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日本の技術

以前書いたことだが、飛行機を発明したのは間違いなく米国のライト兄弟だ。飛行機を発明したのは韓国人ニダなどは無視して、実際には日本人であった可能性がある。二宮忠八がまず模型飛行機で実際に飛ぶことを確かめてから、人間の乗れる飛行機を開発しようとしていたが、何分その資金が無く、軍部に支援を要請した。が、軍部はそんな物が出来るはずが無いと相手にせず、二宮はそれでも資金調達をしながら研究を続けていた。が、その間に米国でライト兄弟が飛行機を完成した。

軍は大いに後悔したらしいが二宮は飛行機の研究から手を引いてしまったという。近年だが、二宮が残した図面に基づいて実際に作ってみたところ、その飛行機はちゃんと飛んだという。

一度飛行機が出来ると分かると、日本は積極的に飛行機を購入し研究し独自の技術発展をして、世界でも有数の航空機開発国になったのは、WW2で日本製の戦闘機、航空機が米国でも恐れられたほどの性能を持っていたことでも証明できるだろう。が、いかんせん、日本は前例が無いと技術開発に着手しない。一度着手すればあっという間に最先端技術を手にする。

飛行機だけではない。世界で最初のCPU、コンピューターの頭脳となるチップだが、これは日本のビジコン社が電卓用に開発した。その製品化を日本の半導体メーカーに持ち込んだが全く相手にされず、結局そのアイデアは当時後発弱小メーカーだったインテルに持ち込まれ、そしてインテルは世界初のCPU、4004を開発した。それによりコンピューターは爆発的な発展をし、インテルは巨大メーカーになった。一方、当時記憶素子で利益を上げていた日本の半導体メーカーは、一時は世界の記憶素子で席巻していたものの、すぐに韓国などにその座を奪われた。その手の製品は、製造設備さえ有ればどこでも作れるし、価格競争になるからだ。

今、日本は基本素材でやはり世界市場を握っている。IC材料のシリコンウェファや様々な素材、製造装置などなどで、それらの供給を受けて他国はよりやすい製品を作り、完成品では日本は競争力は無いが、素材で圧倒的な力を持っているために、現在でも日本メーカーは利益を上げ続けている。

が、あくまで欧米が開発したものを改良完成し、それで利益を上げているのだ。ソニーが巨大企業に変貌したのはトランジスタの実用化、トランジスタラジオの開発が始まりだが、そのトランジスタは米国で開発された。しかし、米国では実用化が出来なかった。

音声テープレコーダー、ビデオテープレコーダーは米国が開発した。が、実用化し普及させたのは日本メーカーだった。

考えてみて、日本の会社で、独自の全く新しい概念の物を作り出した例があるだろうか。現代生活を支えているIT製品のほとんど全てが米国で開発され、日本が改良した物と言って良い。

さらにコンピューターのソフトウエアは、当初はニーモニックなどと言われる極めて初歩の物であり、私が最初にコンピューターを手にしたのは自作品だった。むろん、当時一般人が手にできるコンピューターなど無かったし、ICやトランジスタを集めて自分で作るしか無かった。記憶装置はカセットテープレコーダーだったし、最初はモニターなど無くLEDの点滅がモニターだった。その後、テレビをつなげて文字が表示できるようになた。余談になったが、ソフトウェアなど影も形も無く、自分で作るしか無かったのがニーモニックだった。

その後、様々な発展があり、総合的な、そして革新的な基本ソフトとして日本の坂村氏がトロンを開発したが、米国の圧力で日本はトロンの支援をせず、結局ウィンドウズが世界を席巻してしまった。トロンはその後独自の発展をして今でも使われてはいるが決して主流にはならないだろう。

また世界的にこれだけネットが張り巡らされITが普及して、それを利用する現実のビジネスとして、アマゾン、グーグル、フェイスブック、ツィッター、ユーチューブ等など全て米国発であり、後発で日本が出してもほとんど相手にならない。

米国の科学技術力は確かに高い。が、基本材開発などでは日本が勝っている分野がかなりある。米国の最先端戦闘機などが日本の素材に頼っているのは事実だし、他の兵器など全てそれが言える。嘗ては日本が独自の戦闘機を開発しようとしたが、当時肝心のエンジン供与を米国が拒否し、諦めたことがある。今はエンジンも日本が開発し、本当の共同開発が可能になっている。実際はどうなるか分からないが、宇宙産業などでも一方的に日本が米国に頼っているわけでは無い。部分的には明らかに日本が世界最先端を行っている。それも米国などと違い、全く独自の技術開発を少ない予算でかなり欧米から遅れて始めたのにだ。現在大型の荷物をISSに運べるのは日本だけだし、そして先頃ISSから荷物を回収することも出来た。実際には有人飛行も可能になるだろう。ただ、日本の方針として単に競争願望だけでやらないだけだ。

日本の科学技術も、そして生産技術も世界のトップクラスだ。これは間違いない。が、創造性では到底米国はおろか西欧の足下にも及ばない。日本が優れているのは応用、改良でしかない。これは本当に考えなければならないことだが、日本の国民性がそうなのだ。

むろん、日本の国民性が技術改良をし量産をし世界市場を握ったのだし、なにより日本の国民性が世界でもトップクラスの秩序有る安全な社会を作りそして資源も無いのに世界第二位の経済大国にしたのだから、この国民性は基本的に優れていると思う。が、この国民性はどうしても人目を気にし横並びで協力し合う事につながり、もし突出した才能を押しつぶす方向に働いているのだとしたら困った物だ。先にも書いたが、日本学術会議が軍事技術研究に協力しないなどと馬鹿極まりない声明を出したりしている。これも、人から批判されることを恐れる日本の国民性のなせる技ではないかとも思えるのだが。犯罪発生率が低く規律が保たれているのがこの国民性のため、しかし、突出した創造性が育まれないのもこの国民性故なのだとしたら問題だろう。なんとかならないものだろうか。

これでは、仮に海外からの優秀な技術者を入れても、潰すだけのことだ。この国民性が今の日本の繁栄を築き、技術大国にしたのは間違いが無い。がこれで良いのか、このままで将来も良いのかとは常に思う。

私が知らないだけかも知れないが、日本が独自に開発した技術は何なのだろうか。インスタントラーメンだけとは思いたくない。



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移民の実態

今米国では公共サービスが停止し、市民生活に重大な支障が出ているが、それはトランプがメキシコとの国境に壁を立てる予算を議会が認めないからだそうだ。トランプほど金を持っていれば、公共サービスなどどうでもかまわないだろうが、ただ現状ではトランプの言うことも分からないでは無い。むろん、自分勝手なのは言うまでもないので、トランプの言うことが分かっても同意するとことではない。

さて、トランプが壁を作ると言うその理由は、今不況にあえぐホンジュラスから数千人もの人間が歩いて米国を目指しているからだが、現在は大半がメキシコとの国境近くに留まっているそうだ。

米国はもともと移民で成り立つ国で、それが国家発展の原動力になった事は間違いないだろう。が、実際に当初移民したのはヨーロッパ人であり、それも英国人が最初で、後から移民したヨーロッパでも他国人は差別された。さらに彼らはアフリカ人を奴隷として入れ、奴隷が解放されてからは日本人などを低賃金の労働力、半ば奴隷使役のために入れた。高橋是清が奴隷として売られたのは有名な話だが、しかしその中で日本人は歯を食いしばって這い上がり、次第に力を持つに至って、米国では日本人に対する警戒感、反感、差別意識が高まってきたのがあの戦争の原因だとも言われている。ルーズベルトの対日開戦の大きな理由がその差別意識にあったとは、いくつもの文献が示している。なお、日本が真珠湾を奇襲攻撃したというのは、米国の仕掛けた罠であることも証明されているが、別に書いているのでここでは省く。

手こずったドイツに対してでは無く、すでに敗北が決定的だった日本に原爆を使用したのは差別意識からだったとも言われている。トルーマンは日本に対し原爆を使用することに何のためらいも無かった、とこれも記録されている。と言うより、トルーマンは日本の降伏の内々の表明を受け入れず、原爆投下まで日本の降伏を受け入れるなと言っていたとは、これも別に正式に米国が認めているわけではないが半ば公にされていることだ。ただ、ハルノートからの一連の米国のやり方を見ていると、いかにもさもありなんと思えるのは仕方が無い。チャーチルも原爆投下に署名している。カナダのキング首相は、白人国家のドイツにでは無く日本に原爆が使われたのは幸いだった、と言っていたとか。

話を元に戻す。米国が今の地位に就いたのは、良くも悪くも西欧からの移民の働きによるし,そしてその原動力は人種差別意識だった.彼らは米国の繁栄を有色人種の移民やその子孫と分け合う意識は無い。ホンジュラスからの今回の移民騒動も、結局米国の富をただでむさぼりに来る下等民族という意識だ。

有名な話だが、米国の有名大学では、アジア人に対してはヨーロッパ系に比べて条件を厳しくしている。決して実力があるからそれらの大学には入れるわけではないのだ。これを指摘されてこれらの大学はそれを改めるなどせず、ヨーロッパ系にチャンスを与える為だなどと言っている。アジア系にはチャンスは与えるなと言うことだろう。表面上、米国人には人種差別は無いとされているが、そんなことを信じているものは米国人を含めて居ないだろう。

確かに、ホンジュラスの国家経営能力がなっていないし、またホンジュラス人の生産性が低いから、国が貧しく米国に行けばなんとかなると考えたのだろうから、トランプの言うことが米国にしてみれば全く間違っているわけではない。

現実に、例えばボリビアなどは国土も広く、また天然資源にも恵まれ本来豊かな国になり得たはずなのに、内戦に次ぐ内戦で、さらに今は独裁政治が国家財政を破綻させ世界の最貧国の一つになっている。南米にはこの種の国が本当に多い。つまり国民に資質が無く、その国民が作り上げた国家に資質が無いのだ。国家とは国民が作り上げるもの、したがって、国家の在り方に国民が責任を取らされるのは当然だろう。それらの国々が米国にただたかるだけになったら、それは米国としても貯まったものではないだろう。

西欧でもそれが起きている。移民に生産性があるなら国家は繁栄するだろうがただ寄生するだけなら国家は衰退する。

今、日本の周辺に南米諸国のような国があり、それらは日本敵視政策で政治を作り上げている。そして間違いなく破綻が近づいている。国策として反日をしているのだから国民に罪は無いなどと馬鹿なことを言う連中が日本にも居る。国家は国民が作るのだ。それはさておき、日本が、単に労働力不足だからと移民受け入れをするのが本当に労働力不足解決になるとは思わない。確かに熟練技術を持った外国人に永住権を与えるのだからホンジュラスとは違う、と言いたいのかも知れないが彼らは家族も永住権を得る。

そもそも、日本が経済的に戦後大発展をした時期、日本人口は8000万人台だった。それも働き手を戦争で奪われた時期で、産めや増やせやで人口が爆発的に増えたのだが、同時に労働力不足を補うために多くの韓国人を入れた。密入国者無数に居た。当時の日本にそれを取り締まる余裕が無かったこともあるだろうが、労働力をして黙認したと考えれば納得できる。その連中も今では徴用工になっているし慰安婦になっている。むろん、全員がそうではないだろうが、それが今の日本で何を引き起こしているかを考える時、熟練技術に限って永住を認める政策が果たして正しいのか。

幸い、日本の高齢者の健康年齢は高い。そして労働意欲もある。また女性の労働人口は他国から批判を浴びるほど低い。更に、昔は考えられなかった建築現場などにも女性は出てきているし、人力でやるしか無かった頃とは違い極端な話ボタンを押せれば建築現場でもどこでも女性は働ける。無駄な24時間営業も多すぎる。当然人間でなくともロボットが出来る仕事も沢山有る。

なにしろ、(時代も規模も違うが)日本経済がばく進した頃、日本の労働人口は今よりも非常に少なかったのだ。

海外からの人間を絶対に受け入れるなと言うのではない。というより、今の日本人の祖先は全て海外からの移住者であり、彼らがこの国を作った。だから、彼らの価値観がこの国の在り方に合致しているわけで、むろん、彼らが日本人になった。故に文化の多様性などと馬鹿なことを言わずに、日本文化に溶け込める人間に限るべきであり、他国の文化を受け入れるかどうかは日本が決めることであって、移民達が持ち込むものを無批判に受け入れるべきではなく更に排除すべきは積極的に排除しなければならない。イスラム教徒の一夫多妻制を彼らに限って認めるのかを考えれば分かるだろう。

が、現代、日本の価値観が確立されてしまっている今、少なくとも反日思想で教育されている人間をその熟練だけで入れるのはどうかと思うのだが。


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フランスの報復?

JOCの竹田会長が東京オリンピック招致活動で不正をした、関係者に賄賂を送ったとしてフランスの司法当局が裁判を開くかどうか検討を始めたという。折しも、フランス政府が最大株主であるルノーとの関連で日産の元CEOカルロスゴーン氏が逮捕され長期拘留されていることに対し、フランスからかなり反感を買っていたところから、一部ではフランスの日本に対する報復、揺さぶりではないかとの観測がある。

実際に中国のIT関連会社ファーウェイが製品にスパイ機能を仕込んで情報を盗んでいるとして米国が同社製品を閉め出し、また同社の孟晩舟副社長を逮捕するようにカナダに依頼し、カナダ在住の彼女を逮捕した件に対し中国が報復として中国在住のカナダ人を薬物取締法違反で逮捕し、最近死刑判決を下した。中国は、日常的にこのような事をしており、日本人も逮捕されている。これと同じ事をフランスがしたのではないかとの疑いをもたれているわけだ。

むろん、フランスはそれを否定しているが、そもそも何故フランス司法がこの件で捜査しJOC会長を告発する権利があるのか不思議に思っていた。調べてみると、フランスの法制度として、フランス領土内で犯罪のごく一部が行われてもフランスが捜査をするのだそうだ。今回は竹田会長が賄賂をフランス領内で送金したからということだ。

そうだとしても、捜査段階で県議が明らかになったわけでも無いのになぜそれを公表したのか、また仮にフランスで有罪となっても日本在住の竹田会長がそれに従う理由は無い。つまり、フランス領土内で無い限り彼が当局に出頭する義務も逮捕される理由も無い。フランスの司法は、日本には及ばず、あくまで国際間で引き渡し条約でも結ばれていない限り、いかなる判決がフランスで出ようと、竹田会長が有罪とされる根拠など無い。

また、日本ではこの問題が最初に出た時およそ五年前独自に調査し、竹田会長には嫌疑が無いとの結論を出している。むろん、これも日本の判断であってフランス当局の判断には無関係だ。

そのような状況で、なぜフランスがこの件を公表したのかを考えると、どうしても報復、嫌がらせとしか見えないのは私がひねくれているのだろうか。

別に私は竹田会長が純白である証拠を知っているわけではないし、もしかしたら彼は罪を犯したのかも知れないが、それなら関係国同士が協議して告発なり処罰などをすれば良く、フランスが独自でどうこうすべきものでは無いだろう。

フランスには以前にも書いたがどうも鼻持ちならない押しつけがある。日本の死刑制度にとやかく言ってきたのもフランスだった。死刑制度についての賛否は無論あるだろうが、それは国家として他国に批判するようなことではない。あくまで法制度の違いなのだ。

