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自国は自力で護る 4

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留瀬「あっついですねぇ、融けちゃいそうです」
高雄爺「うん、さすがに応えるねぇ。気を付けなくちゃ熱中症になる。おまいさんは外回りも多いし、よほど気を付けなくちゃね」
留「外回りと言っても車ですからね、クーラー入れていれば平気ですけどね、締め切ってしばらく駐車しておくと、また乗るとき大変ですよ」
高「と言って、開けっ放しだと何をされるか分かったもんじゃない。近頃も、油断も隙もないじゃないか」
留「あれ?車上荒らしにでもやられたんですか?」
高「いや、尖閣だよ」

尖閣周辺に中国船230隻 異例の多さ、外務省が抗議

留「あ、尖閣ね。いきなり飛んじゃうから分からなかった。確かにあれは酷いですねぇ。リオ五輪の隙をねらって、漁民に化けた民兵の乗り込んだ漁船が230隻でしたっけ、それと武装した公船が15隻ですか。はっきりと領海侵犯なのに、政府は抗議しただけなんて歯がゆいですねぇ」
高「確かにねぇ。でも、日本が今のところ執れる手段は精々抗議するくらいしかないのかも知れない。もちろん、あたし達が知ることの出来るのは公表されているごく一部だ。当然、関係国、日中はもちろん、米国なども関わって非公式にどのような駆け引きが行われているかは分からないよ。でも、多分米国あたりから、あまり過激に反応するなと釘を刺されているんじゃないかなぁ」
留「うーん、やっぱりそうですかねぇ。でもそれにしても少し意気地がないんじゃないですか。こんな風だから中国が調子に乗るんですよ。抗議した位じゃ、中国にとっては蛙の面にション便でしょ」
高「そうなんだけどね、でも中国国内の状況が一寸安心できないんだ。なにしろ、南沙諸島問題では実際に国際社会でも相当きつく叩かれているし、経済は世界経済の不調を引き起こしている一方の原因としてこれも叩かれているし、経済成長はもともと嘘で固めた成長率が実際はとんでもない減速、あるいはマイナス成長に陥っている可能性があるから、元は暴落し続けているし、国内資本も海外資本も今は急速に国外に逃げ出している。国内状況はますますゆがみが表面化してきて人民を締め付けなければならないし外国に対してもますます力で押し切らなければならないから、経済が落ち込んでも軍事費の増大は相変わらずで、それも軍にミカジメ料を払わなくても習近平が権力から引きずりおろされ、今までやりたいだけやってきた粛正を、今度は自分がやられかねない状況だ。じっさい、そんなことになれば、習近平も今の党指導部もリンチに逢いかねない。今まで何度もそう言うことが起きた国だからね」
留「前々から高雄爺さんはそんなこと言ってましたね」
高「うん、この記事を憶えているかい。実はもうリンク切れになっているんだが、

