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米朝会談の行方

今月2019年2月末、ベトナムハノイで二回目の米朝会談、すなわち米国トランプ大統領と北朝鮮金委員長の会談が行われる。それに先立ち、先日気になる報道があった。

米国が北朝鮮に不可侵宣言採択を打診

おそらくこの報道は事実だと思われる。まず、今トランプ氏は極めて状況が良くない。先に行われた中間選挙で、野党民主党が与党共和党の勢力を上回る、すなわち逆転状態になっており、トランプ氏の方針に対し様々な抵抗がある。最近もトランプ氏の強硬姿勢で、国家予算が取れず、公共機関が過去最長期間にわたって麻痺していた。まずアメリカファーストをスローガンに掲げ、パリ協定やTPP、INFなど国際協定を次々に放棄し、現実には西欧諸国とも旨く行っていない。

今中国との貿易戦争をしているが、西欧は中国に経済的な寄りかかりを強めていて、その中国経済が悪化することは西欧経済に悪影響がある。実際に中国経済は急ブレーキがかかっている状態だ。

そこで、2020年11月の米国大統領選を控え、なんとか得点を稼ぎたいトランプ氏が持ち出したのが、米朝会談の成果を上げるとのアドバルーンというわけだ。その第一弾が上記報道となるのだが、実際トランプ氏は北朝鮮が核廃絶をしたら経済的支援も行うと北に言っているとのこと。

現実に北が核を放棄するなどあり得ないが、まさか米国が北の完全核放棄を信じ期待しているわけではあるまい。となると、米国を攻撃しないならそれなりの成果となるということだ。

序でに米朝交渉が旨く行けばノーベル平和賞というのだから笑わせる。それを推奨したのが我が安倍総理とのことだが(安倍氏本人は明言していないが、トランプ氏の平和賞は良いことではないかと言っている。まさか、馬鹿じゃないのとは言えないだろう)、トランプ氏のことを笑ってばかりもいられない。

西欧もそうだが、それを引き継いでいる米国は典型的な階級社会であり、政治が旨く行き経済がきちんとしていれば庶民層にも富が配分され、ろくに字も書けない庶民(実際米国人の識字率は数字では高いが、まともな文章を読めない、従ってせいぜいタブロイド紙くらいしか読まない庶民層があきれるほど多い。ただし、これは西欧も同じ)の支持で大統領になったトランプ氏としてはこのようなやり方で庶民の票を集めることになる。おそらくそれは有効なのだ。

かつて第一次世界大戦で負け、国家破綻し国民の不平が最大限になったところへヒトラーがユダヤ人が富を不正に得ていると焚きつけ政権を執った。ナチスばかりが非難されているが、実はフランスなども同じ事をやっていたし、英国もそうだった。ローマ法王庁もヒトラーに同意していたのもそのためだろう。経済状態が悪くなれば教養の無い下層階級の支持を得るために、どこかに憎しみを向けさせ、出来もしないバラ色の未来を約束するのはどこの国でも程度の差こそあれ普通にある。国民の知的レベルが低ければ低いほど、独裁国家でも民主国家でも同じ事であり、また独裁国家はそのために国民の知的レベルを低く抑える。韓国を見ればそれが事実であることは理解できるだろうし、大なり小なりどの国も同じだ。

民主党政権やその前に社会党政権、自社連立政権を生み出した日本も他人事では無いが、ただ、極貧の戦後からとにかく今の国家を作ったのだから世界でもましな方だとは言える。

そんな世界で孤立するわけには行かないから日本は西欧との関係を強化しているが、それは中ロなどよりはましだからというだけに過ぎない。

米朝不可侵宣言が実現しても、また実現の可能性は高いが、米国が日本を置き去りにしたと嘆いても仕方が無い。そんな物なのだ。日本が自分で自分を守る手段を真剣に考えなければならないと言うのも当たり前だが、それが理解できない国民も実際に多い。これが最大の心配と言えるだろう。



米国が北朝鮮に不可侵宣言採択を打診

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EUの場合

今までお隣半島や迷惑大陸の某国、及び自己中コメ国などのことを書いてきたが、日本に影響があると言えば、むろんEUも無視は出来ない。ロシアも無視は出来ないが、とりあえずEUに就いて書いてみたい。

