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核廃絶ICANに平和賞授与

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既に旧聞に属するが、国際的な核廃絶運動を推進しているICANがノーベル平和賞を受賞した。

核廃絶ICANに平和賞授与 広島で被爆のサーローさん「核兵器の終わりの始まりに」と演説

以前にも書いたことがあると思うが、核廃絶自体私は反対ではないし、むしろ是非推進したいと思っている。また、特に広島長崎の被爆者が、心の底から核廃絶を願っているその訴えは尤もだと思っている。

しかし、今まで核廃絶を主張する人々が、どうすれば確実に核が廃絶出来るのかを理論的に説明したのを見たことも聞いたこともない。日本が唯一の被爆国だから核を持ってはならないと言う主張は、その心情とは別に、それがそう主張する理由になる理由は全くない。むしろ、唯一の被爆国だから二度と同じ悲劇を繰り返さない為にも、核が使用されない方法を率先して摂るべきだと思っている。

核廃絶を主張する人々がどれだけ本気でそう思っているにしても、そして殆どの人は本気でそう思っているのだろうが、それならどうすれば核が廃絶出来るのか、どうすればいまの核保有国に全ての核を捨てさせ、それを確実にすることが出来るのかを、是非説明すべきだろう。

繰り返すが、私も核廃絶が可能で有れば是非奏すべきだと思っている。が、どうすればそれが実現出来るか、どうすればそれが確認出来るかという方法は全く思いつかない。

現実に国連の常任理事国は揃って核保有国であり、特に米ロ中の参加国の保有数は世界の核の殆どを占め、その量は地球上のありとあらゆる国家を何度も壊滅出来る数量であって、その彼らは核廃絶をする気など全くない。

米ロは新戦略兵器削減条約をむすび戦略核の削減には合意しているが、戦術核は無制限に持つことで合意している。また戦略核は削減はしても完全放棄をしているわけではない。

彼らだけで既に地球を複数回壊滅出来る量を持っている。例え三回壊滅出来る量を二回分に減らすことでどれほどの意味があるのだろうか。

現実に彼らは古くなって寿命の尽きた核弾頭は廃棄処分しているが、別に新型の核弾頭を常に開発している。条約が有ろうと無かろうと、古くて寿命の尽きた核弾頭は廃棄処分する必要があるだけのことだ。更に、近年急速に技術が進み、核ミサイルの命中率や運搬が過去に比べて飛躍的に容易になり、核の数が減ろうと威力は決して小さくなっているわけではない。

そして、その核保有国が核廃絶条約を批准せず、核廃絶の意志を持たない現在、他国が核を持たないと決めてもけっかとしてこれら核保有国の核の効力を保証するような物、ひいてはこれらの国々の世界支配を決定づけるためにしかならない。今の核廃絶論者は、意図はどうでも結果として一部の国家群の核による世界支配の後押しをしているのだ。

核廃絶を叫べば核が無くなるなら、戦争反対を叫べば戦争はなくなるだろう。そうすれば軍事力も要らなくなる。がそれが実現出来るはずがない。同様、核廃絶が現在の核保有国も含めて可能であるはずがない。

核は核の抑止力として唯一の手段であり、核廃絶が物理的に原理的に不可能であるならば核を使わせない為に日本が核武装をする必要がある。

犯罪のない社会は人々の理想であろうし、そのような社会の実現にどのような国でも努力しているだろう。が、全ての人間が健全で穏健な心を持てないのは、人間という生物がそのように出来ているからだ。私自身、犯罪を犯して警察沙汰になったことはないが、だからといって聖人君子のような生活をし、全ての他人に対し敵意や怒りを持たずに生きてきたわけではない。もしかしたら、犯罪ではないだろうが私に対し怒りや恨みを持つ人もいたろうし当然ながら私が完全無欠とはほど遠い人間であるように大半の人がそうだろう。

だから、世界では例外的に穏やかで犯罪の少ない国として知られている日本でもやはり耳目をふさぎたくなるような犯罪が起きる。少ないと言っても犯罪が無くなることなど、人間が社会を作っている以上絶対に有りえない。だから、この犯罪の少ない日本でも警察が存在する。つまり、犯罪の根絶は理想だし、誰もが望むだろうが実現しないから犯罪を抑止するために物理的力と強制力を持つ警察が存在するのだ。