「戦争の準備をせよ」対日想定…中国軍指導部が全軍に指示

これは13年1月14日の産経の記事だ。当時からすでに習近平指導部は求心力を失い、そのためにかなり激烈な粛正をしてきたのは知っているだろう?だが、それがまた反発を買い、経済原則や、対外外交の様々な失敗から、いよいよ習近平は追いつめられている。そこで、一発逆転をねらうとすれば、連中の常套手段だが外に敵を作ることになるが、もともと日本はそのための連中のガス抜きなんだ。だから、何か有れば尖閣にちょっかいを出す。日本はどうせ抗議をするだけだから、ちょうど良い敵だというわけだ」
留「でも、高雄爺さんはそれが暴発につながりかねないって言ってましたよね」
高「そうだね。今回は、公船も漁船も一応引き揚げたようだけれど、一部また尖閣近辺をうろついたりしている。仮に、中国が尖閣に上陸したとしよう。どうなると思う?」
留「いやぁ、それはもう戦争でしょう。自衛隊が行って、中国人を島からたたき出すでしょうし、米国だって黙ってはいないでしょうからね」
高「確かにね。米国が出てくるかどうかは別問題として、中国が尖閣に上陸しても唯の抗議だけを日本がしているとしたら、それはもう日本が尖閣を中国に渡すようなものだ。竹島や北方領土と同じ事になるだろうね。そして南沙諸島でもやっているように、中国は一度手にした尖閣を絶対に手放さないだろうし、それが既成事実になれば次は沖縄をねらう」
留「とうぜん、日本だって中国にそんなことはさせないでしょう。単に抗議するだけじゃなく、実力で阻止するはずですよ。米国が黙っちゃいない」
高「米国が黙っているかいないかは別として、当然戦闘が始まるね」
留「戦闘が始まるのはともかく、さっきから何です?米国が黙っているかどうかは分からないって」
高「今の米国は当てに出来ないと言うことだよ。まあ、これはあとでまとめて言うから、とにかく日本と中国が戦争になる、で次は?」
留「日本が勝つでしょ、そりゃ。だって、自衛隊の訓練度や兵器の性能なんて、中国と比べ物になりませんよ。あっという間に中国は撃退されます」
高「うん、まあ大体そうだろうね。その位の規模の戦争なら日本が勝つ確率は極めて高い。で?」
留「でって、それでおしまい」
高「いや、負けた中国が、すごすごと引き揚げて行くかい?それじゃ済まないだろう」
留「引き揚げませんか」
高「中国がどういう国で、どうして今執拗に尖閣にちょっかいを出し日本を挑発していると思う?それを考えれば、日本に負けたからってすごすごと引き返すなど出来ないだろう。そんなことをしたら、習近平体制どころか中共そのものが崩壊しかねない。日本のような国なら、与党が選挙に負けても野党が政権をとるだけだ。西欧でも米国でもそれが当たり前だし、仮に政権の座から降りても、次の機会に返り咲くことなど普通に出来る。誰もそれで死にもしないし破産することもないし、どこかに強制収容されたりもしない。でも中国ならどうなると思う?」
留「なるほど、あの国じゃ、権力の座から引きずりおろされると言うことは、そのまま財産も生命も失いますからね。今までその歴史の繰り返しだった」
高「うん、さっきも言ったが中国内部はそれでなくとも経済状態や環境、暴動等々で行き詰まっているし、指導力を失いつつある習近平政権が粛正をして反発を受けている。その不満を外に向けさせ、特に日本に向けさせるために日本を挑発している、そして日本から尖閣、次に沖縄などを強奪できるなら習政権の手柄になる。だから、日本に対して執拗に挑発を続けている。何度も言っているのは、それが重要なことだからだ」
留「はあ、なるほど・・」
高「頼りないなぁ。だから、日本が単に抗議だけで済ませるなら、中国は心配無しにいくらでも日本を挑発できるんだが、それが過ぎて本当に日本が実力行使をする事態になれば、嫌でも戦争になる、そして中国は十中八九、いや百パーセント日本に負ける。そうなれば、習政権は崩壊し、リンチになる。だから習政権は日本との戦争は避けたい」
留「へぇ、なるほど・・」
高「本当に頼りないなぁ。それなら下手な挑発などしなければいいのに、ましてエスカレートさせるなんて愚の骨頂だろうが、それがそうしなければならないほど習政権が追い込まれているのだとしたら、中国には日本を挑発し続け、しかもエスカレートし続け、日本が存在しないと言う領土紛争の存在を認めさせ、一旦日本がそれを認めたら、日本との交渉など全て無視して尖閣を実行支配し既成事実化させる。その次は沖縄だ」
留「なるほど、日本との戦争になるリスクを冒しても、中国にはそれ以外の選択肢がないと言うことですね」
高「そうだね。で、戦争になる、日本に負けそうになるけれど、中国としては、正確には中共はそれを操っている解放軍にとって日本に負ける事は自分達が死刑台に送られることを意味する」
留「ちょっとちょっと、中共は解放軍に操られているって、中国の憲法では確か解放軍は共産党に属するってことになってるんじゃないですか。それでも、共産党の私兵だと批判を浴びているようですし」
高「中国の憲法なんか信じているのかい。あの上から下まで嘘で固まっている国の憲法を。実際は、中国は解放軍に支配されている軍事国家だよ。そもそもが、中国は毛沢東の解放軍が作った国だし、あの国の政府組織は、全人代、国務院、軍事委員会からなっている。全人代を日本の国会に当たるというNHKの解説委員などがいるが、とんでもない嘘を平気で放送する連中だ、けしからん」
留「いや、また話が逸れてます。で続きをどうぞ」
高「全人代は単に政府の決定事項を発表する場であり、たんなるしゃんしゃん会場だ。国務院のメンバーは軍事委員会のメンバーの有力者で固められている。その仕組みや中国の成立過程からして、中共は結局解放軍の下部組織、政治局と言うことだよ。解放軍の意志により中共が政治を行っているだけだ」
留「あ、思い出しました。ブログ主が、中共は結局解放軍の政治部門でしかない、ってっ言ってましたね」
高「あたしがそう教えたからね」
留「で、話を元に戻して下さい」
高「そうそう、で、解放軍の支配力は結局力しかない。人民を締め付け弾圧するための力でもあるが、中国自体が他国の圧力を跳ね返してやりたいことをやるための力であることを内外に示さなければならない。それが、領土問題などに一番でて来やすいから、南沙諸島や尖閣への横暴という形ででてくる。そのようなことしか中共の、つまりは解放軍の存在意義がないんだから、日本と戦争になったら絶対に負けることは出来ない」
留「なるほど、で日本に挑発を続けエスカレートするわけですか。でもそれが過ぎて日本が本当に怒って実力行使にでたら?」
高「中国は引っ込むわけには行かないからさらにその行動をエスカレートさせる。で、尖閣への強制上陸をし、直ぐに日本と戦争になる、そして負けることになる。だが、負けることは許されない、となると、負けない方法を採らざるを得ない」
留「そんな方法があるんですか。中国にそんな方法が有るんなら日本にだって有るでしょう」
高「まあお聞き。日本の国防体制とは、突発的な小規模な物を支え、日米安保条約によって米国が来援するのを待つ、そして、日米合同で敵に当たることを前提として組み立てられている。だから、仮に最初は偶発、突発だった戦争が直ぐに終わればよいし、それで中国が大きな痛手を被る前に退いてゆけばよいが、むろんそれが中国には許されないのは言ったとおりだ。となると、中国は戦争を続けなければならないし、負けないように軍事力を戦場に増強しなければならない」
留「で、そうすると米国が駆けつけてくれるんでしょ」
高「そうだと良いんだがね、そんなことは中国も知っている。米国がでてきて中国対日米の戦争になるとすれば、それこそ中国には勝ち目がない。でも中国にとって戦争は止められない」
留「じゃあ、どうするんです?日本一国と戦っても勝ち目がないのに、日米両国との戦争なんか、中国にとって最悪の状況じゃないですか」
高「だから、まず米国に、日本との戦争に参加しないように働きかける」
留「そんなこと、出来るわけがない」
高「出来るよ。特に今の米国ならね。もし日本に加勢なんかしたら、米国を敵と見なし、米国本土に核を打ち込むぞ、と米国を威す」
留「まさか!そんなことをしたら中国が壊滅するじゃないですか。日本との戦争に負けるどころの話じゃない」
高「そうとも言い切れないよ。まず命の価値が違う。中国では嘗て自国民を億単位殺したことがある。政権維持のためだ。解放軍の成立過程がそうだったし、大躍進時代、作物が完全に不足して数千万の農民が餓死していたのに、中国はその食料を輸出して外貨を稼いでいた。そうやって、軍事費をため込み核開発など解放軍の強力かを最優先した。更に、文革、天安門、チベット侵略、ウィグル侵略、法輪功の弾圧など、政権維持のためには自国民が億単位死んでも省みることがない解放軍だよ。米国との核戦争になって、仮に十億の人民が死んで国土の大半が焦土になっても、米国どころか世界が滅びても中国が生き残ればいずれ再生して世界を支配すると言っている」
留「あ、朱成虎でしたっけ、そんなことを言ったのは」
高「羅援なんかも言っている。連中は解放軍の中枢部にいる人間だ。中共は彼らの私的な言葉だととぼけているが、全ての発言や情報発信が厳しく統制されている中国で、軍の中枢にいる人間の発言が、全く私的な物だと信じられるかい。あれは、明確な中国の意志だよ。それを、私的発言だと言っているに過ぎない」
留「なるほど。で、米国はそれに対してどうなんです?」
高「どうなんです、って、おまいさん。分かり切ったことだ。米国にとって最優先すべきは米国人の生命財産を守ることだよ。米国にとって米国人が仮に100万人でも中国核によって殺される事態など容認できる物ではない。そして、中国には米本土に撃ち込める核ミサイルが多数存在し、その気になれば米国に一斉に撃ち込める。むろん、米国の探査システムはいつもそれを警戒しているし、迎撃システムもある。が、迎撃率が100%と言うことは有りえない。おそらく数十パーセントが良いところだろう。とすれば、中国の核ミサイルは多数米国国内に着弾する。仮に中国を核で壊滅したところで、それが避けられないなら、米国が中国の恫喝に屈することは確実だと見て良い。つまり、日本を助けるために中国の核ミサイルを本土に撃ち込まれるリスクを米国が冒すはずがないし、大統領がそんな決断をするなど有りえない。つまり、中国が米国を恫喝して、日中戦争に参加させないというのは現実にあり得るんだ」
留「あ、だから、米国が黙っているかどうかはともかく、なんてさっき言ってたんですね」
高「うん。米国が助けてくれないとしたら、日本は仮に初戦で勝っても最終的には中国には勝てないよ」
留「そうですか。そんなに日本は弱いかなぁ」
高「日本製の兵器は本当に中国製とは比べ物にならないほど性能が高い。潜水艦などは世界最高レベルであり、その性能も能力も中国とは比較の意味すらない。戦闘機も、一般艦船もそうだよ。でもそれでも物量では到底勝てない。飽和攻撃って知ってるかい」
留「ええ、これも何度もブログ主が言ってましたね。あ、高雄爺さんが教えたんでしょ」
高「日本と中国は国土面積に25倍の差がある。例として現代戦の主流であるミサイル戦を例にすれば、単純に、中国は日本に集中してミサイルを撃てばよいが、日本はその25倍のミサイルを撃たなければ同じ密度で中国を攻撃できない。そして発射基地も中国は理論上日本の25倍持てるんだから、理屈の上では中国は25倍の発射基地から撃てるのに、日本は中国の25分の一しか発射基地を持てない。つまり、最終的に中国と日本では攻撃力に25の二乗の開きがある」
留「あ、そうか。すごい差ですね。625倍かぁ」
高「あくまで計算上だよ。でも、中国が日本の防衛能力を超えた攻撃が出来るのは間違いがない。また、大原則として、攻撃と防御では圧倒的に防御が不利なんだ。攻撃側は攻撃のタイミング、目標を自由に選べるのに防御側は攻撃が始まってからしかそれを知ることが出来ない。また、攻撃の常識として、まずその探査システムや防御システムを先に攻撃して相手の防御能力を無効にしてから本格的攻撃をする。日本には対抗策がない」
留「うわぁ、それは酷い。でもミサイルでなければ日本にも勝ち目はあるでしょう」
高「中国がわざわざ日本の事情にあせてくれる訳じゃないよ。それに、ミサイルでなくとも、通常艦船や航空機で、数が質に優る例は多くある。朝鮮戦争の折、米国の戦闘機は中国などの物より格段に性能が良かったが、圧倒的な数にたびたび苦戦を強いられている。ベトナム戦争でも、米軍の兵器の質は比べ物にならないほど高かったが、それでも勝てなかった。質が優っていても、長期戦で物量に優る相手には勝てない。まして、中国が限定核を日本に一発でも撃ち込んでごらん。それでも日本は戦い続けるかね」
留「うーん、じゃあ、どうするんです」
高「中国のねらいとして、別に日本を廃墟にするのが目的ではないし、そんなことをすれば世界中から袋だたきになるし、中国が得をすることは一つもない。しかし、戦わないで、もしくは最小限の戦争で日本が中国に屈するなら、それは中国にとって願ってもないことだ。事によっては日本の資産と技術が中国の物になる。日本が中国に逆らいさえしなければ、敢えて日本を蹂躙する必要など無いよ」
留「でも、それは日本が受け入れないでしょう。結局、中国と戦いぬいて、下手をすれば中国の大軍が日本本土に攻め込んできて日本は修羅の場になる」
高「それも中国が一番避けたいところだ。まず、軍隊を日本に送り込んで仮に上陸するにしてもそれだけの人数をどうやって運ぶのか、どうやって補給を続けるのか、どうやって、日本の抵抗を封じ続けるのかなど、実際は不可能だし、短期間それが出来ても中国の負担は大きすぎる。それよりも、そんな気を日本に起こさせないようにすれば、別に日本に上陸して占領などしなくても済むんだ」
留「可能ですか、そんなこと」
高「今の日本人なら、尖閣を中国にくれてやっても戦争になるよりは良い、っていう連中も多い。今の平和ボケ日本では、実際中国が少し脅しをかければ、そうなる可能性は大きいよ」
留「脅しって・・?」
高「まず通常弾頭ミサイルで日本の過疎地でも攻撃してみせる。数十発打ち込めば、日本の迎撃システムをくぐり抜けて着弾するミサイルは必ず有るだろう。だって、つい先日も

