ、意図的にしろ小規模な戦闘が日中間で起きた場合、装備の優秀性や練度などの違いから、恐らく日本が圧勝すると思われる。中国としては日本に負ける事は中共への不信、崩壊、ひいては指導部のリンチに至る可能性が過去の事例を見ても十分に考えられる。

7)すると、中国は何が何でも対日戦に勝たなければならない。

8)日本の防衛は、初戦を自衛隊が持ちこたえ、その後米軍の参戦があって外敵を退けることになっている。特に核の傘はそのために存在する。むろん、中国としては米国の参戦は絶対に防がなければならず、米国を核で恫喝するだろう。つまり、日本に肩入れするなら、中国は米国との核戦争も覚悟しなければならない、と。

9)米軍が最優先すべきは自国民の生命財産を守る事であり、それらが守られる限りに於いて日本の防衛に力を貸す。これが日米同盟である。

10)従って中国が米国を核で恫喝する事は最も効果的な米軍の行動阻止になる。米国としても、日本の犠牲を心苦しくは思うだろうが、自国民を犠牲にしてまで日本を護るのは、米国という国家に忠誠を誓う軍として採りうる手段ではないし、大統領も当然手を退く決定をするしかない。

11)日米中の最も異なる戦略として、人命を消耗品として扱うかどうかであり、現実に中共は人民が半分死んでも中国は生き残ると言っており、一方米国では米国人が100万でも犠牲になる事に耐えられない。ベトナム戦争でそれは良く証明されている。

12)持久戦になった場合、日本がどれだけ持ちこたえられるか。戦場が海上なら日本はかなり有利に戦えるが、現実には白兵戦は愚か、船舶や潜水艦、航空機による戦争にもならない。ミサイル戦となるだろうが、そうなれば日本は到底勝てない。最大の理由は国土面積の違いだが、詳細は此処では省く。

13)万が一、日本がミサイルの飽和攻撃でも持ちこたえるなら、中国は限定核などを使うだろう。日本の山間部に数トン規模の核を落とせば、例え人的被害が最小でも日本の戦意は消滅する。現状の核廃絶運動などを見ていれば頷けるだろう。

14)中国としても核で日本を消滅させる事で得られるものはない。可能な限り日本の富と技術を無傷で手に入れられればそれに優るものはない。が、そうするために、核を恫喝の道具とするのは目に見えている。中国に屈した日本がどうなるかは説明の必要もあるまい。

15)それをさせないのは、中国に対し核の抑止力を持つ事であり、それも単なる限定核ではなく、中国を完全消滅させるだけの核ということになる。これが日本に可能かどうかは既に書いている。

16)仮に日本がそのような核戦力を持った場合、双方が核を撃ち合えば双方とも消滅する。つまり勝者が存在しない結果となる。これを相互確証破壊という。

相互確証破壊が現在の核保有国同士の戦争を防止しているのであり、非核武装国に対し米ロ中が一方的な戦争を仕掛けるのも、相互確証破壊が成り立たないからである。

相互確証破壊のみが、中国のような国に対する唯一の抑止力になると言う事実は、理想とは別だ。

これが当てはまるのではないか、すなわち米国が中国の恫喝を受け、北朝鮮に対して軟化したと考えられる事例があるということだ。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/08/post-8195.php
北朝鮮が米国攻撃の場合、中国は中立保つべき=中国・環球時報

これは中国側の発表だが、北朝鮮が先に米国を攻撃した場合は中国は中立を保つ、一方米国が北を先制攻撃した場合は、中国は米国と戦うと言う事だ。

米国との全面戦争も辞さないと言えば、中国が持ち出せるのは人命消耗戦しかない。まともに戦って中国が米国に勝てるはずがない。人命消耗線とは、消耗品である中国人民と何より優先されなければならない米国人とを交渉材料にした、すなわち核戦争も辞さないが米国はそれでも北に手を出すのか、との脅迫でしかない。

そのタイミングで北がグアムへのミサイル発射を見あわせると発表し、米国はそれを喜んで受け入れた。

その後、形ばかりの米北対話で、手打ちをするという可能性が高い。水面下で事実上米国は中国に負けたと言う事になる。それを背景に判断するなら、中国の核の恫喝が米国を退かせた事に他ならず、同じ事が日中戦争でも起きると考えるのが当たり前だろう。

ここで、最初に挙げたテーマの第一項
1)相互確証破壊 大規模核戦争の唯一の防止手段
が説明できたと思う。

相互確証破壊は、かならず人命の価値が関わる。人命が最優先の国と、消耗品である国の違いと言う事だ。だから、日本が核武装をするとしても、中国をこの地球から完全に消滅させる規模でなければ意味がないと言う事だし、とうぜん日本も消滅する。なにしろ相互確証破壊なのだから。そして、この相互確証破壊の能力を持つことでその危険を最小限に出来る。

なお、ゼロとはならないのは、人間は狂気に陥ることがあるからだ。今も韓国は日本を明確に敵に回している。日本が本気で制裁を加えれば、韓国経済は瞬時に壊滅しかねないし、実際に今の日韓関係の悪化から韓国経済は急速に落ち込んでいる。本来なら、本音はどうでも日本に謝罪しすり寄るのが唯一の韓国の生き残りの道だろうし、現実に米中経済摩擦で急速に経済が悪化した中国は、形振り構わず日本にすり寄っている。すなわち、中国には損得勘定が出来るのだが、韓国には出来ないのだ。自らの破滅も年頭から消し飛ばし狂気に陥る国が現実に存在する以上、現在の核保有国がそうならないと言い切れるはずが無い。米国が北朝鮮を攻撃しないのも金正恩とトランプが会談するなどもそれが理由だ。

ー 続く


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核武装は必要か 2

ところで、仮に日本が核武装をするにしても、その技術が日本にあるのかとの疑問がよく出される。むろん、問題は無いと考えられる。

まず、核弾頭そのものだが、なにしろ、70年前の米国に出来、60年前の中国に出来た核開発が日本に出来ないと考える事自体が到底無理だろう。また、世界には日本が核保有をしていると思い込んでいる人々が実際にいるし、少なくとも技術的に日本が核開発とその運搬手段を独自に手に入れる能力を疑う者はいないのではないか。核自体の開発には技術的に問題はない。

核物質の入手だが、現実に日本の原子炉から出てくるプルトニウムは不純物が含まれており、精製しない限り核弾頭には使えない。が、その気になれば精製する事は可能であり、またそれ専用の炉の建設もその気になれば出来る。

次に核の運搬手段だが、相手国の目標に確実に送り込む手段は、現実にはミサイル、それも弾道ミサイルと言うことになる。その弾道ミサイルにつき、例えばイプシロンがICBMになるなどと騒がれているが、日本は遥か前から小型の観測ロケットを運用しているし、最初の人工衛星は観測ロケットで打ち上げた。また大気圏再突入技術もはやぶさ計画やISSからの資料持ち帰りカプセルで実証されたと見て良い。つまり、通常ミサイルにしても弾道ミサイルにしても核の運搬設備の構築には問題は無い。

むろん、後で説明するように、日本の場合潜水艦発射ミサイルや海中サイロ発射だが、日本の潜水艦建造技術は世界トップクラスであり、全く問題はないと思われる。


あくまで理論的には、と言う事であり、また数発の大型核で日本が消滅するというのもあくまで理論的には、技術的には可能であるという話で、いま現実にその脅威があるわけではない。しかし、物理的には、世界には人類を複数回絶滅させるだけの核が存在するのだから理論の上では上記のような事が起きうるわけだ。

それは現在の核保有国が知っているから、自分が核を使えば報復で核攻撃を受け生存が出来なくなる為に核を使用出来ない。これが相互確証破壊であり、そのために核大国は戦争をしない。偶発を恐れるから。

ただし、核大国による非核国、少数の核保有国に対する核の使用はあり得る。報復がないから。現実に安保理が核保有国であり、中国では解放軍の上級幹部、朱成虎や羅援が核による恫喝を口にしている事実はそれを示している。中国は個人の見解だと言っているが、これだけ情報発信が規制されている中国で、解放軍幹部の言葉が個人の見解で済むわけがない。

折に触れ、下記の項目を順次書いてゆく予定。

1)相互確証破壊 大規模核戦争の唯一の防止手段
2)なぜ核廃絶は出来ないか 相互不信、人間としての本能
3)直接の破壊以外に電磁気破壊
4)核技術は拡散を免れない
5)理想を持っても人類は現実的な選択をする
6)人間という生物が変わらない限り、今の状況で行くしかない。その人間性を捨てれば、人類は進化出来ず滅びる
7)相互確証破壊での安定
8)一方的な核による破壊
9)核は発言力の裏付け
10)事故や狂気による核の暴発
11)世界は正義によって動くのではなく、力によって動く
12)絶対公平中立な政治政策主張など存在しない
13)神の教えを説く宗教の役割。支配の裏付けに使われただけ。核による支配と何ら変わらない
14)核の無効化は現時点では不可能であり、将来も不可能
15)迎撃は無理。
16)国土面積の違いによる違い。日本は圧倒的に不利であり条件は変えられない
17)ミサイル戦時代、兵器の性能による優劣は余り意味がない
18)なぜNPTは無駄であり、なぜ日本は批准しないか
19)被爆国と言う事。被爆者の感情と、核武装
20)見なければ無い事に出来るわけではない
21)北朝鮮問題が示す物
22)核技術の拡散、漏洩、金で買われる核技術者
23)核管理のずさんさ
24)テロリストが核を手にする日 ロシアから北へ核技術の移転、ロケットエンジンはウクライナ製
25)核の国連管理 無意味であり、国連自体が大国の私物化している 国連軍は作ってはならない。軍とは国家に属する物である。正邪は軍が判断してはならない
26)国連は決して公正中立の場ではない。多数決も金で動いている
27)世論の変化、意識の変化
28)他国、特に米国の姿勢は
29)核は破滅の象徴である
30)コストの問題

上記に挙げた内容を書く前に、そもそも日本国民が核保有をどう考えているか、その上で核保有が可能なのかを考えておく必要がある。現状では、日本国民の大半が核保有に反対しているというのは本当だろう。が、以前は核保有など話題にするまでも無い、論外であると言う風潮が大半だったし、そして政府も口を開けば核は絶対に持たないと言わざるを得ない状況だ。

が、どうもマスコミは報道しないが、ネット上などでは日本が核を持つのもやむを得ないのではないかとの雰囲気が出てきたようだし、少なくとも論議はすべきだとの言葉も出てきている。また、政府の公式見解では無いが、米国などからも日本は核武装をすべきだとの超えも確かに増えてきている。そして、実際は多くの核反対論者も、なんとなく、みんなが言うからとりあえず自分もと言うのが多いような気がする。それは、かつて日米安保など戦争に巻き込まれるから絶対反対、自衛隊は縮小解体すべきだなどと大騒ぎだったのが、今では日米安保はあって当然、それで日本が護られてているから日本独自の軍事力など要らないなと本当にどの口で言うのかというご都合主義も出てきている。自衛隊を廃止すべし等と言おうものなら総スカンを食うから野党もそれを口にしない。

- 続く

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核武装は必要か 1

このブログのプロフィールにも書いてあるが、私は日本が核武装をする必要があると思っている。これについて、何度かに分けて書いてみたい。


まず、おおざっぱに核武装の必要性を言うなら

世界は日本の理論では動かないとの現実をきちんと認める事から始めるべきだ。現実には核の存在が大規模な戦争を抑止している面を理解しなければならない。

仮にだが、もし米国が核を持っていなくて、ソ連(現ロシア)が核を持っていたら冷戦はどうなっていたろうか。世界はどうなっていたろうか。キューバ危機の結果はどうなっていたろうか。

もし米国が核を持っていなくて中国が持っていたら世界はどうなっていたろうか。

あれだけ厳しく対立していた米ソが直接の戦争をしていない事実はどうしてなのだろうか。そのかわり、米国は非核保有国に対しどれだけ一方的な戦争を仕掛けたろうか。むろん、それには攻撃された方に非難されるべき理由はあったろうが、あくまで米国の理念に反すると言うだけの理由で攻撃をされている。ソ連(ロシア)もそうだろうし、中国も繰り返し周辺国を攻撃している。それが核保有国だった場合、これらの国々が一方的に攻撃を仕掛ける事があったろうか。

世界は理論や正義で動いているのではない。理想では、話し合いで争いを避ければよいのだが、それが出来ない、或いは話し合いを最初から拒否する相手が居るから戦争が起きる、これが現実の世界の歴史であり、つまり世界は理論ではなく力で動いているのだ。そしてその力の象徴が核ということになる。話し合いで戦争が避けら他例はあるのだろうが、現実に戦争が数限りなく繰り返され、そして今も世界の各地で戦争が行われているのは話し合いがなされなかったか、成立しなかったからだ。この現実を無視して、戦争は話し合いで避けるべき等と本当に信じているなら、思考力が無いからとしか言えない。そのように信じている人を説得しようにも、理解する能力が無いのだから無理だ。日常生活では無論すべきでは無いが、理屈の上では力尽くで言うことを聞かせることは出来る。そして、日本の日常ではそれは認められなくとも世界では当たり前にあることだ。つまり、戦争を起こさない為には話し合いでは無く強制できる力が有効と言うことになる。日本にそれを跳ね返す力が無ければ、結果がどうなるかはお花畑でない限り理解できるのではないか。



仮にだが、日中戦争が起きた場合、限定的な局地戦では日本が勝つだろう。それは中国も知っている。しかし日本との戦争に負ける事は体制の崩壊を意味するとなれば、中国は対日戦争で負けるわけには行かず、結局最終的には核による恫喝に走るだろう。

現実に国連で拒否権を持つ安保理が揃って核保有国である事実を無視して、話し合いで国家間の紛争を解決するなど、有りえない。現実と理屈は違うのだ。

それなら、現実をふまえ、唯一の被爆国だからこそ、核保有をする必要があると思う次第だ。

どれほどの規模か、日本の軍事予算で可能なのか、技術的に可能なのか、核のシェアでは駄目なのか、核の傘では駄目なのかなど逐次書いてゆく。


あくまで理論として述べるのだが、

中国の日本領海侵犯など目に余る行動がしきりであり、日本がいくら抗議をしても何処吹く風だ。中国は日本との話し合いをする木など最初からないし、さらに国策上日本を敵として想定し反日政策で国内をまとめ、国民に日本の罪を大々的に宣伝している。まさにプロパガンダ戦争なのであり、事実など最初から全く彼らにとっては意味がない。そのような相手と話し合いで争いを避けるなど不可能なのであって、力か金による解決以外無い。

日本が仮に力で中国の圧力を排除しようとすればどうなるか。おそらく初戦、局地戦なら日本が勝てるだろう。装備や技術力からして日本が負ける可能性はないし、初戦を持ちこたえれば米国が支援に入る、それが日米同盟となっている。

それは中国も知っているが、日本との戦争に負けるわけには行かない。今までで敵である日本を押さえつけてきた中共の権威が失われ、下手をすれば政権の崩壊、そして指導者達のリンチが始まる。詳細はともかく、そうなる可能性が高い。理由は割愛するが、必要なら書く。

日本との戦争に負けられないとすれば、中国が考える事は米国の対日支援を断つ、即ち米国を核で恫喝し日本に手出しをさせないようにして対日戦を本格的に拡大するだろう。米国は自国民を犠牲にして日本を助けるような事はしないし、そんな決定をする大統領なら最初から大統領になどなれない。

米国が排除されれば、日本は持久戦で中国に勝てない。人命消耗戦で中国が直接の戦闘で日本と戦う理由はなく、ミサイルの飽和攻撃が最も効果的であって、それに対して日本は手の打ちようがないし、中国全土から飛んでくるミサイルを迎撃など不可能だ。それでも日本が降伏しない場合、中国が限定核を使い、世界は非難するだろうが結局はそれでおしまいと言う事になる。

これは最悪のシナリオだが、可能性が全くないわけではない。となると、それを防ぐには、そもそも中国の挑発やそこから始まる偶発戦争も阻止するには、日本が最終的に中国を消滅させるほどの能力を示すしかない。なにしろ、国民が半分死んでも中国は残ると言い放つ相手、中途半端な能力は却って危険を増大させる。限定核ではなく全破壊も誘発しかねないと言う事だ。相互確証破壊だが、それについては後述する。

では、日本は中国全土を壊滅出来る能力を持てるのだろうか。結論を言えば可能である。むろん、それを使わない事を前提としての能力だが

広島長崎では15Kt、即ちTNT爆薬1万5千トン相当の爆発で街がほぼ完全に消滅した。その後の放射線被害も無論甚大だが、現在の核は1メガトンなど普通にあり、過去最大では100メガトンを超している。尤も、実験するにしても被害が発生する可能性があるので、現実には54メガトンでテストした。いわゆるツァーリボンバと言われる物だが、それらが飛行機ではなくミサイルの弾頭に積まれている。つまりその手のミサイルが複数日本で爆発すれば日本は事実上消滅するだろう。

一方日本の25倍の面積を持つ中国に同程度の破壊を与える事が日本に可能だろうか。技術的には十分可能であり、1000発程度の1メガトンの核を主として中国の沿岸地域にばらまけば良い。それで、事実上中国は消滅する。

しかし中国はミサイル発射を中国全土から出来るのに、日本はその25分の1の面積から発射しても集中して攻撃を受ければ発射も出来ない内に壊滅させられる。ではどうすればよいか。

海中発射をすればよい。今の潜水艦は1艦で10発の弾道弾を発射出来、一発は最大30個の弾頭を積めるという。すなわち、1艦で300発の核弾頭を積める。4艦で必要量の弾頭を海中から発射出来、交代分を含めれば6艦有れば足りるだろう。

日本の核攻撃の対象は中国とソ連であり、潜水艦がそれほど遠くまで走り回る必要はない。それなら、潜水艦でなくとも海中サイロを設け、そこから発射すればあとは光ケーブルなどで本土から操作出来る。こうすれば潜水艦のような人員も要らないし、コストもかからない。なにしろ、日本は海に囲まれ、そしてその領海は世界第六位の面積を持っている。しかも、複雑な海底形状を持っており、無人のミサイル発射サイロを設置するにはもってこいであって、絶対に事前に攻撃される事など無い。

技術的には日本には上記のような核保有は難しくはない。

もう少し技術的な問題を書くなら、核は必ず実験が必要なので日本が開発する事は不可能であるという理論が根強くある。

むろん、それはない。世界初の原爆実験は、それ以前の実験無しに成功した。つまり机上の計算だけで、それもコンピューターもない時代、それで成功出来た。今は臨界前実験も出来るし、またバーチャル空間での実験も出来る。

開発には実験が不可欠というのは何の根拠もない。

ー 続く


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外交力の裏付け

一連の中国漁船による無法、韓国の無法、南京虐殺などの客観的証拠が示されたこともなく、そして物理的にも不可能な一方的な言いがかりに対する日本外交の弱腰、韓国の反日のためにはどのような嘘でもでたらめでも持ち出し、日本に一方的な謝罪と補償を求め、その言い分である慰安婦、徴用工などなど一切歴史的根拠、物理的な根拠も示さずに難癖をつける韓国に対し、日本は今まであまりに弱腰対応であり、事実が証明されないまま謝罪し金を払ったりしている。中国韓国の近代化発展に日本がどれだけ投資し支援したかなど、これらの無頼国家にはまったく通用しない。

むろん、これらの無頼国家が未開国だからという理由もあるが、日本が毅然とした対応をしてこなかったのも非常に大きな理由だろう。なぜそうなのかは、多分に米国の思惑があると思えるが、基本的に日本人の、話せば分かる、誠意はいつか通じるなどという世界では全く当てはまらない理屈を信じているからだ。

今回の韓国艦による日本の哨戒機への火器管制レーダー照射事件なども、その延長だが、岩屋外相などは両国の友好関係に悪影響が出かねないなどと寝ぼけたことを言っている。結局今回日本が今までに無い強攻策に出たのも、安倍総理の意向だったと伝えられている。そのあたりは分からないが、ただ近年の、例えば旭日旗問題などでの安倍総理の言葉を聞くと、さもありなんとは思う。