核は廃絶出来ない。廃絶出来ない以上、核の脅威は常に存在する。何時核保有国が核を恫喝の道具にして非核保有国を圧迫するかは、単に仮定で言っているのではなく現実に中国の尖閣や南シナ海などでの行動を見れば分かるだろう。

北朝鮮がその数百倍では利かない国力、軍事力を持つ米国に喧嘩を売り、米国が手出しをしないのは偏に北朝鮮に核があるからだ。

日本にとっての核の脅威は無論北朝鮮もそうだろうが、主として中国だろう。中国は非公式にではあるが核の使用を公然と言っている。

日本は、今回の核廃絶条約に批准せず非難をする者達がいる。が、現実には中国の核が存在する以上、日本が核を持たないと約束などすべきではないし、さらに米国の核の傘を国防の要にしている以上、核廃絶には到底批准出来ないだろう。

が、その米国でも本当に自国の核の傘を日本のために使うかと言えば、絶対にそうではない。

仮にだが、日中戦争が始まった場合、初戦や偶発による局地戦では恐らく日本が勝つだろう。日本の国防は初戦や局地戦をとにかく支え、米軍の支援を受けて本格的に機能するようになっている。その支援の最後の物は核の傘だが、当然中国はそれを知っているのだから米国に、もし日本のために中国と戦うなら、中国は米国に対し核の使用を検討すると通告するだろう。その場合、米国が自国民の数百万を犠牲にして中国と全面戦争をするはずがない。必ず日本のバックアップを止める。心苦しいだろうが、日本を犠牲にしても米国民を犠牲には出来ない。

政府とは自国民を守ることが最優先なのであって、同盟国を守ることが最優先なのではないから、いざとなって米国が日中戦争から手を退いたところで決して日本に対する背信でもないし裏切りでもない。精々出来ること言えば日本を説得し、中国に逆らうなと言うだけだろう。

それとも、中国の核の恫喝にもかかわらず、米国が自国民の数百万の命を犠牲にしても日本の為に核を使うだろうか。核を以て中国と全面対決するだろうか。到底有りえない。立場を変えて、もし日本政府が米国を守るために日本人を犠牲にすると言ったら日本国民はそのような政府を認めるだろうか。

つまり中国の核に対しては、日本が直接抑止する能力、すなわち核を持たなければならないと言うことであってそれ以外の選択肢は有りえない。

核廃絶は理想論であり、犯罪撲滅、病気の根絶、戦争の廃絶同様実現しないのだ。

もし、核廃絶だけが選択肢だという人がいるなら、どうすればそれが確実に、現在の核保有国も含めて実現出来るのか、実行出来る手段とその根拠を示して頂きたい。

核を持つのは愚かだ、核で核抑止力にならないなどなど聞いても仕方がない。どうすればそう出来るのかという理論的な反論以外、単に伺って置くに留める。


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日中もし戦わば2

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留瀬「こんちわ」
高雄爺「来たね、お上がり。どうも毎日寒いねぇ。外回りは大変だろう」
留「慣れてますしね。車は暖房が利いているし、何処に行っても暖房が有るし」
高「そりゃそうだろうけれど、普段雪の降らないところなんか車での移動もままならないらしいしね」
留「そう言えば、以前みんなで北海道の温泉に行ったときなんか、到底車の運転なんか出来ないことがよく分かりましたよ。地元の人達だってあれほどつもったら車が役に立たないって言ってましたし」
高「役に立たないと言えば、ブログ主のこと聞いたかい」
留「そりゃ酷いなぁ、役に立たない、で思い出したんですか」
高「言いたかないけど、前回ブログを更新したのは半年以上前だよ」
留「あ、今年の元旦に更新してますよ。それと、5日に結構良い記事書いてます」
高「そうかい、最近は見てなかったから気が付かなかった。おまいさんが良い記事だって言うんなら・・・」
留「言うんなら?」
高「あたしが自分で読んでみるまでは判断出来ないね」
留「やれやれ。ところで、北朝鮮の核開発、相当危ないのかと思っていたら、最近では米国が北朝鮮と話し合うってな事になってきて、安心して良いのか悪いのか」
高「まあ、核戦争になる可能性は最初から低いよ。でも、むろん、絶対無いとは言いきれないにしてもね。危険性はあるよ。なにしろ人間のやることだ。事故や暴発で核ミサイルが撃たれないとは絶対に言いきれないと言うことだ」
留「確かにね。でも日本にはパックスリーやイージス艦などがあるから、北朝鮮のミサイルくらいどうって事無いでしょ」
高「おやおや、そんなこと誰から聞いたんだい。ミサイル迎撃なんかほんの気休めだよ」
留「まさか、気休めなんですか」
高「そうだよ。こんな記事があった」