平和ボケの極み!北朝鮮の事前通告がないと役に立たないミサイル防衛

なんて事件があったじゃないか。ネットなどでは、中国から飛んでくるミサイルは、日本の優秀なイージス艦や探査システムが必ず発見し、100%迎撃するから恐るるにたらずみたいなことを言っている連中がいるがね、実際は迎撃システムなんて、ほんの気休めと言っていい」
留「でも、それでもですよ、仮にミサイルが日本に当たったって、それでも日本は戦い続けるとしたら・・・」
高「無いだろうね。日本のミサイル防衛が実際は役に立たない現実を見れば、これ以上戦争をするなと国民は政府に言うよ。もっと大量のミサイルが飛んでくる前に、中国と妥協すればいいってね」
留「でも中国は妥協なんかしないでしょ。とにかく一方的に日本から奪い取るつもりなんだ」
高「だから、日本人がそれをちゃんと理解すればいいけれどね、でも万が一日本がそれでも戦うことを止めなかったら・・・」
留「止めなかったら?」
高「限定核を使うんじゃないのかな。広島型は大体15キロトンくらいだったと言われている。今では、数トン規模の小形核もあるし、それなら破壊力としては一寸大型爆弾くらいの物だし、過疎地で山間をねらえば人的被害も殆ど出ない。放射線による汚染も、広島長崎よりずっと小さいし限定的だ。しかし、核は核だ。脅しには十分なる。中国が核を使うことを日本に示せば、それでも日本は戦争を続けるだろうか」
留「恐ろしいことを言いますね。そんなことをすれば世界から中国は袋だたきの孤立を招くでしょう」
高「だから、超小型の戦術核だ。世界に与える衝撃は大きいだろうが、それで中国は日本を人質に出来る。もし、中国に不当な圧力を加えるなら、本格的に日本に核攻撃も辞さないってね」
留「有りえますか・・・?」
高「滅多にないだろうよ。そんなことをすれば中国にとっても極めて大きな損失が起きるから。でも、何が何でも日本との戦争には負けることが出来ないとなれば、中国にとって選択肢は極めて限られてくる。やりたくなくてもやらざるを得ないと言うことだ」
留「どっちみち、日本は負けるしかないわけだ」
高「まあ、そうだね。今のままだったらね」
留「今のままだったらとは、どういう事ですか」
高「最初から中国にそんな気を起こさせない、尖閣でも挑発させない為の手段を採るしかないよ。今はそれが自衛隊の兵力増加等に現れているが、それは焼け石に水だ、はっきり言って。それから日本の防衛が米国頼みであることも問題だよ。米国は確かに信頼できる同盟国だろうが、だから自国民を核の脅威にさらして日本を助けるかは別の問題だ。日本を好きこのんで見殺しにはしたくないだろうが、中国なら本気で米国に核を撃ち込むかも知れない。全てのミサイルを迎撃できなければ、大型核一発が都市部に命中することで百万単位の米国人が死ぬだろう。その犠牲を払って、日本を助けるわけには行かない。そんな決定をする大統領が支持を得られるわけがない。それは決して日本に対する裏切りでも背信でもない、当然の苦渋の選択として、米国は参戦しないというのが普通じゃないか」
留「結局日本が単独で何とかしなくちゃならないんだ」
高「もちろんそうだよ。国防とは本来自力でやるもんだ。それをやる姿勢を見せて、初めて他国から信頼され支援も受けられる。初めから他国頼みの国防システムしか持っていないなら、他国が窮地に陥ったとき日本の支援を当てに出来ないだろう」
留「そりゃそうですね。でも日本は単独で中国に太刀打ちできないんでしょ?」
高「うん。だからこそ、あれだけ中国が尖閣で挑発をしても日本は実力で排除せずに抗議だけで済ませるしか無いとも言える。下手に中国に手を退かせる機会を、日本が無くすることが出来ないんだ。言い換えれば、下手に中国を追いつめられない」
留「でも、そんなことをすれば中国はいずれエスカレートし続け、日本がいつか実力行使にでざるを得なくなりかねないでしょう」
高「うん、中国もそれは理解していると思うが、繰り返すけれどね、まず中国国内で習近平指導部の指導力が極めて怪しくなっている。すると、一部のの跳ね返り達が抜け駆けで戦争をしかねないんだ。何度もそのようなことが起きているだろう。以前にも中国機が米軍機を挑発して接触し墜落したり、海自艦に中国艦がミサイル照準レーダーを照射したり、最近も自衛隊機が中国機からミサイル照準をされたりしている」
留「あ、有りましたね。でも中国では、中国に対する挑発を受けたから正当な対抗策を採ったと言ってましたよ」
高「あとからつじつまを合わせたんだよ。最初はそんな事実はないと言っていたのがあとからあれは正当な行為だったと党の広報官が言っている。つまり、党の制御が効かない現場で一部の者達が跳ね返り行動をし、それを党があたかも党の指示でやったと声明を出したんだ。そうしないと、軍の統制が採れていないことがばれてしまうからね」
留「と言うことは、偶発で戦争になる可能性もあるし、そうなれば中共はそれを中共の決定で行ったという可能性があるんですね」
高「必ずそうなるよ。そうしないと、党が軍を制御できていないことを認めることになる。実際は中共は解放軍の政治部でしかないが、表向きは軍が党に属していることになっているんだから」
留「結局そうやって、党や軍が手を退きたいと思ったとしても、戦争が勝手に拡大してしまう可能性もあると言うことですね」
高「あるね。あくまで可能性だが、最悪の場合はそうなりかねないね」
留「じゃあ、どうしようもないじゃないですか」
高「だから、そんな中国に分からせるには、本能的な恐怖しかないんだよ。つまり、もし日本に手を出したら、日本が仮に消滅することになっても中国を完全壊滅させるとの手段や意志を示すしかないんだ。これでも完全な抑止力とは行かないが、桁違いに中国を抑えることは出来るだろう。理論や理性が通用しない中国でも本能的な恐怖は通じる。結局、日本がそれだけの核抑止力を持つ以外、中国を大人しくさせ、暴発させない為の方法はないよ」
留「結局それしかないんですねぇ。あ、女房からメールだ。ええと、ボーナスで勝手にバイクを買ったのは許せない。帰ってきたらどうなるか、覚悟しなさいって・・高雄爺さん、どうしよう」
高「下手におまいさんの味方をするとあとから家内を通じてしっぺ返しが来るからね、ひとりでなんとかしなさい」
留「あ、米国と同じだ」