わたし自身フランスに対し別に嫌悪感も持っていない確かに偉大な文明の一端を担っていたのは事実で芸術でも文化でも見るべきものはある。たまたま仕事がらみで何度かフランスを訪れたが、パリなどは確かに見る価値があると思う。ただ、人々は欧米では普通であるだろうが、特に日本のような親切さも清潔さも起立性も秩序も無い。別に彼らが劣っているのではなく欧米の平均であって日本と比べる意味は無いと言うことだが、今のフランスの混乱を見ると余裕が無くなって地が出たとしか思えない。

ケチをつければ嘗ての戦争でフランスはナチスに占領され、米国に助けられた存在でしかないが、まあそこまでケチをつけるのはやめておこう。ただ、例のドゴールなどの日本人観は明確に差別意識だったしそして彼は未だにフランスの英雄だ。少し前のサルコジなどは犯罪者まがいだし、今のマクロンはますますフランスを停滞させている。

フランスに対し嫌悪感は無いと書いたが、要するに他の欧米と同じだと言うことだ。単に憧れてパリ旅行をする分には全く問題は無い。それに、個々のフランス人はそんな物だと思えばいくらつっけんどんでも不親切でもどうでも良い。ケチばかりつけるのは問題があるだろうが、仕事では多くのフランス人を含む欧米人と付き合ったが、別に問題は無かった。今も日本に観光に来る外国人によく会うし、去年の夏頃フランス人夫婦とたまたま出会い、色々話をしたが感じは良かった。日本が好きだから来たのだそうで、むろんそうだろう。仕事なら嫌なところにも行かなくてはならないが、観光なら好きでもないところに行くことは無い。私は一人では観光のために外国に行ったことは多分無い。ただ、仕事で行った序でに観光地回りをしたことはある。そんなときは一人で回るが、たとえばフランスでは国際案内所と書いたデスクの女性がフランス語しか話さず、国際案内と書いているなら英語を話せと怒鳴ったことがある。そうしたら英語を話した。こんなことは珍しくも無いし、駅員なども基本フランス語しか話さない。まあ、初歩のフランス語が出来たからいちいち怒鳴りはしなかったが、(筆談も役に立つし、単語は違う発音でも多少語尾のスペルが違っても英仏共通語が多い。文章は筆談でも通じない)国際案内デスクでは腹に据えかねたと言うことだ。フランス以外ではそんな経験は無い。

無意味に敵意を持つのは間違っているが、ただ日本の社会を基準にして他国を予想すべきではない。フランスは決してしゃれた大人の国ではない。普通の欧米国家なのだ。そのレベルなのだ。見るべきものは沢山有る。観光業に携わる人間達は親切だ。があくまで仕事で関わっている人たちであり、普通に観光に行った日本人は彼らにしか接しない。むろん、その方が良い。

竹田会長の話を持ち出したのは、フランスには、そしてフランスだけではなく欧米にはこのような面があることを、知っておく必要があることを書きたかったからだ。



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日韓関係の在り方

火器管制レーダー照射問題で、日本と韓国の国防関係者が直接会談し、日本が証拠として受信したレーダー波型などの証拠を示すとしたのに対し、証拠があるなら出して見ろ、と言っていた韓国側は拒否した。日本側としても解析能力など軍事機密になるので出すことに慎重だったとは言え、韓国側の言い分は、結局日本が証拠を出さなかったと言うことになっているらしい。

今までどのような協議をしても韓国側がまともに応対したことなど皆無であり、日本側が根負けするパターンが続いていたが、それどころか事実を曖昧にし日本側が補償金を払い謝罪したような慰安婦問題、徴用工問題(安倍総理は応募工と言っているが)などがあり、これでは日本が何を言っても、世界の判断は日韓がこれ以上の協議をしないために日本が金を払って終りにする合意をした、その合意を韓国は破った、とは考えるが、基本的に日本が嘗て韓国に残酷なことをしたのは事実だと考えている。これは一にも二にも日本の失策であり、韓国にここまで反日を植え付けた一因でもある。

今回のレーダー問題については、日本は絶対に曖昧にせず徹底的に韓国を追い詰めるべきであるが、むろん、それで韓国が自らの嘘を認め非を謝罪するなどあり得ない。したがって、日韓の協議などは時間の無駄と早々に打ち切り、あとは韓国に対する制裁を実行すべきなのだ。国際社会の判断も重要だろうし、その結果日韓どちらに非があるかは世界が判断するだろうが、これもさほど重要ではない。なぜなら、世界中にこのような問題は常にあり、当事国同士ほど世界は重視していない。

叩き潰せばゴミがあふれ出てくるから徹底的な制裁は考えなければならないとしても、殴りつけることで、韓国内でもし反政府側が台頭するならそれも良いだろう。ただし、その反政府側が親日だなどはあり得ないが、少しはおとなしくなるだろう。ゴミが出て来ないように、たまに餌を投げてやるくらいで良い。しかし、近づけてはならない。

それは対外外交の基本であろう。普通の国であればそこまでする必要は無いが、韓国は普通ではないのだ。




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宗教国家のくびき

かなり前だが、サミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」という本を読んだ。それによると、世界で独自の文明とされるのは、中華文明、ヒンドゥー文明、イスラム文明、日本文明、東方正教会文明、 西欧文明、ラテンアメリカ文明、アフリカ文明だそうだ。ただし、ラテンアメリカ文明は他の文明の混合物で独自のものとは言いがたく、アフリカ文明は、独自の文明といえるほどの存在とまでは言い切れないとも書いてあった。これは彼個人の見解であり、むろん異論もあるようだ。特に隣の国では自分たちの文明が世界の全ての文明を築いたそうだから、ハンチントンが、日本は世界人口の2%で一国のみで独自の文明を築いた希有な国だと書いていたのも認めないだろう。

実際には、古代の日本は確かに中華文明の影響を強く受けていたし、文字は漢字が元になっている、言葉の多くが中国語由来などなど多くの影響を受けたのは事実でそれを認めるのは別にやぶさかではない。

余談だが、現代中国語の70%は日本語だとされている。ただし、近年意図的に違う言葉を増やしてもいるようだが。その辺は韓国も同じだし、フランスなどもそれが顕著だ。結果フランス語のボキャブラリーは多言語に比べ極めて貧しくなっている。まさに余談であった。

ヨーロッパ文明もイスラム文明、更に古代エジプト文明の影響を受けている。そこから独自の文明を作り出したかどうかであり、日本は独自の文明を千年以上前から作り出していたとされる。

かつて西欧人はアジアについて全く無知で、自分たちこそ文明人、アジアアフリカは野蛮だと思い込んでいたし、自分たちの文明はギリシャローマ文明が元で、かつてアフリカ中東から受け継いだものだとの認識も無いようだ。

確かに西欧文明は数百年前から世界を席巻したのは事実だろう。そうなった理由の最大の要素はキリスト教だろうと私は思っている。これについては最近も触れているが、結局彼らが機械文明を作り出し先端技術を手にしてそれを武器にアジアアフリカを侵略した訳だが、そもそも文明の尺度を単に技術力だけで測れるものではないだろう。精神的な成熟度なども大きく関わるはずであり、その意味では嘗てのインドや中国の方がよほど同時期の西欧文明よりも高かったと思われる。ただ、技術によって得た富や軍事力が西欧の方がよほど高く、結局彼らが世界を制することになった。

彼らが力を以て世界を蹂躙したのは、繰り返すがキリスト教の影響だろうと思っている。キリスト教徒は神の奴隷であり、神の言葉に疑問を持ったり逆らうことは許されず、神の教えにぬかずかないものは罰せられて当然だった。だから、非キリスト教徒をキリスト教徒に導くのは神の恵みを未開の者達に教える尊い行為だったはずで、言い換えれば非キリスト教徒は当然罰しても虐げても罪ではないし、そもそもモンテスキューが言うように黒人には魂が無いと考えるのも当然ではないか。魂が無いのだからキリスト教に導く理由も無く、単に牛や馬同様人間のために使役するのは当然と考えた。実際、イギリス人はオーストラリアのタスマニア人を人間とは認識せず狩猟の対象として狩立て絶滅させている。ただし、狩猟の対象にはしたが絶滅はさせていない、彼らが絶滅したのはヨーロッパ人がもたらした病気のためという説もある。が、狩猟の対象にしたとの事実があれば同じ事だろう。

そのようなことはアマゾンでインディオ絶滅作戦とか、ネイティブアメリカンに対するやり方等など、珍しいことでは無い。基本的に西欧人の対非西欧人に対する感覚はそうであったし、それは現在も別に払拭されているわけではない。それは海外に行ってみると肌で感ずることがあるが、だからといって西欧人を憎めば良いと言っているのではないのは当然だ。ただ、歴史上の事実を言っているに過ぎない。いずれにせよ、その彼らの感情にキリスト教が大きく影響してきたし、それを彼らの為政者達が積極的に利用しているのは現代でも変わっていないだろう。かつてロシア正教を弾圧したソビエト共産党がロシア担った途端にロシア正教を取り込んだなどもその例だ。宗教は簡単に為政者に取り込まれ、権力維持のために使われる。現実に法律が宗教上の戒律に基づいている国は中東などでは珍しくも無い。

序でだが、世界中で政治と宗教が結びつくのは今も昔も変わらない。王権神授説では王の権力は神に与えられたものであり、神以外の何人にも妨げられるものでは無いとしているが、権力者にしてみれば神の預託された権力を行使すると言えば人民は逆らえないし、また教会にしてみれば自分たちの権力を政府に保証して貰えるのだから、両者の利益が合致したと言うことだ。現代は王権神授説が表立って言われることは無いが、政治家にしてみれば洗脳されている信徒がその教団の方針に従って政府を支持するし、教団は政府の支援で勢力を伸ばせるのだから結局は嘗ての政治と宗教の関係は変わっていないと言うことだ。これは日本でも買っては当たり前で、太平洋戦争時軍部が皇室そして神道を利用したのは当然のことだし、現代でも宗教団体がその組織力を政治に利用する例は普通にある。ただ、日本は国自体が宗教国家では無いので他国のような弊害が大きく現れていないだけのこと。

サウジ王家がイスラム教を自らの権力の為に使っているなどは形を変えて世界中にあるし、欧米にも非常に大きな影響力がある。今、欧米のポピュリズムの一環として、それが更に拡大してきている節さえ有る。

日本に居ると宗教が政治に影響を与えているなどあまりイメージできないだろうが、宗教と政治が結びついていない国などほとんど無い。西欧もそして米国も明らかな階級社会だがこれもキリスト教と政治が結びついた結果だ。キリスト教では、人間に階級があるのが当然なのだ。神の前では全て平等というなら、なぜ彼らがアフリカ人を奴隷にしたか、アジア中南米などを侵略したかが説明できない。彼らの言う神の前にで平等なキリスト教徒には、アジアアフリカ中南米人などが最初から入っていない。ただし、今更それを修正など出来ない。そして、彼らの社会の中での階級社会も、社会の中では階級が異なる、でも神の前では平等だから満足できるということだ。出来なければ、ポピュリズムに陥るしか無い。

西欧でも今の若い世代は宗教離れをしていると言われているが、彼らの文化の中で育った以上本人が自覚していなくとも影響を免れないと考えるのが当然だ。つまり、彼らの階級社会は彼らの宗教観に根ざしており、彼らの宗教観から慈善行為などをするのだし、それは想いとして尊いが、よく見ると慈善を与える相手を決して自分とは同等とは見ていない。あくまで施すのみだ。何もしないよりは良いだろうし、それは間違っていると彼らに言っても仕方が無い。実際に慈善を受けて助かる人間がいるのだからそれはそれでよしとすべきだ。

ところで、西欧の宣教師達はアジアや中南米に送られキリスト教の布教に努めた。だから、この地域ではキリスト教が大きく伸びた。つまりアジアにも中南米にもキリスト教徒は無数にいるのだが、西欧のキリスト教徒は同じキリスト教徒だから自分たちと同じ神の子だと想ったろうか。考えるまでもあるまい。

キリスト教にはむろん肯定すべき点は無数にあるのだろう。わたし自身キリスト教徒をおとしめるつもりは全くないが、ただ、キリスト教、そしてイスラム教が世界で何をしてきたかを見ると、やはり無視は出来ないと想う。ただし、だからといってキリスト教徒を敵視などしないが本質は何かを理解する必要はあると考えている。そうすれば今我々から見て感ずる西欧の在り方、暴力性、差別意識などが理解できるのではないか。そして、彼らの避けられない没落とそれによる世界の混乱に備えることも出来ると考える。その責任を彼らに問うのは意味が無いとも思うが。

私がこんなことを書くのも、日本は世界の中でどうあるべきかに大きく関わるからだ。



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お願い

最近このFC2ブログは接続できなくなることが頻繁に起きています。折から同社には様々な問題が発生しているようであり、もしこのブログが接続されないときは
日本のあり方を考えるをごらんいただきたいと思います。状況に因っては、もしかしたら本格的に引っ越しをするかも知れません。

技術のみが富を創出する

この表題についてはこのブログで何度も何度も書いているし、まとめでは平成24年01月04日に「富の創出ということ」というタイトルで書いている。日本という国を考える時、この点を省くわけには行かないので繰り返すのだが、今日本を揺るがしている国際問題などもこの点が絡んでいると思われるので、繰り返しになるがちょっと新しい視点で書いてみたい。

人間は多くの動物よりも力は弱く、牙も無く、足も遅く、空も飛べず泳ぎも下手だ。が、それでもこの地球では頂点に立って繁栄している。それはむろん知能が高かったからだが、知能が高いだけでは他の動物には勝てない。知能が高かったために他の動物と戦うことが出来た。牙も爪も無いが、その代わりに石を投げつけ、棒で殴ることで戦い、そして倒した動物を食料とした。ただの石ころは何の意味も無いが、人間がそれを握って目標にぶつけることで、離れた距離から自分を襲う動物を倒すことが出来た。おそらくそれが人間の手にした道具の最初ではないのか。何の意味も無い石が武器として使える、これはいわば技術を言えるものの最初ではないのだろうか。技術が人間の地位を築いたその最初の一歩だと思う。

ただの石ころが技術で武器になる。それは今でも同じで、原油はただの汚い臭い液体だが、その存在を人間が気づき、採掘し精製し石油にすることで価値が生まれる。発見し採掘し生成する技術は西欧が持っていたが、その技術を持たないサウジアラビアは、単に汚い臭い地下の液体を西欧の技術で石油にし巨万の富を得た。サウジアラビアが富を作り出したのでは無い。西欧が作り出した富を分け前として得たに過ぎない。鉄も元々はただの石ころだが、採掘し精製し各種の機械や道具を作り出すことで大変な価値を持つ。しかし、それらの技術がただの汚い鉱物に価値を与えたのだ。

原油や鉄鋼を持っているだけでは価値がないし富を持っているわけではないが技術がそれらの物質に価値を与えた。100万円の車も、原料は価値のない鉱物の寄せ集めだ。が、技術が車にした。その端的な例が日本ではないか。日本はほとんど資源の無い小さな国土で、しかも農作物も国土の大半が山であるために十分に得られない。が、その日本が世界第二位の富裕国になっている事実は、(中国が世界第二位の経済規模というのは嘘だ。これについては何度も書いているので、ここでは省く)日本が他国に比べ高い技術を有しているからであり、しかも資源と違って技術は枯渇しないし、それどころか無限に増やし、持つことが可能だ。

かつて西欧が世界の富のそれこそ大半を握ったのも彼らに無から有を生み出す技術があったからだ。

ところが、近年西欧の没落は目に余るほど激しい。むろん、未だ世界では富裕な地域だが、相対的にアジアの成長などからすればかつてほどの富裕度を誇っているわけではない。かつて世界の富の大半を握っていた西欧が、今では単独で日本に対抗できる国が無くなっている。経済規模だけで言えば、日本に遙かかけ離されている。