北朝鮮がミサイル50発を一斉射撃したら日本は防げるのか

留「あれ?北朝鮮のミサイルって、日本じゃ迎撃できないんですか」
高「まあ、やってみなくちゃ分からないけれど、必ず撃ち漏らしがあると考えて良いだろうし、そう考えて置かなくちゃだめだろう。理論上全弾迎撃できるって、あくまで理論上だから。実際、北は何度もミサイルを発射しているけれど、大半は発射してから探知し、そして着弾してからその状況が分析されている。北朝鮮は潜水艦発射も成功していて、それなどは着弾するまでその行程が探知分析されなかった。陸上発射だって、車上発射だと全く分からない。おかしいと思うだろう。日本はともかく、米国は今の緊張状態に当たって、細心の注意を以て24時間監視している筈なんだ。それでも、着弾してからその行程を分析している」
留「うーん、じゃあ、迎撃ミサイルなんて意味が無いじゃないですか」
高「気休めだよ。北朝鮮は国土も狭いし、発射できるミサイルも数が限られている。けれどそれでも全弾迎撃は到底無理と考えて置いた方がいいし、実際無理なんだ。でも日本が本当に警戒しなくちゃならないのは中国のミサイルだろう」
留「そう言われるとねぇ。こんな記事だってありますし」

中国、マッハ5~10の次世代極超音速兵器を開発 高速で滑空、日韓ミサイル防衛を突破 実験は米より先行

高「従来のミサイルだって、日本は多数を一度に撃たれたら到底迎撃なんか出来ないよ。そりゃ米国だって無理だし、第一米国が日本のために迎撃してくれたり中国の発射基地を攻撃何かしてくれないと思って置いた方が良いしね」
留「そらまた何故です?日米安保条約があるじゃないですか」
高「うん。日本の防衛力とは、とりあえず局地戦を凌いで、その間に米国の支援を仰ぎ、米国主導で敵国、今の場合では中国と戦うという前提で構築されている。それは中国も知っているし、局地戦では日本単独でも中国が勝てる保証はない。なにしろ、日本の兵器は優秀だよ。戦闘機にしてもイージス艦などの艦船、それから潜水艦技術は恐らく世界でもトップクラスだ。だから、中国は局地戦では日本に勝てない可能性も知っているが、それで日本に負ければ中共が瓦解しかねない。だから絶対に日本には負けられない」
留「負けられないから勝つと言うわけには行かないですよ。戦争をするからには当事国は双方とも勝つ気でやるんだろうけれど、それでもどちらかが負ける」
高「だから、中国が日本に勝つには物量しかないね。圧倒的な数のミサイルを日本に撃ち込んだらどうなる?そもそも最初から不利と分かっている海戦や戦闘機同士のドッグファイト、むろん白兵戦などするわけがない。戦場で相まみえて戦争をするのはそれしかできない国同士であって、今はミサイルを遠方から多数ぶち込めばそれで済むのに何も好きこのんで兵士の損耗を招きかねない海戦、空中戦、陸戦をやる理由がない」

留「あ、思い出した。こんな記事がありましたよ」

【時視各角】ドイツの核武装論、韓国の運命分ける

高「そうだよ。ここで言っているじゃないか。米国がドイツのためにロシアと核戦争をやってくれるかって。それは有りえない。自国民の声明財産を保護するのが国家だ。それが最優先であって、どんな同盟国でも、自国民が優先するから、同盟国を守るために自国民を犠牲にするなんか有りえない。中国が、もし米国に手を退かないなら米国は敵だから核ミサイルを撃ち込む、と威せば、それでも日本を護るなど米国はしないし、それが当然なのであって別に日本に対する裏切りなどではない。当然の判断だ。逆の立場でも日本は米国を護るために日本国民を犠牲になど出来ない」
留「そんな米国に日本の国防を依頼しているなんて、とんでもないじゃないですか」
高「とんでもないよ。だから、ブログ主は日本が核武装をする以外に、日本が中国の脅威から逃れる方法はないって言ってるんだ。なかなか役に立つ主張だ」
留「こんな主張もありますね。核の廃絶は事実上有りえない。それなら核を使わせない方方法を採るしかないし、それが核による物でないとしても相互確証破壊を実現する手段を持てというわけです」