外務省の仕事は他国との外交交渉、関係を司るもの。公表されない他国との駆け引きに直接接している部署であれば、他国との、特に理論や理性など無関係に力を背景にしている国との直接の脅威をそれだけ理解しているということ。むろん、だから外務省の姿勢が正しいなどと言うことではなく、結局外交の裏付けは最終的には力であるということ。

また、日本の外交姿勢が事なかれ主義であることが力のみを背景とする国を増長させているのも事実であり、だからこそ、安倍内閣は防衛大綱の見直しをしている。

結局、これら日本の安全に脅威となる国々との関係を改善するには(友好関係という意味ではなく、脅威としなくする)軍事力増強を見せつけ、実行するのが必要だし、たとえば空母保有などもあくまでその象徴でしかない。日本の位置で主敵が中韓北ロであるなら、空母は無駄であり、要らない。空母のみあっても護衛艦隊が作れなければ単なる標的でしか無く、米国などと全く状況が違う。本格的な空母と護衛艦隊からなる機動部隊を日本が持てば、それだけで他の装備が出来なくなる。

つまり、現実には使いようのない空母保有も,上記の象徴的意味と考えるべきだし、日本を適する国々もその象徴的意味だと理解するだろうが、ただ、日本の意思は同時に理解すると思われる。一番理解するのは、使うはずの無い核を日本が持った時だろうが。


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憲法改正の必要性

核武装を憲法が許さないからすべきではないというお花畑が居る。

むろん、日本国憲法にそのような意味合いはないが、馬鹿な憲法学者などの中にそんな連中が居るのは、学者馬鹿とはどのようなものかをよく示している。憲法は国家がいかに良く存在できるか、国民がいかに良く生活できるかを実戦するための法律の大元であるから、国民のよりよき生存生活に反するなら、積極的に法律を変えるのが当たり前であるように、その法律改正のための矛盾があるなら、憲法も積極的に変えなければならない。すなわち、憲法学者とは、憲法を守るためにあるのではなく、いかに国民の生活が向上するために憲法があらねばならないかを研究すべき役目を持っているのではないか。

そして、憲法でもそれを元にする法律でも、もっとも基本として護らなければならないのは基本の自然法、すなわち生存であり、生存のためには他者を犠牲にすることも方で保証されている。すなわち、緊急避難や正当防衛では殺人も罪に問われない。

日本国の生存が脅かされるなら、憲法は守る必要がないはずである。ただ、そのような事態にならないように、最初から憲法で日本国の生存をいかに護るかが規定されていなければならず、そうでないなら積極的に憲法を変えなければならない。

攻撃を受けてから反撃でき、攻撃がやんだら反撃もやめるような専守防衛が憲法に規定されているなら、それは日本国の生存、日本人の生存を護るためではない。自然法を無視しているのだから早急に憲法を変えなければならない。

今の憲法は、原理原則を無視して成立している。あたかも、日本国憲法で太陽は地球の周りを公転しているものと定める、としているようなものだ。

核兵器を持たなければ核による恫喝を受ける。それなら、恫喝を受けないような手段を講ずるのが基本的に憲法で保障されなければならない。

今韓国は北と統一し、その核戦力を手にして日本を押さえ込むべきと言う連中が結構居るという。まさかと否定できる要素は、今の韓国のあり方を見ていればあまりないと思うが。

なお、いざとなったとき米国の核の傘などまったく当てにも出来ないし役にも立たない。核は自前で持たなければ全く意味がない。

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軍事力は使わないために持つべきだ


 日本では、平和が一番、戦争反対、何が何でも反対、隣国とは仲良く、問題は話し合いで解決、武器を捨てれば平和でいられる、殺しに来たら手向かいしなければ争いにならない、日本が核を持つなどとんでもない、世界唯一の被爆国である日本が核に反対しなくてどうする・・・いやはや、書いていてどうしてこんなお花畑が生きていられるのだろうと不思議でならない。

 確かに、日本は世界でも抜きん出て治安が良く、殺人事件なども世界最低レベルで推移している。だから、日本では知らない人間に対して特に警戒をしなくても済むのは事実だろう。が、その日本でも、それこそ理不尽に殺される被害はある。それは殺された人の運が悪かっただけなのだろうか。雷に打たれて死んだようなものなのだろうか。

 日本が平和なのは本当に素晴らしいことだが、世界が日本と同じなどと考えるのは、それこそ愚かの極みだ。比較的安全だと考えられる欧米でも、理不尽に殺される例は非常に多いし、女性でなくとも夜人気の無いところを歩くなど極めて危険だ。それでも夜一人で歩けば必ず犯罪に会うわけではないが、ただ会う可能性は日本の比では無い。その日本にいるから上記のような戯言を本当に信じているお花畑が多いのだろう。日本が安全なのは、むろん、日本人の資質によるが、もうひとつ警察がきちんと機能していることも挙げられる。一部の国々と違い日本では警察がきちんと仕事をし市民を護る責務を果たしてくれるからだ。

 軍事力とは、日本人お花畑によれば戦争を他国に仕掛け、他国を破壊し人間を殺し、そして国内では政府をも支配し、国民に一切の反抗を認めず逆らえば押さえつけ抹殺する大元だのイメージなのだろう。そのような国もある。そのような国は軍事力で力の無い国を侵し、奪う。ほんの少し前までそれが実際に多発していたし、今でもそれを国是としている国はある。日本の隣に日本を敵とし日本を克服することを国是としている国が複数有る。

 日本が持つべきは、そのような国の意思を押さえ、日本を護る力だ。話し合いも理屈も約束も国際ルールも一切無視し、日本を敵視し、それを公言する国がある以上、それを話し合いで解決するなど無駄だとお花畑には理解できない。日本が唯一の被爆国であろうと、その日本だから核で脅せばいくらでもむしり取れると考える国が実際にある。

 なぜ、日本のお花畑が現実を無視した馬鹿な思い込みをしているかは、様々な説があるが、戦後GHQがそのような教育を日本政府にさせたから、米国の残虐を正当化するために日本に自国の軍事力を嫌悪させるようなプロパガンダをした、戦後各所から追放された共産系勢力が教育界やマスコミに潜入した、ソ連(ロシア)中国などは日本人捕虜を洗脳して送り返したなどなどが挙げられる。それらの国々からの潜入工作員の仕業などなど、おそらく、どれもこれも全くの嘘ではないだろう。

 が、軍事力の保持とは主権国家の正当な条件の一つであり、国民の生命財産の保護が政府の最大の目的なのだからそのための軍事力保持は、政府の正当な義務であるはずだ。問題は、その軍事力で他国を侵攻し奪い、従属させる為に使うならそれは有ってはならないが、国民の生命財産の安全を守るための軍事力は必要不可欠だろう。そして、今、日本を敵視し恫喝する国が核をその手段としているなら、日本は当然それに対抗しうる手段を持たなくてはならない。これもまた当然ではないのか。

 言うまでもないが、その核も他国を恫喝する手段ではなく、核を以て日本を恫喝する国を押さえるためだ。核は現実には使えない兵器だ。だから、持っても無駄だというのは馬鹿げている。現実に核で脅迫する相手がいるなら核で応酬するしかない。核は使ってはならない。使わないために持たなくてはならない。軍事力とはそのようなものだ。軍事力を実際に使わなければならなくなる事態を防ぐために軍事力を持たなくてはならない。実際に使われずに済むなら、軍事力の目的が最大に果たされたと言える。核も当然そうでなければならない。日本が核武装をしなければならないのはそのためだ。


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核廃絶ICANに平和賞授与

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既に旧聞に属するが、国際的な核廃絶運動を推進しているICANがノーベル平和賞を受賞した。

核廃絶ICANに平和賞授与 広島で被爆のサーローさん「核兵器の終わりの始まりに」と演説

以前にも書いたことがあると思うが、核廃絶自体私は反対ではないし、むしろ是非推進したいと思っている。また、特に広島長崎の被爆者が、心の底から核廃絶を願っているその訴えは尤もだと思っている。

しかし、今まで核廃絶を主張する人々が、どうすれば確実に核が廃絶出来るのかを理論的に説明したのを見たことも聞いたこともない。日本が唯一の被爆国だから核を持ってはならないと言う主張は、その心情とは別に、それがそう主張する理由になる理由は全くない。むしろ、唯一の被爆国だから二度と同じ悲劇を繰り返さない為にも、核が使用されない方法を率先して摂るべきだと思っている。

核廃絶を主張する人々がどれだけ本気でそう思っているにしても、そして殆どの人は本気でそう思っているのだろうが、それならどうすれば核が廃絶出来るのか、どうすればいまの核保有国に全ての核を捨てさせ、それを確実にすることが出来るのかを、是非説明すべきだろう。

繰り返すが、私も核廃絶が可能で有れば是非奏すべきだと思っている。が、どうすればそれが実現出来るか、どうすればそれが確認出来るかという方法は全く思いつかない。

現実に国連の常任理事国は揃って核保有国であり、特に米ロ中の参加国の保有数は世界の核の殆どを占め、その量は地球上のありとあらゆる国家を何度も壊滅出来る数量であって、その彼らは核廃絶をする気など全くない。

米ロは新戦略兵器削減条約をむすび戦略核の削減には合意しているが、戦術核は無制限に持つことで合意している。また戦略核は削減はしても完全放棄をしているわけではない。

彼らだけで既に地球を複数回壊滅出来る量を持っている。例え三回壊滅出来る量を二回分に減らすことでどれほどの意味があるのだろうか。

現実に彼らは古くなって寿命の尽きた核弾頭は廃棄処分しているが、別に新型の核弾頭を常に開発している。条約が有ろうと無かろうと、古くて寿命の尽きた核弾頭は廃棄処分する必要があるだけのことだ。更に、近年急速に技術が進み、核ミサイルの命中率や運搬が過去に比べて飛躍的に容易になり、核の数が減ろうと威力は決して小さくなっているわけではない。

そして、その核保有国が核廃絶条約を批准せず、核廃絶の意志を持たない現在、他国が核を持たないと決めてもけっかとしてこれら核保有国の核の効力を保証するような物、ひいてはこれらの国々の世界支配を決定づけるためにしかならない。今の核廃絶論者は、意図はどうでも結果として一部の国家群の核による世界支配の後押しをしているのだ。

核廃絶を叫べば核が無くなるなら、戦争反対を叫べば戦争はなくなるだろう。そうすれば軍事力も要らなくなる。がそれが実現出来るはずがない。同様、核廃絶が現在の核保有国も含めて可能であるはずがない。

核は核の抑止力として唯一の手段であり、核廃絶が物理的に原理的に不可能であるならば核を使わせない為に日本が核武装をする必要がある。

犯罪のない社会は人々の理想であろうし、そのような社会の実現にどのような国でも努力しているだろう。が、全ての人間が健全で穏健な心を持てないのは、人間という生物がそのように出来ているからだ。私自身、犯罪を犯して警察沙汰になったことはないが、だからといって聖人君子のような生活をし、全ての他人に対し敵意や怒りを持たずに生きてきたわけではない。もしかしたら、犯罪ではないだろうが私に対し怒りや恨みを持つ人もいたろうし当然ながら私が完全無欠とはほど遠い人間であるように大半の人がそうだろう。

だから、世界では例外的に穏やかで犯罪の少ない国として知られている日本でもやはり耳目をふさぎたくなるような犯罪が起きる。少ないと言っても犯罪が無くなることなど、人間が社会を作っている以上絶対に有りえない。だから、この犯罪の少ない日本でも警察が存在する。つまり、犯罪の根絶は理想だし、誰もが望むだろうが実現しないから犯罪を抑止するために物理的力と強制力を持つ警察が存在するのだ。

核は廃絶出来ない。廃絶出来ない以上、核の脅威は常に存在する。何時核保有国が核を恫喝の道具にして非核保有国を圧迫するかは、単に仮定で言っているのではなく現実に中国の尖閣や南シナ海などでの行動を見れば分かるだろう。

北朝鮮がその数百倍では利かない国力、軍事力を持つ米国に喧嘩を売り、米国が手出しをしないのは偏に北朝鮮に核があるからだ。

日本にとっての核の脅威は無論北朝鮮もそうだろうが、主として中国だろう。中国は非公式にではあるが核の使用を公然と言っている。

日本は、今回の核廃絶条約に批准せず非難をする者達がいる。が、現実には中国の核が存在する以上、日本が核を持たないと約束などすべきではないし、さらに米国の核の傘を国防の要にしている以上、核廃絶には到底批准出来ないだろう。

が、その米国でも本当に自国の核の傘を日本のために使うかと言えば、絶対にそうではない。

仮にだが、日中戦争が始まった場合、初戦や偶発による局地戦では恐らく日本が勝つだろう。日本の国防は初戦や局地戦をとにかく支え、米軍の支援を受けて本格的に機能するようになっている。その支援の最後の物は核の傘だが、当然中国はそれを知っているのだから米国に、もし日本のために中国と戦うなら、中国は米国に対し核の使用を検討すると通告するだろう。その場合、米国が自国民の数百万を犠牲にして中国と全面戦争をするはずがない。必ず日本のバックアップを止める。心苦しいだろうが、日本を犠牲にしても米国民を犠牲には出来ない。

政府とは自国民を守ることが最優先なのであって、同盟国を守ることが最優先なのではないから、いざとなって米国が日中戦争から手を退いたところで決して日本に対する背信でもないし裏切りでもない。精々出来ること言えば日本を説得し、中国に逆らうなと言うだけだろう。

それとも、中国の核の恫喝にもかかわらず、米国が自国民の数百万の命を犠牲にしても日本の為に核を使うだろうか。核を以て中国と全面対決するだろうか。到底有りえない。立場を変えて、もし日本政府が米国を守るために日本人を犠牲にすると言ったら日本国民はそのような政府を認めるだろうか。

つまり中国の核に対しては、日本が直接抑止する能力、すなわち核を持たなければならないと言うことであってそれ以外の選択肢は有りえない。

核廃絶は理想論であり、犯罪撲滅、病気の根絶、戦争の廃絶同様実現しないのだ。

もし、核廃絶だけが選択肢だという人がいるなら、どうすればそれが確実に、現在の核保有国も含めて実現出来るのか、実行出来る手段とその根拠を示して頂きたい。

核を持つのは愚かだ、核で核抑止力にならないなどなど聞いても仕方がない。どうすればそう出来るのかという理論的な反論以外、単に伺って置くに留める。


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日中もし戦わば2

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留瀬「こんちわ」
高雄爺「来たね、お上がり。どうも毎日寒いねぇ。外回りは大変だろう」
留「慣れてますしね。車は暖房が利いているし、何処に行っても暖房が有るし」
高「そりゃそうだろうけれど、普段雪の降らないところなんか車での移動もままならないらしいしね」
留「そう言えば、以前みんなで北海道の温泉に行ったときなんか、到底車の運転なんか出来ないことがよく分かりましたよ。地元の人達だってあれほどつもったら車が役に立たないって言ってましたし」
高「役に立たないと言えば、ブログ主のこと聞いたかい」
留「そりゃ酷いなぁ、役に立たない、で思い出したんですか」
高「言いたかないけど、前回ブログを更新したのは半年以上前だよ」
留「あ、今年の元旦に更新してますよ。それと、5日に結構良い記事書いてます」
高「そうかい、最近は見てなかったから気が付かなかった。おまいさんが良い記事だって言うんなら・・・」
留「言うんなら?」
高「あたしが自分で読んでみるまでは判断出来ないね」
留「やれやれ。ところで、北朝鮮の核開発、相当危ないのかと思っていたら、最近では米国が北朝鮮と話し合うってな事になってきて、安心して良いのか悪いのか」
高「まあ、核戦争になる可能性は最初から低いよ。でも、むろん、絶対無いとは言いきれないにしてもね。危険性はあるよ。なにしろ人間のやることだ。事故や暴発で核ミサイルが撃たれないとは絶対に言いきれないと言うことだ」
留「確かにね。でも日本にはパックスリーやイージス艦などがあるから、北朝鮮のミサイルくらいどうって事無いでしょ」
高「おやおや、そんなこと誰から聞いたんだい。ミサイル迎撃なんかほんの気休めだよ」
留「まさか、気休めなんですか」
高「そうだよ。こんな記事があった」

北朝鮮がミサイル50発を一斉射撃したら日本は防げるのか

留「あれ?北朝鮮のミサイルって、日本じゃ迎撃できないんですか」
高「まあ、やってみなくちゃ分からないけれど、必ず撃ち漏らしがあると考えて良いだろうし、そう考えて置かなくちゃだめだろう。理論上全弾迎撃できるって、あくまで理論上だから。実際、北は何度もミサイルを発射しているけれど、大半は発射してから探知し、そして着弾してからその状況が分析されている。北朝鮮は潜水艦発射も成功していて、それなどは着弾するまでその行程が探知分析されなかった。陸上発射だって、車上発射だと全く分からない。おかしいと思うだろう。日本はともかく、米国は今の緊張状態に当たって、細心の注意を以て24時間監視している筈なんだ。それでも、着弾してからその行程を分析している」
留「うーん、じゃあ、迎撃ミサイルなんて意味が無いじゃないですか」
高「気休めだよ。北朝鮮は国土も狭いし、発射できるミサイルも数が限られている。けれどそれでも全弾迎撃は到底無理と考えて置いた方がいいし、実際無理なんだ。でも日本が本当に警戒しなくちゃならないのは中国のミサイルだろう」
留「そう言われるとねぇ。こんな記事だってありますし」

中国、マッハ5~10の次世代極超音速兵器を開発 高速で滑空、日韓ミサイル防衛を突破 実験は米より先行

高「従来のミサイルだって、日本は多数を一度に撃たれたら到底迎撃なんか出来ないよ。そりゃ米国だって無理だし、第一米国が日本のために迎撃してくれたり中国の発射基地を攻撃何かしてくれないと思って置いた方が良いしね」
留「そらまた何故です?日米安保条約があるじゃないですか」
高「うん。日本の防衛力とは、とりあえず局地戦を凌いで、その間に米国の支援を仰ぎ、米国主導で敵国、今の場合では中国と戦うという前提で構築されている。それは中国も知っているし、局地戦では日本単独でも中国が勝てる保証はない。なにしろ、日本の兵器は優秀だよ。戦闘機にしてもイージス艦などの艦船、それから潜水艦技術は恐らく世界でもトップクラスだ。だから、中国は局地戦では日本に勝てない可能性も知っているが、それで日本に負ければ中共が瓦解しかねない。だから絶対に日本には負けられない」
留「負けられないから勝つと言うわけには行かないですよ。戦争をするからには当事国は双方とも勝つ気でやるんだろうけれど、それでもどちらかが負ける」
高「だから、中国が日本に勝つには物量しかないね。圧倒的な数のミサイルを日本に撃ち込んだらどうなる?そもそも最初から不利と分かっている海戦や戦闘機同士のドッグファイト、むろん白兵戦などするわけがない。戦場で相まみえて戦争をするのはそれしかできない国同士であって、今はミサイルを遠方から多数ぶち込めばそれで済むのに何も好きこのんで兵士の損耗を招きかねない海戦、空中戦、陸戦をやる理由がない」

留「あ、思い出した。こんな記事がありましたよ」

【時視各角】ドイツの核武装論、韓国の運命分ける

高「そうだよ。ここで言っているじゃないか。米国がドイツのためにロシアと核戦争をやってくれるかって。それは有りえない。自国民の声明財産を保護するのが国家だ。それが最優先であって、どんな同盟国でも、自国民が優先するから、同盟国を守るために自国民を犠牲にするなんか有りえない。中国が、もし米国に手を退かないなら米国は敵だから核ミサイルを撃ち込む、と威せば、それでも日本を護るなど米国はしないし、それが当然なのであって別に日本に対する裏切りなどではない。当然の判断だ。逆の立場でも日本は米国を護るために日本国民を犠牲になど出来ない」
留「そんな米国に日本の国防を依頼しているなんて、とんでもないじゃないですか」
高「とんでもないよ。だから、ブログ主は日本が核武装をする以外に、日本が中国の脅威から逃れる方法はないって言ってるんだ。なかなか役に立つ主張だ」
留「こんな主張もありますね。核の廃絶は事実上有りえない。それなら核を使わせない方方法を採るしかないし、それが核による物でないとしても相互確証破壊を実現する手段を持てというわけです」