考えてみれば不思議なことで、かつてドイツはカメラで世界を席巻していた。が、日本がカメラを作り始めてから程なく日本製のカメラに市場から駆逐されてしまった。日本製の価格が安かったせいもあるが、なにより価格に比べて性能が日本製の方が良かったからだし、その性能差は開きこそすれドイツがその地位を奪還することは出来なくなった。車も然り、家電などでもそうだ。仕方が無くドイツは高級品に移行せざるを得なかった。スイスの時計などにも言えるだろう。カメラや時計、車などは無論実用品としての性能が無ければガラクタだが、同時にステータスシンボルであり、欧米の様な、そして新興アジア、中南米などの富裕層はなおさらステータスシンボルとして高級品を持ちたがる。木の実の問題もあるからそれなりに彼らのカメラ、時計、車などは売れるし単価が高いから売れる数が少なくとも金額ではそこそこ利益が上がっており、彼らはそれで満足しているようだ。

が、車を例に挙げてみれば物流や旅行などに欠かせないものであり、そのためには燃費が良く故障が無く、そして価格が安い方が良いに決まっている。宅配便にロールスロイスを使う理由は無いのだ。カメラも同様だろうし、時計に至っては時間が正確で有ることが最大の必要要素であり、日本が水晶時計を作り出してからこの意味でのスイス時計は存在の意味が無い。今中国韓国製の安い時計が出回っているが、その安い時計で時間を知るという機能はスイス製以上だし、なにより壊れるのを気にする必要が無い。電池を替えるより買い換えた方が早いような代物だ。本来時計とはこのようなものであって、誰もが簡単に使えるから価値がある。むろん、趣味の問題で高級時計を持つこと自体は問題は無い。が、時計とは時間を計る道具であって、ステータスシンボルは二の次だろう。

時計やカメラ、車などを例に挙げたが、西欧がこの分野を高級品に絞った、その姿勢が彼らの技術全般に言えることであり、結局実用のための技術開発が出来なくなっている。これは富を創出する手段を彼らが失ったことを意味する。

彼らが技術を失った例として私が挙げるのは、例えば宇宙開発であり、かつては世界最先端の技術を持っていたはずのドイツまでが単独日本に匹敵する成果は上げられず、数カ国が固まってやっと日米に対しているが実情は日本にも及ばない。ロケット工学はドイツのフォン・ブラウンがその基礎を築いたと言って良い。が、そのドイツを含む西欧がその程度であり、今では新興の中国、インドにも分野によっては及ばないようだ。

一方日本は、戦後全く独力でペンシルロケットから始め、今では技術力では世界の最先端と言って良い。その予算規模などは到底欧米にも中国にも及ばない。目指す分野が違う空敢えて有人宇宙船などは手がけていないが、すでにその技術はかなり持っていると思われ、その気になればかなり早く実現できるのではないか。ただ、日本はその分野で別に他国に対抗意識を持っていないだけのことだろう。

新幹線は日本に遅れてフランスが作り出したが、基本性能は日本に遠く及ばない。

もっと象徴的な例としては、日本は70年ほど前、当時日本の40倍の生産力を持つとされていた米国や、当時の最先端国とされていた西欧とを相手に戦争をした。そして、世界最初の空母機動部隊を作り、また戦艦による戦闘から航空機による戦闘へと日本が率先して進め、なによりほぼ世界を相手に4年もの間戦ったというのは欧米にしてみれば全くの予想外だったはずだ。その前、日本は開国すぐに当時の世界の大国清との戦争に勝ち、それ以上に手強いロシアとの戦争に勝った。何故こんなことが出来たのか。

日本は開国してから西欧の機械文明を吸収したと思われているが、実際はその下地が無ければそんなことは出来なかったはずだ。

敗戦後ボロボロになった日本は、それこそ信じられないほどのスピードで復興し、歴史上の時間で言えばそれこそ一息二息の内に世界のトップクラスの富裕国になった。資源も領土も植民地も無い日本がだ。ひとえに日本の技術力が富を生み出したと言う以外にその理由が考えられるだろうか。

一方かつて世界の先端技術を持っていた西欧は急速にその技術レベルが下がり、技術で富を作り出すことが出来なくなった。そのため彼らが喰って行くには金融で稼ぐしか無くなった。とにかく、彼らのような階級社会の国々では金が無ければ下層階級の不満が国家を揺るがす。今のフランスの荒れ様を見るとそれがよく分かる。

ドイツがEUでも豊かなのは、ドイツが日本と違い貿易立国であり、市場であるEUとEUの中で固定されている通貨のためだ。だから、ドイツが単独で日本と張り合う事はもう出来なくなっている。その顕著な例が、フォルクスワーゲンとスズキ自動車の合併問題では無いか。結局相互に技術交換をするはずが、FVは一方的にスズキから技術を得るだけで提供しようとせず、スズキが激高して合併を解除した。FVは例えば今後車は電気自動車になるだろうがその根幹技術であるバッテリー技術は実質日本が押さえている。それが今後の電気自動車社会になった時何を意味するかは容易に想像できるだろう。

またルノーと日産の合併で、一時破産しかけた日産は確かにルノーからの資金支援で息を吹き返し、現在ではルノー日産グループで世界最大の売り上げを持つようになったがその実態は日産がルノーを支えている形になっている。そのルノーの最大の株主はフランス政府だ。付け加えるなら、日産が破綻しかけたのは、車が産業を支える基礎要素という基本から外れて、いわばヨーロッパ車のようなステータスシンボル路線を採ったからだ。むろん、需要が有るならそれもかまわないが、あくまで基本を貫きそこに軸足を置いての話だろう。同じようなことはシャープなどにも言えるようだ。

閑話休題。

いま、その日産で最高責任者だったカルロス・ゴーン氏が不正で逮捕されている。それに呼応するかのようにフランス検察局が、JOCの竹田氏をオリンピック委員会に賄賂を使ったとして嫌疑をかけているそうだ。なぜフランス当局が捜査権を持つのかは知らないが、仮にそうだとして、嫌疑段階で何故公表する必要があるのか。ゴーン氏逮捕に対する報復、嫌がらせと採られても仕方がないだうし、現実にフランスはマクロン大統領のポピュリズムが大変な状況を迎えている。金がある間は西欧諸国は優雅にしていられるが、彼らの経済的立場が弱まってくるにつれ、階級社会国家ではこのような事が起きる。ヨーロッパ全体が今非常にがたついているし、形振り構わず中国の金にすり寄ったりしているのは当たり前だろう。彼らが技術での優位性を失い、金融で金をかき集めていたのが、世界的に不況が慢性化してくるとあとはどうあがいても没落するしか無い。彼らの階級社会の欠陥を正そうとしても、どんなに早くて100年単位かかる。人間の価値観が変わるには一代二代で足りるはずが無いし、そして彼らは自分たちが優秀だと思い込んでいるから価値観を変えることが出来ない。

中国韓国が反日から切り替えることが出来ないのは、そうしなければ政府が保たないからだが、これを彼らが自力でどうにかして日本との協力関係を・・等は不可能なのと同じ事だ。

民族、国家の文化は100年単位では変わらない。日本も同じ事であり、今の日本の在り方はすでに数百年前から続いている。それは歴史を少しひもとけば容易に理解できる。

日本には富をひけらかす価値観は無かった。そんなことをするのは野暮だと馬鹿にされていた。一方、技術が富を生み出すことは数百年も前から日本文化の基本になっていた。だから、日本の伝統工芸はそれが数百年引き継がれ、また数百年続く企業が日本にはありふれている。

最近だが話題になった写真がある。天皇陛下がサウジアラビアの王子と会談をしている写真だがその部屋が極めて簡素であり、二人が座っている椅子も簡単ならその間に置かれている机、そして生けられた簡素な花などが日本文化を象徴していると話題になった。

日本建築には華美な装飾が無い。それは西欧の城、欧米の大金持ちの家などをみれば彼らがそれを権力の象徴として見せつけているのとは真反対だと分かるはずだ。

その日本が、実質世界第二位の富裕国であり、その富はひとえに技術が生み出している。この事実を十分に理解すべきだし、なぜ西欧が没落し続けているのかの理由と合わせて理解すべきだと思う。



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核武装は必要か 7


ところで、今まで書いたのは、核を持つことで他の核保有国の核使用を抑止できることだったが、それ以外の危険性も一応考えておく必要がある。それは、万が一核が例えばISのようなテロリストの手に渡ったら、ということだ。現実にその可能性は非常に低いもののゼロでは無い。幸い、今のところそれが現実にあったことは今のところ無いが、起きるかも知れないとの考察は必要だろう。異常な国家が核を持つ危険性は当然だが、テロリストの場合は自らの安全を最初から考えない可能性があることで更に危険と言える。彼らは時として自爆テロを行う。つまり、相互確証破壊により抑止が効かない可能性がある。

ただし、テロリストとは言っても実際はそれを実行するのは洗脳された末端であり、幹部は安全を確保していることもあるので、そこが対策の方法につながるかも知れない。テロリストが核を手にする可能性はあるのだろうか。テロリストが核を作ることは考えなくても良いだろうが、彼らが核を盗み出す、あるいは買う可能性だ。ゼロでは無いと思うが、限りなくゼロに近いだろう。ありとあらゆる可能性ということで書いてみる。

24)テロリストが核を手にする日 ロシアから北へ核技術の移転、ロケットエンジンはウクライナ製

最初に米国が核を作ってから数年でソ連も中国も核を手にした。むろん技術を盗んだからだし、盗んだ技術で核を作る能力があったからだが,テロ集団がこの能力を持つ可能性は無いだろう。だから彼らが核を手にするとすれば、買うか、盗むかだが、それも限りなくゼロに近い可能性だ。核を自力で作ることの出来る国なら、少なくともテロリストに核が渡るような体制は取らないだろう。その危険性は、彼ら自身がよく知っている。

25)核の国連管理 無意味であり、国連自体が大国の私物化している 国連軍は作ってはならない。軍とは国家に属する物である。正邪は軍が判断してはならない

さて、世界中の核を国連の管理にすれば問題は無いとおっしゃるお方もいらっしゃる。何を根拠にしているのかは分からないが、訊いてみると国連は中立なので、世界秩序に反する国を罰する機関である。だから、国連軍を作り国連軍が核を管理すれば、核がむやみに使われることは無いし、狂気や暴発で核が使われることは無いそうだ。

国連が一握りの国の代弁機関になっているのは周知の事実であり、国連軍を作っても結局はその一握りの国の軍になるだけのこと。国連、国連軍が管理する核など、今の核保有国の立場を強化するだけの物であり、そもそも国連が公明正大公平中立などと信じているお花畑は、国際連合だからとの字面だけでそう思い込んでいる。

つまり、

26)国連は決して公正中立の場ではない。多数決も金で動いている

多くの途上国は、どんなに腐敗していても小国でも国連において一票を持っているのであり、金で票を売るなど当たり前にある。公平中立とは何かとの定義も国連においては全くない。この国連の在り方については以前も書いたことがあるし、今後も書くかもしれないが、戦前の国際連盟と何ら変わらない。

人種差別反対を訴えた日本に対し、米国がそれをひっくり返したのは有名な事実だが、内情としては今の国際連合も全く変わらない。金と力があれば発言力があり、そして票も買えるのだ。


27)世論の変化、意識の変化

ところで、日本が核を持つにしても最大の障害は言うまでも無く日本世論だ。試しにググってみると日本国民の80-90%が核武装反対だそうだ。ただし、この数字が今そうなのかといえばかなり疑問がある。賛成すると色々うるさいからとりあえず反対しておくような反対がかなりあるようで、これは選挙などでも予想では野党健闘の筈が蓋を開けてみると野党惨敗などが過去に何度も繰り返されてきた。

以前は核武装の必要性を説く者が議席を得るなどあり得なかったが、今では核武装論者である議員は珍しくない。かなり前の話だが、核武装は検討すべしと考えている新任国会議員が多いので、社団法人東友会が抗議したことがある。因みに東友会とは、被爆者支援団体だとのこと。被爆者支援は大切だし是非本来の業務に集中して貰いたいものだが、国会議員は核武装を全く無視するよりも検討すべきであり、それをやめろというのは言論思想の弾圧ではないか。検討の結果、核武装はすべきではないと言うならそれも結論の一つだろうし、自分たちは反対だと東友会が言う分には全く問題は無いはずだが。我々が東友会に、核武装反対意見はやめろなどと言う権利も理由も無いのと同じではないのか。

とはいえ、様々な状況から以前とは違い日本が核武装をする必要があるとの認識も確実に増えてきているし、特に中国や北朝鮮の核の在り方などを知るにつけ日本がただ核絶対非保持と言い続けることが正しいのかという疑問は出てきたようだ。

28)他国、特に米国の姿勢は

米国では近年日本に積極的に核武装をさせるべき、米国は支援すべきという意見が確実に出てきている。

試しに opinion in USA Japan nuke armament などでググってみると、結構日本が核武装をすべきである等との意見が出てくるし軍事専門家などが言っているようだ。

これについては以前にも書いたが、仮に日中戦争が起きた場合、中国は最終的には核をちらつかせるだろうが、それに対し日本の同盟国である米国は米国の核で対抗しようとするか、と言えばそれはおそらく無い。これに至る交渉は公表されることは無くあくまで水面下の交渉になるのだろうが、米国人が数百万人質に取られれば、米国は手を引かざるを得ないだろうし、米国大統領も当然そのように決断するはずだ。

それなら日本に核を持たせ、自力で中国に対抗させる方がよほど理にかなっており、更に、日本が中国に屈し隷属するようになれば、それは米国にとって脅威になりかねない。それなら、日本が自力で持ちこたえるようにし米国が支援するならば、中国の脅威を排除し、日本に力を米国のために使える。また日本にとってもその方が全てにおいて望ましいのだ。

以前は、日本が核を持てばかつての原爆に対する報復を米国にするという意見が米国内に事実あった。が、今ではそのような見方はほとんど無い。日本にとって、それは自滅の道でしか無いし、米国と共存共栄を選ぶには、自前の核はあくまで日米の脅威である中国牽制のために使われるはずだとの認識が出来てきたからだ。

29)核は破滅の象徴である

今までも書いたように、核は実際には恐怖の対象であり破滅の象徴なのであって、戦後実際に核が使われたことが無かったのは一度使われてしまえば歯止めがきかなくなりそれこそ世界が破滅しかねないからだと言える。つまり、核は実際には使えず、単に象徴なのだから、日本が核を持ってもどの国に対しても脅威になどならないはずだ。ただし、日本を核で威嚇する国を除いてだが。もし日本が核を使うとすれば日本が消滅する意味を持っているからだ。


30)コストの問題

コストだが、全く問題では無い。核は製造も管理も金がかかるから日本が少ない軍事予算で持てば防衛力すら持てなくなるとおっしゃる方々がいる。そんなことは無いし、むしろその予算を減らすことが出来る。まず、今の自衛隊は25万人弱程度だが、今後ますます人数は減らざるを得ない。なにしろ、日本の労働力自体が足りなくなっているのであって、隊員を確保するには報酬を上げざるを得ないだろう。また、今の最先端の武器は、例えば戦闘機や潜水艦、艦船などますます金額がかさむようになっている。だが、最初に書いたように仮に核ミサイルを海中から発射するシステムを構築すれば、全てが無人化できるのだし、そもそも日本本土に攻め込まれて戦争になるようではもう勝ち目は無い。と言うことは、人員や装備を大量に用いなければならない戦闘はないとなる。