核兵器放棄の期待は非現実的だ 日本は核兵器以外の手段による「相互確証破壊」で対抗せよ

高「実際、相互確証破壊とは、相互が存在出来ないほどに破壊し尽くされ結果として勝者がいなくなることを言う。核を使えば自らも消滅するなら核は使えなくなるだろうと言うことだよ。核以外による相互確証破壊の手段は無いよ、少なくとも今はないし、そして今後も見込みはない」
留「あれ?じゃあ、この主張は嘘ですか?」
高「だから、核以外で相互確証破壊により、自国が核攻撃された後でも攻撃した相手を確実に消滅させる手段など、核以外には無いということ。核は絶対に無くならないんだから」
留「でも、核廃絶運動や、唯一の被爆国として被爆者達の訴えは無視出来無いなぁ」
高「あたしもブログ主も核廃絶が出来るならむろん、それに全力を注ぐべきだと本気で思っているよ。被爆者の思いは尊重するし、二度とあんな事があってはならないと言う気持ちを無視はしない。が、だからといって核で国家の存在を主張している力の信奉者達、即ち今の核保有国が核を手放すなど有りえない。有りえないなら、現実的な方法を採るしかない」
留「現実的な方法って、それが核武装ですか」
高「核が無くならないなら、核を使わせない方法を考えるしかない。それは恐怖しかないんだよ。どんな理屈も、結果として恐怖による行動を上回ることなど有りえない。恐怖だけが戦争を抑止するし、核も使用させない理由になる。むろん、絶対にない、ゼロパーセントではないが、危険性は格段に減るということだ」
留「うーん、ブログ主も言ってますねぇ。中国も暴発する可能性はゼロではないが、どんな理論も理解出来ない者達でさえ、恐怖は理解するって」
高「そう、最終的に人間は理論ではなく恐怖で行動する」
留「なるほどねぇ・・・あれ、女房からメールだ。ええと・・・

連絡もしないで何処にいるの。直ぐに帰ってこなければご飯、ないわよって、あ、もうこんな時間だ。帰ります」
高「人間は恐怖で行動するんだ、分かったろう」


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ハーバート・フーバー元米国大統領回想録

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つい最近だが、次のような本の紹介記事を読み、この記事内にあるフーバーもと米国大統領の回想録を読みたいと思い、色々ググって見たところ、アマゾンで「Freedom Betrayed: Herbert Hoover's Secret History of the Second World War and Its Aftermath」を見つけた。英語版の原書だが、是非読んでみたいと思ったのだ。

本は届くのに時間がかかるし、またちと高いこともあってキンドル版を購入した。

日本人が知らない太平洋戦争の大嘘

購入したのはついさっきであり(この記事を書き始める30分ほど前)、クラウドにあるのを読むわけだが、当然ながらまだぱらぱらと見ただけなので、詳しい内容はまだ分からない。

が、他にもいろいろな記事などを見ていたし、大方の内容は予想が付く。たとえば、次のような動画があるが、これらも英語なので、同様の資料が日本語で有ればよいと思う。

Herbert Hoover : "Freedom Betrayed" by the 31st U.S. President


Freedom Betrayed: Herbert Hoover's Secret History of the Second World War and Its Aftermath

いずれにせよ、先の第二次大戦は日本がパールハーバーに卑怯な奇襲攻撃をかけ、米国がそれに対し反撃に出たことから始まったことになっているし、そしてそれを未だに多くの人間、特に日本人がそれを信じているようだが、あの戦争が全くその気の無かった日本を戦争に引きずり込んだのが米国であり、そのために様々な難癖をつけ資源を止め、日本からの話し合いの呼びかけを無視し、最終的に日本に開戦を強いたというのが本当の歴史だ。