核兵器放棄の期待は非現実的だ 日本は核兵器以外の手段による「相互確証破壊」で対抗せよ

高「実際、相互確証破壊とは、相互が存在出来ないほどに破壊し尽くされ結果として勝者がいなくなることを言う。核を使えば自らも消滅するなら核は使えなくなるだろうと言うことだよ。核以外による相互確証破壊の手段は無いよ、少なくとも今はないし、そして今後も見込みはない」
留「あれ?じゃあ、この主張は嘘ですか?」
高「だから、核以外で相互確証破壊により、自国が核攻撃された後でも攻撃した相手を確実に消滅させる手段など、核以外には無いということ。核は絶対に無くならないんだから」
留「でも、核廃絶運動や、唯一の被爆国として被爆者達の訴えは無視出来無いなぁ」
高「あたしもブログ主も核廃絶が出来るならむろん、それに全力を注ぐべきだと本気で思っているよ。被爆者の思いは尊重するし、二度とあんな事があってはならないと言う気持ちを無視はしない。が、だからといって核で国家の存在を主張している力の信奉者達、即ち今の核保有国が核を手放すなど有りえない。有りえないなら、現実的な方法を採るしかない」
留「現実的な方法って、それが核武装ですか」
高「核が無くならないなら、核を使わせない方法を考えるしかない。それは恐怖しかないんだよ。どんな理屈も、結果として恐怖による行動を上回ることなど有りえない。恐怖だけが戦争を抑止するし、核も使用させない理由になる。むろん、絶対にない、ゼロパーセントではないが、危険性は格段に減るということだ」
留「うーん、ブログ主も言ってますねぇ。中国も暴発する可能性はゼロではないが、どんな理論も理解出来ない者達でさえ、恐怖は理解するって」
高「そう、最終的に人間は理論ではなく恐怖で行動する」
留「なるほどねぇ・・・あれ、女房からメールだ。ええと・・・

連絡もしないで何処にいるの。直ぐに帰ってこなければご飯、ないわよって、あ、もうこんな時間だ。帰ります」
高「人間は恐怖で行動するんだ、分かったろう」


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自国は自力で護る 4

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留瀬「あっついですねぇ、融けちゃいそうです」
高雄爺「うん、さすがに応えるねぇ。気を付けなくちゃ熱中症になる。おまいさんは外回りも多いし、よほど気を付けなくちゃね」
留「外回りと言っても車ですからね、クーラー入れていれば平気ですけどね、締め切ってしばらく駐車しておくと、また乗るとき大変ですよ」
高「と言って、開けっ放しだと何をされるか分かったもんじゃない。近頃も、油断も隙もないじゃないか」
留「あれ?車上荒らしにでもやられたんですか?」
高「いや、尖閣だよ」

尖閣周辺に中国船230隻 異例の多さ、外務省が抗議

留「あ、尖閣ね。いきなり飛んじゃうから分からなかった。確かにあれは酷いですねぇ。リオ五輪の隙をねらって、漁民に化けた民兵の乗り込んだ漁船が230隻でしたっけ、それと武装した公船が15隻ですか。はっきりと領海侵犯なのに、政府は抗議しただけなんて歯がゆいですねぇ」
高「確かにねぇ。でも、日本が今のところ執れる手段は精々抗議するくらいしかないのかも知れない。もちろん、あたし達が知ることの出来るのは公表されているごく一部だ。当然、関係国、日中はもちろん、米国なども関わって非公式にどのような駆け引きが行われているかは分からないよ。でも、多分米国あたりから、あまり過激に反応するなと釘を刺されているんじゃないかなぁ」
留「うーん、やっぱりそうですかねぇ。でもそれにしても少し意気地がないんじゃないですか。こんな風だから中国が調子に乗るんですよ。抗議した位じゃ、中国にとっては蛙の面にション便でしょ」
高「そうなんだけどね、でも中国国内の状況が一寸安心できないんだ。なにしろ、南沙諸島問題では実際に国際社会でも相当きつく叩かれているし、経済は世界経済の不調を引き起こしている一方の原因としてこれも叩かれているし、経済成長はもともと嘘で固めた成長率が実際はとんでもない減速、あるいはマイナス成長に陥っている可能性があるから、元は暴落し続けているし、国内資本も海外資本も今は急速に国外に逃げ出している。国内状況はますますゆがみが表面化してきて人民を締め付けなければならないし外国に対してもますます力で押し切らなければならないから、経済が落ち込んでも軍事費の増大は相変わらずで、それも軍にミカジメ料を払わなくても習近平が権力から引きずりおろされ、今までやりたいだけやってきた粛正を、今度は自分がやられかねない状況だ。じっさい、そんなことになれば、習近平も今の党指導部もリンチに逢いかねない。今まで何度もそう言うことが起きた国だからね」
留「前々から高雄爺さんはそんなこと言ってましたね」
高「うん、この記事を憶えているかい。実はもうリンク切れになっているんだが、

「戦争の準備をせよ」対日想定…中国軍指導部が全軍に指示

これは13年1月14日の産経の記事だ。当時からすでに習近平指導部は求心力を失い、そのためにかなり激烈な粛正をしてきたのは知っているだろう?だが、それがまた反発を買い、経済原則や、対外外交の様々な失敗から、いよいよ習近平は追いつめられている。そこで、一発逆転をねらうとすれば、連中の常套手段だが外に敵を作ることになるが、もともと日本はそのための連中のガス抜きなんだ。だから、何か有れば尖閣にちょっかいを出す。日本はどうせ抗議をするだけだから、ちょうど良い敵だというわけだ」
留「でも、高雄爺さんはそれが暴発につながりかねないって言ってましたよね」
高「そうだね。今回は、公船も漁船も一応引き揚げたようだけれど、一部また尖閣近辺をうろついたりしている。仮に、中国が尖閣に上陸したとしよう。どうなると思う?」
留「いやぁ、それはもう戦争でしょう。自衛隊が行って、中国人を島からたたき出すでしょうし、米国だって黙ってはいないでしょうからね」
高「確かにね。米国が出てくるかどうかは別問題として、中国が尖閣に上陸しても唯の抗議だけを日本がしているとしたら、それはもう日本が尖閣を中国に渡すようなものだ。竹島や北方領土と同じ事になるだろうね。そして南沙諸島でもやっているように、中国は一度手にした尖閣を絶対に手放さないだろうし、それが既成事実になれば次は沖縄をねらう」
留「とうぜん、日本だって中国にそんなことはさせないでしょう。単に抗議するだけじゃなく、実力で阻止するはずですよ。米国が黙っちゃいない」
高「米国が黙っているかいないかは別として、当然戦闘が始まるね」
留「戦闘が始まるのはともかく、さっきから何です?米国が黙っているかどうかは分からないって」
高「今の米国は当てに出来ないと言うことだよ。まあ、これはあとでまとめて言うから、とにかく日本と中国が戦争になる、で次は?」
留「日本が勝つでしょ、そりゃ。だって、自衛隊の訓練度や兵器の性能なんて、中国と比べ物になりませんよ。あっという間に中国は撃退されます」
高「うん、まあ大体そうだろうね。その位の規模の戦争なら日本が勝つ確率は極めて高い。で?」
留「でって、それでおしまい」
高「いや、負けた中国が、すごすごと引き揚げて行くかい?それじゃ済まないだろう」
留「引き揚げませんか」
高「中国がどういう国で、どうして今執拗に尖閣にちょっかいを出し日本を挑発していると思う?それを考えれば、日本に負けたからってすごすごと引き返すなど出来ないだろう。そんなことをしたら、習近平体制どころか中共そのものが崩壊しかねない。日本のような国なら、与党が選挙に負けても野党が政権をとるだけだ。西欧でも米国でもそれが当たり前だし、仮に政権の座から降りても、次の機会に返り咲くことなど普通に出来る。誰もそれで死にもしないし破産することもないし、どこかに強制収容されたりもしない。でも中国ならどうなると思う?」
留「なるほど、あの国じゃ、権力の座から引きずりおろされると言うことは、そのまま財産も生命も失いますからね。今までその歴史の繰り返しだった」
高「うん、さっきも言ったが中国内部はそれでなくとも経済状態や環境、暴動等々で行き詰まっているし、指導力を失いつつある習近平政権が粛正をして反発を受けている。その不満を外に向けさせ、特に日本に向けさせるために日本を挑発している、そして日本から尖閣、次に沖縄などを強奪できるなら習政権の手柄になる。だから、日本に対して執拗に挑発を続けている。何度も言っているのは、それが重要なことだからだ」
留「はあ、なるほど・・」
高「頼りないなぁ。だから、日本が単に抗議だけで済ませるなら、中国は心配無しにいくらでも日本を挑発できるんだが、それが過ぎて本当に日本が実力行使をする事態になれば、嫌でも戦争になる、そして中国は十中八九、いや百パーセント日本に負ける。そうなれば、習政権は崩壊し、リンチになる。だから習政権は日本との戦争は避けたい」
留「へぇ、なるほど・・」
高「本当に頼りないなぁ。それなら下手な挑発などしなければいいのに、ましてエスカレートさせるなんて愚の骨頂だろうが、それがそうしなければならないほど習政権が追い込まれているのだとしたら、中国には日本を挑発し続け、しかもエスカレートし続け、日本が存在しないと言う領土紛争の存在を認めさせ、一旦日本がそれを認めたら、日本との交渉など全て無視して尖閣を実行支配し既成事実化させる。その次は沖縄だ」
留「なるほど、日本との戦争になるリスクを冒しても、中国にはそれ以外の選択肢がないと言うことですね」
高「そうだね。で、戦争になる、日本に負けそうになるけれど、中国としては、正確には中共はそれを操っている解放軍にとって日本に負ける事は自分達が死刑台に送られることを意味する」
留「ちょっとちょっと、中共は解放軍に操られているって、中国の憲法では確か解放軍は共産党に属するってことになってるんじゃないですか。それでも、共産党の私兵だと批判を浴びているようですし」
高「中国の憲法なんか信じているのかい。あの上から下まで嘘で固まっている国の憲法を。実際は、中国は解放軍に支配されている軍事国家だよ。そもそもが、中国は毛沢東の解放軍が作った国だし、あの国の政府組織は、全人代、国務院、軍事委員会からなっている。全人代を日本の国会に当たるというNHKの解説委員などがいるが、とんでもない嘘を平気で放送する連中だ、けしからん」
留「いや、また話が逸れてます。で続きをどうぞ」
高「全人代は単に政府の決定事項を発表する場であり、たんなるしゃんしゃん会場だ。国務院のメンバーは軍事委員会のメンバーの有力者で固められている。その仕組みや中国の成立過程からして、中共は結局解放軍の下部組織、政治局と言うことだよ。解放軍の意志により中共が政治を行っているだけだ」
留「あ、思い出しました。ブログ主が、中共は結局解放軍の政治部門でしかない、ってっ言ってましたね」
高「あたしがそう教えたからね」
留「で、話を元に戻して下さい」
高「そうそう、で、解放軍の支配力は結局力しかない。人民を締め付け弾圧するための力でもあるが、中国自体が他国の圧力を跳ね返してやりたいことをやるための力であることを内外に示さなければならない。それが、領土問題などに一番でて来やすいから、南沙諸島や尖閣への横暴という形ででてくる。そのようなことしか中共の、つまりは解放軍の存在意義がないんだから、日本と戦争になったら絶対に負けることは出来ない」
留「なるほど、で日本に挑発を続けエスカレートするわけですか。でもそれが過ぎて日本が本当に怒って実力行使にでたら?」
高「中国は引っ込むわけには行かないからさらにその行動をエスカレートさせる。で、尖閣への強制上陸をし、直ぐに日本と戦争になる、そして負けることになる。だが、負けることは許されない、となると、負けない方法を採らざるを得ない」
留「そんな方法があるんですか。中国にそんな方法が有るんなら日本にだって有るでしょう」
高「まあお聞き。日本の国防体制とは、突発的な小規模な物を支え、日米安保条約によって米国が来援するのを待つ、そして、日米合同で敵に当たることを前提として組み立てられている。だから、仮に最初は偶発、突発だった戦争が直ぐに終わればよいし、それで中国が大きな痛手を被る前に退いてゆけばよいが、むろんそれが中国には許されないのは言ったとおりだ。となると、中国は戦争を続けなければならないし、負けないように軍事力を戦場に増強しなければならない」
留「で、そうすると米国が駆けつけてくれるんでしょ」
高「そうだと良いんだがね、そんなことは中国も知っている。米国がでてきて中国対日米の戦争になるとすれば、それこそ中国には勝ち目がない。でも中国にとって戦争は止められない」
留「じゃあ、どうするんです?日本一国と戦っても勝ち目がないのに、日米両国との戦争なんか、中国にとって最悪の状況じゃないですか」
高「だから、まず米国に、日本との戦争に参加しないように働きかける」
留「そんなこと、出来るわけがない」
高「出来るよ。特に今の米国ならね。もし日本に加勢なんかしたら、米国を敵と見なし、米国本土に核を打ち込むぞ、と米国を威す」
留「まさか!そんなことをしたら中国が壊滅するじゃないですか。日本との戦争に負けるどころの話じゃない」
高「そうとも言い切れないよ。まず命の価値が違う。中国では嘗て自国民を億単位殺したことがある。政権維持のためだ。解放軍の成立過程がそうだったし、大躍進時代、作物が完全に不足して数千万の農民が餓死していたのに、中国はその食料を輸出して外貨を稼いでいた。そうやって、軍事費をため込み核開発など解放軍の強力かを最優先した。更に、文革、天安門、チベット侵略、ウィグル侵略、法輪功の弾圧など、政権維持のためには自国民が億単位死んでも省みることがない解放軍だよ。米国との核戦争になって、仮に十億の人民が死んで国土の大半が焦土になっても、米国どころか世界が滅びても中国が生き残ればいずれ再生して世界を支配すると言っている」
留「あ、朱成虎でしたっけ、そんなことを言ったのは」
高「羅援なんかも言っている。連中は解放軍の中枢部にいる人間だ。中共は彼らの私的な言葉だととぼけているが、全ての発言や情報発信が厳しく統制されている中国で、軍の中枢にいる人間の発言が、全く私的な物だと信じられるかい。あれは、明確な中国の意志だよ。それを、私的発言だと言っているに過ぎない」
留「なるほど。で、米国はそれに対してどうなんです?」
高「どうなんです、って、おまいさん。分かり切ったことだ。米国にとって最優先すべきは米国人の生命財産を守ることだよ。米国にとって米国人が仮に100万人でも中国核によって殺される事態など容認できる物ではない。そして、中国には米本土に撃ち込める核ミサイルが多数存在し、その気になれば米国に一斉に撃ち込める。むろん、米国の探査システムはいつもそれを警戒しているし、迎撃システムもある。が、迎撃率が100%と言うことは有りえない。おそらく数十パーセントが良いところだろう。とすれば、中国の核ミサイルは多数米国国内に着弾する。仮に中国を核で壊滅したところで、それが避けられないなら、米国が中国の恫喝に屈することは確実だと見て良い。つまり、日本を助けるために中国の核ミサイルを本土に撃ち込まれるリスクを米国が冒すはずがないし、大統領がそんな決断をするなど有りえない。つまり、中国が米国を恫喝して、日中戦争に参加させないというのは現実にあり得るんだ」
留「あ、だから、米国が黙っているかどうかはともかく、なんてさっき言ってたんですね」
高「うん。米国が助けてくれないとしたら、日本は仮に初戦で勝っても最終的には中国には勝てないよ」
留「そうですか。そんなに日本は弱いかなぁ」
高「日本製の兵器は本当に中国製とは比べ物にならないほど性能が高い。潜水艦などは世界最高レベルであり、その性能も能力も中国とは比較の意味すらない。戦闘機も、一般艦船もそうだよ。でもそれでも物量では到底勝てない。飽和攻撃って知ってるかい」
留「ええ、これも何度もブログ主が言ってましたね。あ、高雄爺さんが教えたんでしょ」
高「日本と中国は国土面積に25倍の差がある。例として現代戦の主流であるミサイル戦を例にすれば、単純に、中国は日本に集中してミサイルを撃てばよいが、日本はその25倍のミサイルを撃たなければ同じ密度で中国を攻撃できない。そして発射基地も中国は理論上日本の25倍持てるんだから、理屈の上では中国は25倍の発射基地から撃てるのに、日本は中国の25分の一しか発射基地を持てない。つまり、最終的に中国と日本では攻撃力に25の二乗の開きがある」
留「あ、そうか。すごい差ですね。625倍かぁ」
高「あくまで計算上だよ。でも、中国が日本の防衛能力を超えた攻撃が出来るのは間違いがない。また、大原則として、攻撃と防御では圧倒的に防御が不利なんだ。攻撃側は攻撃のタイミング、目標を自由に選べるのに防御側は攻撃が始まってからしかそれを知ることが出来ない。また、攻撃の常識として、まずその探査システムや防御システムを先に攻撃して相手の防御能力を無効にしてから本格的攻撃をする。日本には対抗策がない」
留「うわぁ、それは酷い。でもミサイルでなければ日本にも勝ち目はあるでしょう」
高「中国がわざわざ日本の事情にあせてくれる訳じゃないよ。それに、ミサイルでなくとも、通常艦船や航空機で、数が質に優る例は多くある。朝鮮戦争の折、米国の戦闘機は中国などの物より格段に性能が良かったが、圧倒的な数にたびたび苦戦を強いられている。ベトナム戦争でも、米軍の兵器の質は比べ物にならないほど高かったが、それでも勝てなかった。質が優っていても、長期戦で物量に優る相手には勝てない。まして、中国が限定核を日本に一発でも撃ち込んでごらん。それでも日本は戦い続けるかね」
留「うーん、じゃあ、どうするんです」
高「中国のねらいとして、別に日本を廃墟にするのが目的ではないし、そんなことをすれば世界中から袋だたきになるし、中国が得をすることは一つもない。しかし、戦わないで、もしくは最小限の戦争で日本が中国に屈するなら、それは中国にとって願ってもないことだ。事によっては日本の資産と技術が中国の物になる。日本が中国に逆らいさえしなければ、敢えて日本を蹂躙する必要など無いよ」
留「でも、それは日本が受け入れないでしょう。結局、中国と戦いぬいて、下手をすれば中国の大軍が日本本土に攻め込んできて日本は修羅の場になる」
高「それも中国が一番避けたいところだ。まず、軍隊を日本に送り込んで仮に上陸するにしてもそれだけの人数をどうやって運ぶのか、どうやって補給を続けるのか、どうやって、日本の抵抗を封じ続けるのかなど、実際は不可能だし、短期間それが出来ても中国の負担は大きすぎる。それよりも、そんな気を日本に起こさせないようにすれば、別に日本に上陸して占領などしなくても済むんだ」
留「可能ですか、そんなこと」
高「今の日本人なら、尖閣を中国にくれてやっても戦争になるよりは良い、っていう連中も多い。今の平和ボケ日本では、実際中国が少し脅しをかければ、そうなる可能性は大きいよ」
留「脅しって・・?」
高「まず通常弾頭ミサイルで日本の過疎地でも攻撃してみせる。数十発打ち込めば、日本の迎撃システムをくぐり抜けて着弾するミサイルは必ず有るだろう。だって、つい先日も