今の自衛隊は最初の小競り合いに勝つ事を前提としている。だが、本格的な戦争になった場合、中国にもロシアにも勝てないのはすでに書いたとおりであり、それをしないためには核が要る、核があれば装備も人員も大幅に減らせるから,結果として日本の防衛費は大幅に減らせることになる.それで無くとも自衛隊の装備は実際には使わないことを前提として象徴の意味が大きい。自衛隊が実際に戦争を始めれば、当初はともかく持ちこたえることは不可能なのだ。

だから核を持つことでその消耗戦を防ぐことが出来るなら、結果として防衛費を減らせると言うことになる。もっとも、最初に必要な装備を調えるために、複数年にわたってかなり増額しなければならないのかも知れない。実際にはここでコスト計算をしても仕方が無い。その方針が決まって専門家がそろばんをはじくのだろう。

このシリーズは、とりあえずこれで筆を置く



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核武装は必要か 6


前回同様、いくつかの項目をまとめてみる。つまり、これらの項目もすでに今までの5回の記事で書いてあるのだが、それを確認するということだ。

16)国土面積の違いによる違い。日本は圧倒的に不利であり条件は変えられない。

中国は日本の25倍の国土面積を持っている。単純計算だが、中国はその広い国土のどこからでもミサイルを発射でき、狭い日本に集中して浴びせれば良い。日本はその狭い国土から、広大な中国全土にまんべんなくミサイルを撃たなければならない。色々な計算があるだろうが、単純計算では、中国のミサイルの25の二乗、625倍の数を撃たなければならないのだが、狭い日本では集中したミサイル発射場を破壊されればそれで反撃が出来なくなる。事実上、日本が中国のミサイルを迎撃することは絶対に不可能といえる。むろん、これは飽和攻撃の場合でありそうなる以前に日本は対抗手段が無いことになる。

したがって、繰り返しになるが日本は広大な管理海域を使って潜水艦なりむしろ無人のミサイル発射プラットホームを海中に設けることしか中国の飽和攻撃を防ぐことは出来ない。念のためだが、海中から迎撃ミサイルを発射するという意味では無く、中国が絶対に破壊できない海中から日本が弾道ミサイルを発射できるなら十分に確証破壊が出来ると言うことだ。この事実で、中国の攻撃を抑制できる。日本の広大な管理水域と広大な中国の本土では、圧倒的に日本が有利とさえ言える。


17)ミサイル戦時代、兵器の性能による優劣は余り意味がない

人を一人殺すならナイフでもバットでも有効だろうし、それは人間が人間に進化する前から今に至るまで変わらない。が、大砲の前には、これらは役に立たないし、大砲も爆弾に対しては無力だ。結局、武器は相手の武器を圧倒するために改良されてきた。いま、地球の裏側からでも敵を攻撃できるミサイルが開発されてしまったので、本来従来の武器はミサイルに対しては無意味と言って良い。いくら優れたイージス艦があろうと潜水艦があろうとステルス戦闘機があろうと、これらは戦場に行かなくては使い物にならない。ミサイルはその必要が無いのだ。

無論、現代の戦争が核で行われることは今はあまり想定しないで良いだろうが、核を積んだミサイルに対してはほぼそれを防ぐ手段は無い。今のところ、弾道ミサイル、特に核ミサイルを使った戦争は行われたことは無いが、最終的には、ミサイルを多く持っている国が戦争で有利になる。核ミサイルなら絶対だろう。中国は通常兵器では米国にかなわないし、限定戦争なら日本にもかなわない、となれば核ミサイルを持ち出してくる。実際に使うか単なる恫喝に使うかの違いはあるにしろ、核ミサイルの前に日本のどのような最先端兵器も意味を失う。米国なら核で対応できるだろうが,日本は消滅するか降伏するしか無い。

18)なぜNPTは無駄であり、なぜ日本は批准しないか

これは言うまでも無い。NPTは新たな核保有国の出現を禁止するだけのことであって、現有国はその支配力を永久化するだけのことだからだ。

19)被爆国と言う事。被爆者の感情と、核武装

被爆国だから核を持ってはならないのではなく、被爆国だからむしろ核を持つべきと言うことは、何度か書いている。

20)見なければ無い事に出来るわけではない

現実に中ロ北が核を持っているのに、それが使われることは絶対に無いと言い張る連中。その根拠は何かと訊くと、あのような非人道兵器を使うわけが無いそうだ。

中ロ北が自国の人民達に何をしてきたかさえ、このようなお花畑には無関係なことらしい。これらの国と同様の国はいくらでもある。反日が国家建設の理由になっているような連中が、核を使わないと信じられるなら、むろん、今の韓国の屁理屈もお花畑は信ずるのだろう。そういえば、日本の野党の皆さん、日頃都合の悪いことを書かないメディア、ネットなどで日本は駄目だアベガーと繰り返す皆さん、北朝鮮の核のことも韓国の無法も言わないのは、見えないからか、見えていても何も感じないからかなと思う次第だ。もともとお花畑には思考力が無いから判断しろというのが無理だろうとは知っているが。

21)北朝鮮問題が示す物

さて、かつて米国はイラクが核開発をした、リビアが核開発をしたと言うことで徹底的にこれらをたたき、フセインもカダフィも殺された。北朝鮮が核開発を始めたと明らかだったのに、米国はその後ろ盾になっている中国の恫喝におびえて手出しをせず、結局北朝鮮の核保有を完成させてしまった。北朝鮮の核保有は、中国の核という米国にとって逆らいがたい存在があったからだ。それは今でも続いているのだが、我々の目の前で存在しているこれらの事実を、お花畑も核武装反対論者も一切触れようとしない。


22)核技術の拡散、漏洩、金で買われる核技術者
23)核管理のずさんさ

米国が核を持ったすぐ後にソ連は核を持った。当時スパイとされていたローゼンバーグ夫妻は米国に疑われ殺されたとずいぶん米国はたたかれたが、後にこの夫妻が実際にソ連のスパイであったと証明されたのだとか。彼らだけでは無く多くのスパイがいたろうし、また積極的に金で機密を売った米国人もいたのが事実だ。

とにかく米国のすぐ後にソ連が核を持ち、そして中国が持った。つまり、米国が核を独占するなどは不可能だった。全開の記事でも書いたが、日本でも開発していたのだし、別に米国が機密にしなくとも他国で独自に開発するなどは当然あったろう。

核は厳格に管理しなければならない。実際、核の起爆は何重にも鍵がかけられその全てをクリアしなければ爆発しない。仮に核弾頭が爆破されても核爆発には至らない。が、それは米国などでは明らかだし、おそらくロシアや中国でも程度の差はあれそのような管理はされているだろう。が、北朝鮮の核は一説には金正恩が個人の意思で核を起爆できるとされている。実際はどうか分からないが、あの国ではさもありなんと思うし、彼が追い詰められた場合核ミサイルが発射されないとはこれも言い切れない。そのような状況であると外部に知らせることで、単に金正恩に手を出すなとの警告になる。自分一人が死ぬくらいなら他国に核ミサイルを撃ち込むと言うわけだ。

核が北朝鮮、そしてその独裁者を守っている、それを理解するだけで、日本が核を持つ理由が分かるのではないか。

ー 続く

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核武装は必要か 5

以前書いた様々な項目を一つ一つ書こうと思っていたが、今日までの4回でかなりの部分を書いてしまっているので、下記の項目は改めて書かなくても良いだろう。言い換えれば「核武装は必要か」の1~4のまとめが下記のような事になる。日本が核武装をしなければならないのは、それが完全な破壊の象徴であり、最悪狂気で核を日本に使おうと考える国があったとしても、考えるまでも無く自分たちがその見返りとして完全に消滅させられ得るその恐怖が最後の一線を越えさせないだろうという理屈だ。むろんそこに至るくらいだからまともな精神状態ではなく、自分たちがいなくなっても世界を道連れに出来ればと考える事もあるかも知れないから、核を持てば絶対安全というのでは無い。ただ、危険性が最小になると言うことだ。

いずれにせよ,少し補足もしてみる。

3)直接の破壊以外に電磁気破壊

核爆発による熱、爆風、放射線による破壊とは別に、遙か上空で核を爆発させると、大規模な破壊は起きないが飛び散る素粒子により各種の半導体、つまりコンピューターの中枢であるCPUや各種ICなどが破壊されるとされている。そうなれば、現代では全てのインフラがコンピュータによって制御されているので、結果として発電送電が完全にとまり、それによって当然通信、運輸、交通、水道、燃料などなど全てが破壊される。去年の9月、北海道で地震により全道が全て停電するという、いわゆるブラックアウトが起きた。ただ、あの場合は、交通や流通などは停まらなかったが大幅に機能が低下した。

核によりこれが起きると、交通流通通信全てが停まり、その復旧はほぼ絶望的と言って良い。一週間もこれが続き、待避する場所が無いのだから、おそらく住民の大半がこれで死ぬだろう。これにより、抵抗手段を無くした相手をその後侵略しても電力網さえ再構築できれば社会インフラがほぼ無傷で手に入ることになる。

4)核技術は拡散を免れない

最初に核爆弾を作ったのは米国だが、その技術はすぐにソ連に盗まれ、それはすぐにまた中国に流出し、インドやパキスタンも核保有になった。北朝鮮も核を保有し、韓国等も一時核開発をしていた。

当初、米国は核を他国に持たせるなど考えてもいなかったろうが、実際はそうはならなかったし、第一、完成はしなかったが日本も核爆弾を製造しようとしていた。ただし原料が無く必要な電力が無かったために実現はしなかったろうと言われているが、戦後米国が日本の核技術に驚いてその設備を完全破壊したとされる。つまり原料と電力があれば日本も核爆弾を作っていたかも知れないのだ。それはドイツも同じであり、彼らもまた原爆開発をしていたという。

当時の米国が出来たことが現代のどの国でも出来るのは当然と考える方が良い。核拡散は防ぐことは出来ないのだ。

5)理想を持っても人類は現実的な選択をする

理想は理想、しかし、現実に生きて行くために人間は様々な妥協を強いられる。世界の全ての国が日本と同様のレベルにあれば話も出来るし通じるかも知れないが、それはあり得ないのであって、最終的には力が話し合いの決着をつける。

6)人間という生物が変わらない限り、今の状況で行くしかない。その人間性を捨てれば、人類は進化出来ず滅びる

つまり、戦争を無くしよう、争いを避けよう、話し合いで解決しようと努力するのは当然必要であり、実際にその結果今の世界が過去の世界よりも穏やかになったのは事実だ。が、その話し合い平和も結局力による物であることを無視は出来ない。

7)相互確証破壊での安定

日本がその能力を持てることはすでに書いた。その力を持てないなら、下手に核を持つのは自殺行為になりかねない。イラクがどうなったか,リビアがどうなったかを観れば説明の必要は無い。インドが核を持ち北朝鮮が核を持ち得たのは、この能力を持ったからであり、そうさせたのは主として腰抜けの米国大統領のせいであった。つまり、クリントンやオバマ大統領がそうさせたということだ。かつて、キューバ危機の折、ケネディは真剣にソ連との全面戦争をも覚悟したと言われている。それは米国自体の消滅の危機があったからだ。結果、ソ連は手を引き、その責任を取らされてフルシチョフは失脚した。あの時の米国大統領がオバマだったら今の世界は無かったのではないか。しかし、オバマは北朝鮮の核を結果として育てた。人権派がどのような物かよく分かる例だ。

8)一方的な核による破壊

むろん、核保有国が非核保有国に対して出来るのであって、その反対も、そして核保有国同士でも起きないのは説明の必要も無い。

9)核は発言力の裏付け

これは説明済みだ。

10)事故や狂気による核の暴発

事故はゼロにはならない。ただ、核管理はどこでも細心の注意を払っているはずだが、北朝鮮などを観ていると、この事故や狂気による核使用がゼロとは言えない。まあ、巨大隕石が地球にぶつかって生物が絶滅する可能性もゼロでは無いのだ。

11)世界は正義によって動くのではなく、力によって動く
12)絶対公平中立な政治政策主張など存在しない

これは別項で何度も書いているが、基本的な価値観は文化や歴史、教育、宗教などによって大きく変わる。日本と同じ価値観を持つ国は無い。が、成熟した国同士であれば妥協できるし、不干渉も出来る。が、それが出来ない国、民族が存在するのは、隣の半島を観ればよく分かるだろう。この日本国内にさえ居るのだ。

13)神の教えを説く宗教の役割。支配の裏付けに使われただけ。核による支配と何ら変わらない

これは別項で書くが、一神教では人間は神の奴隷であり、人間は神の言葉に全て従う限り幸福に過ごせるが、神の言葉に逆らえば罰せられる。神の言葉に逆らうのは勿論、疑問を呈することも許されない。そんなことをすれば地獄に突き落とされる。つまり彼らの宗教では彼ら自身が神の奴隷であることを受け入れなければ生きてゆけない。

むろん、一神教の国でも宗教を持たない人間はいるが、彼らは彼らの文化価値観の中で育ってきており、他の価値観を持ち得ない。西欧がアジアアフリカを一方的に侵略し奪い奴隷化したのはむろん、彼らの神が自分たちに行っていることを自分たちがアジアアフリカにしたに過ぎない。

14)核の無効化は現時点では不可能であり、将来も不可能。

核そのものを無効化する技術は存在しない。迎撃兵器として核ミサイルを発射直後に落とすなり爆発させるなどは理論として考えられるが現時点では実用化のめどは立たない。結局核を使わせない以外に無く、それは恐怖を与えて使わせない、すなわち相互確証破壊の手段を持つ以外、現時点では、そして見通せる将来にわたって存在しない。



ー 続く

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核武装は必要か 4

私が日本の核武装の必要性を述べるのは、一度核を手にした人類がその核を捨てる事など出来ず、結局最終的には核所有の有無がそのまま上下関係を固定するからだ。

2)なぜ核廃絶は出来ないか 相互不信、人間としての本能

何度も書いているが、世界から核が廃絶できるなら、むろん日本が核を持つ必要など無い。日本だけが核を持てば世界を支配できるなどの馬鹿な事を考える理由も無い。が、現実には核が世界から無くなることは無いし、そして今の核保有国はそれを力の背景にしているのが事実だ。むろん、それを表だって示すか示さないかの違いはあるが、現実に核を持っていることは周知なので、結局国家の意思を通すその裏付けに核があると言っても過言ではない。そうでなければ、彼らが核を所有し続ける理由が無い。

さて、世界から核が無くならない事をこれだけ書いたのは、核廃絶が理想であってその訴えを捨てる事はしてはならないと思うが、現実にはそれが不可能である事も認識しなければならないからだ。理想は理想、現実は現実、それを理解しなければならない。核廃絶は理想だが現実には無理だということだ。ただ、核廃絶は不可能だから核廃絶を主張するはやめるべきと言うのではない。

たとえとして言えば、プロのサッカー選手になりたい、野球選手になりたいと言う子供は多い。ほとんどの子供がそうなのでないか。私も子供の頃、偉大な科学者になってノーベル賞を貰うのが目標だった。現実には、私は科学者にもならなかったしノーベル賞も受けていないがそんな物だろうと思っているし現在それを悔いてもいない。

多くの子供が、実際にはサッカー選手にも野球選手にもならないが、それが当たり前だろう。だが、一部の子供達は現実にプロのサッカー選手、野球選手になっている。もし、彼らがどうせなれるわけが無いと諦めていたら、今のこれら選手達は存在しない。