これについては様々な証拠があるし、そしてそれが単なる日本の言い訳なのではなく、米国内でさえかなり以前からルーズベルトが意図的にそのように仕組んだとの声もある。

また、この米国の行為は、多分に中国ソ連の工作による物であり、けっして日本が好んで戦争をしたわけではない。当時、日本は日米の工業力の差を痛感しており、戦争で勝てるわけがないことは十分に理解していた。が、だからこそ、初戦で有利に進め、その状況で米国との和平をするつもりでいたと言われるが、それが米国に通じるはずがなかった。そこに日本の認識の甘さがあったのは否めないだろうし、また宣戦布告為しに奇襲攻撃をしたと、米国の対日戦の正当性を裏付けるようなことになってしまったが、あれは在米日本大使館の認識の甘さ、むしろ戦線布告状が間に合わないように米国側の工作があったとも言われている。

さらに、日本は開国間もない頃、当時の東洋の大国清との戦争に勝ち、そして世界の軍事大国ロシアとの戦争に勝ち、対米戦も必ず神風が吹く、日本が負けるわけがないと煽ったマスコミや軍の一部などのプロパガンダに、国民が乗せられた面もある。

が、いずれにせよ、あの時点で日本が戦争に踏み切らなかった場合、今でも世界の植民地主義はそのままか、むしろもっとそれが進み世界は支配する西欧諸国とそれに従属隷属する非西欧諸国という構図が出来上がっていたろう。

まさに米国は、そしてそれを共に画策した英国は、非西欧でありながら急速に西欧諸国と対抗しうるまで力を蓄えた日本を叩き潰す必要があった。当時、彼らにとって中国はたんなる言うことを聞く犬でしかなく、日本こそ世界の強国との戦いに勝ち、列強に並んだ存在なのだ。目障りだった、ということだ。

その直前も、国際連盟で人種差別法案撤廃を訴えた日本の主張を、米国が拒否している。

いずれにせよ、日本が戦争をしたことで、負けはしたが今非西欧諸国がめざましく台頭出来る自覚を得、努力をしたのではないのか。

そして、当時、日本は戦争をすることだけが唯一の選択肢だった。

ただし今では欧米でもあの戦争の、欧米による理不尽は理解されつつあるが、では同じ事が将来二度と起こらないのかとは到底言い切れない。

米国と中国は極めてよく似た国だ。即ち力の信奉者であり、自国の存在を常に力で示してきた。だから、双方共戦後世界で最も戦争をした国だ。

今日本は米国との同盟関係を結んでいる。これは正しい。中国と似ていると言っても米国には自浄作用もあるし、民主国家であり、中国とはその点では全く違う。が、それでも根本で力の信奉者であり、力のみを国家の存続の手段と考えているのは変わりがない。が、その米国で、今は国内で資産格差が極端に進み、金が政治も法律も支配するようになっている。あれだけの経済大国でありながら、極端に貧しい国民が急増し、教育もろくに受けられない、仕事も出来ない人間が想像を絶するほどに増えている。また、人種差別が近年急速に拡大し、医療保険すら国民皆保険制度ではない。

米国の平均的経済力は確かに拡大しているだろうが、国内のひずみは極大化し、そして誰の目にも米国が弱体化しているし、だからこそ盟友であるはずの西欧はなりふり構わず中国に擦り寄っている。

だが、その中国も一路一帯政策やAIIBなどは先行きが全く不透明、国民への締め付けがますます厳しくなり、政争が極端に進みつつある。世界第二位とされる経済規模も、実は日本の半分程度というデータもある。

このような米中がかつてのような事をまたしないと言い切れる理由はない。所詮国家とは、最終的には力でしか物を決められないのだ。どのように他国を虐げようと、勝てばそれが正義となる。

つまりその気のない日本が戦争に引きずり込まれる可能性が絶対にないと言える理由などはない。もしそんなことが絶対にない様にしたいなら、そうさせないだけの力を持つことだ。

かつて日本が米国と渡り合える軍事力を持っていたとしたら、力の信奉者、米国が日本を戦争に引きずり込むなど有りえなかったろう。

いま、米中ともどう見ても衰退しているしそして自力でそれを回避する能力はない。それは階級社会である西欧でも同じであり、西欧もまたかつて植民地で得た富により階級社会を維持出来たのが、今それが出来なくなり、どの国も揃って不安定になってきている。