今回は最初に思い切りヨーロッパの悪口を書くが、実際に世界に於けるヨーロッパの功績を無視するわけではないし、蓄積された文明や、世界をリードしてきた実力、先進性を否定するものではない。しかし、ヨーロッパといえども完璧であるはずはなく、違った視点で判断しなければ、真のヨーロッパとの連携は築けないと思う。

EUはヨーロッパの大体ほとんどの先進国が加入している組織であることは説明の必要もあるまいが、先進国という概念は民主国家であり、国民が政治に対し自由であることが前提であろう。それを彼らは自負し、時にそれが鼻につく。アメリカのことは成り上がりものとして馬鹿にしているし、ロシアは野蛮な熊としか見ていないし、アジアはアメリカの次の成り上がりものだが、アメリカ以下。アラブ人はテロリスト、アフリカ人は人間ではないというイメージを持っている。

最も、ヨーロッパが先進国として世界の頂点に立ってから精々2,300年くらいのものであり、人類の文明の歴史凡そ1万年の間、殆どヨーロッパは世界の辺境であって、野蛮人が殺し合いをしている地域だった。ナポレオンがエジプト遠征に行き、ピラミッド内の壁画を見て、エジプト王朝に謁見する各民族のうち、一番最初がアフリカ人であって非常に堂々と描かれており、次にアラブ人達であり、最後は裸に入れ墨をした野蛮人として描かれた白人であることを知り、自分たちが野蛮人であることを悟ったという話がある。

実際、ヨーロッパの精神はキリスト教に救われたようなものだが、キリストやマリアなどを彼らは絵画で碧眼金髪、白い肌のヨーロッパ人として描いている。しかし、実際にはキリストもマリアも中東のセム人、つまりユダヤ人であって、決して碧眼金髪白い肌のヨーロッパ人ではない。

神の姿もヨーロッパ人に描いているのは明らかに間違いであり、つまりは日本の隣の半島のウリジナルと変わりはない。神もキリストもマリアもヨーロッパ人ニダと言い通しているのだ。

ジンパブエやローデシアには古代文明が栄えていたことが近年になりやっと分かってきたが、ヨーロッパ人はアフリカに古代文明があった筈など無いと決めつけていて、ジンバブエの石の建築物などはヨーロッパ人が作ったと信じていたし、シバの女王もヨーロッパ人と信じて疑わなかった。モンテスキューは、神は黒人に魂を与えたはずがないと主張した。

こんな事を書くと、それはいつの話だ、現代に於いてそんな意識を持っているはずがないだろうとの反論が来そうだ。むろん、ヨーロッパ人に聞けば、人類皆兄弟、平等であり助け合うべきだと答えるに決まっている。だが、やっていることは残念ながら全く違うことをしっかりと見ておく必要がある。

ただ、ヨーロッパは古くからプロパガンダに長けており、宣伝に金をかけることはアジアアフリカの比ではない。従って、優雅で正しいヨーロッパというイメージを作り上げ、それを日本の女性誌やマスコミがありがたがっているだけのことだ。フランス女性は洗練されておしゃれであり、男は粋であり、イギリス人は紳士であり、ドイツ人は実直でまじめであり、イタリア人は伊達でスマートであるとのイメージを、日本人は割合普通に持っているのではないか。

フランスに行けば、日本女性の方がよほどおしゃれでスマートで色遣いなどが洗練されていることが分かるし、年配女性ではもう同じ人類とは思えないほど化け物じみたフランス人が多い。大都市パリは、写真で見ればきれいだが、路地を見ればゴミだらけ犬の糞だらけ、洗濯もろくにしていない汚い服を着た若者がウロウロしている。

サルコジを見れば分かるがあのような品性の男が大統領になり、人種差別が今は大問題になっている。元々、植民地の人間を、労働力が足りないからと言って安く使うために大量に入れて、不景気になったから差別して追い出そうとしていることから今の混乱が始まった。

フランスの産業はワインや香水だけではない。世界に冠たる軍事産業大国であり武器輸出国だ。過去の奴隷売買やアフリカアジアに対する植民地政策の謝罪も補償も一切していない。ナチスは実際にホロコーストをやったから全てのユダヤ人迫害の罪を押しつけられているが、フランスが実際はドイツ以上のユダヤ人迫害をしていた。