核廃絶を望み続ければ、あるいは遠い将来もしかしたら世界から核が無くなる日が来るのかも知れない。が、来るか来ないか分からない、あるいはまず来ないであろう核のない未来にかけるより、現在の世界がどうなるか、その世界で生き残るためにはどうすべきかを考える方がより重要だろうと言っているのだ。

そうでなければ、才能もないのにプロ選手を目指して一生を台無しにする子供と同じ事が世界に起きる。核廃絶を叫んでいる内に強大な核戦力を持つ国に世界が牛耳られ、他の可能性を全て奪われてしまうという悪夢が現実になる。実際に、北朝鮮やその後ろ盾になっている中国、それに対抗するインドなど現実の世界は理想とは全く違う方向に進んでいる。かつてあれだけ戦争をしていたインドと中国は、インドが核を持った途端に全く戦争をしなくなった。あれだけ戦争を日常的に繰り返していたインドパキスタンは、両国がほぼ同時に核を持った途端、ピタリと戦争をやめた。そして、核保有国道氏の戦争は、核が開発されて以来無い(中ソが唯一例外と言えるが、これについてはすでに書いてあるので省略する)この事実を認めることがまず基本ではないのか。

なぜか。核は恐怖の象徴であり、恐怖は生物の基本的生存に関わる要素だからだ。思考能力があると思えない下等生物でも恐怖から逃れるのが本能のようだ。人間が今の精神世界を築き物質文明を築き生物の頂点に立ったのは、恐怖から逃れる為だとは先にも書いた。

今の人類からその要素が無くなったと考えられる理由は全くない。ただ、日本に居ればその感覚が麻痺してしまっているとは言えるだろう。

日本は世界でも希有な安全国家だ。普通に生活していれば、他人からの暴力や恫喝を経験することは無い。隣人から家族や自分の命を守るために銃を持たなければならないなどは、日本では想像も出来ない。それは日本がそれだけ成熟した社会だから、暴力や恫喝が不必要なのであって、世界では暴力が日常的に当たり前の国が普通にある。おそらく、そのような国が大半と言って良い。

主権国家で軍事力を持たない国は、本当に小さく他国の保護の元に存在している本来独立国とは言えない国ばかりで、普通の国は軍事力を持つ。むろん、その軍事力の規模は様々であり、同規模くらいの国々の争いには有効だろうが、巨大軍事力を持つ国には全く意味が無いのは、湾岸戦争などでも、クリミア戦争などでも実証済みだ。国連がどんなに戦争をやめとと言っても、自称平和主義者がいくら戦争反対を叫んでも、全く何の意味も無い。戦争は繰り返されている。

その世界で、日本の基準など全く通用しない。日本は安全で理性的な社会だから話し合いで問題は解決できる。そして多くの先進国とされている国々、欧米などもそうなのだろう。が、現実にはフランスのデモが暴徒化したり、他の国々でもテロが横行し、特に階級社会であるこれらの欧米先進国で今階層間の軋轢が急速に問題になっている。まして、中国ロシア、南北朝鮮に話し合いで問題解決が図れると思うのはあまりに現実を無視している。

追い詰められれば、いや追い詰められなくとも話し合いなどが全く意味の無い国が隣にある。今日本が当事者だから目につくのだが、欧米では同じような問題が普通に起きている。しかし、その世界で曲がりなりにも大きな戦争にならないのはほとんどが軍事大国の制御が効いているからだ。その意味で、米国が世界の警察官というのは正しい。ただし、警察官だから公明正大などと言うつもりは無い。日本の警察とは全く異なる警察官だ。ただし、その米国は警察官の力は残したまま世界の治安を守るという役目からは降りようとしている。

いずれにせよ、その米国警察官が核を手にしている、そして核を手にした犯罪者に対しては従来のような力を行使しない。これほどわかりやすい例は無いのではないか。

警察官ならまだ良い。隣にある、とにかく反日が全てという国は、そのためには全てを捨ててもかまわないとしているようだ。なぜ、と訊いても仕方が無い。反日以外の存在意義など無いのだ。反日のためには国家が消滅しかねない危機に陥っているのに、そんなことはどうでも良く、とにかく日本を憎む、それだけのために生まれ死ぬ、そんな民族が現実にいるのだ。

余談かもしれないが、個人の韓国人は親日だ、日本が好きなのだ、話せば分かる人が多いという日本人が結構居る。私も個人としての韓国人に別に反感も持たないし、それは個々に判断すれば良いと思っているが、ただ韓国という国、漢民族を作り上げたのは韓国人であると言う事実を理解しなければなるまい。

つまり、人間の理性、話せば分かる、というのはそのような相手なら通じることであって、そのような相手はむしろ世界では少ない。話し合いで解決できない連中はますます力による解決を目指す。韓国が今形振り構わず北と統一することを最優先しそのためにはどのような国際的な関係も無視しているかに見えるのは、早い話が日本を潰すために北と合流すれば日本を超える国力が手に入る、核が手に入ると思い込んでいるからだとしか思えない。その過程で自分たちが存在し続けられるかどうかなど考えているはずが無い。理論的に自分たちの損得を考える能力は彼らには無い。

北の核に対しては、世界の正義を守ると自負してきた(最近はその看板を引っ込めているが)米国は従来のような力を行使しない。よく分かる構図ではないのか。

世界では普通にある構図なのだ。このような世界で、力を持たないことが何を意味するかは考えなくとも分かるはずだし、その力の象徴が唯一相互確証破壊をもたらす核だとは、これも自動的に理解できるはずだ。核を廃絶すべしと叫ぶのは結構だが、それは実現しないスローガンであって、他国は核を持つな、自分たちは持つべしと叫ぶべきなのだ。まあ、そうは叫べないだろうから、表だってどう言おうが、現実には核を持つ、恐怖に駆られた既存の核保有国が核を使うのを押さえなければならず,その為には核が必要不可欠だということになる。

- 続く

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核武装は必要か 3


要するに、今の日本で核武装反対を叫ぶ人々のその理由に、理論的なものは何も無く、一から十まで感情論でしかないということだ。それでは、核保有反対も、知らない間に核無用などとんでもない、核が無ければ日本は自立できないとの風潮になっても全く不思議では無い。感情論である世論の大半はお花畑による物であり、お花畑は風向きが変わればそちらに揺れるのだ。

いつも不思議に思うのだが、反核団体及び被爆自治体の声明には、北朝鮮の核兵器開発を非難する文言が見当たらない。今の核保有国に対する核放棄の呼びかけも無い。日本が核を持つのは間違っているとの声しか聞こえないのだが、私がひねくれているのか。

被爆者の二度と核は使われてはならないとの思いはその通りだし、それを理解するからこそ、二度とその被害を受けないためには、核を使わせない手段を採る以外の手段が今のところ存在しない、との理屈も、被害者感情には通じない。そして、それを明らかに利用している者が居る。不思議な被爆国の姿としか言えないのではないか。

被爆者の心情は理解するが、それを朝鮮の被害者ビジネス同様に利用する者達が居ると言う事。朝鮮の慰安婦被害、植民地被害、徴用工被害等々全て彼らの妄想であり事実ではない。一方日本が被爆国であり、凄惨な被害を受けた事はありとあらゆる証拠や史実から事実であり、朝鮮の嘘つき共とは全く違う。しかし、それを無視し、被害者感情を利用する卑怯な者達が居ると言う事を言っている。

また、被爆者達にしてみれば、日本の核武装に国家間の思惑を隠して反対する者達でも自分達の苦痛を理解してくれる優しい人達と考えるのは仕方があるまい。嘘つきは実に巧妙に近づくから。

繰り返すが、世界から核が完全に無くなる方法が実際にあるなら、無論私はその方法を訴える。出来るだけの事をする。

が、そのような方法はない。なぜなら、人間とはそのようなものだから。自分達が核の標的になるかも知れないととの恐怖心が核を持たせ他国の核保有を認めないのであり、その恐怖心や猜疑心が人類を生物の頂点にまで進化させた。

人間のみが持つ精神世界とは、善意だけで成り立つのではない。もし精神世界から悪意が無くなれば精神世界など雲散霧消し、人類は唯の二本足の獣に戻るだけだ。

猜疑心、恐怖心が敵を退ける方法を人間に考えさせた。人間は、力も無く牙も爪もなく裸で、走るのも遅く力も弱く、反射神経は鈍く、空も飛べず、他の動物と戦って今の地位になっていなければとうの昔に滅びている。すなわち、恐怖心、猜疑心などが人類を此処まで押し上げた。そもそも、正義とか悪などの基準は人間が都合上作り上げたもので、あくまで力を基準としている。そうでなければ、人間は毎日他の動物を残虐に殺して食べている事実も悪であろうし、直ちに止めなければならない。植物を食べるのも同じ事、空気を吸えば多くの微生物を殺す。人間が生きている事で他の生物が被る被害は計り知れず、地球の環境汚染もとどまるところがない。人間の存在が悪である・・・と言う理屈が成り立つ。

このご都合主義とは、例えば自分たちも捕鯨国でありながら日本の捕鯨を非難する米国やカナダなどはご都合主義、自分たちが何をしているかも知らない無知蒙昧でしかない。聖書に鯨が神の使いだから尊い、豚はイエスが悪魔を封じ込めて崖から落とすくらいだから卑しい。同じ事だろう。自分たちが核保有国でありながら日本の核保有を認めようとしない核保有国のイメージだ。

人間の善悪、正邪などその基準で決まっているのであって、それが他の生物ではなく他の人種、他の国家になっているのが国際社会だ。

核保有はそれに沿って為されているので、人類が人類である限り核廃絶は有りえない。

基本的に核保有禁止は理論では無く感情に基づいている。有る面、差別にも基づいている。

次に、核を持ってもそれは使えない、それなら持っても意味が無いとの理論があるが、これに関しては相互確証破壊と言う概念を知る必要がある。すなわち、一度核を使われたら自らも滅びることを前提として報復をすることを言う。すでに米ロとも世界を何度も破壊し尽くすだけの核を持っている。今の両国の核軍縮条約は、5回世界を全滅させる数を、経費節減のためにせいぜい2,3回の絶滅に減らそうと言うだけのこと。さらに、今この条約は事実上破綻している。何を意味するのか、核武装反対論者はまともに考えてはいないのだろうし、自分で考えているつもりのお花畑にはそもそもそれが何のことかさえ理解は無理だ。

現実に日本を核で恫喝しているのは中国であり、ロシアであり、北朝鮮だ。これも現実に日本が考えなければならない事実として、しかし現実に直ぐ起きる事ではないが可能性があるという前提で中国を例に書く。

1)中国が体制を固めるため、内部の不満を外に敵を作る事でかわすやり方は、別に中国だけではなく世界中に普通にある事と言っていい。むしろ、日本などは例外だろう。

2)すると、中国は史実をねじ曲げ捏造し、日本の罪を責め立て続け、国民を洗脳し本来政府に向かうべき敵意や反感を日本に向けさせている。その裏付けは、今までも何度か書いているが、此処では本題ではないので詳細は避ける。

3)それを単に言葉だけではなく、行動に移さなければ中共としても人民に示しがつかないので、尖閣問題などを創り出し日本領海を頻繁に侵犯するなどの挑発行為をしている。

4)日本が中国に屈しなければ、当然その行動はエスカレートしてくる。解放軍は反日教育で洗脳された世代が中枢に出てきており、解放軍の中には跳ね返りも出てくる。実際に彼らの跳ね返り行動が日本との摩擦を起こし、最初関知していなかったはずの中共が正式に日本の挑発行動に対して行動を起こしたとの声明を発表するのが常。すなわち、中共が解放軍を抑えるのではなく解放軍の政治部としての中共がそれら跳ね返り行動を追認する事が常である。

5)一方、中国は経済発展の時期が終わり、今後経済規模は縮小する一方だが、それは人件費の高騰、急速な高齢化、政治的に世界から孤立しつつある自覚などが、さらなる中国の過激な対日挑発行動に出る可能性はある。

6)偶発にしろ、意図的にしろ小規模な戦闘が日中間で起きた場合、装備の優秀性や練度などの違いから、恐らく日本が圧勝すると思われる。中国としては日本に負ける事は中共への不信、崩壊、ひいては指導部のリンチに至る可能性が過去の事例を見ても十分に考えられる。

7)すると、中国は何が何でも対日戦に勝たなければならない。

8)日本の防衛は、初戦を自衛隊が持ちこたえ、その後米軍の参戦があって外敵を退けることになっている。特に核の傘はそのために存在する。むろん、中国としては米国の参戦は絶対に防がなければならず、米国を核で恫喝するだろう。つまり、日本に肩入れするなら、中国は米国との核戦争も覚悟しなければならない、と。

9)米軍が最優先すべきは自国民の生命財産を守る事であり、それらが守られる限りに於いて日本の防衛に力を貸す。これが日米同盟である。

10)従って中国が米国を核で恫喝する事は最も効果的な米軍の行動阻止になる。米国としても、日本の犠牲を心苦しくは思うだろうが、自国民を犠牲にしてまで日本を護るのは、米国という国家に忠誠を誓う軍として採りうる手段ではないし、大統領も当然手を退く決定をするしかない。

11)日米中の最も異なる戦略として、人命を消耗品として扱うかどうかであり、現実に中共は人民が半分死んでも中国は生き残ると言っており、一方米国では米国人が100万でも犠牲になる事に耐えられない。ベトナム戦争でそれは良く証明されている。

12)持久戦になった場合、日本がどれだけ持ちこたえられるか。戦場が海上なら日本はかなり有利に戦えるが、現実には白兵戦は愚か、船舶や潜水艦、航空機による戦争にもならない。ミサイル戦となるだろうが、そうなれば日本は到底勝てない。最大の理由は国土面積の違いだが、詳細は此処では省く。

13)万が一、日本がミサイルの飽和攻撃でも持ちこたえるなら、中国は限定核などを使うだろう。日本の山間部に数トン規模の核を落とせば、例え人的被害が最小でも日本の戦意は消滅する。現状の核廃絶運動などを見ていれば頷けるだろう。

14)中国としても核で日本を消滅させる事で得られるものはない。可能な限り日本の富と技術を無傷で手に入れられればそれに優るものはない。が、そうするために、核を恫喝の道具とするのは目に見えている。中国に屈した日本がどうなるかは説明の必要もあるまい。

15)それをさせないのは、中国に対し核の抑止力を持つ事であり、それも単なる限定核ではなく、中国を完全消滅させるだけの核ということになる。これが日本に可能かどうかは既に書いている。

16)仮に日本がそのような核戦力を持った場合、双方が核を撃ち合えば双方とも消滅する。つまり勝者が存在しない結果となる。これを相互確証破壊という。

相互確証破壊が現在の核保有国同士の戦争を防止しているのであり、非核武装国に対し米ロ中が一方的な戦争を仕掛けるのも、相互確証破壊が成り立たないからである。

相互確証破壊のみが、中国のような国に対する唯一の抑止力になると言う事実は、理想とは別だ。

これが当てはまるのではないか、すなわち米国が中国の恫喝を受け、北朝鮮に対して軟化したと考えられる事例があるということだ。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/08/post-8195.php
北朝鮮が米国攻撃の場合、中国は中立保つべき=中国・環球時報

これは中国側の発表だが、北朝鮮が先に米国を攻撃した場合は中国は中立を保つ、一方米国が北を先制攻撃した場合は、中国は米国と戦うと言う事だ。

米国との全面戦争も辞さないと言えば、中国が持ち出せるのは人命消耗戦しかない。まともに戦って中国が米国に勝てるはずがない。人命消耗線とは、消耗品である中国人民と何より優先されなければならない米国人とを交渉材料にした、すなわち核戦争も辞さないが米国はそれでも北に手を出すのか、との脅迫でしかない。