平和ボケの極み!北朝鮮の事前通告がないと役に立たないミサイル防衛

なんて事件があったじゃないか。ネットなどでは、中国から飛んでくるミサイルは、日本の優秀なイージス艦や探査システムが必ず発見し、100%迎撃するから恐るるにたらずみたいなことを言っている連中がいるがね、実際は迎撃システムなんて、ほんの気休めと言っていい」
留「でも、それでもですよ、仮にミサイルが日本に当たったって、それでも日本は戦い続けるとしたら・・・」
高「無いだろうね。日本のミサイル防衛が実際は役に立たない現実を見れば、これ以上戦争をするなと国民は政府に言うよ。もっと大量のミサイルが飛んでくる前に、中国と妥協すればいいってね」
留「でも中国は妥協なんかしないでしょ。とにかく一方的に日本から奪い取るつもりなんだ」
高「だから、日本人がそれをちゃんと理解すればいいけれどね、でも万が一日本がそれでも戦うことを止めなかったら・・・」
留「止めなかったら?」
高「限定核を使うんじゃないのかな。広島型は大体15キロトンくらいだったと言われている。今では、数トン規模の小形核もあるし、それなら破壊力としては一寸大型爆弾くらいの物だし、過疎地で山間をねらえば人的被害も殆ど出ない。放射線による汚染も、広島長崎よりずっと小さいし限定的だ。しかし、核は核だ。脅しには十分なる。中国が核を使うことを日本に示せば、それでも日本は戦争を続けるだろうか」
留「恐ろしいことを言いますね。そんなことをすれば世界から中国は袋だたきの孤立を招くでしょう」
高「だから、超小型の戦術核だ。世界に与える衝撃は大きいだろうが、それで中国は日本を人質に出来る。もし、中国に不当な圧力を加えるなら、本格的に日本に核攻撃も辞さないってね」
留「有りえますか・・・?」
高「滅多にないだろうよ。そんなことをすれば中国にとっても極めて大きな損失が起きるから。でも、何が何でも日本との戦争には負けることが出来ないとなれば、中国にとって選択肢は極めて限られてくる。やりたくなくてもやらざるを得ないと言うことだ」
留「どっちみち、日本は負けるしかないわけだ」
高「まあ、そうだね。今のままだったらね」
留「今のままだったらとは、どういう事ですか」
高「最初から中国にそんな気を起こさせない、尖閣でも挑発させない為の手段を採るしかないよ。今はそれが自衛隊の兵力増加等に現れているが、それは焼け石に水だ、はっきり言って。それから日本の防衛が米国頼みであることも問題だよ。米国は確かに信頼できる同盟国だろうが、だから自国民を核の脅威にさらして日本を助けるかは別の問題だ。日本を好きこのんで見殺しにはしたくないだろうが、中国なら本気で米国に核を撃ち込むかも知れない。全てのミサイルを迎撃できなければ、大型核一発が都市部に命中することで百万単位の米国人が死ぬだろう。その犠牲を払って、日本を助けるわけには行かない。そんな決定をする大統領が支持を得られるわけがない。それは決して日本に対する裏切りでも背信でもない、当然の苦渋の選択として、米国は参戦しないというのが普通じゃないか」
留「結局日本が単独で何とかしなくちゃならないんだ」
高「もちろんそうだよ。国防とは本来自力でやるもんだ。それをやる姿勢を見せて、初めて他国から信頼され支援も受けられる。初めから他国頼みの国防システムしか持っていないなら、他国が窮地に陥ったとき日本の支援を当てに出来ないだろう」
留「そりゃそうですね。でも日本は単独で中国に太刀打ちできないんでしょ?」
高「うん。だからこそ、あれだけ中国が尖閣で挑発をしても日本は実力で排除せずに抗議だけで済ませるしか無いとも言える。下手に中国に手を退かせる機会を、日本が無くすることが出来ないんだ。言い換えれば、下手に中国を追いつめられない」
留「でも、そんなことをすれば中国はいずれエスカレートし続け、日本がいつか実力行使にでざるを得なくなりかねないでしょう」
高「うん、中国もそれは理解していると思うが、繰り返すけれどね、まず中国国内で習近平指導部の指導力が極めて怪しくなっている。すると、一部のの跳ね返り達が抜け駆けで戦争をしかねないんだ。何度もそのようなことが起きているだろう。以前にも中国機が米軍機を挑発して接触し墜落したり、海自艦に中国艦がミサイル照準レーダーを照射したり、最近も自衛隊機が中国機からミサイル照準をされたりしている」
留「あ、有りましたね。でも中国では、中国に対する挑発を受けたから正当な対抗策を採ったと言ってましたよ」
高「あとからつじつまを合わせたんだよ。最初はそんな事実はないと言っていたのがあとからあれは正当な行為だったと党の広報官が言っている。つまり、党の制御が効かない現場で一部の者達が跳ね返り行動をし、それを党があたかも党の指示でやったと声明を出したんだ。そうしないと、軍の統制が採れていないことがばれてしまうからね」
留「と言うことは、偶発で戦争になる可能性もあるし、そうなれば中共はそれを中共の決定で行ったという可能性があるんですね」
高「必ずそうなるよ。そうしないと、党が軍を制御できていないことを認めることになる。実際は中共は解放軍の政治部でしかないが、表向きは軍が党に属していることになっているんだから」
留「結局そうやって、党や軍が手を退きたいと思ったとしても、戦争が勝手に拡大してしまう可能性もあると言うことですね」
高「あるね。あくまで可能性だが、最悪の場合はそうなりかねないね」
留「じゃあ、どうしようもないじゃないですか」
高「だから、そんな中国に分からせるには、本能的な恐怖しかないんだよ。つまり、もし日本に手を出したら、日本が仮に消滅することになっても中国を完全壊滅させるとの手段や意志を示すしかないんだ。これでも完全な抑止力とは行かないが、桁違いに中国を抑えることは出来るだろう。理論や理性が通用しない中国でも本能的な恐怖は通じる。結局、日本がそれだけの核抑止力を持つ以外、中国を大人しくさせ、暴発させない為の方法はないよ」
留「結局それしかないんですねぇ。あ、女房からメールだ。ええと、ボーナスで勝手にバイクを買ったのは許せない。帰ってきたらどうなるか、覚悟しなさいって・・高雄爺さん、どうしよう」
高「下手におまいさんの味方をするとあとから家内を通じてしっぺ返しが来るからね、ひとりでなんとかしなさい」
留「あ、米国と同じだ」




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自国は自力で護る 3

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留瀬「ひぇー、お久しぶりです」
高雄爺「なんだい、ひぇーって。まあ本当に久しぶりだね。前回は去年暮れだよ。もう6月になったというのに」
留「ブログ主に言ってくださいよ。お元気でしたか」
高「ブログ主か。なかなか思うようにはいかないみたいだ。私は元気だし、ブログ主も健康に問題はない。まあ色々手を出してそれが思うようにいかないみたいだが、性格がいい加減だからなぁ。いい加減だから、上手く行かなくてもあまり気にはしていないみたいだが」
留「上手く行かなくてなりふり構わずますます泥沼に落ち込んでいるのが居ますよ」
高「民進党のことかい」
留「あれ、よく分かりましたね」
高「普通分かるよ。でもやり方を変えることが出来ない。韓国と同じだな」
留「あ、韓国ね。それも一寸関係があるんですよ。でもまず民進党。これを見て下さいよ」

内閣支持率49・4%↑ 民進党支持率は急落7・3%↓ 「現行憲法で平和と安全守れない」52・1%

高「あ、これね。いつものことだ。これは民進党と維新の党が合併した結果だが、本来両党の支持者が集まるんだから支持率は増えるはずだよ。でもそうならなかった」
留「そうそう、世論調査でも連中が言っている護憲では支持を集められなかったことが明らかになっています。共産党なんか、もうなりふり構わず高校生なんか使って若返り、いけてる政党を演出してますがね、まるで紅衛兵ですよ」
高「それに、連中と一緒に動いているのは殆どが爺さん婆さんばかりだ」
留「爺さん婆さんったって、高雄爺さん、人のこと言えないでしょ」
高「精神的な物だよ。あたしだって、若い頃はいっぱし左翼だった」
留「ええっ、そうだったんですか。初めて聞いた」
高「何かい、あたしが昔は若かったこともあるってのが嘘だとでも」
留「いや、それじゃなく、左翼だったってことです」
高「あ、そうか。いや、あたしくらいの年ならそう言う人は多いよ。なにしろ、政治家はみんな私腹を肥やしている、国民のことなど一切考えない、日本が軍事力を持つから戦争になる。昔の戦争も、日本がアジア諸国を侵略したことから始まった・・・」
留「うわぁ、典型的な左翼の言う事を、全く信じていたんですか」
高「いたよ。その前はサンタクロースのおじいさんが本当にいると信じていた」
留「いや、それはみんな同じですよ。あたしだって子供の頃、高雄爺さんが自分がサンタクロースだ、っていうのを信じてましたからね」
高「そんなことを言ったかい」
留「いや、それはいいんです。いつからネトウヨになったんですか」
高「馬鹿言っちゃ困る。あたしはネトウヨなんか大嫌いだし、右翼でもないよ。保守系とは言えるだろうが、だからといって政権を何から何まで全て支持している訳じゃない、批判もしている」
留「あ、そうでしたね。で、いつから保守系になったんですか」
高「その後、政治に興味が無くなっていたんだが、社会人になってからかな、いろいろな物を自分の目で見聞きするし野党の言っていることが、殆ど裏付けがないことに気が付いてから、自分で色々勉強した。歴史、外交史、戦争史、地政学、民俗学、文化などなどまあ時間を見つけては色々読んだり人と話したり国会関連の報道を観たりしてね。で、未だに政府そのものには沢山の不満はあるが、野党は嘘つきだと決めつけるに至った。一番大きいのは、憲法問題だね」
留「それはあたしも何度も高雄爺さんに言われましたよ。日本が戦争を放棄しても他国が日本に戦争を仕掛けてきたとき、戦う手段がなければ日本は蹂躙されるしかない。そして憲法ではその場合の戦争も紛争の解決手段として禁止している。だから、憲法を拡大解釈して自衛隊を持っているってね」
高「うん、そうだね。実際には自衛隊は憲法違反だろう。だから腐れ野党は憲法を守るには自衛隊を廃止しろとか、集団自衛権も憲法違反だという。憲法を守ることが大切なのか、国民を護るのが大切なのかまったく考えていない。護憲教というカルトであって、教義が正しいかどうかなど問題ではないのが連中の言い分だ」
留「そうそう、そんなことをあたしも聞きましたよ、高雄爺さんから繰り返し。洗脳かな」
高「何を言っている。あたしが言うから正しいのではなく、自分で考えて、自分で調べて、自分で検証すればあたしが正しいと分かる。そうじゃないのかい」
留「もちろんそうです」
高「で、国を護るとはあくまで自力で護らなくてはならない。米国は同盟国だからいざとなれば日本を護ってくれるなど、とんでもないことだ」
留「へぇ?そうなんですか。同盟国の米国は信用できないんですか」
高「信用できるよ。でも無制限に信用できるなどありえない。そうだろう、米国が自国民を犠牲にしてまでも日本を護ると思うかい。中国が、日本に加勢をするなら米国も敵と見なし、核ミサイルを撃ち込むぞ、と恫喝したら米国はそれでも日本のために戦ってくれると思うかい」
留「それはちょっと難しいですね」
高「難しいんじゃない、あり得ないよ。立場を代えて、日本が自国を犠牲にして他国を助けると言い出したら、それはとんでもないことだ。そんなことを言う政治家がいたらさっさと排除しなければ。政治家の職務は自国民の安全と生命財産を護ることだ。それを最優先させるのが、何処の国でも、独裁国家以外なら当たり前のことだよ」
留「ふーむ、なるほど。じゃあ、米国は信頼できませんよ」
高「いや、信用して良いし、実際信用できる。だがね、何を信頼すべきかと言えば、米国の国益に叶うかぎり米国は日本を護るだろうが、国益を犠牲にして護ることはない。いや正確に言えば、多少国益を犠牲にしても日本を護ることでより多くの国益が得られるなら日本を護る。しかし、米国の基本的国益、すなわち国民の安全、生命財産と引き替えになる国益は日本を護ることでも得られない、それだけのことだ。でも米国は、いざとなったら日本を護らないとは言わない。そんなことは言わなくても分かるはずのことだからね」
留「じゃあ、どうするんです?」
高「分かり切ったことだ。日本人の安全、生命財産は日本が自力で護らなくちゃならない。そんな姿勢も持たない日本を、自国民の犠牲を払って米国が助けてくれると、まさかおまいさんは信じちゃいまい?」
留「あ、睨まないでください。分かります分かります」


「韓国守る必要なし」トランプ氏に喝采送る米有権者、かつて「敵前逃亡」した韓国軍に“根深い”不信

高「これは、かつて朝鮮戦争の折、米国が最新鋭の武器を朝鮮人に与え中国軍と戦わせようとした時のことだ。何しろ自分の国を護るのだから、朝鮮人達は最新鋭の武器を持って勇敢に中国人と戦うだろうと米国人は考えたんだ」
留「普通はそう考えます。違ったんですか?」
高「違ったね。まあ、ある意味日本人なら想像は付いたろうがね。朝鮮人は与えられた最新鋭の武器を置いたまま、戦場から我先に逃げ出した。それら最新鋭の武器は中国軍の手に渡り、あとからそれは米軍に対して向けられた」
留「うわぁ、そりゃ酷い」
高「何しろ当時の李承晩大統領が、橋を爆破し多くの朝鮮人が逃げられないようにして自分はさっさと逃げたような有様だ。それでも建前上はこの様な卑劣な獣でも連中は建国の父として奉っているけれどね。日本から祖国を取り戻した英雄としてだ」
留「国民を見捨てて、自分が助かりたいために退路を爆破したんでしょ?そんな奴でも建国の父ですか」
高「他に誰もいないからだよ。歴史を捏造するためには自分達の誇りなんてどうでも良いんだ、連中は」
留「あ、話がずれてますね。で、日本の防衛とはどんな関係が」
高「結局ね、自分の国を自力で護ろうとする意志のない国など、何処の国も代わりに護ってくれる筈なんか無いんだ。自国さえ護るために戦おうとしない国と同盟を結んで、いざというとき信頼できるかね。役に立たないばかりか、いつ裏切られるか分かったもんじゃない」
留「でもかつて第二次世界大戦の時、日本は死力を尽くして戦ったじゃないですか。直ぐに逃げ出した朝鮮や、逃げ回って同士討ちばかりしていた中国とは違いますよ」
高「まあね、だからその意味で日本は戦争に負けたにしろ戦後は発展できたしそれなりの地位も得たよ。信頼もされている。が・・」
留「が・・・?」
高「今の日本は憲法で戦争をしないなどと言っている。むろん、誰も戦争などしたくないが、この憲法では戦争を仕掛けられても戦ってはならない、とさえ解釈できる。まあ、この戦争とは侵略戦争であり防衛戦争は日本でも出来るはずだ、というのが芦田修生だがね」
留「芦田修生って、何です」
高「とりあえずWikiでも見なさい。まあ、日本政府は違った解釈をしているが、いずれにせよ、それで自衛隊が作られた。が、以前憲法の制約は大きく、馬鹿野党は戦争法案反対、軍事化する、戦争をしたがっているなど馬鹿なことを言う始末だ。戦争は誰もしたくはないが、戦争を仕掛けられないためには相手にその気を起こさせないだけの抑止力がいる。つまり、戦争になったら断固戦うという意志と能力を示す必要があり、それによって戦争をしなくて済む。つまり戦争反対なら、戦争を仕掛けさせない抑止力として軍事力は絶対必要なんだ」
留「なるほど。それはそうでしょうね。高雄爺さん、いつか言ってましたね。平和とは結局力がもたらす物であり、話し合いや協調がもたらすというのは現代では、そしておそらく人間が人間である限りあり得ない、って言ってましたよ。まあ、そう言う意味なんですね」
高「おや、あたしがそんな素晴らしいことを言っていたかい。全くその通りだ」
留「ま、ですからね」

日本でじわり広がる「トランプ大統領」待望論―対米自立か隷属か―

留「と言うことも有るだろうと思いますよ」
高「なるほどねぇ。でもまあ誰が大統領になるかは米国人が決めることだ。彼は政治経験が全くなく、つまりはポピュリズムだけで支持されている。米国の大方の勘定に付け込んでいるんだ。米国の大衆の知的レベルなど、あきれるほど低いからね、米国大統領はそれに迎合しなければ当選しない。ルックスやスピーチが上手ければ能力など二の次だ。その点、トランプ氏は大衆をあおる宣伝が非常に上手い。しかし、実際に大統領になったとき、政府内にネットワークがないから孤立するんじゃないかっていわれている。嫌でも政府内のシンクタンクに頼らざるをえず、結局穏便な政策を採るしか無いんじゃないかとの観測もあるよ」
留「全く今のオバマ氏もそうですからね。で、そのシンクタンクが親中派に取り込まれて今の中国を作り出してしまったと、これはブログ主が言っていたんじゃないかな」
高「うん、あたしが教えたとおりだ。まあ、一方クリントン氏もトランプ氏との対抗上、かなり強烈な反日を打ち出しているようだよ。亭主のビルクリントン氏も最初は酷い日本たたきをしていたからね。女房も同じ手を使うとは思う。なにしろ、不景気や資産格差など米国の問題は日本のせいだと言うのがもっとも知性の低い米国大衆に受けやすいから」
留「それなら、いっそトランプ氏が大統領になれば、日本ははっきりと自力で自国を護る必要性を国民が理解するんじゃないか、という期待があるんですね」
高「誰が大統領になろうと、自国は自力で護る、この気概を持たない国を何処の誰が助けてくれるか、左翼は本当に都合良く無視しているし、この問題に触れようとしない。そしてそれにあおられる連中、例えば九条を守る会みたいな思考停止の連中が支持される。戦争をしない為にというキャッチコピーは、何も考えない人間にとって極めて受け入れられやすいからね。日本が戦争をしなくても戦争を仕掛けられたら国を護る、その力を示すことで戦争を仕掛けられなくなるというセオリーがどうしても平和ボケした連中にはイメージできないんだ。だが、世界の歴史は例外なくそれを示しているんだよ」
留「でも、時代は変わって、今は戦争の時代じゃないから話し合いで国家間の問題を解決すべきと」
高「だまんなさい。世界は変わっちゃいない。米国が戦争をしなかった時期がどれだけあるね。中国が話し合いに応じた試しがあるかい、ロシアが話し合いで不当にとった北方領土を返すと言っているかい、北朝鮮が・・」
留「だから、話し合いで解決できるはずがないのに、そう言う連中が憲法改正反対とか、集団自衛権反対とか、原発反対なんて言ってるんですよ」
高「だから、連中は馬鹿なんだ。こんな記事を読んだかい。一寸古いけれどね」