フランス人はドイツ人やイギリス人を徹底的に馬鹿にし、野蛮人扱いにしているが、世界で最も柄が悪く嫌な旅行者の栄光ある一位を占めている。つまりフランス人は世界の鼻つまみ者なのだ。

イギリスもその点ではひけを取らない。中国やインドを蹂躙し、今中国インドが台頭してくると擦り寄っているが、いわばヨーロッパでは島国として一線を画し、EUに入っていても通貨統合はしないなど、自国のわがままは押し通す。紳士だと言われているが、冷酷な皮肉家としても嫌われている。

ドイツはなんと言ってもナチスを支持し、ナチス政権を樹立させた国だが、今は全ての罪をナチスに押しつけ、自分たちも被害者だと言いのけている。科学立国の名が高いが、実際はフランスりあたりに押されているし、またヨーロッパではWW2の敗戦国であり、卑屈に振る舞っている。もっとも、フランスはドイツに占領され降伏して、アメリカに助けられたくせに、戦後いっぱしの戦勝国気取りでドイツに対し厳しく当たっていたのはどこか日本の隣の半島に似ている。

イタリアはヨーロッパでは泥棒としてしか評価されず、WW2では枢軸国としてドイツと一緒に戦っていながら一番はじめに降伏し、あとには連合国としてドイツを攻撃していることから、ドイツからは未だに激しい憎しみを受けているし、他のヨーロッパからもまともに相手にされていない。ベルルスコーニ自体がマフィアとの関係を前々から取り沙汰され、スケベネタで馬鹿にされている国だ。イタリア人自身が、馬鹿にされていることにあきらめを持っているらしい。

地下経済が表経済より規模が大きいと前々から言われているように、産業としてみるべきものもなく、先頃日本人カップルがレストランでぼられたことがニュースになるように、イタリア人は信用できないというのが世界でも通説だ。実は私もローマでぼられたことがある。それも再三に渡ってだ。

過去の栄光にしがみついている筆頭だろう。

ベルギー、オランダ、デンマークなどの小国は、英独仏三国に寄生しているようなものだし、過去の植民地政策に対する悪逆に対して謝罪も補償もしていないのは同じ事。世界でも、英独仏三国以外にEUには発言権を持っている国など無い。

このヨーロッパ人に共通のジョークにはユダヤ人を差別し、ケチをあざけり、ポーランド人の馬鹿振りを笑い、アイルランド人やオランダ人、そしてユダヤ人のケチを笑いものにするものが多い。

他国人を笑いものにするジョークを持っていること自体、これらの地域が如何に思い上がり、自分たちがどう思われているかを知らない事を示している。日本には、同様のジョークはあまり無いはずだが。

今ミスユニバースの季節で最近は日本女性の健闘が目立つが、そもそもミスユニバースはヨーロッパ基準の美人を選ぶコンテストであり、日本代表もきれいではあろうが日本美人とは言い難いし、そして衣装も化粧もヨーロッパ人受けするものに統一されている。このようなコンテストに日本人が出場する意味があるのだろうか。

ノーベル賞についても同じ事が言える。これは前にも書いたが、要するに世界の基準はヨーロッパ人の価値が基準になっており、彼らはそれに疑いを持たない。だから、日本の死刑制度に対し、クレームを付けてくる様な真似をする。

今ここで死刑制度の是非を言うつもりはないが、日本ではおよそ70%の国民が死刑存続を支持している。この国民の意思に基づき、日本では死刑制度を維持しているのだ。EUのクレームは、死刑が犯罪を抑制することにならず、人間が人間の命を奪うことは許されないから、というものだ。だが、そのEUでは日本の何倍も何十倍もの殺人事件が発生している。また人間が人間の命を奪うことは許されない、というのは一つの考え方であり無視は出来ないにしても、彼らのこの価値観の元はキリスト教であり、人間の命を奪うことが出来るのは神だけ、というにすぎない。