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自国は自力で護る 3

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留瀬「ひぇー、お久しぶりです」
高雄爺「なんだい、ひぇーって。まあ本当に久しぶりだね。前回は去年暮れだよ。もう6月になったというのに」
留「ブログ主に言ってくださいよ。お元気でしたか」
高「ブログ主か。なかなか思うようにはいかないみたいだ。私は元気だし、ブログ主も健康に問題はない。まあ色々手を出してそれが思うようにいかないみたいだが、性格がいい加減だからなぁ。いい加減だから、上手く行かなくてもあまり気にはしていないみたいだが」
留「上手く行かなくてなりふり構わずますます泥沼に落ち込んでいるのが居ますよ」
高「民進党のことかい」
留「あれ、よく分かりましたね」
高「普通分かるよ。でもやり方を変えることが出来ない。韓国と同じだな」
留「あ、韓国ね。それも一寸関係があるんですよ。でもまず民進党。これを見て下さいよ」

内閣支持率49・4%↑ 民進党支持率は急落7・3%↓ 「現行憲法で平和と安全守れない」52・1%

高「あ、これね。いつものことだ。これは民進党と維新の党が合併した結果だが、本来両党の支持者が集まるんだから支持率は増えるはずだよ。でもそうならなかった」
留「そうそう、世論調査でも連中が言っている護憲では支持を集められなかったことが明らかになっています。共産党なんか、もうなりふり構わず高校生なんか使って若返り、いけてる政党を演出してますがね、まるで紅衛兵ですよ」
高「それに、連中と一緒に動いているのは殆どが爺さん婆さんばかりだ」
留「爺さん婆さんったって、高雄爺さん、人のこと言えないでしょ」
高「精神的な物だよ。あたしだって、若い頃はいっぱし左翼だった」
留「ええっ、そうだったんですか。初めて聞いた」
高「何かい、あたしが昔は若かったこともあるってのが嘘だとでも」
留「いや、それじゃなく、左翼だったってことです」
高「あ、そうか。いや、あたしくらいの年ならそう言う人は多いよ。なにしろ、政治家はみんな私腹を肥やしている、国民のことなど一切考えない、日本が軍事力を持つから戦争になる。昔の戦争も、日本がアジア諸国を侵略したことから始まった・・・」
留「うわぁ、典型的な左翼の言う事を、全く信じていたんですか」
高「いたよ。その前はサンタクロースのおじいさんが本当にいると信じていた」
留「いや、それはみんな同じですよ。あたしだって子供の頃、高雄爺さんが自分がサンタクロースだ、っていうのを信じてましたからね」
高「そんなことを言ったかい」
留「いや、それはいいんです。いつからネトウヨになったんですか」
高「馬鹿言っちゃ困る。あたしはネトウヨなんか大嫌いだし、右翼でもないよ。保守系とは言えるだろうが、だからといって政権を何から何まで全て支持している訳じゃない、批判もしている」
留「あ、そうでしたね。で、いつから保守系になったんですか」
高「その後、政治に興味が無くなっていたんだが、社会人になってからかな、いろいろな物を自分の目で見聞きするし野党の言っていることが、殆ど裏付けがないことに気が付いてから、自分で色々勉強した。歴史、外交史、戦争史、地政学、民俗学、文化などなどまあ時間を見つけては色々読んだり人と話したり国会関連の報道を観たりしてね。で、未だに政府そのものには沢山の不満はあるが、野党は嘘つきだと決めつけるに至った。一番大きいのは、憲法問題だね」
留「それはあたしも何度も高雄爺さんに言われましたよ。日本が戦争を放棄しても他国が日本に戦争を仕掛けてきたとき、戦う手段がなければ日本は蹂躙されるしかない。そして憲法ではその場合の戦争も紛争の解決手段として禁止している。だから、憲法を拡大解釈して自衛隊を持っているってね」
高「うん、そうだね。実際には自衛隊は憲法違反だろう。だから腐れ野党は憲法を守るには自衛隊を廃止しろとか、集団自衛権も憲法違反だという。憲法を守ることが大切なのか、国民を護るのが大切なのかまったく考えていない。護憲教というカルトであって、教義が正しいかどうかなど問題ではないのが連中の言い分だ」
留「そうそう、そんなことをあたしも聞きましたよ、高雄爺さんから繰り返し。洗脳かな」
高「何を言っている。あたしが言うから正しいのではなく、自分で考えて、自分で調べて、自分で検証すればあたしが正しいと分かる。そうじゃないのかい」
留「もちろんそうです」
高「で、国を護るとはあくまで自力で護らなくてはならない。米国は同盟国だからいざとなれば日本を護ってくれるなど、とんでもないことだ」
留「へぇ?そうなんですか。同盟国の米国は信用できないんですか」
高「信用できるよ。でも無制限に信用できるなどありえない。そうだろう、米国が自国民を犠牲にしてまでも日本を護ると思うかい。中国が、日本に加勢をするなら米国も敵と見なし、核ミサイルを撃ち込むぞ、と恫喝したら米国はそれでも日本のために戦ってくれると思うかい」
留「それはちょっと難しいですね」
高「難しいんじゃない、あり得ないよ。立場を代えて、日本が自国を犠牲にして他国を助けると言い出したら、それはとんでもないことだ。そんなことを言う政治家がいたらさっさと排除しなければ。政治家の職務は自国民の安全と生命財産を護ることだ。それを最優先させるのが、何処の国でも、独裁国家以外なら当たり前のことだよ」
留「ふーむ、なるほど。じゃあ、米国は信頼できませんよ」
高「いや、信用して良いし、実際信用できる。だがね、何を信頼すべきかと言えば、米国の国益に叶うかぎり米国は日本を護るだろうが、国益を犠牲にして護ることはない。いや正確に言えば、多少国益を犠牲にしても日本を護ることでより多くの国益が得られるなら日本を護る。しかし、米国の基本的国益、すなわち国民の安全、生命財産と引き替えになる国益は日本を護ることでも得られない、それだけのことだ。でも米国は、いざとなったら日本を護らないとは言わない。そんなことは言わなくても分かるはずのことだからね」
留「じゃあ、どうするんです?」
高「分かり切ったことだ。日本人の安全、生命財産は日本が自力で護らなくちゃならない。そんな姿勢も持たない日本を、自国民の犠牲を払って米国が助けてくれると、まさかおまいさんは信じちゃいまい?」
留「あ、睨まないでください。分かります分かります」


「韓国守る必要なし」トランプ氏に喝采送る米有権者、かつて「敵前逃亡」した韓国軍に“根深い”不信

高「これは、かつて朝鮮戦争の折、米国が最新鋭の武器を朝鮮人に与え中国軍と戦わせようとした時のことだ。何しろ自分の国を護るのだから、朝鮮人達は最新鋭の武器を持って勇敢に中国人と戦うだろうと米国人は考えたんだ」
留「普通はそう考えます。違ったんですか?」
高「違ったね。まあ、ある意味日本人なら想像は付いたろうがね。朝鮮人は与えられた最新鋭の武器を置いたまま、戦場から我先に逃げ出した。それら最新鋭の武器は中国軍の手に渡り、あとからそれは米軍に対して向けられた」
留「うわぁ、そりゃ酷い」
高「何しろ当時の李承晩大統領が、橋を爆破し多くの朝鮮人が逃げられないようにして自分はさっさと逃げたような有様だ。それでも建前上はこの様な卑劣な獣でも連中は建国の父として奉っているけれどね。日本から祖国を取り戻した英雄としてだ」
留「国民を見捨てて、自分が助かりたいために退路を爆破したんでしょ?そんな奴でも建国の父ですか」
高「他に誰もいないからだよ。歴史を捏造するためには自分達の誇りなんてどうでも良いんだ、連中は」
留「あ、話がずれてますね。で、日本の防衛とはどんな関係が」
高「結局ね、自分の国を自力で護ろうとする意志のない国など、何処の国も代わりに護ってくれる筈なんか無いんだ。自国さえ護るために戦おうとしない国と同盟を結んで、いざというとき信頼できるかね。役に立たないばかりか、いつ裏切られるか分かったもんじゃない」
留「でもかつて第二次世界大戦の時、日本は死力を尽くして戦ったじゃないですか。直ぐに逃げ出した朝鮮や、逃げ回って同士討ちばかりしていた中国とは違いますよ」
高「まあね、だからその意味で日本は戦争に負けたにしろ戦後は発展できたしそれなりの地位も得たよ。信頼もされている。が・・」
留「が・・・?」
高「今の日本は憲法で戦争をしないなどと言っている。むろん、誰も戦争などしたくないが、この憲法では戦争を仕掛けられても戦ってはならない、とさえ解釈できる。まあ、この戦争とは侵略戦争であり防衛戦争は日本でも出来るはずだ、というのが芦田修生だがね」
留「芦田修生って、何です」
高「とりあえずWikiでも見なさい。まあ、日本政府は違った解釈をしているが、いずれにせよ、それで自衛隊が作られた。が、以前憲法の制約は大きく、馬鹿野党は戦争法案反対、軍事化する、戦争をしたがっているなど馬鹿なことを言う始末だ。戦争は誰もしたくはないが、戦争を仕掛けられないためには相手にその気を起こさせないだけの抑止力がいる。つまり、戦争になったら断固戦うという意志と能力を示す必要があり、それによって戦争をしなくて済む。つまり戦争反対なら、戦争を仕掛けさせない抑止力として軍事力は絶対必要なんだ」
留「なるほど。それはそうでしょうね。高雄爺さん、いつか言ってましたね。平和とは結局力がもたらす物であり、話し合いや協調がもたらすというのは現代では、そしておそらく人間が人間である限りあり得ない、って言ってましたよ。まあ、そう言う意味なんですね」
高「おや、あたしがそんな素晴らしいことを言っていたかい。全くその通りだ」
留「ま、ですからね」