そのタイミングで北がグアムへのミサイル発射を見あわせると発表し、米国はそれを喜んで受け入れた。

その後、形ばかりの米北対話で、手打ちをするという可能性が高い。水面下で事実上米国は中国に負けたと言う事になる。それを背景に判断するなら、中国の核の恫喝が米国を退かせた事に他ならず、同じ事が日中戦争でも起きると考えるのが当たり前だろう。

ここで、最初に挙げたテーマの第一項
1)相互確証破壊 大規模核戦争の唯一の防止手段
が説明できたと思う。

相互確証破壊は、かならず人命の価値が関わる。人命が最優先の国と、消耗品である国の違いと言う事だ。だから、日本が核武装をするとしても、中国をこの地球から完全に消滅させる規模でなければ意味がないと言う事だし、とうぜん日本も消滅する。なにしろ相互確証破壊なのだから。そして、この相互確証破壊の能力を持つことでその危険を最小限に出来る。

なお、ゼロとはならないのは、人間は狂気に陥ることがあるからだ。今も韓国は日本を明確に敵に回している。日本が本気で制裁を加えれば、韓国経済は瞬時に壊滅しかねないし、実際に今の日韓関係の悪化から韓国経済は急速に落ち込んでいる。本来なら、本音はどうでも日本に謝罪しすり寄るのが唯一の韓国の生き残りの道だろうし、現実に米中経済摩擦で急速に経済が悪化した中国は、形振り構わず日本にすり寄っている。すなわち、中国には損得勘定が出来るのだが、韓国には出来ないのだ。自らの破滅も年頭から消し飛ばし狂気に陥る国が現実に存在する以上、現在の核保有国がそうならないと言い切れるはずが無い。米国が北朝鮮を攻撃しないのも金正恩とトランプが会談するなどもそれが理由だ。

ー 続く


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核武装は必要か 2

ところで、仮に日本が核武装をするにしても、その技術が日本にあるのかとの疑問がよく出される。むろん、問題は無いと考えられる。

まず、核弾頭そのものだが、なにしろ、70年前の米国に出来、60年前の中国に出来た核開発が日本に出来ないと考える事自体が到底無理だろう。また、世界には日本が核保有をしていると思い込んでいる人々が実際にいるし、少なくとも技術的に日本が核開発とその運搬手段を独自に手に入れる能力を疑う者はいないのではないか。核自体の開発には技術的に問題はない。

核物質の入手だが、現実に日本の原子炉から出てくるプルトニウムは不純物が含まれており、精製しない限り核弾頭には使えない。が、その気になれば精製する事は可能であり、またそれ専用の炉の建設もその気になれば出来る。

次に核の運搬手段だが、相手国の目標に確実に送り込む手段は、現実にはミサイル、それも弾道ミサイルと言うことになる。その弾道ミサイルにつき、例えばイプシロンがICBMになるなどと騒がれているが、日本は遥か前から小型の観測ロケットを運用しているし、最初の人工衛星は観測ロケットで打ち上げた。また大気圏再突入技術もはやぶさ計画やISSからの資料持ち帰りカプセルで実証されたと見て良い。つまり、通常ミサイルにしても弾道ミサイルにしても核の運搬設備の構築には問題は無い。

むろん、後で説明するように、日本の場合潜水艦発射ミサイルや海中サイロ発射だが、日本の潜水艦建造技術は世界トップクラスであり、全く問題はないと思われる。


あくまで理論的には、と言う事であり、また数発の大型核で日本が消滅するというのもあくまで理論的には、技術的には可能であるという話で、いま現実にその脅威があるわけではない。しかし、物理的には、世界には人類を複数回絶滅させるだけの核が存在するのだから理論の上では上記のような事が起きうるわけだ。

それは現在の核保有国が知っているから、自分が核を使えば報復で核攻撃を受け生存が出来なくなる為に核を使用出来ない。これが相互確証破壊であり、そのために核大国は戦争をしない。偶発を恐れるから。

ただし、核大国による非核国、少数の核保有国に対する核の使用はあり得る。報復がないから。現実に安保理が核保有国であり、中国では解放軍の上級幹部、朱成虎や羅援が核による恫喝を口にしている事実はそれを示している。中国は個人の見解だと言っているが、これだけ情報発信が規制されている中国で、解放軍幹部の言葉が個人の見解で済むわけがない。

折に触れ、下記の項目を順次書いてゆく予定。

1)相互確証破壊 大規模核戦争の唯一の防止手段
2)なぜ核廃絶は出来ないか 相互不信、人間としての本能
3)直接の破壊以外に電磁気破壊
4)核技術は拡散を免れない
5)理想を持っても人類は現実的な選択をする
6)人間という生物が変わらない限り、今の状況で行くしかない。その人間性を捨てれば、人類は進化出来ず滅びる
7)相互確証破壊での安定
8)一方的な核による破壊
9)核は発言力の裏付け
10)事故や狂気による核の暴発
11)世界は正義によって動くのではなく、力によって動く
12)絶対公平中立な政治政策主張など存在しない
13)神の教えを説く宗教の役割。支配の裏付けに使われただけ。核による支配と何ら変わらない
14)核の無効化は現時点では不可能であり、将来も不可能
15)迎撃は無理。
16)国土面積の違いによる違い。日本は圧倒的に不利であり条件は変えられない
17)ミサイル戦時代、兵器の性能による優劣は余り意味がない
18)なぜNPTは無駄であり、なぜ日本は批准しないか
19)被爆国と言う事。被爆者の感情と、核武装
20)見なければ無い事に出来るわけではない
21)北朝鮮問題が示す物
22)核技術の拡散、漏洩、金で買われる核技術者
23)核管理のずさんさ
24)テロリストが核を手にする日 ロシアから北へ核技術の移転、ロケットエンジンはウクライナ製
25)核の国連管理 無意味であり、国連自体が大国の私物化している 国連軍は作ってはならない。軍とは国家に属する物である。正邪は軍が判断してはならない
26)国連は決して公正中立の場ではない。多数決も金で動いている
27)世論の変化、意識の変化
28)他国、特に米国の姿勢は
29)核は破滅の象徴である
30)コストの問題

上記に挙げた内容を書く前に、そもそも日本国民が核保有をどう考えているか、その上で核保有が可能なのかを考えておく必要がある。現状では、日本国民の大半が核保有に反対しているというのは本当だろう。が、以前は核保有など話題にするまでも無い、論外であると言う風潮が大半だったし、そして政府も口を開けば核は絶対に持たないと言わざるを得ない状況だ。

が、どうもマスコミは報道しないが、ネット上などでは日本が核を持つのもやむを得ないのではないかとの雰囲気が出てきたようだし、少なくとも論議はすべきだとの言葉も出てきている。また、政府の公式見解では無いが、米国などからも日本は核武装をすべきだとの超えも確かに増えてきている。そして、実際は多くの核反対論者も、なんとなく、みんなが言うからとりあえず自分もと言うのが多いような気がする。それは、かつて日米安保など戦争に巻き込まれるから絶対反対、自衛隊は縮小解体すべきだなどと大騒ぎだったのが、今では日米安保はあって当然、それで日本が護られてているから日本独自の軍事力など要らないなと本当にどの口で言うのかというご都合主義も出てきている。自衛隊を廃止すべし等と言おうものなら総スカンを食うから野党もそれを口にしない。

- 続く

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核武装は必要か 1

このブログのプロフィールにも書いてあるが、私は日本が核武装をする必要があると思っている。これについて、何度かに分けて書いてみたい。


まず、おおざっぱに核武装の必要性を言うなら

世界は日本の理論では動かないとの現実をきちんと認める事から始めるべきだ。現実には核の存在が大規模な戦争を抑止している面を理解しなければならない。

仮にだが、もし米国が核を持っていなくて、ソ連(現ロシア)が核を持っていたら冷戦はどうなっていたろうか。世界はどうなっていたろうか。キューバ危機の結果はどうなっていたろうか。

もし米国が核を持っていなくて中国が持っていたら世界はどうなっていたろうか。

あれだけ厳しく対立していた米ソが直接の戦争をしていない事実はどうしてなのだろうか。そのかわり、米国は非核保有国に対しどれだけ一方的な戦争を仕掛けたろうか。むろん、それには攻撃された方に非難されるべき理由はあったろうが、あくまで米国の理念に反すると言うだけの理由で攻撃をされている。ソ連(ロシア)もそうだろうし、中国も繰り返し周辺国を攻撃している。それが核保有国だった場合、これらの国々が一方的に攻撃を仕掛ける事があったろうか。

世界は理論や正義で動いているのではない。理想では、話し合いで争いを避ければよいのだが、それが出来ない、或いは話し合いを最初から拒否する相手が居るから戦争が起きる、これが現実の世界の歴史であり、つまり世界は理論ではなく力で動いているのだ。そしてその力の象徴が核ということになる。話し合いで戦争が避けら他例はあるのだろうが、現実に戦争が数限りなく繰り返され、そして今も世界の各地で戦争が行われているのは話し合いがなされなかったか、成立しなかったからだ。この現実を無視して、戦争は話し合いで避けるべき等と本当に信じているなら、思考力が無いからとしか言えない。そのように信じている人を説得しようにも、理解する能力が無いのだから無理だ。日常生活では無論すべきでは無いが、理屈の上では力尽くで言うことを聞かせることは出来る。そして、日本の日常ではそれは認められなくとも世界では当たり前にあることだ。つまり、戦争を起こさない為には話し合いでは無く強制できる力が有効と言うことになる。日本にそれを跳ね返す力が無ければ、結果がどうなるかはお花畑でない限り理解できるのではないか。



仮にだが、日中戦争が起きた場合、限定的な局地戦では日本が勝つだろう。それは中国も知っている。しかし日本との戦争に負ける事は体制の崩壊を意味するとなれば、中国は対日戦争で負けるわけには行かず、結局最終的には核による恫喝に走るだろう。

現実に国連で拒否権を持つ安保理が揃って核保有国である事実を無視して、話し合いで国家間の紛争を解決するなど、有りえない。現実と理屈は違うのだ。

それなら、現実をふまえ、唯一の被爆国だからこそ、核保有をする必要があると思う次第だ。

どれほどの規模か、日本の軍事予算で可能なのか、技術的に可能なのか、核のシェアでは駄目なのか、核の傘では駄目なのかなど逐次書いてゆく。


あくまで理論として述べるのだが、

中国の日本領海侵犯など目に余る行動がしきりであり、日本がいくら抗議をしても何処吹く風だ。中国は日本との話し合いをする木など最初からないし、さらに国策上日本を敵として想定し反日政策で国内をまとめ、国民に日本の罪を大々的に宣伝している。まさにプロパガンダ戦争なのであり、事実など最初から全く彼らにとっては意味がない。そのような相手と話し合いで争いを避けるなど不可能なのであって、力か金による解決以外無い。

日本が仮に力で中国の圧力を排除しようとすればどうなるか。おそらく初戦、局地戦なら日本が勝てるだろう。装備や技術力からして日本が負ける可能性はないし、初戦を持ちこたえれば米国が支援に入る、それが日米同盟となっている。

それは中国も知っているが、日本との戦争に負けるわけには行かない。今までで敵である日本を押さえつけてきた中共の権威が失われ、下手をすれば政権の崩壊、そして指導者達のリンチが始まる。詳細はともかく、そうなる可能性が高い。理由は割愛するが、必要なら書く。

日本との戦争に負けられないとすれば、中国が考える事は米国の対日支援を断つ、即ち米国を核で恫喝し日本に手出しをさせないようにして対日戦を本格的に拡大するだろう。米国は自国民を犠牲にして日本を助けるような事はしないし、そんな決定をする大統領なら最初から大統領になどなれない。

米国が排除されれば、日本は持久戦で中国に勝てない。人命消耗戦で中国が直接の戦闘で日本と戦う理由はなく、ミサイルの飽和攻撃が最も効果的であって、それに対して日本は手の打ちようがないし、中国全土から飛んでくるミサイルを迎撃など不可能だ。それでも日本が降伏しない場合、中国が限定核を使い、世界は非難するだろうが結局はそれでおしまいと言う事になる。

これは最悪のシナリオだが、可能性が全くないわけではない。となると、それを防ぐには、そもそも中国の挑発やそこから始まる偶発戦争も阻止するには、日本が最終的に中国を消滅させるほどの能力を示すしかない。なにしろ、国民が半分死んでも中国は残ると言い放つ相手、中途半端な能力は却って危険を増大させる。限定核ではなく全破壊も誘発しかねないと言う事だ。相互確証破壊だが、それについては後述する。

では、日本は中国全土を壊滅出来る能力を持てるのだろうか。結論を言えば可能である。むろん、それを使わない事を前提としての能力だが

広島長崎では15Kt、即ちTNT爆薬1万5千トン相当の爆発で街がほぼ完全に消滅した。その後の放射線被害も無論甚大だが、現在の核は1メガトンなど普通にあり、過去最大では100メガトンを超している。尤も、実験するにしても被害が発生する可能性があるので、現実には54メガトンでテストした。いわゆるツァーリボンバと言われる物だが、それらが飛行機ではなくミサイルの弾頭に積まれている。つまりその手のミサイルが複数日本で爆発すれば日本は事実上消滅するだろう。

一方日本の25倍の面積を持つ中国に同程度の破壊を与える事が日本に可能だろうか。技術的には十分可能であり、1000発程度の1メガトンの核を主として中国の沿岸地域にばらまけば良い。それで、事実上中国は消滅する。

しかし中国はミサイル発射を中国全土から出来るのに、日本はその25分の1の面積から発射しても集中して攻撃を受ければ発射も出来ない内に壊滅させられる。ではどうすればよいか。

海中発射をすればよい。今の潜水艦は1艦で10発の弾道弾を発射出来、一発は最大30個の弾頭を積めるという。すなわち、1艦で300発の核弾頭を積める。4艦で必要量の弾頭を海中から発射出来、交代分を含めれば6艦有れば足りるだろう。

日本の核攻撃の対象は中国とソ連であり、潜水艦がそれほど遠くまで走り回る必要はない。それなら、潜水艦でなくとも海中サイロを設け、そこから発射すればあとは光ケーブルなどで本土から操作出来る。こうすれば潜水艦のような人員も要らないし、コストもかからない。なにしろ、日本は海に囲まれ、そしてその領海は世界第六位の面積を持っている。しかも、複雑な海底形状を持っており、無人のミサイル発射サイロを設置するにはもってこいであって、絶対に事前に攻撃される事など無い。

技術的には日本には上記のような核保有は難しくはない。

もう少し技術的な問題を書くなら、核は必ず実験が必要なので日本が開発する事は不可能であるという理論が根強くある。

むろん、それはない。世界初の原爆実験は、それ以前の実験無しに成功した。つまり机上の計算だけで、それもコンピューターもない時代、それで成功出来た。今は臨界前実験も出来るし、またバーチャル空間での実験も出来る。

開発には実験が不可欠というのは何の根拠もない。

ー 続く


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天皇制を考える

第一条
天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

結論を言うと、私は天皇制を日本が失ってはならない文化だと思っている。何故そう思うのかは、そもそも私なりに理解している天皇制とは何かを説明しなければならないだろうし、またこのブログのタイトルが「日本の在り方を考える」であるように、それを示す一つの要素として天皇制を外して考えるわけには行かないというわけだ。