意外?当然? 王毅氏発言にネットで「非礼だ」批判 「気骨見せた」擁護も

留「ああ、岸田外相が訪中したとき中国外務大臣の王毅氏が、誠意を持ってくるなら歓迎すると言った話ですね。誠意とは、連中の場合、自分達の要求を全て受け入れる意味しかないですからね。でも岸田外相は特に反応しなかったと言いますよ」
高「日本国内では毅然として厳しく言い返すべきだったとの声もあるがね、まあ実際はどのような事前の水面下の協議があったかも分からない。外交交渉なんて、公表されるのはごく一部だ。だから日本としてはこんな事も十分想定済みで行ったのかも知れないとは想像できるよ」
留「どういう事です?」
高「中国はとにかく国内向けに、中国は日本に対して厳しい姿勢を常に上から目線で採るとのプロパガンダをし続けなければならないし、特に習近平指導部の指導力が大きく揺らいでいると見られている今、なおさら日本には強い態度を国内向けに見せなくてはならないだろう。かつて朝鮮のパクリゴネ大統領が初めて安倍総理とあったとき、無視したりしかめ面をしたのをおぼえているだろう。あのような国は、そうしなければ政権が保たないんだ。王毅氏もあのような態度をするしかないんだろう。それを日本が汲んだと言うことかな。それが必ずしも良いとは思わないがね、ただ、安倍政権としても意地の張り合いで中国を突っぱね続けるよりも対話の姿勢だけでも見せる必要があると思ったのじゃないかな。それに、日本は国内向けのプロパガンダなんか要らないからね」
留「それで良いんですか」
高「それは色々事情がある。今中国を追い込んで、万が一の暴発をさせてしまったら、何が起きるかな。中国は少なくとも今日米国と戦争をしようとは思っていないだろうけれど、中国のような国は、一旦コントロールが外れると我々が想像も出来ない状況を引き起こす。文革や天安門事件など、先進国では起きないはずだが、中国では政権がぐらつくと起きるんだ」
留「なるほど。でもそりゃ中国の問題でしょ?」
高「それで済みゃあいいよ。でも、国内の問題が大きくなるにしたがって日本に対する憎しみを国民にたきつけている中国が、今度暴発した場合、その矛先を日本に向ける可能性は無いのかな」
留「そりゃ大変だ」
高「中国としては国がまとまらないのも経済が悪化するのも日本が中国の邪魔をするからだと国内で宣伝している以上、日本に対し何かの手段を講じないわけには行くまい。日本がそれで膝を屈すればよいが、もしそうならなければ、そして今の安倍政権はそれを警戒し、国際的な中国包囲網を構築し、賛同国を集め、防衛体制も整えつつある。昔なら、中国と争うより妥協することを選んだろうが、今の日本はもしかしたら激しく反発するかも知れない、そうなると」
留「もっと激しい態度を日本に対してとらなくてはならないということですね」
高「もう一つ危険なのは、文革時代の、暴力で権力を握ることが全てと信じ込みそのように洗脳されてきた連中が続々と党や軍の中枢に入り込んできている。そして生ぬるい今の中共や軍の幹部連中に不満を募らせているとしたら」
留「あ、跳ね返りが暴発しかねない、その暴発を今の党や軍はコントロールしきれないし下手をすれば自分達が粛正されかねないということですね」
高「偉い!よく分かったね。あくまで可能性だが、中国の場合は今までも何度もやっているのだ。今までは国内だけで済んだが、今はそれなりの軍事力を備え、十分に日本を制圧できると思い込めばその可能性はあるよ。そして今の日本では、中国が攻めてくるはずがないとか、話し合えば分かるとか、日本が武器を棄てれば戦争にならないとか、そんな馬鹿が大手を振っている。中国にしてみれば赤ん坊の腕をねじるようなものだ。その日本を力尽くで押さえつけることが出来るなら、中共も解放軍も人民に対し己の偉大さを大いに示すことが出来るし、日本の技術や金が手にはいるなら御の字じゃないか」
留「でも、米国が・・」
高「うん、黙ってはいないだろうね。で、中国が米国に、手を退かなければ核をぶっ放して米国人を何百万人も殺すぞ、中国は世界が滅びても人民が半分殺されても、いずれ蘇るのだからやるといえばやるぞ、と恫喝したとする」
留「米国はどうします?」
高「どうします、って手を退くさ。自力で国を護ろうとしない日本のために米国人を何百万も殺す理由はないし、仮にそれで本当に核の撃ち合いになったとすれば米中共に数百万数千万が死ぬだろう。中国にとって人民の命は消耗品だが米国にとっては何を置いても護らなければならないのが米国人の命だ。日本から手を退けと言われればそうする以外の選択肢など無いし、これは立場が変わって日本でもそうだ。直接の戦争でもないのに他国のために日本人が殺される選択を政府に認めるはずがない。そこが民主国家の弱さだよ。中国はその弱さを必ず突いてくるだろうね」
留「でも、実際の中国の軍事力は日本に到底太刀打ちできない、練度も兵器の質も日本が段違いで上だから、日中戦争が始まっても日本が勝つってネットじゃ言ってますね」
高「初戦の小競り合いなら確かに日本だけで中国と十分にやれるだろうし、勝つだろうね。でも、それは中国も想定していると見て良いし、それで済むと思うかな。なにしろ、そんな状況で日本に負けたら中共は一気に崩壊するよ。それは今の指導部がリンチに逢うことを意味する」
留「じゃあ、どうなるんです?」
高「中国は戦線を拡大するしかない。そうなると物量戦になる。結局物量に優る方が勝つ」
留「日本の物量は足りないんですか」
高「日本の防衛力は長期戦を想定していない。局地戦を短期間で制圧する、その間に米国の支援を受けることが前提となっている。それは中国も知っている。だから、言ったようにあらかじめ米国を核で恫喝し手を退かせれば、あとは日本は中国の物量には絶対に勝てない」
留「勝てませんか」
高「勝てないよ。考えてごらん、国土面積からして日本の25倍有る。それは、理論上日本が中国の25倍以上の攻撃力を持たなければ中国と戦えないことを意味する。具体的には、日本は中国全土をくまなく攻撃しなければならないが、中国は日本という狭い地域を集中して攻撃すればよいからだ。そして中国は事実上日本への補給路を遮断できる。そんなことが分かっているのに何処の国が日本と一緒に戦ってくれるのかね」
留「むーん、絶対に駄目ですか」
高「駄目だね。それだけじゃないよ」
留「まだあるんですか」
高「それでも日本が抵抗をやめない場合、中国が核を日本に撃ち込んだらどうなる。それでも日本は抵抗をつづけるかね」
留「そんなことをしたら中国が世界から攻撃されるでしょう。孤立するじゃないですか」
高「彼らにとって中共や党幹部の指導層の地位を失うか異なかの瀬戸際だ。そんな時にそれを理由に彼らが自分達の地位を諦めるかい。それはすなわち殺されることを意味する。それに仮に中国が核を日本に撃ち込んでも世界は非難はするだろうし、日本に同情はするかも知れないが、実際に核大国であり、過去に自国民さえ犠牲にしてきた中国が何をするか分からない状況で、中国と日本のために敵対すると思うかい」
留「思いません」
高「だろう、だから全面戦争になったら日本は絶対に中国に勝てない」
留「救いようが無いじゃないですか」
高「まあ、今のままじゃね。でもそうならない可能性も無論ある。というより、現実に言ったように今の中国が進んで対日戦をしようとは思っていないが、ただ、中国の思考を私たちの価値観で判断することは出来ない。中国も必ず戦争は避けるだろうと信ずる根拠もない。だから、国防とは常にあらゆる可能性を想定し、最悪の事態にも対応できるように組み立てなければならない。せっかく金をかけて作った兵器だから、戦争で使わなければ税金の無使いだと言えるかい」
留「いえいえ、とんでもない。兵器は使わずに済めばそれに越したことはありません。でも中国に日本が絶対に勝てないんなら兵器を持っても無駄かなぁと・・」
高「黙んなさい。だから、自国は自分で護るというテーマなんじゃないか。あ、夕飯が出来たようだ。食べて行きなさい。続きはまたにしよう」
留「ありがとうございます。でもうちでも女房が夕飯の支度をして待ってますから。あれ、女房からメールだ。ええと、今こちらに来ているから一緒にご飯を頂きましょって」
高「あらゆる可能性を想定しなくちゃならないって言ったばかりじゃないか」



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自国は自力で護る 1

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相も変わらず腐れド左翼が口を開けば安保法案は戦争法案だ、日本は軍事国家になりつつある、近隣諸国に脅威を与えている、戦争に巻き込まれるなどなど、単に恐怖による印象操作に明け暮れている。が、何度もここで書いているように、現実に日本には今脅威が存在している。最近も北朝鮮が水爆実験と長距離ミサイル発射を行った。その実態は自画自賛のプロパガンダだけでは分からないが、日米などの分析に依れば確実に技術は進歩しているとのこと。

実際に北朝鮮が核ミサイルをどこかに撃ち込むつもりはないかも知れないが、今の金正恩が今の地位にとどまるためには米国との敵対関係を何とかし、交渉する手段として米国本土まで届く核ミサイルが唯一の手段だと信じているからだ。それ以外の方法で米国と話をしたくとも、米国は独裁国家であり非人道的体制である北朝鮮を認めず、まず今の強権政治をやめろと言うに決まっているし、そしてそれは金正恩の失脚、吊し首を意味する。実際、金正恩は朝鮮労働党幹部達の操り人形であり、実際の権力は把握していないとの見方もあるので、つまりは朝鮮労働党幹部の保身のためには核ミサイルが必要不可欠となる。それ以外の彼らの地位保全の手段はない。

その北朝鮮は実際は全てに行き詰まり、万が一自暴自棄になれば日本を人質にする可能性もある。一説には北朝鮮にはすでに射程1000キロ超のミサイルが数百発あり、それらが地下基地から集中して発射され中に核が含まれていれば、全弾を確実に迎撃できる保証は無い。

さて、実際に北朝鮮が核を使用するつもりは無いだろうと書いたが、ただ、彼らが核を持ち運搬手段を持っている事実はだからといって無視して良い物ではない。唯でさえ金正恩は何かの理由でその地位を追われたが最後、その取り巻きともどもリンチに逢う。しかし、力を示す以外に地位を守ることの出来ない金正恩や一派が生き延びるためにはどんなに国際的な非難や制裁があろうと今の姿勢で突っ走るしかない。行き着く先は破綻しかないとなれば、自暴自棄になり一か八かで核を使うことも想定して於かなくてはならないだろう。なにしろ、北朝鮮には核もミサイルもあるのだ。そして北朝鮮は追いつめられ自暴自棄になっている。かつて実際に北朝鮮はラングーンテロを起こしたり大対韓航空機爆破事件を起こしたりしている。

国際的非難や制裁など北朝鮮の行動を止めるには何の役にも立っていないのが現実だし、そして北朝鮮のメンタリティは日本人の常識やメンタリティで謀れるものではない。北朝鮮を理屈や利害でコントロールできるなどは考えない方がよい。とにかく、彼らが核を持っている以上、その脅威は力で取り除く以外の方法はない。

この北朝鮮の在り方は、そのまま中国にも当てはまると言っていい。

たとえば、日本では左翼が安保法案を戦争法案だ等と馬鹿な騒ぎ方をしているが、米国は中国が抜き差しならない所まで来ているのではないかとの懸念を示している。

日中対立「甚大なリスク」米高官、特使団の派遣進言


言うまでもないが、今の中国は経済が破綻仕掛け、国際的に孤立が深まっている。中国が何とか国際社会の中で存在意義を示さなければ、北朝鮮同様政権が終わりかねず、それはとりもなおさず中共や解放軍指導部が引きずりおろされリンチに逢うことを示している。単にそうなるだろうと言う予想ではなく、中国の歴史はそれの繰り返しだったのだ。中国は形こそ現代化しているように見えるが、内部は1000年前から全く変わらない古代国家のままなのだ。別に中国だけの現象ではなく、外見こそ西欧などから与えられたテクノロジーで近代化しているかに見えながら、数百年間変わらない部族社会の独裁そのまま、国家経営の概念がないのがたとえば中東、アフリカ等には多く観られる。インドも発展がめざましいと言われるし、アジアでも多くの国が発展してきていると言われているが、その社会は驚くほど進化していない。

人間が作る社会が壮観単に変わるわけはなく、ただテクノロジーの進化は人間の進化よりも桁違いに早いためにあたかもテクノロジーによる近代化がその社会の進化に見えるだけだ。

ということで、それが最も顕著なのが中国といえるのではないか。要するに力が全てを支配する独裁国家と言うことだ。西欧や日本からテクノロジーや資本が流れ込み確かに見かけは近代化した(都市部は特に)。が、一部の独裁者が富を独占し、多くの人民を力で支配する形は、まさに1000年前と全く変わっていない。

中国もその発祥から現代に至るまで無論平和な時代もあったし、華やかな文明の花開いた時期もあった。間違いなく一時は世界最高峰の文化国家であり、世界の三分の一の富を有していた大国であった。が、そんな中国も長くて300年、普通は精々数十年の国家が入れ替わり立ち替わりであり、その全てが最初は崇高な理想に基づいて国家を建設したはずが急速に権力が腐敗し独裁を暴力と私利私欲が支配したために他民族あるいは国内の反権力勢力に打倒されている。

現在の中国も全くその体質は変わらず、しかも世界の主要国が技術的、あるいは政治的に成熟しつつある中、中国だけは古代の権力の入れ替わり腐敗のサイクルの今は末期にさしかかっている状態だ。

中国のような国は、国内からの不満を暴力と籠絡で押さえつけ、さらにその不満を外に敵を作ることでそらす手段を取らなければ独裁体制を維持できない。

独裁とは、或意味民主主義よりも効率がよい。民主主義は国家が発展するためには必要不可欠な制度だが、民主主義を支える国民の資質が低ければいとも簡単に腐敗する。腐敗するだけではなく、統一がとれないために国家が維持できない。その点、独裁は効率が良いために、世界の国々は全てかつては独裁だったし、あるいは今も独裁を続けている。そして、独裁が腐敗していないのであれば国家をまとめるには効率がよいのだが、「権力は腐敗する、絶対的権力は徹底的に腐敗する」という格言は例外がない。

その腐敗を常に国民が監視し矯正し続けなければならないのが政治なのであり、それは現代日本でも例外ではない。そして、日本はそれが極めて上手く機能していると言えるが、それは別の機会に書くとして、中国はその矯正システムが全くないために、古代国家と同じ道筋をたどっている。

ますます高まる国民の不満をまず暴力で徹底的に弾圧し、また籠絡するために生活レベルをある程度保証しなければならないが、国民にまんべんなく生活レベルの向上をさせるだけの資本がない。そこで、一部の人間に富を持たせ彼らを政権側の道具として使う方法、およびこれも常套手段である外部に敵を作り不満の対象を向けさせる。その敵から国を護るのが政府であると国民に宣伝する。

いよいよ経済的な行き詰まりがこうじいよいよ国民の生活レベル向上が出来ず、外国からの投資も人件費高騰や不公正な司法などの理由で大量に引き揚げられ、さらに軍事費は嫌でも増加させなければ、すなわち頼みの綱の解放軍に金を回さなければ独裁政権が保たなくなるような状況に追い込まれれば、どこかから何かを強奪してくるのが古代国家の常だった。かつての戦争はそれが原因であり、それはごく最近までそうだった。が中国に於いては、今でもそうなのだ。

となれば、今中国が一番ねらうのは何処だろう。日頃から敵視し、世界第二位の経済力を持ち(中国の世界第二位は全くの捏造による物であって、実際には日本の半分にも至らず今は縮小傾向にあると観て良い)世界トップクラスの技術を持つ日本は、また核も持たず、自ら戦争をしないと表明している、いわばネギをしょったカモだ。

その日本では未だに安保法案を戦争法案だとか日本は戦争をする国になったなどなど馬鹿なことをわめく馬鹿共が相変わらず居る。戦争が出来ない国は、戦争を仕掛けられたら黙って滅びる、相手に服従するということなのか。それこそ、中国は有頂天になるだろう。

挙げ句の果てが、憲法違反だ、平和憲法を護れと馬鹿は更にわめく。むろん、こんな馬鹿共を扇動する左巻きが居るからだが、憲法は国民の安全な生活を守るために存在しているのであって、国民が憲法を守るために存在しているのではない。まるで、熱狂的なカルト信者が神のお告げで自爆テロも人殺しも正義だと信じているのと変わらない。

これをけしかけているのが憲法学者だが、確かに憲法は自分たちの飯の種だろう。が、それなら憲法が本来の国民のよりよき生活、生存の安全を保証しているかから学び直すべきであり、憲法の専門家を自認するならかかる憲法は早速改正しなればならないと自ら主張すべきだろう。

憲法が間違っているのは、基本的自然権を冒しているからだ。この場合の自然権とは生存権のことだが、この生存権は全ての法律を超越する。だからこそ、正当防衛、緊急避難などでは殺人さえ認められるが、これは決して殺人を積極的に冒すことを奨励しているわけではない。自らの、あるいは他者の生命を守るためにはその原因を取り除くために敢えて殺人も罪ではないのであり、むしろ生命を守るために戦わなければ自分だけではなく護るべき物も犠牲にするだろう。

戦争が出来る国とは、正当防衛の出来る国でありその意思や能力を持たない国は国民という最も守らなければならない命を犠牲にすると言うことだ。

今の憲法は明らかにこの正当防衛すら否定している。なぜなら、戦争を紛争の解決手段としないとは、戦争を仕掛けれても自らをも護る手段を禁じているに他ならない。

腐れド左翼の言う戦争とは全ての場合が日本が他国を一方的に侵略するために一方的に始める戦争であり、他国が日本に戦争を仕掛けるはずがないことを前提としている。その裏付けとして彼らが金科玉条としている憲法の前文、すなわち全ての国が平和を愛し他国を尊重することを信じてこの憲法を制定するとある、この世界に例のない馬鹿な文が彼らの絶対に護るべき神の言葉なのだ。

他国が日本の憲法を守ると信じている時点で、彼らに説く言葉など無い。その番人である憲法学者は、カルトの司祭なのだろう。

ー 続く

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原爆記念日

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今年も8月6日、70年前、広島に原爆が投下された日だ。そして、9日には長崎に原爆が投下された。広島では原爆記念日が開催され、過去最多の100ヶ国もの海外からの参加者、中でも原爆を投下した米国の駐日大使やワシントンから核軍縮を担当するゴッテモラー国務次官が参加しているのは注目に値する。ただし、当然ながら中国は参加せず、その犬の駐日大使は欠席している。全くわかりやすい犬ぶりだ。

オバマ大統領は日頃から核廃絶を言っていたし、彼個人として核廃絶を願っているのであろう事は疑わない。が、米国は核を手放さない。理由は後述する。手放さないどころか、新しい核弾頭の開発を進めている。

確かに、冷戦時、世界には7万発を超える核があった。今、それは1万6千発にまで減少しているから、核廃絶は進んでいるではないか、という主張は的を射ていない。なぜかと言えば:

1) 米ソ、今は米ロが主体となって相互に核兵器の削減を協議し、実際に両国の核兵器は大幅に数を減らしている。が、その大半は、すでに旧式となり寿命が尽き、いずれ廃棄処分にしなければならなかったはずの分であった、両国の核戦力自体はむしろ大幅に増大している。

2) もともと、効率が悪かった核兵器は、その飽和量を超えて持つ必要があった。かつて両国の核は世界を何度も破壊し尽くす数があった。核兵器の維持管理はきわめてコストがかかる。特に古い核についてはそれが言える。今、核兵器の効率は非常に上がり、かつてのように余剰の核を持つ必要が無くなった。それに応じて、必要十分な数以上の核を減らしたに過ぎない。

3) 核兵器に限らないが、大砲でもミサイルでも敵地を攻撃するためには、敵地まで運ぶ手段がいる。自国で核弾頭があるだけでは全く何の役にも立たない。かつての核爆弾はきわめて大型で、大型爆撃機で攻撃地まで運ばなくてはならなかった。今では、核弾頭自体極端に小型化が進み、デビークロケットなどという弾頭では、砲弾に仕込んで敵地に打ち込むことが出来る。また20発ほどの小形核を一基のミサイルに搭載し、敵地の上空でそれぞれの小形核弾頭がそれぞれの攻撃目標に向かう様になっている。そのようなミサイルが、今では潜水艦から24発も発射できる。

この様な技術革新で、核弾頭は余剰に持つ必要が無くなったのが、大幅な数量減少の理由だ。

4) 更に、ミサイルの命中精度が極めて高くなり、巡航ミサイルなどではそれこそメートル単位の誤差で標的を攻撃できる。かつて数キロ単位の誤差があった時代では、小形核では目的を達することが出来ず、嫌でも大型核が必要だったが、今では必要最小限の小形核で目標を正確にたたけるようになった。したがって、今では核弾頭は小型化される傾向にある。今最小のサイズは25トン規模で、ラグビーボール大だそうだ。この様な核弾頭が出現したとは、実際は米ロ両国が核削減交渉をしながら、その裏で絶え間なく新規核弾頭を開発し続けていた事を示している。むろん、かつてのように爆発実験は不要になった。臨海前試験やスパコンによるシュミレーションで十分に開発できるのだ。

5) 核技術はどの国でも最大の軍事機密だろうが、実際には北朝鮮もパキスタンも開発している。彼らが独自に開発したかどうかはともかく、実際はどこかから核技術を買ったり盗んだりしたのだ。もともと、ソ連の核も米国から盗んだものだし、中国の核はソ連から盗んだものだ。どんなに秘匿しても核技術は拡散を防ぐことは出来ない。需要がある以上、いずれ核は拡散してゆく。これが今の世界の現状だ。

6) 核兵器は非常に安価なのだ。仮に北朝鮮が通常兵器で他国を恫喝しても全く問題にされないだろうが、核弾頭と運搬技術が完成されたと見られているから北朝鮮が脅威になっており、それは北朝鮮のもくろみにあっている。もし同じ規模を通常兵器で達成するとしても到底不可能であり、核だから出来たと言える。