日本でじわり広がる「トランプ大統領」待望論―対米自立か隷属か―

留「と言うことも有るだろうと思いますよ」
高「なるほどねぇ。でもまあ誰が大統領になるかは米国人が決めることだ。彼は政治経験が全くなく、つまりはポピュリズムだけで支持されている。米国の大方の勘定に付け込んでいるんだ。米国の大衆の知的レベルなど、あきれるほど低いからね、米国大統領はそれに迎合しなければ当選しない。ルックスやスピーチが上手ければ能力など二の次だ。その点、トランプ氏は大衆をあおる宣伝が非常に上手い。しかし、実際に大統領になったとき、政府内にネットワークがないから孤立するんじゃないかっていわれている。嫌でも政府内のシンクタンクに頼らざるをえず、結局穏便な政策を採るしか無いんじゃないかとの観測もあるよ」
留「全く今のオバマ氏もそうですからね。で、そのシンクタンクが親中派に取り込まれて今の中国を作り出してしまったと、これはブログ主が言っていたんじゃないかな」
高「うん、あたしが教えたとおりだ。まあ、一方クリントン氏もトランプ氏との対抗上、かなり強烈な反日を打ち出しているようだよ。亭主のビルクリントン氏も最初は酷い日本たたきをしていたからね。女房も同じ手を使うとは思う。なにしろ、不景気や資産格差など米国の問題は日本のせいだと言うのがもっとも知性の低い米国大衆に受けやすいから」
留「それなら、いっそトランプ氏が大統領になれば、日本ははっきりと自力で自国を護る必要性を国民が理解するんじゃないか、という期待があるんですね」
高「誰が大統領になろうと、自国は自力で護る、この気概を持たない国を何処の誰が助けてくれるか、左翼は本当に都合良く無視しているし、この問題に触れようとしない。そしてそれにあおられる連中、例えば九条を守る会みたいな思考停止の連中が支持される。戦争をしない為にというキャッチコピーは、何も考えない人間にとって極めて受け入れられやすいからね。日本が戦争をしなくても戦争を仕掛けられたら国を護る、その力を示すことで戦争を仕掛けられなくなるというセオリーがどうしても平和ボケした連中にはイメージできないんだ。だが、世界の歴史は例外なくそれを示しているんだよ」
留「でも、時代は変わって、今は戦争の時代じゃないから話し合いで国家間の問題を解決すべきと」
高「だまんなさい。世界は変わっちゃいない。米国が戦争をしなかった時期がどれだけあるね。中国が話し合いに応じた試しがあるかい、ロシアが話し合いで不当にとった北方領土を返すと言っているかい、北朝鮮が・・」
留「だから、話し合いで解決できるはずがないのに、そう言う連中が憲法改正反対とか、集団自衛権反対とか、原発反対なんて言ってるんですよ」
高「だから、連中は馬鹿なんだ。こんな記事を読んだかい。一寸古いけれどね」