天皇制については十人十色の思いがあるのだろうが、あくまで私はこう思うと言うことなので、それを最初に断っておく。

さて、冒頭の一文は、言うまでも無く日本国憲法の第一条であり、天皇とは何かを規定しているわけだ。

天皇を日本の君主と言い表す事も出来るだろうが、天皇が日本国民総合の象徴である以上、日本の君主は日本国民であるとの意味では、これは正しい。ただ、確認抜きで君主という言葉を使うと、天皇が日本を統べているかのような誤解を生むので積極的に使おうとは思わない。国民が国民を統べているとは言いがたいからだ。

そもそも、本来君主とは世襲によって国民の上に立ち国民を権力でまとめ上げる存在を言い、確かにかつての日本ではそうだったし、世界の伝統ある国は全てかつてそうだったと言える。中には現在もそのような国が有るし、北朝鮮のように建国74年で専制君主制を採っている様な国(あれを国と認めるなら)もある。ただし、国名が朝鮮民主主義人民共和国というは笑わせるが。無論、西欧諸国もそうだったが、米国やオーストラリアなどは英国から派生した国であり、最初から君主を持たなかったことは成り立ちとして君主を連れてくるわけには行かなかったのだからある意味当然だろう。

現代、王政を敷いている国は西欧にはかなりあるし、英連邦に属する国々もそれに準ずると言って良い。が、実際に国王が国を支配している国は、少なくとも西欧には無い。すべて、象徴としての王政であり、君主としての要素は世襲であると言うだけのことだ。習慣として君主と言うこともあるが、かつての君主とは全く違う。むろん、日本の天皇も同じだ。

ところで、他国の君主制はすなわち王政だが、日本の場合王政とはいわない。日本天皇だけがエンペラーと表現するのが普通で(どこかの馬鹿国家が日王などと言っているが、世界では無視されている)世界でも唯一の存在だ。エンペラーとは本来皇帝を表し、王は皇帝に任命されたそれぞれの地域の支配者という意味だ。日本以外の君主国家の君主はすべて王であり、キングと称されるが、日本だけがエンペラーとされる。が、現実には別に日本天皇が他国の王を任命したわけではないので、皇帝、エンペラーとするのは間違っておりあくまで天皇であり、それを表現する英語が他国に無かったと言うだけだ。無いなら、英語でもTennouとすべきでは無いかとは思う。が、現実に今の世界で王を任命してエンペラーは存在しないのだから、従来の意味とは違う意味でエンペラーでもまあ良いかとも思う。

さて、もし日本の歴史で言うなら、天皇は征夷大将軍や関白太政大臣を任命し、日本の統治を任せたのだからその意味でエンペラーは正しい。実際は、ごく一時期を除いて、天皇が日本統治の実権を持っていたことは無い。あくまで支配者がその権威付けの象徴として、天皇制を維持していたに過ぎず、それは大政奉還のあと、帝国議会が日本を統治するようになってからも、また軍部が実権を握っていた戦前でも同じ事だろう。日本では天皇とはあくまで象徴だったのだ。実権を握っていたのが武士階級から一部の華族、旧武士階級などからなる一部の集団による統治(律令制)、そして普通選挙が実施されて帝国議会が出来ても、その後軍部が実権を握っても、あくまで統治者は天皇とされていた。大日本帝国憲法でも天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラスと明記され、そもそもこの憲法自体が明治天皇によって発布された。それでも、現実には天皇は日本統治の象徴であって、実態は帝国議会が法を定めていた。

つまり、日本において天皇が国家の象徴であるとされていたのは日本が統一されて以来と言って良いほどの歴史がある。だからこそ、世界でも最も古い世襲の統治の象徴であったわけだ。他国では王が何度も権力闘争の結果入れ替わっていたその間も日本の天皇のみが継続してきた。むろん、日本でも権力闘争は何度もあったし現実に権力者は何度も入れ替わったが、彼らは決して天皇とその地位を争うことはしなかった。権力を天皇から与えられた、という形にする方が問題が起きなかったからだ。あえて言えば王権神授説にもとづき、西欧の王達が神によって与えられた権力は、何人も侵すことが出来ないとされたのと似ているのかも知れない。天皇に与えられた権力は侵すことが出来ないというわけだ。

他国と違い極めて長い歴史を持つ日本の皇室は、結局日本の象徴として観られていたわけで、現在それが憲法で規定されているに過ぎない。

さて、日本人の皇室、天皇制に対する印象は極めて良好なようで、何事にも政府に噛みつく野党も、天皇制否定や皇室誹謗をすることは無い。そんなことをすれば理屈抜きの反感を受けるからだ。

現在天皇制が国民の間で肯定的に捉えられている理由の大きなものの一つは、歴代の天皇陛下の人柄があるだろう。むろん、すべて陛下の個人的日常が明らかにされるわけでは無いし、天皇陛下といえども人間だから完全無欠と言うことではないにしろ、優れた人格者であろうとは限られた情報からも納得できる。ただし、天皇陛下にどのような人間としての欠点があろうと(また人間なのだから欠点はあるだろう)全く本質には関わらない。私達は天皇陛下を個人崇拝しているわけではない。むろん、優れた人柄に惹かれることはあるが、それとは無関係に、天皇という存在が日本国の象徴であり、日本国民の象徴であるから敬愛の対象になるのだ。

従って、現状で天皇制を否定したり侮辱する(隣の馬鹿国家のように)輩は、日本という国、日本国民を否定し侮辱しているのだと思うし、明確に排除すべき敵だと認識している。



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民主主義



ウィンストン・チャーチル曰く「民主主義は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが」だそうだ。本当に彼がこう言ったかどうかはわたし自身出典を確認したわけではないが、この言葉自体は誰が言おうと本当だ。

世界には自称民主主義国家だと自称している国は無数にある。例えば北朝鮮でも選挙はあるが小選挙区制で立候補者は各地区一名のみ。つまり、候補者を支持するかしないかを意思表示するのが選挙であり、支持しない場合はそれがはっきりと分かる方式となっているから、そんなことをすればどのような処罰が下るか分からず、結局支持するしかない。そして投票率は90%後半なので、国民の意識は高い、と言うことらしい。

最初から反政府主義者の立候補が認められないとか、政府が指名する者しか立候補出来ないなど、世界の民主主義国家には様々ある。

さて、民主主義とは、専制主義の対立概念と言えるが、要するに一部の人間達の独裁ではなく、国民の総意に基づいて政治が行われる形式をいう。具体的な形としては、国民すべてが法律の設立是非を投票で決める形式であり、それも直接選挙と間接選挙に別れるのは周知だろう。

日本でも憲法改正などは国民全員による投票で行われるが、現実にこの国民投票が実施されたことは無い。今、憲法改正が現実味を帯びてきているが、もしそれが実施されるとなれば、日本初の国民投票、つまり直接選挙が実施されるだろう。

閑話休題、世界の先進国は一様に民主主義国家であり、間接選挙制を採っている。が、その間接選挙のありようで、先に書いたような北朝鮮などが民主主義国家なのかといえば論ずるまでも無いだろう。あれは最悪の独裁国家だ。

では、一部の似非民主国家を除いて、欧米や一部のアジアなどは民主国家とされているが、当然国によりその内容は違う。というより、民主主義国家の実態は一つではなく様々有るのでどの民主主義が本物という定義は無いのだろう。だから、自動的に民主主義は選挙で政治を行うということで、北朝鮮も”立派な”民主主義国家となる。

北朝鮮はともかく、民主主義にもいろいろあり、今世界で最も完成した民主主義国家といわれている欧米と日本を考えてみても非常に異なる。言い換えれば、完成した民主主義など存在しないのだが、それは完全無欠な国民が存在しない以上当然だろう。人間とはとにかく不完全な者だし、また人によって価値観、目的が違うのだからすべての人間にとって完全無欠などはあり得ない。これが民主主義の問題を作ってきていると言って良い。

完全無欠は神以外無いと言う者達も居るがこれこそとんでもない見方だ。今、世界には宗教国家がいくつか存在しているが、神の教えがそのまま法律になり、神の言葉に逆らうことが罪になる。つまり、人間は神の奴隷であり、神に逆らう、すなわち神と異なる価値観を持つことを許されない。これが奴隷で無くて何だろう。が、現実にこのような国が存在するし、それほどではなくとも宗教が大きく政治に関わっている国はその傾向がある。神が国を統治しないまでも、神に任ぜられた者達が政治を司るというわけだ。

米国通貨には、in God We Trustと印刷されているのは事実だし、大統領演説の最後を God bless America で締めくくるのが定番になっている。実際に、米国政治はキリスト教関連団体の支持が無ければ何も出来ないのが事実だ。つまり、神の言葉以外の思考は受け入れないと言うことだが、その米国で深刻な人種対立があり、暴力体質であり、銃規制が毎回潰される国だ。

神の言葉以外の思考が潰されるのでは民主国家と言えなさそうだが、ただ、多くの米国人が神の言葉を信じているなら、それもまた米国人の意思と言えるしそれを反映した民主主義と言えるのだろう。

つまり人々の中でも上下関係があるのが当たり前という意識なのだろうし、むろん、それをその人達が自覚しているわけではない。神の前では人は平等だと言うが、その神を信じない者達は同じ立場には居ないのだから。

これは一つ宗教を理由に挙げたが、階級社会も同じく民主主義国家の中に民主主義故の弊害を作り出している。西欧は明らかに階級社会であり、エリート階級が庶民(下層階級)を支配するのが当たり前というシステムだ。むろん、これが法定化されているわけではない。あくまで意識の問題だが、実際はエリートしか受け入れない教育機関、組織など普通にある。また、エリート階級が政治を司り国が豊かになって庶民の暮らしが満たされるなら、庶民はあえて政治に関心を持たない。実際に西欧ではエリート階級が国力を強大にし、被西欧諸国を侵略し富を簒奪し、奴隷として使った。これは彼らにしてみれば神に許されたことであり、実際に南米を侵略し、植民地としたスペインやポルトガルの侵略者に、彼らの司祭は神の加護と祝福を与えていた。

エリートは庶民に対し常に施しの心を持つのが正しかった。が、庶民を自分と同じ権利を持つ存在とは考えなかった。意識して無視していたのでは無い。それ以外の意識が無かったのだ。

その彼らが作り上げた彼らの民主主義は、庶民に豊かな生活を保障できる間は効率よく機能していたが、相対的に彼らの社会に余裕が無くなると、途端に不安定になり、不満を持った庶民をなだめるためにはポピュリズムを用いるしかない。これは、否定しようのない事実として今西欧諸国や米国を蝕んでいるではないか。

ゴーン氏逮捕、フランスのメディアは「それ見たことか」と冷ややかな論調

ゴーン氏は未だ罪を認めていないし、実際に有罪になるかどうかは分からない。が、西欧諸国が日本の司法制度に対し批判を強めているが、実際に一般人の反応はエリート階級であるゴーン師に対し、かなり批判的なようだ。これは、わたし自身、フランスの一般コメントなどをググってみた結果、本当のようだ。むろん、私のフランス語は初歩の初歩だが、フランス語で「カルロスゴーン、逮捕、フランス人、コメント」でやってみてそう判断したということだ。

一つの例を挙げるなら、彼の嫌疑の中に、自分の報酬を公的には実際より少なくしていた、と言うのに対し、西欧の大手の自動車会社のトップの報酬に合わせただけだ、と言っているとのこと。言うまでも無いが、欧米の大企業のトップの年収は、同規模の日本企業のトップと比べても数倍、数十倍が当たり前だし、企業の業績が悪化してもまず自分たちの収入を確保するのが優先する。つまりエリートの当たり前の権利であり、余った分を庶民に回すのであって、余裕が無くなれば庶民への分よりも自分たちの物を確保する。そうすれば自分たちが力を失わない限り自分たちの力でまた社会を豊かにするから庶民にも回せるようになる、という理論らしい。

今、フランスでは黄色いベストを着た大規模なデモが毎週あり、一部は暴徒化して商店などを襲撃略奪している。

フランス経済はもういずれ盛り返して庶民を豊かにする力など無いのだ。だからこそ、かつてのサルコジのように形振り構わず中国にすり寄り、今ではおそらく中国と離れて経済を動かすことは無理なのではないか。となると、行く先は見えている。

英国「合意なき」EU離脱なら世界経済は地獄の縁に国家をブレグジットに走らせたポピュリズムの怖さ

英国もにたようなものだ。

米国も言うまでも無いだろう。かつて無いほど資産格差が広がり、そしてトランプが大統領に選ばれる。もう、末期状態と言って良い。

それら欧米に比べ、日本は明らかに違う。階級社会ではないし、宗教国家でもない。日本が理想国家とか、理想の民主主義というのではない。が、極めて独自な発展をしてきた民主主義国家であり、欧米のような袋小路に入り込んでいるようには見えないということだ。

日本が欧米のまねをして近代化し民主化したと欧米は無論日本人もそう思っている傾向があるが、実は違う。日本は全く別の歴史を刻みながら独自の民主主義を作り上げてきたと私は考えている。完全とはほど遠いが、それなりに民主主義が機能している。民主主義の根本は、国民が広く知識を有し理解力を有していることだ。その点、日本は教育レベルにおいて世界でも突出していると言って良い。江戸時代から庶民が識字率一説には75%と言うのはよく知られているが、教育レベルが平均して高い事はそれだけ庶民が知識を持ちうるし、政府の意向も理解しうると言うことだ。

また市民が社会ルールを良く守る、すなわち法律がきちんと機能している。犯罪が世界でも桁違いに少ない、すなわちこれも自分のことだけではなく、他者の立場も理解し、協力し合うことが結果として社会の質を上げることを理解しているわけだ。民主主義とはこのような土壌で機能するのでは無いか。

未開国家がどれほど時間をかけても先進国から支援を受けてもなかなかその状況から脱することが出来ないのは、国民の資質が10年や100年で変わる物ではないからだ。

韓国がとりあえず見かけだけは先進国だとされているが、現実には全くの未開国だ。中国もロシアも同様だろう。いかに彼らが今の状況に危機感を持ってもどうしようも無い。どのように他国から支援を受けても今の状況から自力で向上することなど不可能だ。

仮に近代に搾って考えてみても、その間に西欧は専制国家から民主国家になった。成人男性のみの普通選挙が実施されたのはフランスにおいて18世紀末、その後欧米がまず男子のみの普通選挙を実施し、日本は1928年にまず男子のみの選挙、そして1940年に男女共の普通選挙が採用されている。しかし、同じ選挙が実施されても西欧、そしてその模倣である米国も結局階級社会が否定されること無く、今に続いている。日本の場合は、身分制度が廃止された時から、階級社会も解消されたと言えるのは無いか。むろん、形ばかりは階級社会がしばらく残ってはいたが、現実にはそれが特に戦後解消されたと考えられるのではないか。

完全無欠な平等社会、民主主義は存在し得ない。それでも日本の民主主義は欧米とは違いまだまだ進化できる可能性を持っていると思う。


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軍事技術研究反対を叫ぶ日本学術会議


憲法学者同様腹立たしいのが日本学術会議だ。彼らの声明なるものがある。

http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-s243.pdfl
軍事的安全保障研究に関する声明

国内の主立った大学に属する科学者達の声明だが、要するに軍事研究は断じて行わないそうだ。

学者と言えばイメージとして頭が良いと思いがちだが、確かに専門の研究分野において優れた知性を有しているのだろう。が、一般常識となるとあまりにかけ離れた象牙の塔に生息するためか、とんでもない非常識を言う。