現実に日本以上に殺人事件や凶悪事件が発生しているEUが日本に対し、死刑は犯罪を抑制しないとどうして言えるのか。

これは女性の地位に対してもEUやアメリカが日本に文句を付けているのに似ている。またポルノ規制についての押しつけにも言えるだろう。

つまり彼らの価値基準に当てはまらない日本は野蛮だと言っているのだが、現実には、欧米は日本から見れば恐るべき犯罪地域であり、差別地域であり婦女暴行地域であり、女性差別地域なのだ。彼らこそ、日本の価値観に合わせるべきではないのか。

ヨーロッパは日本人が想像も出来ない身分社会であり、庶民と上流階級ははっきりと差別されているし、庶民はそれを受け入れている。ノブレスオブリージという言葉は、立派な言葉として認識されているが、高貴に生まれたものの義務ということであり、身分社会であるからこそ出来た言葉だ。ヨーロッパでは庶民と上流階級では読む新聞も違うし、受ける教育も違うし、話す言葉も違う。イギリス王室が最近反発を受けるのはその反動だし、そもそも多くのヨーロッパ人がアメリカに移住したのは、その身分制度が本国ではどうにもならないからだ。

むろん、法律ではそのような身分制度を固定する条項は一つもない。あくまで文化であり、彼らの意識の問題だと言うことだ。

中韓もそうだが、あまりに他国の内情に口を出しすぎる。日本では、直接日本に損害のない限り他国の制度に口を出すことはしていない。これは国益を背景とした外交とは違う。日本に死刑制度があろうと、児童ポルノ規制が甘かろうと、女性の社会進出が欧米より少なかろうと、直接彼らに損害を与えているわけではない。従って、これらの問題は日本人が考えることであり、その過程で欧米を参考にすることはあるかも知れないが、欧米が言うから制度を改めることがあってはならない。したがって、欧米、特にEUが日本にあれこれ言うのは、腹立たしい。日本に言う前に自分たちを何とかしろと言いたくなるのは当然ではないのか。

ただし、アフリカやイスラム国家に於ける、明らかな人権侵害や内戦などは、他国の内情として放っておくこととは違う。これらの地域が明らかに荒れ果て困窮し多くの人間が無知のまま放置され犠牲になっているからだ。これらの遠因がヨーロッパにあることはさておいても、それは先進国と自負するなら放置しておくべきではないだろうが、日本はEU以上に治安が良く、平和で、平等な社会だ。彼らが日本に学ぶべきであり、間違っても先進国面で日本にあれこれ言うべきではないと言うことだ。

そのお先棒担ぎがオーストラリア、ニュージーランドだが、彼らは野蛮なアジアにあって唯一ヨーロッパ文明を受け継いだ先進国だと思っているのだろう。その意識に基づいた鼻持ちならない行為がままあるが、現実には彼らは犯罪者の流刑地から成り上がった国であり、独自の文化を発展させることも出来ず、ほんの30年ほど前までは南アフリカ同様白豪主義を貫いていた人種差別国家であり、今は勃興するアジアにへつらう事で何とか命脈を保とうとしているだけの地域だ。鉱物資源以外に彼らに産業など無い。精々カンガルーとコアラくらいしか居ない。あ、羊も居た。

ジョークが一つ。ニュージーランドは人口が300万で、羊が900万頭。そこで、ニュージーランドには1200万頭の羊が居るが、その内の300万頭は自分を人間だと思っている。

さんざん悪口を書いたが、日本に於けるヨーロッパのイメージが余りに偏っているからであり、実際にヨーロッパに行ってみると親切な人間も大勢居るし、企業もそれなりにしっかりしている。先進国というだけのことはあるが、それは世界では比較的、と言う意味であり、真の先進国ではない。

とは言え、少し悪口を書きすぎた感もある。実際、ヨーロッパに様々な問題があろうと、政治に対する意識の高さや、暴力だけではなく文明の力で世界を率いてきた実力もある。日本は優れた国だと思うが、しかし、欧米から学ぶべき事はたくさんある。ただし、学んでも全てそのまま取り入れるべきだと言うことではない。歴史も文化も価値観も違う日欧の違いを無視してそのようなことをすべきではないし出来もしないが、それを無視して欧米に学べという輩が確かに日本には多い。欧米にはそんな人間は居ない。これは学んで取り入れるべき事だろう。