意外?当然? 王毅氏発言にネットで「非礼だ」批判 「気骨見せた」擁護も

留「ああ、岸田外相が訪中したとき中国外務大臣の王毅氏が、誠意を持ってくるなら歓迎すると言った話ですね。誠意とは、連中の場合、自分達の要求を全て受け入れる意味しかないですからね。でも岸田外相は特に反応しなかったと言いますよ」
高「日本国内では毅然として厳しく言い返すべきだったとの声もあるがね、まあ実際はどのような事前の水面下の協議があったかも分からない。外交交渉なんて、公表されるのはごく一部だ。だから日本としてはこんな事も十分想定済みで行ったのかも知れないとは想像できるよ」
留「どういう事です?」
高「中国はとにかく国内向けに、中国は日本に対して厳しい姿勢を常に上から目線で採るとのプロパガンダをし続けなければならないし、特に習近平指導部の指導力が大きく揺らいでいると見られている今、なおさら日本には強い態度を国内向けに見せなくてはならないだろう。かつて朝鮮のパクリゴネ大統領が初めて安倍総理とあったとき、無視したりしかめ面をしたのをおぼえているだろう。あのような国は、そうしなければ政権が保たないんだ。王毅氏もあのような態度をするしかないんだろう。それを日本が汲んだと言うことかな。それが必ずしも良いとは思わないがね、ただ、安倍政権としても意地の張り合いで中国を突っぱね続けるよりも対話の姿勢だけでも見せる必要があると思ったのじゃないかな。それに、日本は国内向けのプロパガンダなんか要らないからね」
留「それで良いんですか」
高「それは色々事情がある。今中国を追い込んで、万が一の暴発をさせてしまったら、何が起きるかな。中国は少なくとも今日米国と戦争をしようとは思っていないだろうけれど、中国のような国は、一旦コントロールが外れると我々が想像も出来ない状況を引き起こす。文革や天安門事件など、先進国では起きないはずだが、中国では政権がぐらつくと起きるんだ」
留「なるほど。でもそりゃ中国の問題でしょ?」
高「それで済みゃあいいよ。でも、国内の問題が大きくなるにしたがって日本に対する憎しみを国民にたきつけている中国が、今度暴発した場合、その矛先を日本に向ける可能性は無いのかな」
留「そりゃ大変だ」
高「中国としては国がまとまらないのも経済が悪化するのも日本が中国の邪魔をするからだと国内で宣伝している以上、日本に対し何かの手段を講じないわけには行くまい。日本がそれで膝を屈すればよいが、もしそうならなければ、そして今の安倍政権はそれを警戒し、国際的な中国包囲網を構築し、賛同国を集め、防衛体制も整えつつある。昔なら、中国と争うより妥協することを選んだろうが、今の日本はもしかしたら激しく反発するかも知れない、そうなると」
留「もっと激しい態度を日本に対してとらなくてはならないということですね」
高「もう一つ危険なのは、文革時代の、暴力で権力を握ることが全てと信じ込みそのように洗脳されてきた連中が続々と党や軍の中枢に入り込んできている。そして生ぬるい今の中共や軍の幹部連中に不満を募らせているとしたら」
留「あ、跳ね返りが暴発しかねない、その暴発を今の党や軍はコントロールしきれないし下手をすれば自分達が粛正されかねないということですね」
高「偉い!よく分かったね。あくまで可能性だが、中国の場合は今までも何度もやっているのだ。今までは国内だけで済んだが、今はそれなりの軍事力を備え、十分に日本を制圧できると思い込めばその可能性はあるよ。そして今の日本では、中国が攻めてくるはずがないとか、話し合えば分かるとか、日本が武器を棄てれば戦争にならないとか、そんな馬鹿が大手を振っている。中国にしてみれば赤ん坊の腕をねじるようなものだ。その日本を力尽くで押さえつけることが出来るなら、中共も解放軍も人民に対し己の偉大さを大いに示すことが出来るし、日本の技術や金が手にはいるなら御の字じゃないか」
留「でも、米国が・・」
高「うん、黙ってはいないだろうね。で、中国が米国に、手を退かなければ核をぶっ放して米国人を何百万人も殺すぞ、中国は世界が滅びても人民が半分殺されても、いずれ蘇るのだからやるといえばやるぞ、と恫喝したとする」
留「米国はどうします?」
高「どうします、って手を退くさ。自力で国を護ろうとしない日本のために米国人を何百万も殺す理由はないし、仮にそれで本当に核の撃ち合いになったとすれば米中共に数百万数千万が死ぬだろう。中国にとって人民の命は消耗品だが米国にとっては何を置いても護らなければならないのが米国人の命だ。日本から手を退けと言われればそうする以外の選択肢など無いし、これは立場が変わって日本でもそうだ。直接の戦争でもないのに他国のために日本人が殺される選択を政府に認めるはずがない。そこが民主国家の弱さだよ。中国はその弱さを必ず突いてくるだろうね」
留「でも、実際の中国の軍事力は日本に到底太刀打ちできない、練度も兵器の質も日本が段違いで上だから、日中戦争が始まっても日本が勝つってネットじゃ言ってますね」
高「初戦の小競り合いなら確かに日本だけで中国と十分にやれるだろうし、勝つだろうね。でも、それは中国も想定していると見て良いし、それで済むと思うかな。なにしろ、そんな状況で日本に負けたら中共は一気に崩壊するよ。それは今の指導部がリンチに逢うことを意味する」
留「じゃあ、どうなるんです?」
高「中国は戦線を拡大するしかない。そうなると物量戦になる。結局物量に優る方が勝つ」
留「日本の物量は足りないんですか」
高「日本の防衛力は長期戦を想定していない。局地戦を短期間で制圧する、その間に米国の支援を受けることが前提となっている。それは中国も知っている。だから、言ったようにあらかじめ米国を核で恫喝し手を退かせれば、あとは日本は中国の物量には絶対に勝てない」
留「勝てませんか」
高「勝てないよ。考えてごらん、国土面積からして日本の25倍有る。それは、理論上日本が中国の25倍以上の攻撃力を持たなければ中国と戦えないことを意味する。具体的には、日本は中国全土をくまなく攻撃しなければならないが、中国は日本という狭い地域を集中して攻撃すればよいからだ。そして中国は事実上日本への補給路を遮断できる。そんなことが分かっているのに何処の国が日本と一緒に戦ってくれるのかね」
留「むーん、絶対に駄目ですか」
高「駄目だね。それだけじゃないよ」
留「まだあるんですか」
高「それでも日本が抵抗をやめない場合、中国が核を日本に撃ち込んだらどうなる。それでも日本は抵抗をつづけるかね」
留「そんなことをしたら中国が世界から攻撃されるでしょう。孤立するじゃないですか」
高「彼らにとって中共や党幹部の指導層の地位を失うか異なかの瀬戸際だ。そんな時にそれを理由に彼らが自分達の地位を諦めるかい。それはすなわち殺されることを意味する。それに仮に中国が核を日本に撃ち込んでも世界は非難はするだろうし、日本に同情はするかも知れないが、実際に核大国であり、過去に自国民さえ犠牲にしてきた中国が何をするか分からない状況で、中国と日本のために敵対すると思うかい」
留「思いません」
高「だろう、だから全面戦争になったら日本は絶対に中国に勝てない」
留「救いようが無いじゃないですか」
高「まあ、今のままじゃね。でもそうならない可能性も無論ある。というより、現実に言ったように今の中国が進んで対日戦をしようとは思っていないが、ただ、中国の思考を私たちの価値観で判断することは出来ない。中国も必ず戦争は避けるだろうと信ずる根拠もない。だから、国防とは常にあらゆる可能性を想定し、最悪の事態にも対応できるように組み立てなければならない。せっかく金をかけて作った兵器だから、戦争で使わなければ税金の無使いだと言えるかい」
留「いえいえ、とんでもない。兵器は使わずに済めばそれに越したことはありません。でも中国に日本が絶対に勝てないんなら兵器を持っても無駄かなぁと・・」
高「黙んなさい。だから、自国は自分で護るというテーマなんじゃないか。あ、夕飯が出来たようだ。食べて行きなさい。続きはまたにしよう」
留「ありがとうございます。でもうちでも女房が夕飯の支度をして待ってますから。あれ、女房からメールだ。ええと、今こちらに来ているから一緒にご飯を頂きましょって」
高「あらゆる可能性を想定しなくちゃならないって言ったばかりじゃないか」



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ヘイトスピーチ法案

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ヘイトスピーチ法案が今期国会中に成立する見通しだという。

ヘイトスピーチ法成立の可能性=自・民、修正で大筋合意

このヘイトスピーチと定義されるのは

 「与党側は当初、ヘイトスピーチを「他国の出身者であることを理由に、生命や財産に危害を加えることを告知するなど、地域社会から排除することを扇動する不当な差別的言動」と定義。修正合意では、民進党の要求に応じて「本邦外出身者を著しく侮蔑する」との文言を追加した。」

との記事からすると、朝鮮人出て行け、とかチャンコロを閉め出せ等というのがヘイトスピーチにあたるので、法律で禁止すべきだと言うことらしい。今のところ理念法であり、罰則は伴わない。

ヘイトスピーチ 与党、罰則盛らず・・・法案提出へ

しかし、日本人は努力をしてこの様な行為を行わないような努力をしなければならないと言うことだ。

さて、私自身で言えば、いわゆるここで定義されているような外国人であることを理由に差別的発言をすることはしないし、すべきではないと思うし、一部の人間達がそのようなことをしているのには眉をひそめている。

が、法で規定することだとは到底思えない。この様な発言がヘイトスピーチにあたるかどうかは誰が判断するのか。言い換えれば、何を言ってもそれはヘイトスピーチだと言うレッテルを貼られるだけではないのか。むろん、言論や表現の自由があることは大切だが、自由には必ず責任が伴う。その責任は個人が負うべき物なのだ。

具体的に誰かをののしる理由など、正当な物があるわけがない。国籍もその理由になる場合があるだろうが、人間はそれぞれの条件が全て異なる。容姿、知識、学歴、経歴、家柄、出身地、性癖、資産などなど人を差別しののしる理由など無数にあるだろうしそれを好き勝手に口から出して良いわけではない。元々普通の人間で有ればそのような理由で人を軽蔑するなどあり得ない。

結局理由がどうであれ人を罵り侮辱する人間はその本人に問題があるのであって、表現の自由、言論の自由がそれを許しているわけではない。

この様なことを法で規定する必要があるのだろうか。あくまで個人が自らを律する問題であろうし、仮にそれが他者を著しく傷つけるなら、名誉毀損、脅迫、誣告などの罪で裁かれこちらはそれが認定されれば罰則がある。

一方、他者の批判と侮辱を誰がどのように判定するのだろうか。批判はそれこそ言論の自由で保証されなければならないが、これすらその批判を向けられた人物が侮辱だ、ヘイトスピーチだと言えばそれが成立するわけではあるまい。

私は国籍を理由に誰かをののしったり侮辱した覚えはないしこれからもするつもりはないが、批判はする。批判をされることもあるが、別にそれで相手を憎んだり侮辱されたなどと感じることなど無い。ただ、その批判が的はずれであれば時には反論するし、的はずれでも反論する必要がなければ黙っている。

当然、私が勘違いしていることもあれば知らないこともあるから、批判や指摘が正当だと思うこともある。そんな場合は受け入れるし自分の主張を買えなくてはならないだろう。まあ、ここに書いているほど精神的に私が割り切れているかどうかはともかく、そのようにつとめているし、少なくとも批判することを侮辱だとは全く考えていない。