日本だけがそのような世界の中で、他から距離を保ち安全を確保出来るなど有りえない。安全を保つには、そのための力が要るのだ。

上記のフーバー回想録などもそれがよく分かるだろく。

あけましておめでとうございます



あけましておめでとうございます。


日章旗

日中もし戦わば

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高雄爺「時間の経つのは本当に早いねぇ。ついこの前正月だと思っていたら、もう五月だよ」
留瀬「でも、まだ今年も半年以上ありますよ」
高「おやおや、いつもの事だが、楽観的に物を考えるのは、おまいさんの長所の一つだろうよ。しかし、全てが楽観的とは言えない」
留「おや、何か気がかりな事があるんですか」
高「具体的にその懸念が急に高まったというわけじゃないんだが、日本が中国と戦争をしたらどうなるかなって、考えてみた」
留「あ、それは大変だ。そんな兆候があるんですか」
高「いや、今急にそうなった訳じゃないが、中国が日本にとって脅威である事はおまいさんも知ってるだろう?」
留「知ってますよ。ブログ主なんか、散々そんな事を言ってますから」
高「ああ、あの男は何事につけても大げさだしね、それほど差し迫っているとは思わないよ」
留「差し迫ってはいないとしてもその可能性があると言う事ですか」
高「そりゃ、絶対に戦争にならないなんて事は言いきれない。実際、世界中で戦争が絶えた事なんか無いしね。世の中には、憲法で戦争を禁じているから戦争なんか無い、とか日本が武力を持たなければ戦争にならないとか、話し合いで戦争を止めればいいとか、まあ馬鹿みたいな、というより本当の馬鹿なんだろうが、そんな戯言をいい年をして言う奴が結構居るんだよ」
留「そりゃどうも、糞味噌ですね」
高「だって、どう考えてもそんな事を言う連中、まともに物を考えていないというか、物を考える能力がない、はっきり言って思考力のない馬鹿者と言う事になるじゃないか」
留「そりゃそうです。ブログ主も言ってますよ、ああいう連中は本当に自分で者を考えていないのに、誰かから吹き込まれた事を自分で考えた結果だと思い込んでいる。」
高「まあ、言いたい気持ちは分かるね。」
留「ブログ主、あれで本心では日本と中国が戦争になればいいとでも考えているんじゃないですかね、どうも日頃から中国が何をするか分からないから、日本はそれに備えておかなくちゃならないって繰り返し繰り返し言ってますよ。でも、実際、戦争になる可能性って、ほとんど無いんでしょ?中国だって今日本と戦争をしても打撃が大きすぎるし、アメリカが黙っちゃいないし」
高「今日は帰んなさい。当分来ないで良いよ。手に持っている煎餅は戻しなさい。あ、慌ててかじったな」
留「あれ、あたし、何か気に障る事言いました?」
高「おまいさん、ブログ主を馬鹿にするんじゃないよ。あの男はきちんと理解した上で言ってるんだ。あたしが教えたからね」
留「じゃあ、ブログ主が言うように、戦争になる可能性もあると言うことですか」
高「おまいさん、生命保険をかけているだろう。傷病保険付きだ」
留「そりゃ、あたしに何かあったら女房が大変だし、重い病気にでもなれば大変な金がかかるしあたしが働けなくなるかも知れないし」
高「で、重い病気にでもかかるつもりなのかい。それとも事故か何かで死んでしまうとか」
留「やだなぁ、そんな予定を立てている人なんか居ないでしょ。でも、何が起きるか分からないのが人生だし、別にあたしの意志で決まる事じゃないですからね」
高「そうだ。戦争も同じ、必ずしも誰かの意志で始まるわけではないし、誰かの意志の通りに推移する訳じゃない。だから、不測の事態に備え、国も保険をかけなければならない。それが国防だよ。絶対に戦争にならないなら、自衛隊も要らないし日米安保も要らないし、憲法9条も別に変える必要なんか無い」
留「まあね、ブログ主も軍備とは使わないために持つのだ、って訳の分からない事を言ってます」
高「おや、おまいさんは軍備を持ったからには戦争をしなくちゃ無駄になるとでも言うのかな。まるで日本の腐れド左翼みたいな言い方じゃないか」
留「いや、そんな事言ってませんよ。でも使わないなら持つ必要なんか無いじゃないかと言うのも尤もだと思いましてね」
高「だめだ、こりゃ。たった今保険の話をしたばかりじゃないか。おまいさんが保険に入っているのは、せっかくかけた保険だから死なないで無駄にするのはもったいない。だからさっさと死んだ方がいいと言う理屈だ。受取人をあたしにするんならそれで構わないよ」
留「参ったなぁ。受取人は女房ですよ」
高「そんな事は言ってない。軍事力とは使わない事を前提に持つ物だという話だよ」
留「でも絶対に使わない軍事力なら、持っていてもしょうがないじゃないですか。金の無駄ですよ」
高「警察官が拳銃を持っている。あれは誰かを撃つためかい。交番勤務が退屈だから今日は一丁交番の前を通る人を撃ってみて誰が一番上手いか競争するとか」
留「馬鹿言わないでください。アメリカの警官ならともかく、日本の警察官は市民を守るために働いている。で、犯罪者の中には本当に凶悪な奴が居て、刃物や時にピストルで抵抗する奴が居る。そんな奴を取り押さえるには、警察官だってピストル持たなくちゃならないでしょう」
高「そうだよ。で、日本の隣には、大量の殺戮兵器を持っていて折に触れて日本を恫喝する国があるじゃないか。中国、ロシア、北朝鮮。北朝鮮なんか、日本をミサイルで攻撃して火の海にしてやるなんて言ってるし、中国も同じ様な事を何度も言っている」
留「ああ、そいいやぁ、そんな事もありましたね」
高「なんか、人ごとだなぁ。あたしも好きだった美人女優で吉永某というのが居て、武器を持たなければ戦争にならないと言っていた。それが積極的平和主義だってさ。まあ、共産党の看板だな」
留「あの某小百合とかいう女優ですね。日本に戦争をする気がなくても、戦争は一ヶ国で出来る訳じゃない、相手が戦争を仕掛けてきたら国民の生命財産を守るのは国家のやくめだから、その手段を持っているのが国家として当たり前の事だって、そうそう、思い出した、ブログ主が言ってましたよ」
高「もっと言ってたろう」
留「そうですね。これも思い出した。平成22年12月18日の”軍事力を考える”の中で