核開発や維持はきわめて高額で、割に合わないと本当に信じている人がいるなら、それは何か悪いものでも食べたせいだろう。核武装は、きわめて安価な方法だ。だからこそ、世界で、それも貧困国と見られる国々が核開発をするのだ。

さて、この様な現実を見ると、核廃絶は夢物語だと思える。が、私自身は核廃絶を熱望しているのだ。間違いではない。私は世界から核が無くなることを心から望んでいる。しかしそれは、世界から戦争が無くなること、世界から犯罪が無くなること、世界から貧しい人がいなくなること、世界から不幸な人がいなくなることと同じく、望むが不可能なのだ。

とすれば、今私たちが出来ることと言えば、核を持っていても使えない状況を維持することではないのか。だから私は日本の核武装を同時に主張している。

今、核は実際には使えない兵器だと言われている。が、本当にそうなら無くてもかまわないはずだが、核軍縮はいっこうに進展せず、核保有国は核を手放さない。それは核が兵器と言うより、戦争の抑止力になり、更に外交の手段になっているからだ。実際に、世界の核保有国同士の戦争は起きたことがない。更に、核保有国に戦争を仕掛けた国もない。北朝鮮が未だに存在し続けている大きな理由が核であることは前にも延べだ。以前、インドとパキスタンは何度と無く戦争をしていた。が、一端インドが核を開発し、すぐさまパキスタンが核を開発したとたん、あれほど年がら年中戦争をしていた両国は戦争をしなくなった。

日本に投下されて以来、核が実践で使われた事は一度もない。実は朝鮮戦争やベトナム戦争では限定核を使うことを米国は真剣に考えたという。また、キューバ危機のおり、ケネディは核戦争も覚悟したと言われているが、あのときはフルシチョフが退き、核戦争は回避された。仮に米国にあのとき核がなかったらどうなっていたろうか。それを考えてみれば、核は相手が持つ以上、自分が持たなければ相手の使用を阻止する事は不可能だとの理解に至るのではないか。

むろん、核を持つ国がそれをめったやたらに使うことはないだろう。そんな必要がないのだ。核がある、と言うこと自体が強い外交力の手段なのであり、特に非核保有国に対し核を使う必要性など普通はない。が、普通はない、とは普通でないときはその限りではないと言うことだ。

今、日本が直面している最大の脅威は中国だ。むろん、中国が強大だからと言う理由ではない。強大ならアメリカも強大だろうが、アメリカは目下日本を敵視はしていないし、対日憎悪政策を採り国民を洗脳しているわけではない。まさに対日憎悪を国家の成立の基盤としている中国が核を持っていることが日本の脅威となっている。中国には他国との協調、対等と言う概念がない。中国の言う二国間の友好平和とは、相手が中国に屈服し言いなりになることで、中国がその保護を約束するというものだ。が、現実には、中国は陸続きの独立国チベット、ウィグルを一方的に侵略し併合し虐殺の限りを尽くしている。それに対し、国際社会は非難はしているが直接の利害が自分に及ばないので実力で中国を押さえることはしなかった。確かに、チベットやウィグルが中国のものになろうと世界情勢は変わらず、西欧諸国にとってはどうでも良いことなのだ。

陸続きの国々の侵略が一段落すると、中国は海軍力増強に乗り出し、南沙諸島ではフィリピンベトナムの領海を力尽くでもぎ取り、尖閣をうかがい、沖縄を奪おうとしている。そして、日本を核で火の海にすることもあり得ると正式に表明している。このように、理性や良識が全くない、即ち普通ではない中国が、本来は外交手段であるはずの核を実際に使わない保証など無いと言うことだ。それ以前に、核が外交手段であるとは、物理的に核を保有していることが核の使用も選択肢に入れることが出来ることを意味している。非核保有国にはその選択肢はない。

となれば、常識の通用しない、理性のない中国に核の使用をさせない唯一の手段が、日本による強力な核武装しかないというのは自動的に導き出される結論ではないのか。核廃絶は望むが、外交手段である核を放棄させることは事実上不可能だ。だから、核を外交手段に留め、使用させないための核武装が、実際の核廃絶に近い効果をもたらすと言うことになる。

今、中国は崩壊の危機に瀕している。それは否定しようのない事実であり、バブルが崩壊した後の中国経済は、実体は世界第二位という宣伝が全くのでたらめであったことを露呈している。無論、以前からこんな世界第二位の経済規模などが全くのでたらめであったことは明白だったのだが。

そして、習近平は腐敗撲滅の名目で峻烈な粛正を展開し、人権派弁護士などを大量に逮捕拘束するなどなりふり構わずに人民の締め付けを行っているし、対外的にはますます核の恫喝を拡大している。それでも崩壊は免れないだろう。単に経済崩壊がその理由なのではない。中国では力のないものには生存の権利もない。その力を中共は失うことを極端におそれている。中共が存在できるのは、人民を弾圧できる力があるからであり、そのために、経済が急降下する中、軍事費だけは増大の一途であり、それだけ解放軍幹部達の懐に金を流し込まなければ、解放軍の政治部に過ぎない中共は雲散霧消し、それだけではなく人民のリンチに合う。実際、中国は2000年ものあいだ、其の歴史を繰り返してきたのだ。

そのような状況で中共が生き延びるとすれば対外戦争で勝つことであり、外部に敵を作ってそれをくだす事しかない。その敵が日本であることは言うまでもない。

一か八か、中共が生き残るために対日戦を仕掛ける可能性がゼロとは私には到底思えない。むろん、偶発戦争の可能性も十分にある。今の尖閣やEEZ境界のガス田開発施設が今は明白に軍事施設になっている。中国艦船が海事の船にミサイル照準レーダーを当てたのは記憶に新しいが、本来はそれで戦争が起きても不思議ではないのだ。

偶発戦争がそのまま拡大する可能性がなきにしもあらずなのは、中共が解放軍を押さえることなど出来ないことからもわかる。今洗脳教育で日本が一方的に中国を侵略し南京で数十万の中国人を虐殺した、中華思想で中国は日本を従えるのが当然なのだとの教育をされた層が解放軍や中共の指導層に入り込んでいる。彼らが対日戦を意図的に仕掛ける可能性は十分にある。むろん、仕掛けるからには勝たなければそれこそ中共や解放軍は人民に粛正される。となれば、当然勝つべく戦争を仕掛けるのだろうが、今の自衛隊の戦力は、法的な縛りを覗けば世界有数の実力を有し、更に世界最強の米国が同盟国として付いている。まともな戦争では、中国には勝ち目がない。

となると、まず日本に対しすぐに戦線を拡大して飽和攻撃に持ち込み、核の使用も突きつけるだろう。そうなると、日本は絶対に中国には勝てない。理論的に島国である日本は大陸国である中国には絶対に勝てない。まして、核に対しては全くの無力と言っていい。ミサイル防衛があるではないか、飛んでくるミサイルを全弾打ち落とせばよいのではないか、というのはゲームの世界だけの話だ。テスト段階で確かに少数のミサイルを日本の迎撃システムが打ち落とした実績はある。が、数百、数千のミサイルを全弾打ち落とすなど、絶対に不可能なのだ。迎撃システム自体を破壊されれば打つ手はない。そして、実際にミサイルが都市部にでも命中し多くの日本人が犠牲になれば、事実上日本は降伏するだろう。一方、日本が撃つミサイルは、仮に中国に届いたとしても国土面積が日本の25倍の大陸全体を破壊するなど不可能であって、その反対に中国全土のどこから飛んでくるか分からないミサイルは、狭い日本に集中してねらえばよいので効率が極めて高い。これが、島国は大陸国に飽和攻撃では絶対に勝てない理由なのだ。

しかし、その時点で日本が降伏しなかった場合、中国が核を使用する可能性は高い。数百のミサイルの中に核ミサイルを混ぜて撃てば、日本は絶対に迎撃できない。

アメリカがいるではないかというのは幻想に過ぎない。日本が核攻撃を受けた場合、米国は絶対に報復攻撃をしないことを複数の米国高官が明言している。当然なのだ。日本が壊滅することを米国は痛ましく思うだろうし中国を声高に非難するだろう。が、日本の報復のために、あるいは対日核攻撃を押さえるために米国が核使用に踏み切れば、それは米国が中国の核の報復を受けることになる。そんな事態を米国が受け入れるなどあり得ないのであり、仮に大統領がそのつもりでも議会は絶対に承認しない。米国の裏切りなのではなく、それが通常の国の政府のありかたなのだ。

と言うことは、日本が独自に強力な核抑止力を持つ以外無いということになる。核ならば、今の時代今の日本の技術力では中国に対する十分な抑止力を持てる。核の撃ち合いに仮になれば、無論日本は壊滅する。が同時に中国も壊滅するのだ。飽和攻撃で日本が勝てないと言うのはあくまで通常兵器によるものであり、核なら相互確証破壊が実現する。特に四方を海に囲まれた日本では、潜水艦から核ミサイルを発射することで中国全土を破壊できる。即ち、一隻の潜水艦に24発のミサイル、核ミサイルに20発の弾頭をつめば、最大中国の480都市を破壊できる。特に人口の集中ししている沿岸部に集中すれば、事実上中国は壊滅するだろう。そのようなミサイル発射潜水艦を3,4艦持てば十分な抑止力になる。

ついでだが、核に代わる抑止力はないのだろうか。結論を言えば現状ではない。なぜなら、核兵器はその破壊力が飽和状態に達しており、核を超える破壊力が今のところ無い。したがって、もしその核兵器をもしのぐ兵器があるとしても結局は最大限の破壊を実現するだけで、核と何ら変わらない。故に核をしのぐ兵器で核を抑止する事はあったとしても、結果は核による相互確証破壊と何ら変わらない。

また、核ミサイルを100%確実に落とせる迎撃システムがあれば良いだろうが、それは夢物語であり、実際には不可能だ。核ではないが、米国の軍事力は世界でも圧倒的であり、かつて米国がWW2以降関わった戦争では、対戦国は米国とは比較にならないほどの軍事弱小国だ。だが、そんな圧倒的な軍事力の差がありながら、米国も相当の被害を受け、万単位の米国人が殺されている。そのため、米国内では厭戦気分が高まり、オバマ大統領は米国が世界の警察官の役目から降りると表明した。その結果が、中国の軍事的拡張だった。

ミサイルを100%落とせる迎撃システムなど存在しない。それは圧倒的に有利な米国が弱小国との戦争で甚大な被害を被っている事実からも理解できるのではないのか。

つまりどんなに優れたシステムでも、迎撃システムは抑止力にならない。

結論は、強大な核抑止力以外無いということだ。そして、その規模の抑止力としての潜水艦、ミサイル、弾頭なら、今の日本では十分に経済的技術的に可能なのだ。

これは抑止力として言っているのであって、実際に使用する前提を言っているわけではない。なにしろ、そんな事態になれば日本は壊滅している。が、中国も壊滅させる手段を持つことが、中国の軍事的脅威、核による恫喝を抑止する最大の手段だと確信する。核廃絶に最も近い方法が、日本の核武装だと言う意味が諒解いただけたろうか。

今日、広島原爆慰霊祭の日にあたり今一度それを強調したいと思った次第だ。

核抑止力構築へのステップ

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日本は核武装をする必要があると私は昨日も書いたが、では具体的に日本は核武装が出来るのか、そのためにはどのような段階を踏むべきなのかを改めて書いてみたい。出来もしないのに、核武装の必要性を説いても単なる机上の空論でしかないからだ。核武装に必要な条件なども過去に書いているが、まとめてみる。

そんな折、次のような記事を読んだ。

赤文字は引用

岸田外相、有事の核持ち込みを排除せず

 岸田文雄外相は14日の衆院予算委員会で、日本有事の際の米軍による核搭載艦船の一時寄港について「(民主党政権の)岡田克也外相時代に『その時の政権の判断することだ』と答弁されている。現政権もこの答弁を引き継いでいる」と述べ、有事の核兵器持ち込みを排除しないとの考えを示した。

日本には非核三原則がある。つまり、造らない、持たない、持ち込ませないの三原則だが、これは別に法的な意味はなく、単なる政府の目標でしかない。したがって、政府が決心すれば少なくとも日本が核武装をしても法的には問題がない。憲法9条が禁じているなども当たらない。

国際的な約束、すなわち核拡散防止条約(NPT)に加盟しているが、これは日米安全保障条約が有ればそれを信じて日本が核を持つことはしないと意思表明をした物だ。が、この時代、米ソ冷戦の時代であり核大国中国の今の状況は想定されていなかった。その核大国中国の想定敵として標的になっているのが日本である状況は当時核拡散防止条約加盟の前提に入っていなかったのだ。

また、近年、それまで署名を留保していた日本は核不使用に関する国連声明に署名した。これもまたアメリカの核不使用を強制するのではないかとの考え方を変えたためとされている。

上記の記事は、こんな日本政府の姿勢からすれば、なるほどと思える。少なくとも、非核三原則の一つを否定して見せたのだから進歩といえるだろう。

さて、核武装の実際のステップだが、技術的、コスト的には日本には何ら問題がないことはすでに何度も書いているのでここでは繰り返さない。核弾頭及び運搬手段双方とも、極めて短期間に持てると思うし、実際に世界では、日本が決心さえすればすぐに核武装が可能であり、すなわち洗剤核武装国家であると見なされている。

また法的な縛りは実はない。非核三原則は方針であって法律ではなく、憲法も別に核武装を禁じているわけではない。日本が戦争を国際紛争の解決手段として用いないとされているのは、あくまで日本の侵略戦争を禁じているのであり、防衛戦争は、いわば国家の生存権としていかなる場合も確保されるのだから、9条といえども禁じているとは考えられない。つまり、日本の核武装とは、防衛のためであり、何ら何らに触れる物ではない。戦術核兵器は攻撃兵器にもなるだろうが、戦略核兵器は言い換えれば核抑止力の本質であって、攻撃兵器とは言えないからだ。とはいえ、改憲が望ましいのは言うまでもない。

さて、最大の障害は国内世論だと思える。実際、日本人には感情的な核兵器アレルギーがある。確かに世界唯一の被爆国であり、広島長崎の悲惨さを自らの物として持っているのだから、核兵器に対する畏れ、嫌悪が世界で一番激しいのは当然だ。が、その核兵器を日本が使わないと決心したところで、世界には現実に十ヶ国近い核保有国があるのだ。国連安保理の5ヶ国に、インド、パキスタン、北朝鮮、そしてイスラエルは否定はしているが核保有国との見方も有力だ。南アフリカはかつて開発していたが、放棄したとされている。

かつてと違い、核兵器開発はそれほど難しくはない。北朝鮮やパキスタンが出来たほどなのだ。それら10ヶ国近い核保有国が核を使用しないとの確証を日本が自ら放棄することで得られるとはどのような理論による物なのか。

特に、日本を標的として事実上宣伝戦において対日回線をしているような中国が、核の使用をためらわないと宣言している。これは事実上、核による恫喝なのだが、それでも日本が核を持たなければ中国は確実に対日戦で核を使用しないとなぜ確信出来るのだろうか。まして、兵器の性能、兵員の練度などで日本が数段勝っていると言われている現状で、絶対に日本に負けることの出来ない中国が核を使用しないとの確信をどうして持てるのか。日本は核武装すべきではないと言う人々は、たんなる核恐怖、核嫌悪感情に理性を失っているとしか思えない。

とはいえ、現実に今日本世論は未だ核武装反対が主勢を占める。しかし、数年前に比べれば、核武装を口にすることも出来なかったのが、少なくとも検討はすべきだという人の数が増えてきて、一説には90%以上の人がそう思っているとのデータもある。また、核武装をすべきだという人も確実に増えている。とはいえ、まだまだ少ない。ただ、世論という物は、ある時点で180度変わる物だ。自分では考えることをせず、たんなる感情論で思いこんでいる人たちが、その時に強い主張をする人の数が増えればそちらになびくからだ。

ネット世論だけを見れば、確実に核武装論者の方が多数を占めている。しかし、選挙結果など見ても分かるように、まだまだネット世論がリアル世論を動かすまでには行っていないが、その影響力も確実に強まっている。印象だが、過半数は核武装支持者と思える。これは規制メディアが報道しない日本の状況、すなわち日本は、中国、ロシア、アメリカ、北朝鮮という4つの核保有国に囲まれ、そのうちの3ヶ国が日本を敵視している状況で、日本は核武装すべきではないと言うのは、その状況を知らされていない非ネット世論だと言うことだ。現実に、先日の東京都都知事選で核武装論を日頃主張している田母神氏に対する支持は、20-40代に多く、つまりネット世代であって、彼等が社会の中枢に出る20年後には確実に日本の核武装論は主流を占めていると思われる。

が、むろん、20年も待っては居られない。ここ2,3年で核武装をしなければその意味が無くなる。言い換えれば、その間に中国が自滅すれば、あとはその核を持つ残存勢力の在り方によっては、もしかしたら核は必要が無くなるのかも知れないが、一方核武装がさらに急がれなければならない状況である可能性の方が大きい。

したがって、とにかく一日も早く日本が核武装をすべく、国民世論に働きかける必要があると思う。

ところで、もう一つ問題があるのは、アメリカが日本の核武装に反対するであろうと言うことだ。日本の核武装を容認すれば、核ドミノが始まり制限なく世界中に核が拡散するだろう、そうすれば、アメリカの世界唯一のスーパーパワーという地位が脅かされる。が、これはアメリカの都合だ。

アメリカの核の傘が実際には何の役にも立たないことは、キッシンジャー始め多くのアメリカの指導者達が繰り返し言っている。日本に核が撃ち込まれても、アメリカがそれを撃った国に核を打ち込むはずがないと。

となれば、アメリカの反対があるから日本は日本の安全を犠牲にすべきだとの理論は成り立たない。最悪の場合、アメリカと離反することになっても、日本は生存のために核を持たなければならないと言うことになる。

しかし、アメリカや世界世論を敵に回せば、日本はアメリカなどの経済制裁を受け崩壊するのではないかとの懸念を反対の理由に挙げる者もいる。しかしそうだとしても、日本が壊滅に瀕しても日本を護らないアメリカの経済制裁を、日本の生存よりも優先する理由はない。

また、実際にアメリカ国内にも確実に日本に核武装をさせるべきだとの主張が大きくなっている。それは世界の警察を自認し、また世界平和を守ることで(実際はそうではないが)唯一のスーパーパワーと認められているアメリカが日本を見殺しにすれば、アメリカが世界からの信頼を失う。それはアメリカの存続を揺るがす。たとえば、もし日米が離反しアメリカが日本に対して経済封鎖、制裁などを行えば、日本は膨大なアメリカ国債を一気に放出し、アメリカドルは暴落する。むろん、アメリカが日本から放出された国債を引き受けないと宣言すれば、それでアメリカの国債は危険だと言うことになる。

結局、一事の軋轢はあってもアメリカは日本の核武装を容認せざるを得ないと言うことになるだろう。ちょうど、インドやパキスタンがそうであったようにだ。ただし、これは希望的観測でもある。

もう一つ可能なのは、有事に備え、公然の秘密で核を開発するというやり方だ。本当は上記の国内世論、アメリカ始め国際世論の了承が望ましいが、それが待てる時間はない。となると、ちょうどアメリカの核が持ち込まれているというやり方、つまり公然の秘密として核抑止力を持つ。実際には核を保有しながら、それを公式には認めないと言うやり方だ。実際には核を開発すれば、中国やアメリカがそれに気づかないはずがない。が、それでもそれを事実として認めないと言うやり方だ。イスラエルがそうだと言える。

自らは核開発を否定しているが、実際には核開発を済ませているという観測もある。イスラエルが公式に認めない限り、たんなる疑いでしかない。

ただ、そうしなくても済むように、まずアメリカを説得し、日本の核武装がアメリカにとっても有利であることを納得させる努力は必要だろう。そのためには、中国の軍事的脅威が単に日本だけではなく、世界にとっても脅威になることを訴え続けるなど、広報活動にも力を入れなければならないし、それを国内でも積極的に広める必要がある。だが、それを成し遂げる十分な時間がないとの認識も持たなければならず、そうならば上記のような非常手段を執らざるを得ないのではないか。

最後だが、次のような記事があった。

中国人の日本観光が急増してるが…「日本は本当に美しい国だろうか?」―中国ネット

日本は確かに美しい国だ。だが、時代ごとに多数の戦犯を生み出してきた。米国に原子爆弾を投下されるまで、日本は東洋で唯一、次々と戦争を自ら仕掛けた。この美しい国は、原爆を投下されても目を覚まさず、今なお好戦的な遺伝子を宿している。世界は、戦争や武器で支配するものではない。中国の権利を侵害するものとは、中国は徹底的に戦う!