しかし、今ヘイトスピーチ法案を推し進めようとしている人々にはこれが、即ち批判と侮辱は全く別物だとの理解が無いのではないかと思える。それどころか、質問さえ侮辱と採るようだ。批判や質問を封ずる社会であってはならないし、健全な民主主義社会を構築維持するためには絶対に必要だろう。場合によっては敬意を込めて批判することさえ有るし、尊敬する相手だから批判をする事もあるのではないか。

だから、明確な侮辱や脅迫に対しては前述したように名誉毀損罪、脅迫罪、誣告罪等という法律が存在し、罰則もある。どうして、今回のようなヘイトスピーチ規制法案が必要なのだろうか。罰則を伴わない理念法だとしても、法で規制すべき事ではなくあくまで個人が自ら規制することではないのか。その個人による規制が即ち言論の自由に伴う責任であり、これを根付かせるのはあくまで教育による物でしかない。

私はこれからも韓国人や中国人をその国籍故に侮辱したりののしったりはしないが、ただ概念の中国人や韓国人に対しては遠慮無く侮辱しののしるかと思われる。概念の中韓人とは、彼らの政府による捏造反日教育に染まり、日本をののしるのに理由は要らない、日本人に対しては何をしても正当であると思い込んでいる馬鹿者達のことだ。また、国籍は日本でも、日本の誇りを捏造、根拠を締めずにおとしめ侮辱する獅子身中の虫共はもっと軽蔑する。

ただし、日本や日本人が完全無欠であるはずもなく無謬であるはずもないから、正当な理由や根拠を以て批判する人なら国籍が何処であろうと尊重し意見を聴くこともする。

批判と侮辱の区別も付けられない、あるいは日本や日本人に対する侮辱が含まれていないヘイトスピーチ法案など絶対に成立させるべきではなく、こんな物を腐れド左翼との妥協のために持ち出す与党などは馬鹿の極み、獅子身中の虫と信ずる。←外国籍ではないのでヘイトスピーチではない。

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自国は自力で護る 2

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さて、現在日本にとって脅威であるのは言うまでもなく中国と北朝鮮であろう。かつて、米ソ冷戦時代米国はソ連と対抗するために日本を自陣営に置いた。が、ソ連は事実上米国との対立が出来なくなったと言えるだろう。ソ連に代わって台頭してきた中国は米国と世界を二分支配する夢は持っているかも知れないが現時点では米国との正面対決する意識は無いと思える。つまり米国にとっては、その生存を脅かすほどの脅威は今のところ無いと言って良いが、だから世界は平和だ等とは言っていられない。

厄介な島・尖閣に関わると米中戦争を誘発 米国で勃興する「日中武力衝突を無視せよ」論

これが米国の本音かどうかは分からないし、むろん、政府の公式発表ではない。しかし、結局は日中が戦争状態になっても米国は関わったり首を突っ込む事はないから、日本は独力で中国の脅威を何とかしろ、というメッセージと見るべきではないのか。何があっても米国は日本を護る等と信ずる方がむしろおかしい。

この記事の元記事は多分

Senate Approves Webb Amendment to Reaffirm U.S. Commitment to Japan on the Senkaku Islands

であろう。つまり、あくまでこの様な意見も米国にはあるということであり、しかもそれが決して少数意見ではないことを日本人はもっと理解する必要がある。たとえば

トランプ氏「在日米軍撤退も」=駐留経費、負担増求める―米大統領選

で見られるように、当初泡沫候補と見られていたトランプ氏が現時点では指名競争のトップに立っている事実を、米国人は馬鹿だからと見過ごすわけには行かない。むろん、トランプ氏が米国大統領になるかならないかは米国人が決めること、誰が大統領になっても米国に於いて、今トランプ氏のような人物が支持を集める状況を理解する必要がある。

さて、上記のストーリーに依れば日本は日中戦争が始まれば5日間で負けるとのことで、つまり日本が白旗を掲げればそれで戦争は終わる。だが、米国が下手に手出しをすれば米中全面戦争に至る可能性もあり、それなら米国は手出しをすべきではなく、世界が壊滅しかねない戦争を防ぐためには日本が負けてもやむを得ないと言うことになる。ただ、日本にとって見れば、かつて米国に負けた時と同じというわけには行かない。なにしろ、権力維持のために自国民を億単位虐殺し、チベットやウィグルなど一方的に弾圧従属させてきた中国が、日本が負けたとしたら何をするかは容易に理解できる。が、米国にとっては、それもやむを得ないと言うことを、この記事は言っている。

むろん、これは一専門機関の言葉であり米国の公式見解ではない。が、米国が明らかに内にこもり、世界の警察官の役目は果たせないと表明したのは事実なのだ。そして、日本が5日で負けるかどうかはともかく自国は自力で護るべきだとの指摘は当然すぎるほど当然だろう。

米国の内向き政策は、別にチキン大統領がそう決めたからそうなのだ、と言うわけではない。まずオバマ氏が大統領になったのは彼の対中政策、対日政策が支持されたからだ。オバマ氏の政策とは親中政策であり中国との共存であり、対日より対中重視政策であって、そのためそれ以前の閣僚から親日派が一掃され親中派がそれに入れ替わった事でも分かるだろう。

また、実際チキンオバマ氏が西欧の信頼を失い、西欧は悪化する経済を中国頼みで建て直すためにはなりふり構わず中国に擦り寄っている。もともと、エリート階級と庶民階級がはっきりと分かれ、政治はエリートが行い、庶民は生活さえ保障されるなら政治に口出しをしないのが欧米の民主主義であり階級制度なのだ。エリートが政治を安定的に行うためには庶民の生活水準を保つ経済力が必要だが、今の西欧にはその能力がない。なにしろ、富を生み出す技術がすでにその優位性を失っているのだ。

となると、庶民が不満を抱いて政権が倒れるのを防ぐためにはなんとしても金が要るのであり、さらに地球の裏側のもめ事など彼らにはたいした関心事ではない。なにしろイスラム圏との対立、イスラムテロ、移民問題、ギリシャやアイルランドの経済破綻、ロシアの南下など、問題は山積している。日中戦争がどう等という関心を持てる状況ではなく、米国は自分を護ることだけに集中しているというのも当たり前だろう。米国が裏切った、西欧が堕落したとここでわめいても叫んでもなんの意味もない。

現実に日本の隣には中国という古代国家そのままの野蛮国が核を持って日本を恫喝しているという事実があり、絶えず軍事的圧力をかけているという事実がある。戦争を日本がしたいわけがないが、このままでは日本は中国に従属させられ、国民はチベット人の二の舞になるとの現実を考えるなら、日本は独力で国を護らなければならない。これが好戦的だ、軍事大国化だ、戦前に戻るなどと言うのはとんでもない言いがかりだろう。戦争をしたくないから軍備を整え国を自力で護る体制を作らなければならないのだ。

仮に日中戦争が始まり日本が徹底抗戦をし、その結果戦火が拡大しいずれ米国に飛び火をする可能性、日本が米国に対し敵意を持つ損失を米国は理解していない。また、中国が尖閣を採るだけで満足する可能性などなく、次は沖縄、いずれは日本を手中に収めた場合、日本の富と技術が中国に渡った場合の危険性を米国は想定していない。万が一そうなった場合、米国は日本を敵国と認定し、日本を攻撃するだろう。

日本が5日で戦争に負け、それでアジアの平和、世界の平和が守れると考える人物が米国では外交軍事の専門家として存在している。日本に軍事的支援はせず、日本は独力で国を護れと訴える人物が大統領選でトップの支持を集めている。この候補の無知を指摘しても意味はない。現実に彼が支持を集めていると言う事実を無視すべきではない。

米国はなんと言っても他国を全く理解せず、将来を見通す能力が徹底して欠けている。マニフェストデスティニーというが、結局米国の価値観でしか他国を判断しないからだが、それが様々な世界紛争を作り出し、結果として世界の敵、米国の敵を生み出している。

中国も他ならぬ米国がここまで育てた。今の中東の混乱は、殆どが米国の作り出した。たとえば、イラクを攻撃しフセインを排除したが、そもそも中東諸国は国家を建設する能力が無くもともと部族社会がたまたま豊富な地下資源によって得た資金で形だけ近代化した地域だ。フセインの独裁は我慢がならなかったかも知れないが、それでも彼らの国家の在り方であり米国の基準に合わないから叩き潰した結果が、現在の混乱の全ての原因だ。アルカイダ然り、タリバン然り、IS然りだ。