”もちろん、これがとんでもないおとぎ話というか、傘を捨ててしまえば雨が降らない式の理屈だ。警察を廃止すれば犯罪が無くなり、消防を廃止すれば火事が起きなくなり、医師を居なくしてしまえば病気もなくなる理屈だ。ついでに葬儀屋も禁止してしまえば、誰も死ななくなる。”

って、言ってました」
高「うん、その通りだ・・・って、ほんとかい。良くまあ覚えていたなぁ」
留「あ、ついでに思い出しましたよ。軍事力はあくまで外交の一手段であり、いざとなれば力尽くでも言う事を聞かせてやるという意思表示であり、もし攻撃してくるなら倍返しをしてやる。だから大人しく協議に応じた方がよい、という事ともブログ主は言ってましたね」
高「その通りだよ。さすが、あの男は私が教えた事を良く理解している」
留「で、それが軍事力は使わない事を前提にして持つということとどんな関係が・・・」
高「吉永某小百合を笑えないね。もう2,3ヶ月前だが、一寸したパーティーに出たんだ。そこであった人達は、あたしは初対面だったが彼らの内何人かは知り合い同士だったようだ。話をしている内にその中のご婦人が、戦争は話し合いで防げばよい、と言い出した」
留「ああ、なるほど。予想が付きますよ。で?」
高「で、あたしは訊いてみた。今まで戦争が絶えないのはどうしてなんでしょうか。誰も話し合いをしなかったんでしょうかってね」
留「そしたら?」
高「話し合いが足りなかった、と言うんだ、そのご婦人」
留「おやおや、馬鹿だなぁ。話し合いって、話が通じる相手としかできない事は結婚してからよく分かりましたがね、そのご婦人、亭主の話なんか聞かないんでしょうね」
高「そうだろうよ、だから亭主が文句を言わないのは話し合いで納得したからだと思い込んでいるんだろう。・・あれ?今家内の咳払いが聞こえなかったかい?」
留「気のせいです。・・・きっと」
高「先の戦争では日本が戦争を避ける手段はあった、アメリカは何度も戦争を避ける選択肢を日本に示した、と書いている本がある。」
留「それ、本当なんですか。選択肢があったのに日本は戦争に突き進んだって事ですよね」
高「選択肢があったのは別に秘密でも何でもない。アメリカは、戦争をするかアメリカの奴隷になるかと選択肢を示したんだ。実際、当時はアメリカに於ける人種差別、とくに有色人種に対する差別意識は当たり前で、日本が列強に入るなど認められるはずがなかったし、それに先立つ少し前だが国際連盟で日本が有色人種差別法の撤廃を訴え、英国などは賛成したがアメリカのウィルソン大統領がそれを拒否した。奴隷制度は無くなっていたが、現実に黒人差別はすさまじい物があり公民権法が成立するのは戦後20年も経ってからだ」
留「なるほど、それは酷い。まあ、知ってはいたけれど、確かに戦うか奴隷になるかとの選択肢なら戦うしかない」
高「じっさい、欧米はアジアアフリカに多くの植民地を持っていたからね。日本も本来彼らの植民地であるべきだと連中がごく当たり前に考えていたのは事実だろうよ。結局あの戦争は人種差別が原因だった。ナチスのユダヤ人迫害もそうだろうし、アーリア人優先思想もそうだろう。ナチスのユダヤ人迫害は事実だが、それはフランスでもイギリスでも当時は当たり前だった。シェークスピアのベニスの商人など、ユダヤ人に対する認識として当たり前に受け止められていて、最近になってやっとあれは不当な差別の芝居だと言われるようになっている。モンテスキューは・・・」