中国には、日本のような好戦的な遺伝子は絶対にない。次々に戦争を仕掛ける習慣もなければ、能力もない。中国の伝統文化にもそういった習慣はない。


これは一般ネットユーザーの言葉として報道されているが、当然ながら中共の作文だ。言っている内容が、中共プロパガンダそのままであり、日本が邪悪であって、中国は平和を愛する穏やかな国だ。しかし、日本が挑発を続け中国を侵略するならば、中国は断固として日本と戦うと言っているのだ。

これはもし中国政府の言葉として報道されたなら、対日宣戦布告にも準ずる内容だと理解すべきでありそして、実際にこれは中共のメッセージだと理解した方がよい。

さらに次のような記事もある

中国と日本は2000年来、平等で友好的な関係を築いたことは一度もない―中国紙

張主任は、「今こそ日本人の『強い者にはひれ伏し、弱い者には威張る』という民族の性質をはっきりと認識する必要がある」と呼び掛ける。張氏は、中国と日本の2000年来の付き合いを総括すると、中国人民と日本人民は1度も平等で友好な関係を結んだことなどないと指摘する。

宋朝以前の強盛時代、日本は自らを中国の臣下と称し、一方の中国人は日本人を上客として扱い、文化や技術を惜しげもなく伝授した。だが、明朝以降、中国が衰退を始めると日本人は中国を侵略し、略奪の限りを尽くした。第2次大戦が終わり、1972年に国交を正常化した際、大局を考慮して中国政府は戦争賠償を放棄したが、日本はいまだに歴史問題や釣魚島(日本名:尖閣諸島)問題で中国を挑発し続けている。


これもまた典型的な中国プロパガンダなのだが、”日本人の『強い者にはひれ伏し、弱い者には威張る』”との表現は従来の、政権は右翼だが、国民は違うとのものと大きく違う。日本人が卑劣で驕奢にひれ伏し、弱者に威張ると言っているのだ。

今までは日本政府が敵だと言っていたが、これは日本人が敵だと言っている。この表現の変化を軽く見過ごしてはならない。一個人の見解としても結局は中共・解放軍の意志が反映されているのが中国メディアの報道なのだから。






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核武装以外の選択肢

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プロフィールに書いてあるように、私は核武装論者だ。しばらく前までは、そんなことは決して話題には出来ない風潮があったが、今では少なくとも論議だけはすべきだと言う人が90%を超えているとの調査結果もあるし、実際に核武装をすべきだという主張も確実に増えているようだ。ネット上だけで見れば、むしろ核武装論者の方が多いようだが、実際は日本ではまだまだ核に対しては無条件の、感情的な反対が多い。しかし、日本が世界で唯一の被爆国だから、核武装をしてはならないと言うのは一番矛盾した言い分で、むしろ唯一の被爆国だから次の被爆を避けるために核武装をしなければならないと言うべきではないのか。

なぜ私が日本の核武装を主張するかはすでに何度も繰り返し書いてきたからここで繰り返す必要もないだろうし、また技術的、コスト的に日本には核武装の支障は何もない。核弾頭も、そして運搬手段も日本はすでに有していると言っていい。あとは設計図を机の引き出しから出して生産ラインに乗せるだけなのだ。

とはいえ、私も核武装を好きでしたいわけではない。が、今の日本の状況を見れば、それ以外に選択肢はないから核武装を主張する。しかし、もし核武装に代わる確実な選択肢があるなら核武装をする必要など無いのだ。

では、核武装に代わる確実に中国の暴発を抑止する手段があるのだろうか。

1)アメリカとの同盟関係をもっと強化し、アメリカの傘に護ってもらう。これが全く当てにならないことは何度か書いた。つまりアメリカは中国が核でアメリカを恫喝した場合、あるいはそれ以前に日中間の軍事衝突に介入しない。それは前稿「日中戦争の可能性」でも理由を書いたので繰り返さないが、実際に中国はそれを見越している。

赤文字は引用

大規模な“日中戦争”が起きれば中国に有利、米国に勝算はない―中国メディア

日中間で戦争が起きれば、米国は日本と共に対中国戦線を張るだろうが、中国との正面衝突は米国が最も避けたいことでもある。日米が相手だとさすがに中国は劣勢に立たされるが、米国は世界第3の核保有国である中国に勝算はない。米国は勝つ戦争しかしないため、勝算のない中国との衝突はなんとしても避けたい事態である。(翻訳・編集/内山)

結局、中国はアメリカが日中間の衝突には介入しないのではないかとの見通しを立てているのではないか。この記事は自国の余裕を人民向けおよび周辺国向けに印象づけようとしているかのように見える。そして、実際アメリカの言動を見ていると、アメリカは本当に日中間の軍事衝突は避けたく、起きても介入はしないのではないかと思えるのだ。衝突を避けるために、日本に対し中国を刺激するな、妥協しろと言っているのは、どちらが正しいとの判断などどうでも良いと言うことだ。

中国元少将「開戦すれば、日本はミサイルで火の海」「余裕で勝てる」

 羅氏は「中国は国土も広く、戦争での持久力は比較的強いが日本はそうではない」と述べ「中国は余裕で日本に勝てる」と言明した。

そしてこれも事実なのだ。確かに次の記事にあるように、兵器の質、戦闘員の練度などでいえば日本は数段中国よりも勝っており、だから初期段階では日本が勝つのはまず間違いない。が、それくらいは中国も見越しているはずで、だからこそ、初期段階で日本が勝ってもすぐに戦線を拡大する。そうすれば本質的に海洋上や航空戦で日本がいくら優位でも、ミサイル戦になれば日本は絶対に勝てない。理論的には日本の25倍の国土面積を持っている中国に対し、中国の25倍のミサイルが無ければ中国と同等にはならないからだ。その場合、一発毎のミサイルの性能よりも数が物を言う。その中に小型核でも入って入れば日本は防ぎようがない。結局持久戦、消耗戦になれば日本は中国には勝てないのだ。

だから、戦線が拡大した辺りで日本は降伏を余儀なくされる。さもなければあとは核が使用される。それは日本が降伏するまで続くだろうし、その結果中国が国際的に非難されたとしても結局は勝った国が正しいのだ。中国のねらいは確実にそこにある。

アジア最強の軍事強国は「日本」、中国ではない―米メディア

同紙はまた、「日本は軍人の数で中国のわずか10分の1、戦闘機の数は中国の5分の1、艦隊のトン数は中国の半分。軍隊の規模だけ見ると、日本はかなり劣っている」とした上で、「だが、近代戦争のカギとなる要素である訓練と科学技術の面では、日本は軽く中国を越えている。海上の領土紛争が武力衝突に発展した場合、優勢に立つのは日本だ」との見方を示した。

これも限定戦では事実だろう。特に中国の艦船は日本の海上戦力で殆ど封鎖されるだろうが、ミサイル戦になればそれは殆ど意味がない。

中国、日本と軍事衝突望まず 指導部認識、米介入阻止も 

習指導部は昨年10月、中国周辺約30カ国の大使を北京に集め、「周辺外交工作座談会」を開催。この座談会を踏まえ、最高指導部内で「中国は日本と戦う気はない。日本に戦う勇気はない。米国には介入させない」との認識で一致した。

結局、中国が開戦に踏み切るとすれば、確実にアメリカの介入を阻止することが条件であり、そしてそれは成功しつつある。

2)そのような状況下で、日本が中国やその飼い犬の反日毀損プロパガンダに正論で反論するのは確かに必要だ。が、その結果世界が日本の正論を受け入れても、それで日本のために戦ってくれるわけではない。口では中国を非難しても日本に中国を刺激するな、と言うだけのことだ。だから、中国を世界で孤立させれば、中国は戦争など出来ない。だから、日本は核抑止力はいらないなどと言うことにはならない。世界の世論を味方に付けることは、核抑止力の代わりにはならないということだ。

3)次に、中国経済は彼等のプロパガンダとは裏腹に急速に悪化している。シャドウバンクによる不良債権は明確な物でも300兆円におよび、これが崩壊すればリーマンショックどころの話ではない。中国頼みで経済を建て直そうとしている欧米にとってこれは悪夢だろう。だからなおさら、日本が中国を挑発するなと言うことになる。

日本が中国の自滅を待っていれば、自然に中国は消えるので、日本がわざわざ中国と交渉することも要らないし、核抑止力もいらない。だまって中国の消滅を待てばよい、というのも抑止力の代替にはならない。消滅するくらいなら日本を取り込みその富と技術を我が物にしようとの主張が中国国内で力を得る可能性も大きくなるのだ。中国がおとなしく崩壊してくれるなら、黙って待っていればよい。が、崩壊に伴い危険性が大きくなることを考えれば、核抑止力に代わる手段など無い。

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これでも日本は核武装をしないのか

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あほらしいとは思いながら韓国ネタを一つ枕話に。昨日のエントリー「重症化する韓国病」で紹介した、韓国野球チーム代表のイ病気監督が日本チームは100%確実に圧縮バットを使っていると言いがかりを付けた問題で、最初から分かり切っていたことだが

赤文字は引用

韓国言いがかりも潔白…日本のバット「不正なし」

 この日の現地紙には「ハンマーでバットを割ってみる」などという同監督の過激な発言が紹介されたが、両協会とも日本のバットに「不正はなし」と判断。両協会から説明を受けた大林副会長も「円満解決です」と話した。

と言うことだった。この種のルールは、日本は馬鹿がつくほど正直に守るが、それに対し100%不正をしていると病気監督は主張した。これは公の場に於ける日本への侮辱であり誣告なのだが、不正がないと分かった時点で、この病気監督が非を認め謝罪をしたとの報道はない。これは本来厳しく責任を追及し、場合によっては追放処分くらいあってしかるべきではないのか。

それを謝罪もないのに侮辱をされたまま「円満解決」と話す日本側もある意味病気と言っていい。病気とまで言わなくも単なるスポーツ馬鹿で、外交力一つ無い無能集団だと言うことだろう。野球だけではない。サッカーにしても柔道にしても、スキーにしても水泳にしても、ありとあらゆる分野で、日本のスポーツ協会は無能の集まりだ。国際的な発言力がゼロであり、交渉力一つ無く、欧米が勝手に日本を標的にした不公正ルールに改悪しても何一つしない。

スポーツに国境はない、スポーツとイデオロギーは切り離すべきだ、というのは理想論であり、実際はそうではないことくらい現実が示しており、オリンピックの成績がスポンサーのスポーツ用品メーカーの売り上げを左右するなど、 すべてが金と力関係に左右される。そんな中、全く交渉力一つ無い日本のスポーツ協会など良いカモでしかない。

まして、今回のような全くの言いがかり、思いこみによる侮辱が事実無根だった分かったことで円満解決だ等というようでは何度でも同じ事が起きる。

旭日旗に対する韓国の言いがかりに対し、対応策をどれだけ日本のスポーツ協会が採っているか、全く聞こえてこないのも、彼らが交渉能力がないから沈黙しているだけのことであって、けっして大人の対応をしているのではない。

さて本題。

日頃嘘ばかり書く韓国メディアを馬鹿にしているが、しかし時にはまともな記事を書くと認めているのも過去に何回かある。このような記事では、日本のメディアは全く足元にも及ばない。

戦争とは強国の意思で行われるのであり、力のない国はその意に従わなければ存続出来ないというのが古代からの世界のルールであった。これはつい最近までそうだったし、そして国によっては未だにそのルールで動く場合もある。中国がそうなのであり、だからこそ1000年前から全く進歩をしていないと言えるのだが、事はそれでは済まない。


【中央時評】中国が恐ろしい=韓国

そうした点で中国は2500年前のアテナイを連想させる。アテナイが強国に浮び上がったのはエーゲ海を中心にした海上貿易で富を蓄積したおかげだ。この30年間の中国の経済的急成長は驚異的なほどだ。

中国の経済発展自体は問題ではない。喩えそれがすさまじい人民弾圧の結果であっても政治の腐敗のためであっても世界ルール無視のためであっても、それが中国国内だけに収まるなら、経済発展が悪いわけではないが、中国の台頭は極めて現代の世界では異質であり、1000年前の行動パターンを示す中国は当然ながら世界から排斥される。すると、中国はそれを妥協や学習でかわすのではなく、力によって異論をねじ伏せる方法を採ってきた。

中国は当然米国中心の世界秩序に異議を提起している。北東アジアの領土紛争もこうした脈絡で理解する必要がある。

今まで韓国メディアは、日本が一方的に領土問題を起こし、アジアでは四面楚歌になっていると言っていた。その主張が今後引っ込むとは思えないし、相変わらず日本が悪いと言い続けるだろう。が、現実は中国の力による覇権主義が問題なのだ。

中国国営メディアは米国を狙っている。「尖閣は日米防衛条約に含まれる」という米国務省の論評に対し人民日報は「含まれたことはない。古代から中国の領土であり交渉の余地もない」と反論した。新華社通信は先週末の社説で「米国は領土問題に割り込み利益を得ようとするな。領土問題に外勢が介入すれば悲劇を招く」と警告した。「率直に言って米国は衰退一路だ。世界を支配するという超現実主義的野望をあきらめよ」と付け加えた。

この中国メディアの言葉が多分に国内向けのメッセージであろうとは思うが、しかしそのように煽られる国民は、日頃の政府に対する不満を、やれるなら日本を叩いてみろとたきつけることに転換する。中国政府はその矛先を変えることができないのだ。変えた途端に、まっすぐに自分達にそれが向いてくることが確実だからだ。

戦争が起きることはないが、覇権が移動中であり摩擦熱が起きているのは事実だ。メロスの悲劇が再演されはしないだろうが、覇権国の間に位置した小さな国が自国の意志通りに生きていくのは厳しいだろうという予測は可能だ。

戦争が起きることはない、等と言える状況ではない。1000年前の古代国家がすることだ。現代の理論で動く国ではないしそんなことをすれば国が保たない。むろん、中国としても、何度も言うように積極的に戦争をしたいわけではないだろう。戦争になった結果、やはり中国が生き延びることは難しいし、まず絶望的だからだ。が、今回の日本大使襲撃犯を微罪釈放したように、中国政府は国民の反日感情をコントロール出来なくなっている。すでに損得ではなく感情の分野に入ってしまっている。

戦争が起きないと断言するなど不可能だし、また限定戦争で終わるなどと考えるのはもっと不可能だろう。

中国政府は、力の信奉者でありすべてを力で支配出来ると信じていた。しかし、古代からの歴史を観ると、歴代の王朝はすべて力による支配に限界を生じ、結果として力によって滅ぼされている。今の中国も同じサイクルを繰り返しているのだ。

中国、対抗措置を示唆 背景に制御不能の愛国主義

 洪報道官は「日本は甲午戦争(日清戦争)のさなかに主権を要求し、違法な手段で盗み取った」などと独自の歴史認識を展開。国営新華社通信も「強盗」と表現した。洪報道官はさらに、「国有化を進めることで中国の民族感情を害した。日本は両国関係をどこに向かわせようとしているのか?」と全ての責任を日本に押し付けた。

外交問題には双方の立場があり、一方が他方にすべての責任を押しつけることで解決するなど絶対にあり得ない。それは外交上の常識であり、そこに妥協や腹のさぐり合いがあるのだが、中国はそれが出来ない。それをすることがすべて宿敵日本に対する弱腰と採られるからであり、政府の弱体化につながるからだ。

およそ、妥協の出来ない外交では、残る手段は軍事的恫喝以外無い。その恫喝に日本が屈すれば、中国国民は更に日本のすべてを奪うように政府に求めるだろう。それは日本が中国に飲み込まれ消滅することを意味する。

それで良いのか。

 しかし、日本政府による売買契約の話が流れると、インターネット上では、「中国政府よ、本州、四国、九州、北海道、沖縄を競売にかけよ」「釣魚島を血に染めろ」といった意見が殺到。「戦争しないことは弱気を意味しない」と冷静な対応を求める意見が批判を浴びるなど、ゆがんだ愛国主義は制御が効かなくなりつつある。

日本は当然採るべき行動を執っただけのことだが、それすら中国国民は日本の挑発とうけとり、政府に日本征伐を迫る。

 共産党指導部の交代を間近に控え、当局は国内の安定を最優先させている。そのためには、これまで以上に対日強硬姿勢を装う必要が出てきた。「行動」を求める声が高まってくることも予想される。尖閣問題の長期化により、中国の対日政策は負の連鎖に陥っている。

中国政府が今日本と対立して得なことなど一つもなく、国際的に益々孤立を深めることは十分承知しているだろうが、それが出来ないところに中国の問題があるのだ。

この問題は、一部の日本の馬鹿達が言うように、友好や話し合いで片が付くものではない。

中国の今後の対応は目に見えている。喩え今出来なくても、将来力を蓄え、アメリカさえも押さえ込む軍事力を持てば、中国は日本はもとより世界からとやかく言われなくなる。そうすれば戦争はなくなる、と言う論理以外ないのだ。他の選択肢はむろん、指導部にはあってもそれを採る自由がないと言うことだ。

次の記事も、むろん中国国内向けのプロパガンダだが、これはおそらく時間稼ぎをしているだけのことだろう。

中国は何がなんでも核能力を高めるべき


中でも、「DFー41」に関する議論は盛んに行われている。「DFー41」は10個の核弾頭を搭載でき、米国の弾道ミサイル防衛システムを使った迎撃は難しいという。そのほか、中国軍は8月、第二砲兵部隊の多くの戦略ミサイルが発射台車両からの発射に成功していることを発表した。これは、中国の陸上発射の核兵器は核攻撃にも耐えられ、再攻撃できることを意味する。

本来核の撃ち合いになれば、限定的使用で終わる可能性は極めて少ない。かつて日本がもし核を保有しアメリカを攻撃する手段があったとしたら絶対にアメリカは日本に原爆を投下しなかったろう。中国が目指しているのはアメリカに絶対に手出しをさせないだけの核能力の構築と言うことだ。

が、ここに至っても中国は自分達の生き残りを視野に入れている。

中国は核抑止力の一新と強固を加速化し、それを確実なものにする必要がある。また、これまでの核のイメージをまとめ、核抑止による戦略環境の改善の可能性を探り、中国を本当の威厳ある大国にすべきである。

本来、大量核兵器を所有する国同士が本当に核の撃ち合いをやれば、それはMAD即ち相互確証破壊ということであり、勝敗の概念を離れる。双方とも存続出来ないほど破壊を受けるからだが、中国の場合、アメリカを屈服させ中国は生き残る可能性を十分に考えている。それは人命に対する価値観の違いであり、アメリカは核によって数十万が死亡した時点で降伏するだろうが、中国は喩え数億が死んでも数億が残れば国の再興が出来ると考えているのだ。

そして、それは十分にあり得る。


米共和党候補者のケイン氏は1年前、中国が核保有国であることを知らなかった。外部が思う中国の核能力は低く、核抑止力はそれほど高くない。言い換えると、中国の核能力は米国社会の中国に対する姿勢にそれほど影響していないということだ。これは危険であり、米国の世論を誤った方向に行かせ、非現実な対中強硬に向かわせることになりかねない。

中国は通常兵器では全くアメリカの敵ではないが、核による撃ち合いなら人命を消耗出来る中国に充分勝機があると考えるのは当然だろう。したがって、将来アメリカを十分に攻撃出来る能力を備えれば、アメリカの核は中国に対して抑止力として働かなくなる。