今北朝鮮がいわば自暴自棄ではないのかと思える暴走をしている。あの独裁体制はは完全に行き詰まり自ら改革するなどあり得ず、今の体制を守るには、唯一米国との取引材料である核開発、弾道ミサイル開発に突き進むしかない。そして、米国との真正面からの対決が出来ずとも、日本を核で人質に取る可能性が皆無とは言えない。なにしろ、通常の判断力や理性が無いのだ。

これは実は中国も全く同じと言っていい。今中国は経済的破綻が目前に迫り、国内では環境問題の悪化、国際的な包囲網などが確実に中国を締め上げている。それに対する中国の反応は、東京を核で火の海にする、核の先制使用の可能性を排除しない、世界が滅んでも、中国の半分が生き残ればいずれ中国は復活するなどなど常軌を逸した言葉が政府に近い筋から散発している。単に一部の左巻きが言っているのとは違うのだ。

現実に今中国が対日対米軍事行動を起こすつもりはないだろう。が、偶発や一部の跳ね返りによる暴発はあり得るし、そして今までも何度もあるのだ。そのために関係国は水面下で連絡を取っていると思われるが、だから暴発しないなどとの安心は出来ない。

熊本の地震も、まさか起きるまでは誰も想像もしていなかった。日本は地震国であり、何度も地震による大災害が起きている。それでも、熊本地震が起きることを誰も想定していなかったはずだ。

中国は軍事的挑発、恫喝を繰り返している。ある日誰の意志も関係なく偶発戦争に至る、暴発する、誰の意志も関係が無くそれが全面戦争、核ミサイルの撃ち合いにならないとの確信を持つ根拠など無い。

絶対確実に中国の暴発を防ぐ方法はない。が、より確実に近くそれを抑止する方法があるとすれば、力によって中国を押さえ込む以外の方法だ。結局、力によって押さえつけるしか中国に対処する方法はない。話し合いや協調は、中国側にはその概念がない。

ISやアルカイダ、タリバンと同じなのだ。話し合いで解決できるのではなく力による抑止力以外に選択肢はない。

日本が、この理性を欠いた中国に対し採れる抑止力は力による物、それも圧倒的な力による核抑止力以外の選択肢はない。

戦争をしないための抑止力であることを全く理解できない馬鹿者があまりにこの国には大すぎ、それが国の安全を脅かしている。自力で国を守る、これはいつの時代、どの地域にあっても不変、普遍の事実ではないのか。


ー 続く


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熊本大震災


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2016年4月14日21時過ぎ、九州熊本で巨大地震が発生し、さらに同規模の地震が相次いで発生する中、16日未明にはそれを上回る大規模地震が発生した。気象庁は、16日未明の地震を本震をとらえ、14日のものは前震であったと発表している。今回の地震は、阪神淡路大震災を上回るエネルギーのものであり、また従来見られたことのないタイプの地震だという。すなわち、多くの活断層が連鎖反応で次々に地震を引き起こしているのであり、単なる一つの地震の余波ではなく、新しい地震が続けて起きているのだそうだ。

気象庁に依れば一週間ほどは余震が続くとのことだが、単なる余震ではなく、連鎖反応で起きている異なる震源地の異なる地震なので、収束がいつになるか分からないとの専門家の話もある。

しかし、いずれにせよ、多くの人々が犠牲になり、なお多くの被害が発生しつつある今、遠く離れた場所にいる私たちは犠牲者の冥福を祈り、被害のさらなる拡大がないように祈り、被災地の一日も早い復興を祈るばかりだ。

が、日本は言うまでもなく世界でも希有の地震国であり、太平洋プレート、北アメリカプレート、ユーラシアプレート、フィリピンプレートがぶつかり合っているその上に存在する国だ。記録の残っている昔から何度と無く巨大地震に襲われ、そのたびに膨大な人命が失われてきた。残念ながら、これからも地震は容赦なく襲ってくるだろう。

地震は誰にもどうにも出来ないし、誰の責任でもない。が、その被害をいかに小さくするかは明らかに国家、この場合は政府の責任だろう。

思えば、阪神淡路大震災の時の政府は自民と社会の連立であり、責任のトップは村山総理だった。当時、政府は地震発生の事実さえ直ぐにはつかめず被害規模も知らず、米軍が被害の模様を伝えてきてもそれを活かすことが出来ず、自衛隊の救助活動も指示しなかった。

後に村山氏は政府の対応のまずさを指摘され、なにぶん初めてのことだったから、と言い訳をし更に批判されている。当時、緊急災害時に於けるネットワークがまだ不十分だったという言い訳も理由にはならないだろう。なにしろ、被害の全容が知られたあとでも、村山総理は国会運営と平行して被害対策を進めていたし、上述の自衛隊派遣問題にしても海外からの支援に対しても村山内閣は何一つまともに出来ず、たまりかねた時の内閣副官房長官であった石原信夫氏が実際の陣頭指揮を執ったという。よりによってあのような大災害の時、社会党が政権与党であり社会党の人間は何一つまともに出来なかった。

さらに、その十六年後、東日本大震災が日本を襲った。事もあろうにそのとき政権にあったのは民主党であり、時の政権が何をしたか、我々ははっきりと覚えている。その後民主党が政権を追われ今は単に反対のための反対だけが存在価値で、烏合の衆の集まりでしかないのも、あの時の民主政権の無能無責任、自己弁護が原因の一つだったことは論を待たないだろう。

繰り返すが、地震も津波も火山も台風も人間にはどうにもならないことであり、そして我々が日本に住んでいる限り常にこれらの災害に遭うことを覚悟して生きてゆかなければならない。がそれらの災害に襲われたとき、政府が何をするかは私たちが一番注視していなければならないのではないか。

政策が納得できないとか姿勢が不満足だというのはどの政府に対してもあるだろう。が、国家が危機に瀕したとき政府が何をするかが一番私たちに必要な政府であるかどうかを見極める要点になるだろう。

未だ熊本大震災は収束していない。見通しも立たない。が、今回の政府の反応は極めて早かったし、対応も優れていると思う。むろん、阪神淡路、東北、中越などの大震災の経験があることや、技術の発達、更に近い将来必ず来るとされている東海地震、東南海地震への関心の高さや準備もあるだろう。が本質的な動きが社会党や民主党とは全く次元が違うと言えるのではないか。

それでもなお、民主党、今では民進党は、共産党と同じ政府に協力するはおろか、政府のやることなすことにけちを付けることしかしていないように見える。自民党は東日本大震災の折デマを流して民主党の足を引っ張ったと党の公式サイトに書き込み、あとであれは職員の個人的意見を書き込んだものだと言い訳をした。党の公式サイトに個人が自分の意見を書き込める状況になっていたとは恐れ入る。共産党議員は、川内原発に今すぐ停めろと電話をし、得意げにネットに書いて叩かれ、その主張を削除している。

結局災害が起きても日本の左翼政党は自己主張、党利党略に利用するだけで、一刻も早い救援、復興は二の次なのだとよく分かる。これは技術の発達や経験とは関係がない。あくまで彼らの本質なのだ。



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彼らにとって国民の安全などは二の次だから、彼らがお為ごかしに福祉に力を入れろ、近隣諸国と仲良くしろ、戦争反対などと言ってもそれらが全て嘘だと納得できるのだ。

個人でもそうだろう。何かの事故にでも巻き込まれとっさの反応で普段何を言っていても装っていても化けの皮が剥がれる、あるいは普段無愛想な人間の本質が責任感を持ち他者を思いやるものだったと分かることがある。

災害は悲惨だが、それによって政府の本質が分かるとも言えるだろう。私は基本的に自民を支持しているが、何も自民のやることなすこと全て賛成ではないし、安倍内閣の方策も全て支持しているわけではない。が、自民に代わる存在は日本にはないし、そしてやはり今回の災害に対する素早い反応を見ても現在は安倍政権に代わりうる存在はないと確信する。

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