元来科学技術の大半は軍事技術として発達してきたと言っても過言では無い。100年前に比べて現代の生活は比較にならないほど便利になっているが、その技術はそれこそすべて軍事技術と切り離せないのは、自動車、飛行機、電話、通信、コンピューター、医学などなどにおいて言えるのではないか。

むろんライト兄弟が飛行機を発明した時、現代のステルス戦闘機や爆撃機を想定していたのではないだろうが、現実にはこれらの研究の軍事目的の研究から派生で民間の旅客機、貨物機が発達してきた。もしかしたら私が知らないだけかも知れないが、軍事技術と全く無関係な技術が存在するとも思えない。

つまり、科学技術のすべてがそれに関わる研究者技術者の思惑とは無関係に軍事技術と関わるのだ。言い換えれば、軍事技術は絶対に研究しないというなら、科学者は研究をすぐにやめなければなるまい。自分のやっていることが軍事技術に関わるはずが無いなどと本当に信じられる分野があるなら未来永劫絶対にその可能性が無いことを自ら証明してから研究に取りかかるべきだろう。さもなければ、さっさと研究者の看板など下ろさなければなるまい。

また、軍事技術が無ければつまりは軍事力を持てないことになる。もし、第二次大戦の時、日本に航空機建造の技術、空母建造の技術、各種の武器の開発技術が無かったら、おそらく日本は無条件に西欧諸国の植民地になっていたはずだ。実際ほとんどのアジアアフリカ中南米諸国が、軍事力で西欧に太刀打ちできなかったから植民地になったのは否定しがたい事実ではないのか。

当時の日本の国力は米国の四十分の一とされている。その不利は日本も知っていたから可能な限りの開戦回避の方法を探っていた。そしてソ連に裏切られ、米国に裏切られやむにやまれず開戦に踏み切ったが事実だ。むろん、日本が一方的に米国に先制攻撃をしたと今でも欧米では信じられているだろうが、当時の状況は客観的に見て絶対にそうでは無い。

最近もハーバート・フーバー著「freedom betrayed」(裏切られた自由)という本を読んだ。当時の対日戦線司令官(連合軍最高司令官)だったダグラス・マッカーサー等もあの戦争はルーズベルトの人種差別意識が作り上げた狂気の対日憎悪が原因だったと認めているとのこと。

話を戻すが、日本がやむにやまれぬ状況で戦争に踏み切ったのは事実としか思えない。むろん、戦争の遂行に様々な失敗はあった。が、開戦自体は唯一の選択であり、そして圧倒的な不利を予想されていた中、とにかく日本は欧米のほとんどの国を相手に4年近く戦った。

これにより、欧米がそれぞれ疲弊してアジアから手を引かざるを得なかったこと、同じアジア人である日本人が欧米とほぼ互角に戦ったことなどがアジア諸国の独立の契機になったとはよく知られていたことだ。

日本が戦わなければ、(大半のアジアアフリカは最初から欧米との戦争など諦めていた)今の世界は大きく変わっていたはずだ。つまり、原因理由はともかく日本が当時高度な科学技術を有していたから、この結果を生み出したと言える。もし、米国と同等の生産力があれば、優に欧米を圧倒していたとさえ言える。この戦争では負けたが、かつて世界最大の軍事国家ロシアとの戦争に勝ち、東洋の大国清に勝った。どちらも日本が勝つなど誰も思っていなかったという。

あくまで結果は一つだ。だから日本に科学技術が無かったらどうなっていたかなど、推測でしか無い。が、戦争をしなかった、あるいは戦争が出来なかったアジアアフリカがどうなっていたかという現実はあり、その現実から日本が戦わなければ同じ状況になったろうとは普通に創造できる。その時戦争はすべきでは無い、話し合いで問題解決をすべきだ、酒でも飲んで話せば分かる、武器を捨てれば問題ないなどとの寝言がいかに馬鹿なのか分かろうというものだ。

当時日本に相応の科学技術、それも軍事技術があり、開戦を決意できる状況にあったから結果として現代の平和がある。もしそれらが無ければ、当時は無論現代に至るまで平和など無かったと断言できる。

軍事力があるから平和を保てる。軍事力があるから使わないで済む。こんな簡単なことが専門馬鹿の日本学術会議の頭でっかち学者には理解できないのだ。憲法を守るのが義務だから、軍備力増強は駄目だという憲法学者と同じだ。

平和は何より尊い。その平和を確保するために軍事技術が必要不可欠なのだとは、今の中韓の対日姿勢やその理由を理解できる一般人なら誰でも分かるだろう。むろん、何も考えず、それも自分では考えているつもりのお花畑には分からないだろうが。


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あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます



日章旗


ブログに主力を注ぐ理由

改めてブログに主力を注ぎ、試行錯誤していた英語版ブログを開設したが、今はとりあえず開設しただけで、未だ機能していないからこことは結びつけていない。英語は私の原語ではないし口で言うほど簡単ではないが、英語版を開設したのはそれなりの理由がある。

私も英語版ブログや掲示板などに投稿することもある。また、ブログではなく、趣味のHPも別に開いていて、これは基本英語版でも開設し、内容はほとんど同じものにしている。がブログとなると、まず存在を知ってもらわなくてはならないし、何よりわたし自身が知識を得る必要がある。英語版のトピなどに投稿したのはそのためだ。SNSは,この目的のためにはほとんど役立たないと知った。

股問題としては、基本的に日本や極東のことは欧米ではほとんど関心が無い事だ。以前よりは改善されているし、現実に訪日外国人も増えている(大半はアジア地域、それも韓国中国が断然多いが)ので、以前よりか日本も関心を持たれているとは思う。が、基本的に資料として示す記事などがほとんど日本語であり、英語のオリジナル資料は本当に少ない。むろん、翻訳して出すことも出来るし自動翻訳もあるが、オリジナルの公的機関などのオリジナルの英文資料でここやブログで取り上げられる資料は本当に少ない。あくまで必要なのは、一次資料としての英文資料なのだ。

だから、海外のブログに投稿して資料を示すにも使いたい適切なものが存在しないし、実際に私が見つけていない場合も当然多々ある。一方中韓などは積極的に英文で反日プロパガンダを大量に発信している。つまり、日本として公的機関が積極的に英文による資料を多く出して行かなければ、南京虐殺、慰安婦、徴用工などがプロパガンダとして英文で出されている状況では極めて不利と言える。声の大きい方の言い分が通るのは国際社会においては当然なのだ。でたらめでも騒ぐのと沈黙ではまったく効果が違う。

三人市虎と言う言葉がある。町に虎が出たと一人や二人が言っても誰も信じないが、三人が言えば一気にそれが町に広がるという意味だ。プロパガンダとはそういうことなのだ。それを封ずるにはそれ以上の情報発信がいる。

ブログを英語版で開設し、英語での動画も連動させたいと思っている。口で言うほど簡単でないのは試してみて分かった。できる限りと言うだけだが。が、今後動画の役割が飛躍的に大きくなって行くことは間違いない。それはプロパガンダも英語で増えて行くと言うことだ。

日本国内で動画サイトを見たりニュース報道を見ていれば日本の問題が世界的関心であるかのような錯覚を持ちかねないが、欧米ではほとんど話題になっていない事実は、英文のサイトを検索してみるとよく分かる。

皆様、よいお年をお迎えください。

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力を持つ必要性


今日で今年平成三十年も終わり。このブログを開設したのが九年ほど前。明日から十年目という節目を迎える。まあ、滞っていた時期もあり、丸々九年では無いが、それなりに色々自分で考えていた事を書き込みがあり、それに対し様々なコメントを頂き、一応目的は果たしているかと思うが、近年は他のやり方も試してみた。とりあえず、ツィッターやフェイスブックなども試してみた。が、これらはその場限りの雑談であり、意見をじっくりと交わすという場では無い。結果として、一番力を入れるべきはブログだと、私なりに結論を出した。今後も是非訪れていただきたいしコメントも頂きたい。基本、エロ宣伝やケチをつけるだけのコメントは拒否するが、批判反論異論、大いに歓迎する。なにしろ、反論批判の無い記事は、要するにどうでも良いものでしかないからだ。

かつては一方的にマスコミの記事や映像を見聞きするしかなかったが、ネットの発達により状況が大きく変わったのは喜ばしい。マスコミは売れる記事を書くのが金儲けの理由だし、そのためには意図的に誤解をさせる記事もあるのだと学んだ。また、意図的なプロパガンダでは無いかと思えるマスコミもあるのは否めないだろう。

むろん、ネットの記事も九十パーセントが嘘や思い込みだろうが、なにしろ記事量が膨大なので、自分なりに知識を得た上で整理すれば何が正しいかは見えてくる。あくまで、記事を理解し整理するのは自分の能力、責任次第なのだ。かつて大災害の折など、無数の嘘が飛び交った。むろん、意図的にデマを流した者達もいるが、多くは自分では確認せずに情報の一つとして拡散した人も多い。が、デマはこのように広まるのだし,プロパガンダをする者達はそれを利用するのだ。

むろん、わたし自身の書くことが客観的にすべて正しいなどとはあり得ない。あくまで、私の立場で、そして私なりに客観的に考えて正しいと思うことを書いている。なにより立場や価値観によって何が正しいかは人によって違うことを常に忘れてはならない。

しかし、基本原理は万人にとって一つ、つまり太陽の周りを地球が回っているなどは、主義主張にかかわらず真理の筈なのだが、実はそうではないのだとも学んだ。地球が太陽の周りを公転している事実を自分で確認した人はほとんど居ない。つまり学校でそう習ったからそれを真実としているのだ。それこそ、わたし達が真理だと思っているほとんどすべては、実は自分で確認したわけではない。地球が丸いことも、自分自身で確かめた人が居るならそれは希有な人だ。飛行機で大陸間を渡ればあるいは実感できるが、日常では地球が丸かろうと平らだろうとどうでも良いことなのだ。

日本は悪の根源、日本は滅ぼすべき存在、日本は自分たちの下で這いつくばらせるべき、自分たちは日本に何をしてもかまわないと教育され、それを真実と思い込んでいる人間達に真実を伝えても意味が無い。それだけなら無視していれば良いが、それが日本にとって危険なら、力で排除するしか方法が無い。なぜなら、力は誰にとっても理解でき、自分の存在に関わる真実だからだ。力を理解しない人間はいない。犬猫でも理解できる真実と言って良い。

しかし、言うまでも無いが力を行使するとは、恐怖の対象になるし、相互の理解親睦など不可能になる。力を背景にした友情や夫婦親子の愛情など存在しない。力の誇示や行使などしなくて済むならそれに越したことはない。そうしなくとも済むためには、普段からそのような思い込みをしている国に、下手なことをすれば無事では済まない事を示し続けるしかないだろう。

ただし、力を行使する場合も、日本が客観的に正しいかどうかは別の問題だ。国家間の争いは、双方自分の立場が正しく相手が間違っているとの前提で始まる。特に隣国同士でそのようなことが多いのは、利害が直接関わるからだが、昔は結局力で勝る方が劣る方を下して自国に従わせると言う方法が主だったようだ。今でも世界の一部ではこれしか紛争の解決法が無いかのように見える。ただ、かつてはそれが世界中で普通だったから西欧がアジアアフリカ南米を侵略し、奴隷として使役し、すべてを奪った。その善し悪しなど問題ではなくそれが当たり前だったからだ。

今、そのようなことは無い。西欧がアジアアフリカ南米のすべてを受け入れ同意しているわけではないが、少なくとも双方が利益を得れば双方が奪い合うよりも結果として得である事が実感されたからだし、未だ問題はあるとしてもかってよりは格段に双方が利益を得ている。

が世界のすべてが同一レベルで進化発展したわけでは無い。精神的に置き去りにされている地域が進化した地域の近くにあれば必然的に昔の方式しかとれなくなる。日本が正しいか相手が正しいかという問題ではないのだ。

見かけ上友好国として振る舞う場合もある。それでも、結果が良ければ別にかまわないのだが、その見せかけの友好関係で最終的に相手が日本排除、支配のための力を蓄えるなら、それを見据えて対処しなくてはならないのも当たり前だろう。なにしろ、最終的には日本にとって最優先しなければならないのは国民の生命財産の安全だからだ。それを脅かす相手と、どちらが正しいかなどの協議など成り立たない。最初は説得するのも良いが、その説得の背景に力が要るし、最終的には力のみが危険を排除する。世界は同時に民主化したわけではない。世界がすべて先進国としての理解を持っているわけではない。さらに、世界経済ががたつき、あるいは途上国が相対的に力を得てきて西欧に対し意義を示すようになってきている今、西欧が物わかり良くしてばかりもいられない。すでにそれは西欧、北米にも現れているのではないか。

力の誇示、行使はそれ以外の方法が無い場合はそうせざるを得ないのだ。しなくて済むなら当然すべきではない。しかし、現実の世界は、それをするしないはともかくその能力の無い国など存続できない。それを日本人が理解してくれることを望む。

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外交力の裏付け

一連の中国漁船による無法、韓国の無法、南京虐殺などの客観的証拠が示されたこともなく、そして物理的にも不可能な一方的な言いがかりに対する日本外交の弱腰、韓国の反日のためにはどのような嘘でもでたらめでも持ち出し、日本に一方的な謝罪と補償を求め、その言い分である慰安婦、徴用工などなど一切歴史的根拠、物理的な根拠も示さずに難癖をつける韓国に対し、日本は今まであまりに弱腰対応であり、事実が証明されないまま謝罪し金を払ったりしている。中国韓国の近代化発展に日本がどれだけ投資し支援したかなど、これらの無頼国家にはまったく通用しない。

むろん、これらの無頼国家が未開国だからという理由もあるが、日本が毅然とした対応をしてこなかったのも非常に大きな理由だろう。なぜそうなのかは、多分に米国の思惑があると思えるが、基本的に日本人の、話せば分かる、誠意はいつか通じるなどという世界では全く当てはまらない理屈を信じているからだ。

今回の韓国艦による日本の哨戒機への火器管制レーダー照射事件なども、その延長だが、岩屋外相などは両国の友好関係に悪影響が出かねないなどと寝ぼけたことを言っている。結局今回日本が今までに無い強攻策に出たのも、安倍総理の意向だったと伝えられている。そのあたりは分からないが、ただ近年の、例えば旭日旗問題などでの安倍総理の言葉を聞くと、さもありなんとは思う。

外務省の仕事は他国との外交交渉、関係を司るもの。公表されない他国との駆け引きに直接接している部署であれば、他国との、特に理論や理性など無関係に力を背景にしている国との直接の脅威をそれだけ理解しているということ。むろん、だから外務省の姿勢が正しいなどと言うことではなく、結局外交の裏付けは最終的には力であるということ。

また、日本の外交姿勢が事なかれ主義であることが力のみを背景とする国を増長させているのも事実であり、だからこそ、安倍内閣は防衛大綱の見直しをしている。

結局、これら日本の安全に脅威となる国々との関係を改善するには(友好関係という意味ではなく、脅威としなくする)軍事力増強を見せつけ、実行するのが必要だし、たとえば空母保有などもあくまでその象徴でしかない。日本の位置で主敵が中韓北ロであるなら、空母は無駄であり、要らない。空母のみあっても護衛艦隊が作れなければ単なる標的でしか無く、米国などと全く状況が違う。本格的な空母と護衛艦隊からなる機動部隊を日本が持てば、それだけで他の装備が出来なくなる。

つまり、現実には使いようのない空母保有も,上記の象徴的意味と考えるべきだし、日本を適する国々もその象徴的意味だと理解するだろうが、ただ、日本の意思は同時に理解すると思われる。一番理解するのは、使うはずの無い核を日本が持った時だろうが。


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