留「ええと、モンテスキューって、確か三権分立を唱えて近代国家の在り方を最初に提唱した人ですね」
高「うん。今の三権分立は、モンテスキューの法の精神という本に書かれている。が、その本の中で、モンテスキューは、黒人に魂がある事を認めるのは、私たちがキリスト教徒ではないと認める事だ、てな事を書いているね」
留「そりゃ酷い」
高「でも、それがキリスト教徒の実際にやった事を見れば彼らにとって当たり前の事なんだ。神の名においてキリスト教徒はアフリカ人を奴隷にしたし、アジアアフリカ、中南米を侵略し植民地にし、スペインポルトガルなどは、インカやアステカ文明を滅ぼし現地の人間を大量虐殺した。法王の祝福を受けて行った行為だ。ローマ法王がそれを認めて謝罪したと聞いた事があるかい?バチカンがナチスを支援していた事は、法王は絶対に口にしないが、否定できない事実だよ」
留「なるほど、それもブログ主が怒っていたなぁ」
高「で、アメリカは疑いもなく宗教国家だ。キリスト教が国政に大きな影響を与えているし、キリスト教の支持がなければ大統領にはなれない。紙幣に In God We trust と印刷し、大統領の演説の締めくくりがゴッドブレスアメリカだ。こんなアメリカが、今トランプ政権になって人種差別が急増しているが、本質は全く植民地時代と変わらないからだ。そんなアメリカが76年前日本に突き付けた選択肢が、戦争か奴隷かだったわけだ」
留「ブログ主が言ってましたよ。アメリカとの融和も協調も大切だろうし、同盟関係も信じていいだろうが、アメリカ自体は絶対に信じてはならないってね。それはアメリカ人だからだって。個々のアメリカ人を信ずるのは個々の日本人の判断だが、国家としてアメリカという国家は日本とは別の価値観で存在することを忘れてはならないって言ってましたよ」
高「そりゃ、聞きようによってはかなり過激だね。でも、今のアメリカを見ていると、真実味がある。アメリカが日本と同盟を組んでいるのはあくまでアメリカの今の国益に適うからだ。日本の国益は日本が考えなくてはならない。当たり前の事であって、アメリカが考えてくれるわけではないからね。その意味で、まるでアメリカが自国民を犠牲にしても日本を護ってくれるみたいなことをいう愚か者が結構居るんだよ」
留「あれ、それは本質的な事ですね」
高「うん。本質的な問題に入ろう。ここから本題だ」
留「今までのは前振りですか」
高「そりゃそうだよ。今回のタイトルは、”日中もし戦かわば”だよ」
留「なるほど。あ、女房からメールだ。いけね、待ち合わせをしていたんだっけ」
高「おやおや、遅れたのかい」
留「いや、今から行けば間に合います。駅ビルですから。忘れるなという確認メールです」
高「じゃあ、直ぐお行き。続きはまたにしよう。約束を守らないと何事も信用されなくなるのは国際関係も同じだ。約束を破る奴は殴るしかない」
留「いや、行ってきます。また来ますよ」

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