ケイン氏の話が本当だとすれば、むろんそれは大変な脅威だ。アメリカの大統領候補が極めて質が低いことは毎回問題になっているが、アメリカ人は自国以外に興味が無く知識もない。それはロムニー氏なども同じであり、かつてのビルクリントン氏は日本無用論を安易に信じて日本叩きを行い、結果としてアメリカに対する日本の敵意を生じさせ大きな損失に気がついた。任期後半になって日本重視の姿勢を見せたが、彼が比較的評価が高いのは、ソ連崩壊の直後に大統領になり、アメリカが唯一のスーパーパワーであって、また中国の台頭がなかったから、アメリカが世界で好き勝手に行動出来たためだろう。

閑話休題。中国は核を国家の地位向上のために迷うことなく使用している。

中米戦略の互いに対する疑いが深まり、米国の中国台頭に対する焦りが強まっていることから、中国は核能力を高め、中米間の核抑止の質の差を縮める必要がある。長期的な目で見て、中国は米国と同じ核能力を備えようとは思っていないが、米国に対して「同等の核抑止」をする努力はすべきだ。そうすることで、中国の核兵器の数が米国より少なくても、米国の中国核能力に対する畏敬と中国の米国核能力に対する畏敬はほぼ同じになる。

中国の格納力がアメリカより低くても同等の効果を発揮するとは、まさしく上記の、相互確証破壊が中国の場合当てはまらないことを意味している。アメリカと中国の人命に対する価値観の違いは、例えば中国の核能力がアメリカの10分の一でも拮抗出来ることを意味する。

これについては結論を最後に書くがその前に、

「日本は中国との海戦に勝利する」と米国外交誌が特集で分析


「武力衝突で敗北した場合の政治責任を考えれば、中国の指導者は容易に戦争を決断できない。しかし、熱狂した中国の国民が200隻、300隻と“大漁船団”で尖閣諸島を目指せば、日本側も自衛隊の護衛艦を出さざるを得ない。仮に海上で小競り合いが起きて中国側の人間に血が流れるようなことになり、これを放置すれば共産党政権はもたない。当然、戦争という一線を超えることを考えるはずです」

まず、中国が国内の圧力により、日本との軍事対決に至る可能性は決して低くはないと言うことだ。中国政府の意思とは無関係にそのような状況に中国政府が追い込まれつつあると言っている。

 中国国民はかなり前のめりになっている。中国の政府系国際情報紙『環球時報』による世論調査では、実に国民の90.8%が尖閣諸島問題への「軍事的手段の採用」に賛成しているとの結果が出た。

が、この専門家は、海戦になれば日本が勝つとして、さまざまな根拠を上げているが、中国のメンタリティまで理解していないのは、欧米人だからだろう。日本と戦争になれば、中国は絶対に後に退けず、必ず日本を敗北させひれ伏せさせるまで止められない。そのためには長期戦に持ち込むだろうし、そうなれば島国は大陸国には絶対に勝てない。

アメリカが手を出そうとすれば核で恫喝する。日本が踏ん張れば矢張り核で恫喝し、そして限定核の使用にも踏み切るだろう。すべては日本が悪いのだとむろん言い続ける。

経済のためには中国の人権問題にも目をつぶる欧州が中国に対して何かをする理由はない。相手は理屈の通用しない国であり、結局ドイツに対する宥和政策を今から採っているのが欧州なのだ。(当ブログ、「支那へ支那へと草木もなびく」参照)

つまり日本が中国に屈し飲み込まれ、チベットの二の舞にならないたった一つの方法は、核武装しかない。中国に対する相互確証破壊は成り立たないから、日本の核武装は中国に対して抑止力にならないのではないか、との反論があるだろう。

アメリカの核が抑止力にならないのは、喩え数発の核を受けてもアメリカは充分生き残れるが、日本はそれで壊滅するという違いがある。即ち、核戦争になった場合日本が生き残る可能性はほぼゼロであり、また仮に部分的に生き残ってもそれは中国に吸収され、チベットのようになり、通州事件の再来を招くだけのことだ。
したがって、中国に対する抑止力は中国さえも草一本残さないだけの徹底的な破壊力を持つことでしか達成出来ない。

海洋国家である日本ではそれが可能であり、また技術的にもコスト的にも十分可能であることは再三説明しているので繰り返さないが、究極には抑止力とはそのようなものだと理解する必要がある。実際は人口が集中している沿岸部や北京などの平原にある大都市は核の恰好な標的になり、また山峡ダム破壊だけでも一億の人命が失われるとされている。まったく中国の言うとおりであり日本の破壊力を中国がきちんと理解すれば、中国政府が国民を説得する口実になる。すなわち、日本の核武装は、中国のためですらある。

そもそも、日本が核武装をして中国があえて戦争をするかと言えば、その可能性は極端に低くなると考えて良い。なぜなら、中国人にとって、国家に忠誠を尽くす義理など無いからだ。

中国最大の問題は中国の未来を信じぬ中国人が多いこととの声

 実際、すでに増値税(物品の販売や加工、輸入を行なう場合に適用される税金)はその適用範囲が広げられているし、外国人から社会保障費を徴収しようという動きも見られる。そのため、金持ちは中国で踏ん張って頑張ろうとはせずに、真っ先に逃げ出す。

今中国は必死になって隠しているが、内部の破壊はかなり進んでいる。国民を政府がコントロール出来無くなりつつあるのもその一例だが、資産格差を解消しなければ古代国家の二の舞になるのだが、解消出来ないのも古代国家のままだからだ。

 
 経営者同様、裏金をためこんだ役人のなかにも、妻や息子を海外に移住させ、先に財産を移転させておき、いざとなったら体一つで“高跳び”できるよう準備をしている「裸官」が激増している。彼らは何かが起きれば、怒濤の如く海外に逃げ出すだろう。

このように急速に国家が崩壊しつつあるときこそ、暴走する可能性が非常に高まることを理解し、そのためには日本は採るべき手段を執らなければならないということだ。


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日本が核武装?2

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高雄爺「いやぁ、たいしたもんだね」
留瀬「何がですか」
高「ブログ主がね、先日帰省して骨休みをしていたんだが、本当に広々として自然いっぱいみたいだね」
留「ああ、そうみたいですね。まあ、緑以外何ももないと聞いてますが、先日の写真では、とりあえず駅前に大通りがあるようですよ」
高「まあ、にぎわっているとは言えないようだ。でも、広いというのは良いね。先日はブログ主の実家の庭にある池の写真があったじゃないか」
留「絶対に違うと思います。たしか、近くの池と書いてましたよ」
高「そうだったかい。でも連日雨でじめじめしていると言っているね。思うように出かけられないんじゃないか。晴れ間を見て散歩をしているとは言っていたが」
留「でも、暇なはずなのにブログ更新しませんね。やはり根が怠け者なんでしょうか」
高「いや、ただ遊びに帰ったんじゃなく、それなりに用事があって帰ったから、そのために忙しいんだ。それに、ネット環境というのが傑作だね」

留「どういうことです?」
高「実家の家人は、ネットをやらないんだ。だから、いつどうしてそんな環境が出来ているか知らないで、自動的に銀行引き落としで接続料を払っているんだとさ」
留「うわぁ、アバウトですね。パソコンはあるんでしょ」
高「置いてあるけれど全く使わない。まあ使おうとしたけれど、うまく使えないんだな」
留「なんで、ケーブルなんか引いてパソコン買ったんでしょう」
高「うん、誰かの口車みたいだなぁ。でも今回は役だったよ。ブログ主がネットでいろいろ買い物をしてあげて、すごく喜ばれたと言っている」
留「なるほど、田舎でなかなか欲しい物が買えないと言ってましたからね。でも通販くらいならネットでなくても出来るでしょ」
高「いや、欲しい本があったのに出版元に聞いたら絶版だと言われたんだとさ。本屋はないしね、あきらめていたのが、ブログ主がちょちょいのちょいとネットで探したら、アマゾンで中古本が見つかって、発注したら3日後に届いたんだ。で、家人が喜んでね、結局16冊の本と、タタミイワシを追加注文した」
留「じゃあ、これからはネット通販を利用するんでしょうね」
高「いや、欲しい物があったらブログ主に電話をする。すると、ブログ主が探して発注をするということになったらしい」
留「そりゃ忙しいはずだ。ブログ更新が出来ないのもわかります。タタミイワシまで買わなくちゃならないなんて」

高「とはいえ、あたしらもブログ主の帰省に合わせて前回の日曜対談をさぼってしまったからね、今日はちゃっちゃと済ませよう」
留「あ、そうです。先々週の続きですよ。赤文字は引用ということで」

日本の核武装、現実には難題山積

 日本政府は1967年に「核を持たず、作らず、持ち込ませず」という非核三原則を、当時の佐藤栄作首相が定めて以来、これを核関連の基本政策として守ってきた。歴代の自民党政権の首相も、就任前は極右派の票を得るために核武装論を主張したが、首相になると非核化原則を守ると強調した。

高「どうせこの記事は韓国メディアの記事であって、連中の視点でしか書いてないんだが、まず非核三原則は単なる指針であって別に撤回するのに国会審議も議決も要らない。だから、歴代の首相が就任前に核武装を論議したと言うが、そんな例など無いよ。黙って非核三原則を遵守すると言っているだけだね
留「そうでしょうね。あたしも今までの総理で積極的に核武装論議をしようなどといった人間は知りませんね」

 核武装のためには「戦争放棄、戦力不保持、交戦権否定」を明示した平和憲法の改正が欠かせないが、これも容易ではない。憲法を改正するためには「各議院の総議員の3分の2以上の賛成」が必要だが、どの政党も議席確保が容易ではない。

高「この憲法改正も、核武装を否定などしていない。戦争を紛争の解決手段としては認めないと言っているのだが、国家を守ることを否定しているわけではないし、そもそも憲法の前文で生存権を主張している。国家防衛は生存権の欠かさざる要素であって、九条がこれを否定するようでは、憲法自体が成立していないことになる。だから、侵略のためではなく、防衛のための核武装には問題がないよ」
留「と高雄爺さんは解釈するけれど、国民のほとんどは、憲法九条があるから核武装はしないと思っているみたいですよ」
高「わざとそう思わせるようにしているだけじゃないのか。自衛隊が存在する以上自衛のために核武装を禁じているわけではない。あくまで解釈の問題だね」
留「じゃあ、憲法改正は要らないんですか」
高「いずれ要ると思うよ。が、憲法改正は簡単には出来ない。しかし、現行の憲法で核武装が出来るなら、それで良いと言うことだ、あたしが言っているのは」

 反核の世論も確固としている。世界唯一の原子爆弾被爆国で、かつ福島第一原子力発電所の事故を経験しているからだ。
 
高「まあ、確かに核武装に対する反感情は強いが、それも全く説明なしに感情的に思いこまされているからだ。だから、国民の間で広範に議論をする必要はあるし、アンケートに依れば国民の大半が議論はするべきだと考えている。議論してもならないと言うんであれば主権在民などととうてい言えないよ」
留「それはそう思います。ただ、ヒステリックに原爆は怖いで、済むことじゃないし、日本人が核ヒステリーであるために中ロが好き放題をしている面もありますしね」
高「そうだね。本当に平和的に外交を進めたければ彼らと同じ土俵に上がらなければならない。それは核武装しかないよ」
留「そうですねぇ。戦争のためじゃなく、戦争をしないための核武装だと多くの人が理解すれば、国内世論は問題がないと思うんですが」
 
 
【社説】中朝の軍事力拡大を口実に核武装目指す日本


 日本の軍事大国化と核武装を抑制しているのは、軍事力の保有と交戦権、集団的自衛権を禁じる憲法第9条1項だ。しかし法的に軍隊ではない自衛隊は、今なお世界3位の軍事予算(防衛費)を費やしており、また1990年代以降から本格化した右傾化の流れの中で、憲法までもその基盤が揺らいでいる。40年にわたり政権を握ってきた自民党は、この平和憲法の改正を公約として掲げており、与党・民主党の中にも憲法改正に賛成派の議員が徐々に増えている。
 
高「だから、当然これも朝鮮メディアの理解不足だ。中国や北朝鮮の核脅威が核武装の理由じゃなく、中国との共存のために核を持つと考えるべきなんだ」
留「そりゃそうですね。無視できない相手は、その相手との共存のために手段を考えなければならないし、そして相手が中国の場合は核を持たなくては共存できないと言うことですから」
高「そうだよ。無関係でいられるならそれが望ましいが、相手がそれを望まない以上こちらだけが望んでも意味がない。喩え憎みあっても信じ合わなくとも、共存しなければならない。選択の余地はないからね。それなら、共存する方法を探らなくてはならないし、対話が通用しないならあとは力で共存するしかない」

 中国は2005年以降、国防予算を年平均20%以上も急速に増やし、10年には尖閣諸島をめぐる中日間の対立が表面化した。そのため日本では「中国との衝突に備えるべき」と主張する声も高まっている。さらに北朝鮮は3回目の核実験を準備すると同時に、憲法に同国を「核保有国」と明記した。これらの要因も結果的には日本の核武装論者を後押ししているのだ。
 
高「現在世界には核保有国が複数有るが、際だって強力な核を所有しているのは米国、ロシア、中国であり、そしてこれらの国々はそろってその核の力を背景に外交を進めている。そして核戦力を背景に、通常兵器による戦争も辞さない。」
留「そりゃそうですね。本当にこれらの国々と言ったら、本当に周辺国や、アメリカなどは地球の裏側ででも戦争をしていますよ」
高「実際にアメリカは世界の警察を自認してWW2以降数々の戦争に関わっているが、それはアメリカが他国に対し圧倒的な戦力を有しているからなのと、最終的には非核武装国へなら限定核も使用の選択肢にあることを隠そうとしないからね。まあ、アメリカは世界が警察役を務めることを承知しているから、西側の国々がアメリカの攻撃対象になることは今の所無いが、アメリカの価値感から離れればどうなるかは分かったものじゃない」
留「またロシアはソ連時代から周辺国への戦争をひっきりなしに行ていますよ。今泥沼のアフガンも、直接の原因はソ連のアフガン侵攻ですよね。ソ連崩壊後もチェチェンなどに武力侵攻していますしね」
高「そうだね。中国も言わずもがなであり、この十数年目立った対外戦争はしていないが、それまでは十数回に及ぶ対外戦争を繰り返している。現在も、国内問題だと言いながらチベットやトルキスタンなどへの侵攻を止めようとしていない」
留「それでも国際社会がロシアや中国など、世界の警察とは認めていないのに懲罰をしないのは、圧倒的な核戦力があるからですか」
高「それ以外に理由があるかね。所詮力による外交はやはり一番わかりやすく効率的なのだ。世界中がロシアや中国を敵視しても、排除は出来ない」
留「だから、連中は開き直ってなおさら力によるごり押しをする訳ですか」
高「それだけ、彼らには理論など通用しない、欲しい物は力によって強奪してゆく。彼らのやり方はそれ以外何もないだろう」
留「それも、アメリカ以上に、軍事力の弱い非核武装国家相手に限っていますね。かつて中国などはインドに何度も国境紛争で侵攻しているけれど、インドが核武装した途端にそれが無くなりましたよ。それに、インドは今では中国全域を核の射程に納めていますし」
高「な、実にわかりやすいだろう。核武装をしたことで戦争が無くなったのだ。今まで冷戦時代も米ソは一度も直接の戦争はしていない。中ソもかつては何度か衝突したが、中国が核を持って以来一度も直接の戦争はない」
留「わかりやすいですねぇ。核武装国家同士の戦争など、一度も起きたことがありませんよ。今の戦争は、核武装国家が一方的に非核武装国家に対して侵略をするか、或いは難癖を付けて領土侵犯をするかですね」
高「だから、上記のような結論になる。このままでは日本は中国に尖閣は愚か、沖縄も取られてしまうし、いずれ九州、本州へと手を伸ばしてくる可能性がある。彼らには限度がない。一度味を占めれば、それを人民は政府に求める。なにしろ、常に中国が正しく、日本が悪いと洗脳されているのだから当然だろうね」
留「だから、暴発が起こりうるというわけですね。日本と正面から武力衝突をすれば中国も失う物は多いはずでそれは仮に政府要人は知っていても、人民はそうは思わない。そして人民の氾濫で自分たちが殺されるかも知れない政府要人達は、人民の求めに応じかねない。それしか選択肢がない・・・わぁ、恐ろしすぎますよ」
高「理性が働かないシステムの国が力でごり押ししてくるなら、力で跳ね返すしか無いし、それには核戦力しかない。それで戦争の危険が大幅に下がることは実際の近代史を観ても明らかじゃないか」
留「そうですよねぇ、分かり切ったことなのに、隣の妄想半島がまた馬鹿な妄想を持ち出していますよ」

日本が原子力関連法を改正、韓国政府の反応は?


 外交通商部の関係者は「日本政府の報道官役を務めている藤村修官房長官が、すぐさま“原子力を軍事的に転用する考えは一切持っていない”と語ったことも、考慮する必要がある」と話した。
 
高「藤村長官の言葉は、彼自身の中ではそうだろうね。何しろ日本の左翼のセオリーは、何が何でも日本には軍備を持たせない、核武装をさせない、と言うことで凝り固まっているから。なぜかなどは、連中の脳みそでは理解不能だ。日本は核武装すべきではないとの結論以外無い」
留「冷戦の頃は米ソの話で、日本は核の脅威の対象外でしたからね。今では全く事情が変わっているのに、日本国民にはその変化が理解できないから、左翼のオカルトセオリーが正論に見えるんじゃないでしょうか」
高「しかし、だからといって誰も本気になって過去の冷戦と今とは違う、アメリカは日本を核から守らないと言っていることすら説明していない」
留「ええっ?核の傘があるから日本は核武装しないんでしょ。アメリカは日本を核攻撃から守らないんですか」
高「そりゃそうだよ。北朝鮮の核にしたところで、ミサイルの足が伸びて今ではアメリカ本土に届きかねない状態だからアメリカが本腰を入れて北朝鮮と交渉をするんだ。中国が、日本に戦争を仕掛け、もしアメリカが日本側に着いたらアメリカに核を打ち込むと脅迫されて、それでも日本を守ると主張する大統領など当選できるはずがない。自力で国を守らない日本を、なんで数百万もの犠牲覚悟でアメリカが守る必要があるのかね。誰が考えても、アメリカの核の傘が自国を犠牲にしてまで日本を守るなどあり得ないと判るんじゃないのか」
留「そりゃそうだ」


 しかし韓国政府は、日本政界がますます右傾化する兆しを見せている中、自民党主導で秘密裏に今回の立法がなされたことに注目している。日本政界が、核武装の可能性など幾つかのシナリオを念頭に置き、関連作業を緻密に進めることもあり得るからだ。韓国政府は、在日韓国大使館から関連報告を随時受け取り、日本政界の動向を分析している。

高「それなのに、日本の右翼が核武装を主張すると書いている。朝鮮にとって、日本の右翼とは即ち韓国に敵対する勢力のことを言うが、日本が自らを守るために正当な手段を執るべきだと主張する人々も右翼呼ばわりだ。結局朝鮮人にとっても、日本が自国を守ることを阻止したいわけだ」
留「いかにも朝鮮人らしい物の考え方ですね。自力で自国を守れないから日本に助けてもらって曲がりなりにも独立国として、成り立っている癖に。その日本が中国に飲み込まれたら、韓国などひとたまりもなく以前の奴隷隷属国家になるんでしょうがねぇ」
高「そういうことだね。だからブログ主なども今日血圧計をアマゾンに発注したくらいだ。中国や韓国のこと、民主党のことなんか考えると血圧が上がるんだって言っているよ」
留「いや、それが原因とはどうも・・・あ、女房からメールだ」
高「おや、またしても理屈の通らない要求でも来たかね」
留「一週間も帰ってこなくて、何をしている・・えぇっ?」
高「あ、先週ブログ主がエントリーを上げるつもりだったのに上げられなかったから、それからあたし達はここでハルト状態だったんだ」
留「ひぇぇ、帰ります。さよなら」
高「あたしも一週間家内の顔を見てないね。見に行こう」



政府系研究機関のある専門家は「日本の今回の措置は、北朝鮮の核問題解決には良くない影響を及ぼし、中国を刺激しかねないという点から、注視すべき事案」と語った。

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